奥田英朗のレビュー一覧

  • 空中ブランコ

    Posted by ブクログ

    面白い。
    特に最後の「女流作家」は前作含めたエピソードと比べて力の入り方が違う感じがした。
    表紙にはなかったけど強迫症が印象に残った。
    シリーズを読んでいると、伊良部が救っているのか、伊良部に関わって勝手に救われているのか、分からなくなる。
    でもそれがいい。

    0
    2026年01月03日
  • リバー 下

    Posted by ブクログ

    群馬県と栃木県で起きた連続殺人事件を追う刑事、被害者の父、新聞記者などを中心に、その周辺の人物を描く群像劇。

    群像劇は筆者の得意とするところであり、本書でもその手腕が遺憾無く発揮されている。

    事件は3人の容疑者のうち誰が真犯人なのか、といった視点から語られており、犯人を徐々に追い詰めていく流れについつい引き込まれていく。

    登場人物が多いため読み始めは誰が誰だか少し分かり難かったが、最後にはそれぞれの人物の複雑な感情もしっかり感じながら読むことができた。

    0
    2026年01月02日
  • 普天を我が手に 第二部

    Posted by ブクログ

    面白いです。昭和17年から昭和23年まで。日本の勝利を信じ、太平洋戦争に突き進み、敗戦。シベリア抑留、満州からの引揚、苦難の中、逞しく、植民地や分断もされなく、生き残ったなぁ!!

    0
    2026年01月04日
  • 噂の女

    Posted by ブクログ

    中学生時代は地味で大人しく目立たなかったが、章ごとにパワーアップしてるみたいで面白かった。
    噂なのて
    どこまで本当かわからない
    美人ではなく豊満で料理上手な女性に男性は弱いな、、、

    0
    2026年01月02日
  • コロナと潜水服

    Posted by ブクログ

    心温まるオカルト短編集。奥田さん版の『世にも奇妙な物語』といった感じ。
    どのお話にも幽霊や不思議現象が登場するけれど、怖いということはなく、むしろ先が気になってワクワクしながら読み進めた。表題作「コロナと潜水服」は、『イン・ザ・プール』のような可笑しさがあり、つい笑ってしまう。「ファイトクラブ」や「占い師」、「パンダに乗って」は私個人との共通点があって、引力のようなものってあるんだろうか?と変な気分になった。
    奥田さんの短編らしいすっきりとした読後感で、明日の私にほんの少し活力を与えてくれる一冊。

    0
    2026年01月02日
  • リバー 上

    Posted by ブクログ

    群馬県と栃木県を跨る渡良瀬川の両県の河川敷で、女性の遺体が見つかる。それは10年前の未解決事件に類似したものだった。3人の容疑者が挙がり、10年前の事件の遺族や警察関係者、記者、心理学者たちが事件を追っていく。
    3人の容疑者の人間像が描けていて、どの容疑者も怪しく思える。10年前の被害者遺族のお父さんの狂気を孕んだ行動が、下巻でも気になります。

    0
    2026年01月01日
  • リバー 下

    Posted by ブクログ

    奥田英朗の長編小説リバー面白い!
    臨場感たっぷり登場人物の多い群像劇だが全体として読みやすい。後半は一気読み!

    0
    2025年12月31日
  • 向田理髪店

    Posted by ブクログ

    奥田英朗『向田理髪店』。

    かつては炭鉱で栄えたが、廃坑後は過疎の街となった北海道苫沢町。
    『向田理髪店』を営む康彦。
    過疎の街で起こる騒動と人間模様。

    奥田英朗が描くと過疎の街も何か暗さを感じない。
    康彦のひとに対する思いやり、優しさが、過疎の街にありがちな閉塞感をなくしているのかも…

    小さな街だけにみんながおせっかいを焼きたがる、ほっとけない…
    噂が噂を呼ぶ…
    それ以上は、そこはこうした方が、というところで、康彦がひとこと。

    康彦がその緩衝材になっていたような。

    ほっこりとさせられるいい話でした。


    0
    2025年12月26日
  • 噂の女

    Posted by ブクログ

    軽快な悪女ストーリー
    東海地方の訛りでバカな男のやり取りもかなりおもしろい。
    息抜きの読書におすすめ。

    0
    2025年12月26日
  • 最悪

    Posted by ブクログ

    人生が転がり落ちる3人が最後に犯罪を犯すことになる。心理描写が上手くどんどん読み進めだが、最後に3人で犯罪を犯すシーンが、非現実的で違和感があった。また、もう少しどんでん返しが欲しかった。

    0
    2025年12月26日
  • マドンナ

    Posted by ブクログ

    サクッと読める短編がいくつか収録された本書。共通して感じたのは、他人がどう思っているのかなんて、なかなか分からないということ。それを踏まえて他人の思いを気にして生きるのか、気にしない方がよいのか、それもまた正解はない。

    0
    2025年12月22日
  • リバー 下

    Posted by ブクログ

    上下巻と長い小説だが、長さを感じられないお話。河川敷で連続殺人事件が起こり、10年前に2件、10年経ってから3件と発生。果たして同一犯か?模倣犯か?というお話。刑事を退官後も一般人として捜査を続ける誠司の執念には頭が下がった。また本筋とは関係ない描写「死体発見者が定年退職後の男性で、毎朝犬を散歩させながら体力づくりに励んでおり、いきつけのマッサージ師に筋肉が増えてきましたね、と言われて喜ぶ」などのくだりは、なかなか共感するものがあった。ちょっとした描写にもちょっとした物語が隠れているのが、読んでいて楽しかった。おすすめ

    0
    2025年12月14日
  • 罪の轍(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    後半は、怒涛の展開で読むのが止まらなかったけれど、犯人の動機や事件に至った経緯はそこまで深くなく、消化不良感はあった。

    ちょうど青森旅行に行き、八甲田丸の見学もしたばかりだったので、最後の捕り物のシーンは光景を具体的に想像できて良かった。
    確かに青森の朝はきれいだった。

    0
    2025年12月13日
  • 真夜中のマーチ

    Posted by ブクログ

    性格や育ちが全く違う3人の個性がきちんと生かされているのがすごい。各章で視点が変わる書き方や、状況が目まぐるしく変わる展開に飽きることなく読み進められた。

    0
    2025年12月13日
  • 最悪

    Posted by ブクログ

    タイトル通り、3人が次々に最悪な状況に陥っていく。
    あまりバッドエンドは好きではないので、結末が嫌になるほどの最悪さ。
    しかし3人が集結したところからのラストスパートは時間も忘れて読み耽りました。
    ハッピーエンドでもないけれど、悪くない結末。
    こんな終わり方もあるんだなぁと感心しました。

    0
    2025年12月08日
  • ガール

    Posted by ブクログ

    自分らしく生きるって大事だなって思える。もちろん冷静に後のことも考えると、そう上手くいかないかもしれないが‥笑

    0
    2025年12月06日
  • ナオミとカナコ

    Posted by ブクログ

    韓国ドラマ「わたしが殺した」と並行しながら読んだ。おおまかな内容は同じだが、後半からまるで違う方向に向かう。
    本は2014年ドラマは2025年、時代のせいだろうか。10年も前の本なのに古さはあまり感じず読めた。何も改善策がないということか。苦しい。
    完璧だったはずの殺人計画。色々偶然が重なって救われたこととなっている。元々の計画も偶然から成り立っている。殺人のきっかけは誰にでも思いつくということか。何度も正当防衛じゃないと思ったが、それではダメだったのだろうか。

    0
    2025年12月05日
  • 空中ブランコ

    Posted by ブクログ

    この精神科医やばすぎるだろ。でも最後は丸く収めてしまうというか、一応解決してしまう。実物がいるなら一度会ってみたい。

    0
    2025年12月02日
  • 町長選挙

    Posted by ブクログ

    2025.11.30
    再読。ああこういう話しだったと思いだしながらそれでもまた笑えた。伊良部先生とまゆみさんがいればみんなビョーキで通いたくなるよなと脱力できる一冊。

    0
    2025年11月30日
  • ガール

    Posted by ブクログ

    大変だなー、日本で会社勤めする女性。でもここの女たちは強い。そして女の味方は女だというのもいい。作者が男性であっても、女たちの細かい嫉妬やファッションを描いていて、女同士の絆を軸にしてるっていい。

    0
    2025年11月28日