奥田英朗のレビュー一覧

  • イン・ザ・プール

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    変な患者と変な医者。マイナスとマイナスを掛けてプラスになる、みたいなエンタメ小説。軽く読めた。空中ブランコも読もうと思う。

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    2026年02月10日
  • オリンピックの身代金(上)

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    再読。いよいよミラノ・コルティナ五輪が始まった。
    本作の舞台となった昭和39年は東海道新幹線の開通、東京オリンピックの開催という高度経済成長期の象徴とも言える年だ。私自身はこの時まだ生まれていないため、当時の社会の様子は映像でしか知ることが出来ないが、この作品は当時の新聞記事や世相を織り交ぜ、まるでその時代に立ち会っているかのような圧倒的な臨場感がある。高度経済成長期の光と影、東京の繁栄と地方から出稼ぎに来て使い捨てされる労働者の二極構造が分かりやすく描かれてもいる。印象的なのは「臭い」だ。飯場の汗、火薬の煙、昭和の街の排気ガス。昭和という時代を臭いで表現している点が更にリアリティを高めている

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    2026年02月09日
  • 無理(上)

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    奥村さん独特のリアルな落ちこぼれ方の表現は相変わらず良かったけど、一触単なオチとしてはどうなんだろう。

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    2026年02月09日
  • コメンテーター

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    ネタバレ

    17年ぶりとなる伊良部シリーズ最新刊!

    今回も予想のはるか上を行く、伊良部の珍行動の数々に思わず口角が上がってしまった

    ピアノレッスンの中の、ドックフード投げつけ合ったり、「バッキャロー!」と罵声を飛ばしてるシーンが一番好き!
    マユミちゃんの人に流されず、自分の信念を貫いているところも魅力的だ…

    面白い9割、感動1割!
    さらさらりと流れていく日常の中に、そっと笑いを届けてくれるような読む栄養剤みたいな本です

    気になるなら、ぜひ読んでみてください
    きっと貴方も伊良部ワールド沼にひきこまれること間違いなし!

    次回作も期待

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    2026年02月08日
  • コメンテーター

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    伊良部シリーズ第四弾

    久しぶりでしたが
    相変わらずはちゃめちゃのようで
    ちゃんと患者は回復している

    やっぱり名医なのかな?

    最近、過去シリーズのカバーが
    期間限定かもしれないけど、
    写真からイラストに変わっているが、
    イラストの伊良部先生…

    思っていたのとはちょっと違ったけど
    ちゃんと納得したし、
    これからは、このイラストを思い浮かべると思います

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    2026年02月06日
  • 普天を我が手に 第一部

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    ネタバレ

    いやー、すごいボリューム。昭和のはじめから開戦までを立場の異なる4家族を中心に描く。竹田耕三は軍人、矢野辰一はヤクザ、五十嵐譲二はジャズ楽団の団長と三人三様で、しかもそれぞれの子どもが同じ頃に生まれる。生まれた状況までが三人三様で。さらに女性ばかりの文芸雑誌「群青」の編集者森村タキも登場して読者は大変。そして、バラバラだった彼らの運命が交差する。
    昭和サーガだからそれぞれの子どもたちが成長して、次の巻の主要人物かな。
    昭和の前半というか戦前の話をよく、このように見てきたように描けるなと思う。そして、国民がどのように扇動されて戦争に突き進んだかが手に取るようにわかる。主要登場人物は誰1人として戦

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    2026年02月06日
  • ガール

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    奥田英朗さん、初めて読んだけどめちゃくちゃ面白くてあっという間に読み切ってしまった、、!
    なんで今まで読まなかったのか不思議なくらい。

    こんなにも女性の心理をしっかり描けるなんて、よく観察してるんやなぁ、、と月並みな感想。
    でもってものすごいキャラクターたちに共感できるからすごい。

    ほんと面白かった!

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    2026年02月05日
  • 普天を我が手に 第二部

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    やはり2部は子供世代にうつった。

    戦中から戦後の混乱期に4人の若人の奮闘ぶりが楽しい。2部で圧倒的な存在感を放ったのはヤノタツの息子四郎。エリートの志郎は才もあるけどやはり元々の環境が恵まれ過ぎてて、自力感が薄い。生まれは志郎のせいじゃないけど。満に至ってはフィクションが過ぎてそんなラッキー続くかなとちと嘘くさい感。

    日本の敗戦が濃厚なのにギリまで勝ってる風の情報操作、思想に対する強制とか、戦時中の恐ろしいこと。余裕がなくなるとどんな人でも荒むのね、、。そりゃそうか。

    主人公が章ごとに順番に代わり、案の定四人が繋がって、戦後復興の混乱期に自ら立ち上がって無い道をこじ開けて進んでいく四人の

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    2026年02月04日
  • コメンテーター

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    17年ぶりの伊良部先生。すぐにこんな感じだったなと引き込まれました。歳を重ねてから読むと、先入観なく人と接することができることなど、違った見方になりました。自分が気にする程周りは自分に感心持ってないことは、理解しているが、、自分のコンフォートゾーンを出れていない自分も認識しており、強制的に殻を破る環境って大事だなぁと改めて思いました。

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    2026年02月02日
  • 普天を我が手に 第二部

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    ネタバレ

    第2部は、日米開戦から昭和23年末、東京裁判判決あたりまでの時代。特攻といっても人間魚雷回天であったり、シベリアでなく中国の戦犯管理所収容や、レッドパージ以前の共産党内情や、GHQに勤めたり、これまで陽の目が当たってない敗戦直後の状況が各局面の歴史と共にわかりやすく展開され、とても面白かった。4人の物語の本筋から離れる悲惨な事実は回避されてるので悲壮感は少なく、彼らの若々しい力強い人生の物語となっていて読んでて気分が良い。本巻の最後になって遂に全員が会する局面となり、次巻でどうなっていくかが楽しみだ。

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    2026年02月02日
  • 普天を我が手に 第一部

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    ネタバレ

    奥田作品との相性が過去悪く読めてないが、昭和を顧みる作品が最近多かった流れで手を出した。昭和元年に生を受けた4人が主役の家族を含めた物語。第1巻は昭和初期から太平洋戦争開戦日まで、主人公の親世代の活躍が中心となる。4人の物語が並行して進み、各人がそれぞれの物語に設計図どおりに交叉していく。4本ストーリーは3部の長編となるのはしょうがない。同時代で4本流れるので、浅い歴史物語ではなく、市民・任侠・軍部・左翼の視点で同時代を掘っていくので、なかなか読みごたえがある。若い人にはどう受け止められるのだろうか。

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    2026年02月02日
  • イン・ザ・プール

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    ぶっ飛びすぎてる医者を目の前にして、患者が冷静さや日常を取り戻す。どの短編も、患者が伊良部を気持ち悪がる•不信に思う→伊良部が奇想天外な提案をする→患者が治るという流れと結末は分かりきっているのに、今回はどんな方法で治すのだろうとワクワクして読めた。今の現代社会に必要なのは伊良部のような自由さ、気楽さなのかもしれない。

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    2026年02月01日
  • 普天を我が手に 第二部

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    とても良かった。4人の成長が楽しみだし、その他の登場人物たちも個性的で面白い人が多い。続きが楽しみだ。

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    2026年01月31日
  • コメンテーター

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    噂では聞いていた、伊良部先生!
    こんなに面白かったのか!
    早く読んでおけば良かった。

    他シリーズも読んでみるぜっ!

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    2026年01月31日
  • 空中ブランコ

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    面白かった!けど!正直イン・ザ・プールの方が好き。
    伊良部のクレイジーさが足りず、人助けに繋がってしまっているところが物足りない笑
    前作では世にも奇妙な物語のように伊良部の迂闊な発言や幼稚な行動が主人公をどんどん闇堕ちさせていくフックになっていたことが面白かったのに!笑

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    2026年01月24日
  • イン・ザ・プール

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    Audibleにて拝聴

    伊良部総合病院の地下にある神経科を訪ねる癖強患者(無自覚)と、精神科医伊良部一郎の治療の話。この伊良部の、利口か馬鹿か、名医かヤブ医者か全く判断がつかない様子がかなり面白い。
    患者は最終的には治癒しつつ、伊良部相手におしゃべりのために通院してるところがいい。

    他の伊良部シリーズも見てみたい!

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    2026年01月23日
  • 罪の轍(新潮文庫)

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    重厚な推理、刑事小説。犯人はうっすら気づいてたけど、その人ではありませんようにと思いながら読みました。不幸な寛治の生い立ち、境遇に悲しい気持ちになりましたが、罪を犯して良いわけでは決してないです。ページ数多かったですが、続きが気になり一気に読むことができました。

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    2026年01月23日
  • 普天を我が手に 第一部

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    96歳の祖母から勧められて読んだ。とても読み応えがあった。とくに、陸軍内での立場の違いや、やり取りが印象的だった。この先どうなっていくのか、続きが気になる。

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    2026年01月22日
  • イン・ザ・プール

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    バカバカしくて面白かった。
    神経科で医学博士の伊良部医師。

    自由奔放というか、マイペースというか、キャラが際立っていて、診察もめちゃめちゃ。でも最終的には患者の病気は治ってしまう。
    看護師のまゆみさんも強烈なインパクトを残す。
    無茶苦茶な二人と精神的に悩みを抱えている患者とのやりとりがとても面白い。

    頁数も少ないのでサクッと読める。

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    2026年01月21日
  • 罪の轍(新潮文庫)

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    すごいボリュームなのに、気になってあっという間に読みました。
    ノンフィクションを題材しただけあってか、刑事の思いとか昭和の不甲斐なさとか色々タイムワープしたようにイメージできた。ちょっと重くて悲しみもあるけど刑事物として見れば面白かった。
    事実だと思うと辛い。

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    2026年01月19日