奥田英朗のレビュー一覧

  • 最悪

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    鉄工所を営む中年とセクハラに悩む銀行員、ヤクザに絡まれたチンピラが何の偶然か交差した時の展開がカオスですごかった。追い詰められていくにつれて引き込まれていく。650ページ程だが一気読み。

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    2026年02月19日
  • ヴァラエティ

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    夏のアルバムがとにかく素晴らしい
    対談 奥田英朗×山田太一 総ての人が〈人生の主役〉になれるわけではない が昭和育ちにはしみじみ刺さる
    作家として奥田英朗さんが1番影響を受けたのが山田太一さんとのこと
    夏のアルバムは 影響受けてる感が満載 
    奥田英朗氏の短編の中でベストワンかも

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    2026年02月18日
  • 噂の女

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    読後『BUTTER』のモデルを意識した話のようだなぁ、と感じた。 というか、『噂の女』の方が先か・・・

    短編か?と一瞬ビックリしたが、話が続いていたのでホッとした。
    地方の役場を知っているので、『和服の女』はあるある話だろうなと感じた。
    でも最後は、煙に巻かれた感じ。

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    2026年02月18日
  • コメンテーター

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    伊良部先生、お久しぶりの印象は、なんだずいぶんまともな先生だったんだ、という感じ。やっぱり15年も間が空くと、登場人物も読者も変わるということでしょうか。

    マユミのバンド活動が描かれるピアノ・レッスンが好き。藤原友香にはずっとロックをやっていてもらいたい。

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    2026年02月15日
  • リバー 下

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    上巻に続く下巻もあっという間に読破しました。

    10年前と同じ渡瀬川での連続死体遺棄事件。容疑者を絞った捜査が一向に進まず、斎藤一馬(イチウマ)はじめ疲弊する捜査官たち、犯人探しがますますエスカレートする松岡写真館の芳邦、10年前に不起訴となった池田逮捕への執念を燃やす元刑事の滝本誠司、などなど。

    行き詰まる中で、警察を嘲笑うかのように新たな拉致事件や殺人事件が発生します。事件は複雑化の様相を見せていき、警察の見立ては誤りなのか、絞られた容疑者たちはこの事件とは無関係か、新たな容疑者が現れるのか。

    マーブル状になった疑念と確信を抱きながら終着した読書体験でした。

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    2026年02月14日
  • イン・ザ・プール

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    精神的にどうにもならない患者たちが精神科医の伊良部のおかげで次々と知らず知らずに治ってしまう、カウンセリングも一切せず患者と親しくなり否定せず肯定してあげ話を聞いて一緒に行動し全力をつくす。          

    この人以上の名医は他にいません。          

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    2026年02月14日
  • コメンテーター

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    それぞれのストーリー、全部とても面白かった。
    相変わらず伊良部先生もマユミさんも無茶苦茶だけど、最終的には患者が立ち直っていくのが良い。
    今回の話では、不安の根本原因について、参考になる内容が多かった。特に、ラジオ体操第二の主人公、迷惑な振る舞いを許せない話では、前作で出てきた先端恐怖症のヤクザも登場し、結末もクスッと笑わせる終わり方だった。

    ピアノの話では、最後のライブハウスのやり取りが全員ぶっ飛んてて、別の角度から世の中を見ることも大事なんだと思わせる内容だった。

    マユミさんも相変わらずドSだけど 誰にも媚びず、信念を貫く姿はカッコいい。
    そして、なんだかんだ言っても本心は優しい。

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    2026年02月15日
  • イン・ザ・プール

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    変な患者と変な医者。マイナスとマイナスを掛けてプラスになる、みたいなエンタメ小説。軽く読めた。空中ブランコも読もうと思う。

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    2026年02月10日
  • オリンピックの身代金(上)

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    再読。いよいよミラノ・コルティナ五輪が始まった。
    本作の舞台となった昭和39年は東海道新幹線の開通、東京オリンピックの開催という高度経済成長期の象徴とも言える年だ。私自身はこの時まだ生まれていないため、当時の社会の様子は映像でしか知ることが出来ないが、この作品は当時の新聞記事や世相を織り交ぜ、まるでその時代に立ち会っているかのような圧倒的な臨場感がある。高度経済成長期の光と影、東京の繁栄と地方から出稼ぎに来て使い捨てされる労働者の二極構造が分かりやすく描かれてもいる。印象的なのは「臭い」だ。飯場の汗、火薬の煙、昭和の街の排気ガス。昭和という時代を臭いで表現している点が更にリアリティを高めている

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    2026年02月09日
  • 無理(上)

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    奥村さん独特のリアルな落ちこぼれ方の表現は相変わらず良かったけど、一触単なオチとしてはどうなんだろう。

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    2026年02月09日
  • ガール

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    奥田英朗さん、初めて読んだけどめちゃくちゃ面白くてあっという間に読み切ってしまった、、!
    なんで今まで読まなかったのか不思議なくらい。

    こんなにも女性の心理をしっかり描けるなんて、よく観察してるんやなぁ、、と月並みな感想。
    でもってものすごいキャラクターたちに共感できるからすごい。

    ほんと面白かった!

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    2026年02月05日
  • 普天を我が手に 第二部

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    やはり2部は子供世代にうつった。

    戦中から戦後の混乱期に4人の若人の奮闘ぶりが楽しい。2部で圧倒的な存在感を放ったのはヤノタツの息子四郎。エリートの志郎は才もあるけどやはり元々の環境が恵まれ過ぎてて、自力感が薄い。生まれは志郎のせいじゃないけど。満に至ってはフィクションが過ぎてそんなラッキー続くかなとちと嘘くさい感。

    日本の敗戦が濃厚なのにギリまで勝ってる風の情報操作、思想に対する強制とか、戦時中の恐ろしいこと。余裕がなくなるとどんな人でも荒むのね、、。そりゃそうか。

    主人公が章ごとに順番に代わり、案の定四人が繋がって、戦後復興の混乱期に自ら立ち上がって無い道をこじ開けて進んでいく四人の

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    2026年02月04日
  • 普天を我が手に 第二部

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    ネタバレ

    第2部は、日米開戦から昭和23年末、東京裁判判決あたりまでの時代。特攻といっても人間魚雷回天であったり、シベリアでなく中国の戦犯管理所収容や、レッドパージ以前の共産党内情や、GHQに勤めたり、これまで陽の目が当たってない敗戦直後の状況が各局面の歴史と共にわかりやすく展開され、とても面白かった。4人の物語の本筋から離れる悲惨な事実は回避されてるので悲壮感は少なく、彼らの若々しい力強い人生の物語となっていて読んでて気分が良い。本巻の最後になって遂に全員が会する局面となり、次巻でどうなっていくかが楽しみだ。

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    2026年02月02日
  • 普天を我が手に 第二部

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    とても良かった。4人の成長が楽しみだし、その他の登場人物たちも個性的で面白い人が多い。続きが楽しみだ。

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    2026年01月31日
  • 空中ブランコ

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    面白かった!けど!正直イン・ザ・プールの方が好き。
    伊良部のクレイジーさが足りず、人助けに繋がってしまっているところが物足りない笑
    前作では世にも奇妙な物語のように伊良部の迂闊な発言や幼稚な行動が主人公をどんどん闇堕ちさせていくフックになっていたことが面白かったのに!笑

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    2026年01月24日
  • 罪の轍(新潮文庫)

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    重厚な推理、刑事小説。犯人はうっすら気づいてたけど、その人ではありませんようにと思いながら読みました。不幸な寛治の生い立ち、境遇に悲しい気持ちになりましたが、罪を犯して良いわけでは決してないです。ページ数多かったですが、続きが気になり一気に読むことができました。

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    2026年01月23日
  • 罪の轍(新潮文庫)

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    すごいボリュームなのに、気になってあっという間に読みました。
    ノンフィクションを題材しただけあってか、刑事の思いとか昭和の不甲斐なさとか色々タイムワープしたようにイメージできた。ちょっと重くて悲しみもあるけど刑事物として見れば面白かった。
    事実だと思うと辛い。

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    2026年01月19日
  • 罪の轍(新潮文庫)

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    マイブームの奥田英朗の作品
    見事な群像劇と昭和の時代と警察の中の複雑な関係が
    良く表現されている。
    伊良部シリーズも読みたい!

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    2026年01月18日
  • 普天を我が手に 第二部

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    シリーズ第2巻。
    引き続き面白い。
    1巻は親の物語、本作はその子の物語。
    奥田英朗に群像劇を描かせたら右に出る物はいない。

    物語は第二次世界大戦から終戦まで。

    戦時中の状況を描きながら4人の主人公達のそれぞれの人生が並行して描かれており、どのキャラクターの物語も等しく面白い。

    その頃、こいつはこんな事をしていた、一方であいつはあんな事に巻き込まれていたという感じで、読んでいる間中面白い。第1巻でそれぞれの親の物語を読んでおり、家庭状況も知っているので、より入り込める。

    個人的にはヤノタツの息子、矢野四郎の物語が一番好き。これからどうなるのか。戦後80年記念作品のようなので、彼等がどのよ

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    2026年01月17日
  • マドンナ

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    昭和の匂いのするおじさん中間管理職達の微笑ましくも辛いサラリーマン生活を描いた短編集。
    とっても共感できる内容で面白かった。

    以下はメモ書き。
    最初の「マドンナ」は、やっぱおじさんってバカだなぁと思わせるものの、クスッと笑わせる部分もあり楽しめるストーリー。

    「ダンス」では、高校生の息子がブレイクダンサーを目指すもののを、それを認めない父親。会社の鬱憤を最後のシーンで息子にぶつけるシーンは笑えた。

    「総務は女房」では、将来を嘱望された海外営業経験の主人公が勉強のためということで総務に異動した話。
    総務のこれまでの慣例を破り奮闘するものの、妻に自身の本質を指摘され、結末はフフッと思わせる内

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    2026年01月16日