奥田英朗のレビュー一覧
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あらすじを読んで、「北関東連続幼女誘拐殺人事件」の小説版かと思ったのですが、まったく違うものでした。
リアルの事件をそこまで詳しく知っているわけではないけれど、死体の発見現場は似ていると思いました。
ミステリで上下巻。
『白鳥とコウモリ』を読んで以降、ここまで長い作品は読んでいませんでした。
が、あっという間に読み終えてしまった……。
犯人を追うのは刑事たち。
しかも栃木県警、群馬県警、警視庁と、3つの組織が絡んでくる。
そこに新聞記者、さらに10年前に殺害された娘の父親まで加わる。
追う側だけでも、すでに複数の視点。
しかも警察側の構図がかなり複雑で、容疑者3人をそれぞれ別の担当刑事が -
Posted by ブクログ
精神科医・伊良部シリーズ4作目
第3作の「町長選挙」から17年ぶり
まさか続編が出るとは思ってなかったので嬉しい
・コメンテーター
コロナ禍で視聴率の取れなくなったワイドショーのスタッフ
美人精神科医をブッキングするつもりが、何故か伊良部を呼ぶことになってしまう
上司であるプロデューサーのパワハラで弱ってはいるが、病気は発症してない
この話で治療されているのは、既存のワイドショーという枠組みだろうか
伊良部を出演させたらそうなるよなーとは思う
でも、昔ならもっと過激な事を言ってたと思う
「人間死ぬ時は死ぬんだし」という言葉
終末期医療の小説を読んでると捉え方が変わる
仕方がない死と、 -
Posted by ブクログ
若い女性をターゲットとした連続殺人事件がストーリーの軸となる。遺棄現場は河川敷の茂み。以前、似たようなシチュエーションのノンフィクションを読んだことが頭をよぎる。
犯行の手口は過去にも酷似した例があった。その操作に関わった経験者は意識が苦くなる。捜査対象は過去にも被疑者として浮上した人物の他にも数名。
なかなか本性を見せなかった被疑者は次々と疑念を持たせる空気感を醸し出す。一方で日常生活の雰囲気はいたって平凡で実直な性格も感じさせる。
複数名の容疑者で最も濃厚と思しき男を除く疑わしき2名は本筋からは別の案件と思われた。過去の類似事件で警察はほぼ確定と睨んだ被疑者1は別件の容疑は濃厚なも -
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奥田さんはいい。こんな肩の凝らない話を読ませてくれる。その上脳内倉庫には、ハードボイルドやミステリも詰まっていて、そこここには、こんな優しい暖かい話も散らばっているのだろう。
続けて奥田さん。これもほのぼのしながらもクスッとくる。休日に読むことにして大正解だった。
読みやすいのに何か感動的、思い当たるような身近な話題がいい。
「サニーデイ」
42歳の主婦の話。子供も手が離れ、自分の時間を持てるようになった。
不用品の始末でもしょう。古物商では只だと言われ、言い値で引き取ってくるところなどない。そこでネットオークションに気がついた。
IDが「サニーデイ」出品した品が売れた。その上買った人か -
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前作から物語が急速に加速しはじめ、四人の生きざまが交差し始めます。流石に出来すぎだろうとは思いますが、やはり第三部が気になってきますね
本の概要
敗戦、占領、抑留、青春、友情、再起ーー
希望よ、新たな時代の寵児たれ。
昭和100年・戦後80年記念刊行
昭和史三部作、物語はついに太平洋戦争の真っただなかへ。
たった七日間しかなかった昭和元年に生まれた四人が、
互いの運命を交差させながら、
新たな時代を切り拓く!
太平洋戦争が勃発した。
竹田志郎は、父に伴って渡米したが、そこで自分だけ捕虜となってしまう。ようやく帰国した後は日本の捕虜収容所の通訳となるも、目にしたのは看守の虐待が横行する