奥田英朗のレビュー一覧

  • 噂の女

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    ネタバレ

    糸井美幸の噂が連作になっている。
    男に好かれる容姿を生かし、女が生きていくには男の経済力を活用し糧にしてのし上がるしかない、と言い切る様はある種の清々しさを感じる。
    悪い女ではあるが憎めない、伊良部ドクターのマユミちゃんを思いだす。自分にそんな容姿があったら、どうしたかな?と考えた。
    面白くあっという間に読み終えた。

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    2025年05月15日
  • ガール

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    女性の強さを感じる作品でした。
    仕事や家庭について葛藤する女性や多様性に苦慮する女性たちの心理描写が情熱的かつ愉快に描かれています。
    短編集で全て女性が主役物語ですが、読んでて清々しい気持ちになる男女問わず楽しめる作品だと思いました。

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    2025年05月14日
  • 最悪

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    最悪。
    本当にこの言葉につきる
    最初はいつ3人が繋がるのかハラハラして、繋がった時は嬉しさもあり。
    太田は大嫌い。
    その後からは、うわっ最悪と何度思ったことか。結末も最悪かと思いきや・・・
    面白かったです。読んでる途中で「邪魔」と「無理」を買いに行きました。楽しみ。

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    2025年05月13日
  • 真夜中のマーチ

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    とにかく読みやすかった。
    内容がすっと入ってくるし。

    クロチェとヨコケンかミタゾウが結ばれるのかと
    思ったけど、そうではなかったのが面白い。

    ハッピーエンドで終わってよかった。

    そこまでグロいシーンもなかったし小学生も読める。

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    2025年05月13日
  • ガール

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    ネタバレ

    面白かった!2009年発行で少し古いけど今読んでも違和感ない。アラサーの働く女性の悩みはそんなに変わらない。高収入業界に勤務する人ばかりなのでリッチな話題も多くマンション購入、ブランド服に合コンと読んで楽しめる。
    「ヒロくん」の女性管理職武田聖子は年上の部下今井とうまくいかない。
    「マンション」大手保険会社の広報課勤務の三十四歳、石原ゆかりは親友のめぐみのマンション購入に驚く。
    「ガール」広告代理店勤務の由紀子と先輩のお光の派手な洋服も楽しめる。
    「ワーキングマザー」車メーカー勤務の孝子がアメリカ現地採用の同期に対して育児という錦の御旗を振ってしまい自己嫌悪する。
    「ひと回り」和田慎太郎のOJ

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    2025年05月06日
  • 無理(下)

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    ヨス!!!!!
    最後の最後まで、救いなさすぎだな。
    これはほんまに、「無理」だ。

    唯一、無理な状況から解放されそうな女子高生でさえ、この大騒動を機にきっとあれやこれやと週刊誌に書き立てられ、街を追われることになるのだろう。
    とすると、無理に無理が重なって、本当に救いがない。
    この子には少しでも明るい未来が訪れることを願うばかり。

    そして最後まで、空は曇天だった。

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    2025年05月03日
  • 邪魔(上) 新装版

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    刑事の九野、主婦の及川恭子、オヤジ狩り、連続放火、パートの待遇改善運動などいくつもの事件が起こりまだ先は見えない。
    面白い、下巻に続く…

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    2025年04月25日
  • ナオミとカナコ

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    続きが気になりスイスイ読みました。

    弱い部分を持ちながら最終的には強い女性を奥田さんが書かれています。
    2人が同じ視線で支えあって生きていくのは、このシチュエーションでなければ凄く素敵だなと思いました。

    一気読みでした。

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    2025年04月18日
  • 邪魔(上) 新装版

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    ■サマリー
    ・人が堕ちていく、見事にどん底に。
    ・彼、彼女たちは最後どうなるのかは
     読者の想像におまかせ。
    ・上下巻で800ページ弱あるものの、
     テンポよく読み進められる。

    ■所感
    放火の容疑が掛かった夫を持つ主婦の及川恭子。
    過去に妻子を亡くし不眠症を患う刑事の九野薫。
    不良高校生で刑事とヤクザに追われる渡辺裕輔。
    最初は全く関係性がなかった三人が、及川恭子の夫が起こした放火事件を契機に複雑に絡み合い物語を進めていくところがとても面白い。
    現実世界でこんなに人は不幸になるものかなと疑いたくなるものの、テンポよく物語は進んでいくため、疑念がどんどん薄れていく。
    読後は気持ちは晴れないが、

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    2025年04月13日
  • 東京物語

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    やはり奥田英朗は良い。

    英夫でも英雄でも英郎でもなく、英朗だけのことはある。
    何のことかよく分からないが、良いのだ。

    いつの時代も東京はその時代を反映する都市だなぁ。

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    2025年04月06日
  • マドンナ

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    面白い。

    おっさんが主人公の短編集。
    どのおっさんも憎めない。

    奥田英朗さんはやっぱり面白い。

    ただ、なんでタイトルをマドンナにしたんやろ。
    なんかセンスない。折角、面白いのに。

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    2025年04月06日
  • 無理(下)

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    ネタバレ

    上巻の疾走感、さいこーでした。
    いろんな事情を抱えた、いろんな人たち、人間臭くて好きだわー。
    下巻の後半の収束部分で一気に失速したように思えてもったいないわ。
    その収束の先を描いてほしかった。

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    2025年04月01日
  • 町長選挙

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    「オーナー」回、原作も面白かった。00年代半ばのあの騒動を過去のものとして読み返すのが新鮮だった。
    アニメではオーナーはまだまだ若い壮年の外見で出てくるんだけど、終盤、ガラスに映った自分の顔がどう見ても80の老人だったことに気づくシーンが映像的好演出だったのに今気づいた。そんなのがあった気がする。
    「町長選挙」も止まらないドライブ感で良い終幕だった

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    2025年03月31日
  • 我が家のヒミツ

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    ネタバレ

    どれも面白かった。全体的にジーンとくる作品ばかりだった。

    ①『虫歯とピアニスト』は推しが目の前に現れ小さな優越感を感じて過ごす主人公を見てて自分も楽しかった。夫の言いっぷりがカッコよかった!
    ②『正雄と秋』は終盤、ライバルの父の訃報からの流れ、ライバルや奥さんや自分自身ときちんと向き合ったところに心が温かくなった。
    ③『アンナの十二月』は、実は有名人が実の親だったと分かり、舞い上がってしまう気持ちも分かるけど、生みの親より育ての親を大切にしてくれて安心した。
    ④『手紙に乗せて』は考えさせられた。自分も若い世代だから、親や配偶者の死は他人事とは思わずともあまり深く考えていなかった。作中で、「伴

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    2025年03月26日
  • ナオミとカナコ

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    続きが気になりスラスラと読み進められる文章でした。
    ドラマの演出が印象に残っていて結末は知っていたのですがドキドキしながら読めました。欲を言えば逃げたのか捕まったのか…というドラマの終わり方のほうが好きでした。

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    2025年03月19日
  • 町長選挙

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    やっぱりこのシリーズ大好きすぎる、、
    伊良部先生みたいにゆるくても生きていけるんだなと思うと心が軽くなる。自分が通院するならなんて言われるのかなって思うとわくわくする。

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    2025年03月15日
  • コロナと潜水服

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    ちょっと不思議な短編集。
    表題作の「コロナと潜水服」はタイトルからして重めな話なのかなーと思ったけど、全然そんなことはなかった。むしろ、ちょっと笑えた。
    他の作品も、笑えて、少し泣ける。

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    2025年03月08日
  • 我が家の問題

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    「夫とUFO」が特に面白かった。UFOと交信できるようになったなんて頭がおかしくなったのか?と思いこの先どう話が進んでいくのかか気になって夢中に読み進めた。ほろりとする場面やほっこりする場面も多く、日常を描いてるゆえ登場人物を身近に感じながらリラックスして楽しめた。

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    2025年03月05日
  • 我が家のヒミツ

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    6つの短編集だ。

    いずれの話も面白い。世の中にはいろんな家族がいるよなぁって実感できる…中年男性が主人公だと我が身に照らし合わせ、妻が主人公だと『へえ、世の妻方というのはこう考えるんだ』と参考になる。
    特に印象に残ったのは『手紙に乗せて』という話。母親が死に、憔悴した父親を息子がいろいろ心配する。同じように妻を亡くした過去を持つ息子の会社の部長が、父親宛てに進展で手紙を書く…その内容はわからないが、優しい思いやりに鼻の奥がツーンとし、思わず泣きそうになった。

    最後の話『妻と選挙』は奥さんが市会議員に立候補する話…ダンナは作家…ん?読んだ後に気がついた。この夫婦は…『家日和』『我が家の問題』

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    2025年03月04日
  • 家日和

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    久しぶりの小説に心がぽかぽかした。どれも何気ない日常を切り取ったものであり大きな起伏はないのだが、絶妙にスパイスが散りばめられており、ワクワクとして読み進められた。いかにもフィクションのような驚きはないが世の中こんなもんだよなと言う気持ちになりながら楽しませてもらった。

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    2025年03月02日