奥田英朗のレビュー一覧

  • 空中ブランコ

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    あぁ、伊良部先生かマユミさんになりたいな〜(*´Д`)と思いながら、ぼへ〜と読んでいたら、最後の「女流作家」で二人ともイイ事を言っていて「何かいろいろゴメン(;_;)」と思った(^^;)

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    2025年11月27日
  • 恋愛仮免中

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    みんな、「好き」という感情が絶対的上等感情だと崇めがちだ。だが「ほしい」という感情がさらに純粋なものではないかと感じたことはないですか?比べたらことがなかった「好き」と「ほしい」の相対論。この2つは似ている感情だと勘違いしていました。小説の中では「好き」と「ほしい」のかけ違いや勘違いで恋愛に物語が発生し、「好き」と「ほしい」の合致で恋愛が成就していた。更にこの2つを掛け算で考えてみると複雑で面白い。「好き」だから「ほしい」と「ほしい」から「好き」は全然違う。例えば、メルカリをして世の中の欲に触れた時。「ほしい」から「好き」という感覚の存在に気づかされる。別に好きではないのにほしくなる!ほしくな

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    2025年11月27日
  • 町長選挙

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    シリーズが進むにつれて、おふざけさがどんどんエスカレートしています(o^^o)

    田辺満雄、通称ナベマン→ナベツネのパロディ。
    ストーリーもプロ野球の1リーグ化と実際にあった内容でどこまでが真実?と思ってしまいました。
    次の章はホリエモンならぬアンボンマン!
    確かにこの人も球団買収に絡んでましたね。

    そうなると次の章のカリスマの女優。
    四十代で自然の若さ、美しさを保っている。
    これは誰のパロディ?と想像してしまいました。

    最後の【町長選挙】も傑作。

    どれも軽く気持ちで楽しく読めました。

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    2025年11月25日
  • リバー 下

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    渡良瀬川河川敷の未解決連続殺人事件
    容疑者は3人に絞られた
    元ヤクザ「池田清」
    期間工「刈谷」
    議員の息子「平塚健太郎」

    一方で容疑者を追う
    被害者の父「松岡芳邦」
    元刑事「滝本誠司」
    中央新聞社「千野今日子」

    最後まで目が離せない展開に
    やられたと思ってしまう結末。是非堪能下さい

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    2025年11月24日
  • 東京物語

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    4.2/5.0

    ただただ楽しくて、馬鹿らしくて、ちょっとセンチメンタルでハートフルな青春小説だった。

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    2025年11月25日
  • 町長選挙

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    寝る前にばかばかしい話を読んで気分転換をするのにぴったり。絶対真面目な自分ならしないようなことを伊良部先生が正直に躊躇なくするからストレス解消になるのかも。

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    2025年11月23日
  • 我が家の問題

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    様々な家族の"問題"そして"日常"を覗くことができて凄く面白かった。「家族にはマニュアルがないのだ。」の通り、家族にはマニュアルが無いので、自分の育ってきた環境が家族のあり方の当たり前として認識してしまうが、この本のようにいろんな形があるのを見ると、家族っていいなと再認識できるので、ぜひ別のシリーズも読みたいと思った。

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    2025年11月23日
  • リバー 下

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    被害者父親の行動がもはやストーカーレベルでぶっ飛んでたりと
    面白くて一日で読み終わってしまいました。
    ただ、欲を言うなら最後はもっと犯罪に至るまでの
    動機等を知りたかった。

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    2025年11月22日
  • 罪の轍(新潮文庫)

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    昭和の東京オリンピック前年に起きた児童誘拐の社会派ミステリ
    
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    昭和38年、東京
    男児誘拐事件に人びとは震撼した──
    
    絶対零度の孤独を抱える容疑者×執念でホシを追う捜査一課刑事
    
    昭和三十八年十月、東京浅草で男児誘拐事件が発生。日本は震撼した。警視庁捜査一課の若手刑事、落合昌夫は、近隣に現れた北国訛りの青年が気になって仕方なかった。一刻も早い解決を目指す警察はやがて致命的な失態を演じる。憔悴する父母。公開された肉声。鉄道に残された〝鍵〟。凍りつくような孤独と逮捕にかける熱情が青い火花を散らす──。ミステリ史にその名を刻む、犯罪・捜査小説。

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    2025年11月11日
  • 沈黙の町で

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    ネタバレ

    これだけのページ数を、加害者(は、いないといえばいないのだが)と被害者とその家族、学校、警察、検察それぞれの視点で細やかにリアルに描いて、最後の最後に死因が明かされる。

    自殺でも他殺でもなく結局は事故。名倉祐一みたいな子供、たくさんいるだろうな、いじめられる側にも理由があると言われてしまうような子供。

    奥田英朗はうまい。いるいるこういうビビリの校長、いるいるこういう逃げる父親という感じでリアルに描く。

    それにしても、市川健太がちょっとわかんない。藤田は追い詰められておかしくなったようだけど、死体を見たのに藤田を庇って(ずっと嘘をつき続けていられる?)、テニスの練習しておやつのケーキ平らげ

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    2025年11月11日
  • リバー 上

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    渡良瀬川河川敷で発生した
    未解決連続殺人事件

    話は
    被害者の父「松岡芳邦」
    元刑事「滝本誠司」
    中央新聞社「千野今日子」
    この3人を軸に捜査本部を含め
    それぞれ話を分けて展開

    容疑者
    元ヤクザ「池田清」
    期間工「刈谷」
    議員の息子「平塚健太郎」
    そして3人に絞られた容疑者をそれぞれ立場で追うので
    読みやすい

    下巻次第で星5になるか?

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    2025年11月10日
  • 家日和

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    リアルな色んな夫婦のお話。
    あぁわかるわかる。。。と思いながらどんな感じにこの夫婦は過ごしていくんだろうと先が気になって一気に読めた。

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    2025年11月04日
  • 我が家の問題

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    『家日和』に続く家族を描いた第二弾となる今回の一冊は、六編からなる短編集だ。
    六家庭で起こる問題が描かれていて、一編を除いて何とか解決策を見出していた。
    特に心に沁みた物語は⋯
    ⚫︎「妻とマラソン」
    主人公の作家の男が突然大きな賞を受賞し、売れっ子作家に変貌した。
    妻は環境の激変によって孤独感を味わうようになるのだが、唯一の趣味だったランニングだけは一人で続けていた。
    そんな家庭環境を心配した出版社の担当者から、「東京マラソンの参加権をゲットしたから奥さんに参加を勧めて」との声を掛けられた。
    私はこの物語が心に沁み入り、思わず涙腺が緩んでしまった。

    標題は『 我が家の問題 』となっているが、

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    2025年11月01日
  • 空中ブランコ

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    面白かったです

    この先生、名医なのか迷医なのか、終わりにはみんな元気になってる。先生は本能のままに生きてるだけのような気もするけど。

    でも楽しく読めました

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    2025年11月01日
  • リバー 下

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    ネタバレ

    長さを感じさせないまま、あっという間に読み終えた。いつの間にかページが残り少なくなっているという、不思議な感覚。それくらい没入できる一冊だった。
    それぞれの視点で事件と向き合い、そのつながりによって事件解決への道筋が少しずつ見えてくる。警察だけでなく、元刑事や遺族は凄まじい執念で事件を追う。そして、事件発生から逮捕までの警察の地道な捜査。先が見えず、本当に犯人なのか疑いがあるまま、ただただ事件解決のために全力で走る姿には尊敬の念しかない。普段ニュースで見る事件の裏には、想像以上に多くの人間が、事件解決に向けて時間と力を尽くしてくれているのだろう。
    続きが気になる結末だった。被疑者となった三人の

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    2025年10月31日
  • 恋愛仮免中

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    「恋愛」をテーマにした
    5名の作家さんによるアンソロジー

    収録は以下の5作品
    「あなたが大好き」 奥田英朗
    「銀紙色のアンタレス」 窪美澄
    「アポロ11号はまだ空を飛んでいるか」 荻原浩
    「ドライビング・ミス・アンジー」 原田マハ
    「シャンプー」 中江有里

    窪美澄さんの作品は『夜に星を放つ』で既読だったが、好きな作品なので再読した。
    他作品は、私は初めてのものばかりだった。

    どの作品もそれぞれに趣が違っていて、個性豊かで、色々な恋愛模様がたのしめる。
    こんなに大当たりばかりのアンソロジーは、なかなかないと思う。しいて選ぶなら、私は荻原浩さんの作品が特にグッときた。

    読んでいて気恥ずかし

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    2025年10月25日
  • 空中ブランコ

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    遅まきながら前作のイン・ザ・プールから続けて読んで…ようやく私の中で伊良部先生のキャラクターが消化できるようになりました。
    本作の伊良部先生は、可愛い。
    先生の突き抜けた感が深まりました。
    登場する患者さんは、それぞれ一所懸命に努力してきた人たちだからこその不安や焦燥を抱えていて、そこに何の不安もなく純粋な心を持ち続けられた伊良部先生が共感することなく心の鏡として対峙する。
    面白い設定でした。

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    2025年10月24日
  • 我が家のヒミツ

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    作者の奥田先生がインタビューで、登場人物を裁かないのがモットーと仰っていた。脚光を浴びている人もいれば日の目を見ない人もいる。でも奥田先生は日の目を見ない人にそっと寄り添って、それぞれの短編を後味よく読み切ることができた。初めて読んだ作家さんだったが、また読んでみたい。

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    2025年10月19日
  • ナオミとカナコ

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    痛快!親友・カナコを夫のDVから救い出すために二人で殺害(クリアランス)、完璧と思った作戦がほころびていく過程で、カナコはどんどん強くなっていきナオミも今まで守ってきた自分の生活を捨ててもいいと思うように。
    カナコを殴る夫の達郎はもちろんクソだが、達郎の妹・陽子は更にクソ。カナコへのDVに気づいていながら何もせず、挙句「暴力をふるったかもしれないけど、殺すことはないでしょ!」と。
    ナオミが勤めるデパートの外商展示会で出会った李朱美は、最初は高級腕時計を盗んでおきながらしらばっくれる、なんちゅうヤツだと思ったけれど、ナオミが開き直って交渉しだしてからは味方になってくれる。
    登場人物がイキイキして

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    2025年10月16日
  • 空中ブランコ

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    精神年齢5歳の精神科医、伊良部が自由気ままに患者と接しているうちに患者の悩みは解決している。そんな話が5篇綴ってある。
    自分が患者側だとして、こんな医者がいたらさぞムカつくことだろうと思いつつも、なぜかこういう医者もいいかなと思わなくも無い。特に『女流作家』が印象的であった。いい作品を書いても必ずしも売れるわけじゃ無い。ただ、絶対に届く。求めてくれる人はいる。そんなことを教えてくれる話であった。
    5篇通して、心温まるストーリーで、なにか辛いことがあっても”なんとかなる”、そんな気にさせてくれる本だった。

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    2025年10月08日