奥田英朗のレビュー一覧

  • 噂の女

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    中学生時代は地味で大人しく目立たなかったが、章ごとにパワーアップしてるみたいで面白かった。
    噂なのて
    どこまで本当かわからない
    美人ではなく豊満で料理上手な女性に男性は弱いな、、、

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    2026年01月02日
  • コロナと潜水服

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    心温まるオカルト短編集。奥田さん版の『世にも奇妙な物語』といった感じ。
    どのお話にも幽霊や不思議現象が登場するけれど、怖いということはなく、むしろ先が気になってワクワクしながら読み進めた。表題作「コロナと潜水服」は、『イン・ザ・プール』のような可笑しさがあり、つい笑ってしまう。「ファイトクラブ」や「占い師」、「パンダに乗って」は私個人との共通点があって、引力のようなものってあるんだろうか?と変な気分になった。
    奥田さんの短編らしいすっきりとした読後感で、明日の私にほんの少し活力を与えてくれる一冊。

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    2026年01月02日
  • リバー 上

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    群馬県と栃木県を跨る渡良瀬川の両県の河川敷で、女性の遺体が見つかる。それは10年前の未解決事件に類似したものだった。3人の容疑者が挙がり、10年前の事件の遺族や警察関係者、記者、心理学者たちが事件を追っていく。
    3人の容疑者の人間像が描けていて、どの容疑者も怪しく思える。10年前の被害者遺族のお父さんの狂気を孕んだ行動が、下巻でも気になります。

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    2026年01月01日
  • 向田理髪店

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    奥田英朗『向田理髪店』。

    かつては炭鉱で栄えたが、廃坑後は過疎の街となった北海道苫沢町。
    『向田理髪店』を営む康彦。
    過疎の街で起こる騒動と人間模様。

    奥田英朗が描くと過疎の街も何か暗さを感じない。
    康彦のひとに対する思いやり、優しさが、過疎の街にありがちな閉塞感をなくしているのかも…

    小さな街だけにみんながおせっかいを焼きたがる、ほっとけない…
    噂が噂を呼ぶ…
    それ以上は、そこはこうした方が、というところで、康彦がひとこと。

    康彦がその緩衝材になっていたような。

    ほっこりとさせられるいい話でした。


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    2025年12月26日
  • 噂の女

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    軽快な悪女ストーリー
    東海地方の訛りでバカな男のやり取りもかなりおもしろい。
    息抜きの読書におすすめ。

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    2025年12月26日
  • 最悪

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    人生が転がり落ちる3人が最後に犯罪を犯すことになる。心理描写が上手くどんどん読み進めだが、最後に3人で犯罪を犯すシーンが、非現実的で違和感があった。また、もう少しどんでん返しが欲しかった。

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    2025年12月26日
  • マドンナ

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    サクッと読める短編がいくつか収録された本書。共通して感じたのは、他人がどう思っているのかなんて、なかなか分からないということ。それを踏まえて他人の思いを気にして生きるのか、気にしない方がよいのか、それもまた正解はない。

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    2025年12月22日
  • 罪の轍(新潮文庫)

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    ネタバレ

    後半は、怒涛の展開で読むのが止まらなかったけれど、犯人の動機や事件に至った経緯はそこまで深くなく、消化不良感はあった。

    ちょうど青森旅行に行き、八甲田丸の見学もしたばかりだったので、最後の捕り物のシーンは光景を具体的に想像できて良かった。
    確かに青森の朝はきれいだった。

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    2025年12月13日
  • 真夜中のマーチ

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    性格や育ちが全く違う3人の個性がきちんと生かされているのがすごい。各章で視点が変わる書き方や、状況が目まぐるしく変わる展開に飽きることなく読み進められた。

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    2025年12月13日
  • 最悪

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    タイトル通り、3人が次々に最悪な状況に陥っていく。
    あまりバッドエンドは好きではないので、結末が嫌になるほどの最悪さ。
    しかし3人が集結したところからのラストスパートは時間も忘れて読み耽りました。
    ハッピーエンドでもないけれど、悪くない結末。
    こんな終わり方もあるんだなぁと感心しました。

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    2025年12月08日
  • ガール

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    自分らしく生きるって大事だなって思える。もちろん冷静に後のことも考えると、そう上手くいかないかもしれないが‥笑

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    2025年12月06日
  • ナオミとカナコ

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    韓国ドラマ「わたしが殺した」と並行しながら読んだ。おおまかな内容は同じだが、後半からまるで違う方向に向かう。
    本は2014年ドラマは2025年、時代のせいだろうか。10年も前の本なのに古さはあまり感じず読めた。何も改善策がないということか。苦しい。
    完璧だったはずの殺人計画。色々偶然が重なって救われたこととなっている。元々の計画も偶然から成り立っている。殺人のきっかけは誰にでも思いつくということか。何度も正当防衛じゃないと思ったが、それではダメだったのだろうか。

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    2025年12月05日
  • 空中ブランコ

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    この精神科医やばすぎるだろ。でも最後は丸く収めてしまうというか、一応解決してしまう。実物がいるなら一度会ってみたい。

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    2025年12月02日
  • 町長選挙

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    2025.11.30
    再読。ああこういう話しだったと思いだしながらそれでもまた笑えた。伊良部先生とまゆみさんがいればみんなビョーキで通いたくなるよなと脱力できる一冊。

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    2025年11月30日
  • ガール

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    大変だなー、日本で会社勤めする女性。でもここの女たちは強い。そして女の味方は女だというのもいい。作者が男性であっても、女たちの細かい嫉妬やファッションを描いていて、女同士の絆を軸にしてるっていい。

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    2025年11月28日
  • 邪魔(下) 新装版

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    内容(ブックデータベースより)

    静かに見える毎日の暮らしに、
    隠されている極限状況。

    奥田英朗は、新人の頃から凄い!


    夜の冷気が空から降りかかってくる。
    地面も九野の体温を奪おうとしていた。
    死なないでくれよ。恭子のことを思った。死ぬことはない。
    自分で死ななければならないことなど、人生にはないのだ。(本文より)

    どうして自分が、こんな目に。


    夫への疑念が深まり、いたたまれない恭子は、仲間に誘われた会社との「団体交渉」にのめりこんでゆく。放火の容疑者を追う九野は、容疑を確信しつつ逮捕にこぎつけられない。心がぎりぎりまで追い詰められた二人の中で、何かがついに決壊する――。日常に潜む極限状況を鮮明に描く傑作。

    令和7年11月25日~27日

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    2025年11月28日
  • 空中ブランコ

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    あぁ、伊良部先生かマユミさんになりたいな〜(*´Д`)と思いながら、ぼへ〜と読んでいたら、最後の「女流作家」で二人ともイイ事を言っていて「何かいろいろゴメン(;_;)」と思った(^^;)

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    2025年11月27日
  • 恋愛仮免中

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    みんな、「好き」という感情が絶対的上等感情だと崇めがちだ。だが「ほしい」という感情がさらに純粋なものではないかと感じたことはないですか?比べたらことがなかった「好き」と「ほしい」の相対論。この2つは似ている感情だと勘違いしていました。小説の中では「好き」と「ほしい」のかけ違いや勘違いで恋愛に物語が発生し、「好き」と「ほしい」の合致で恋愛が成就していた。更にこの2つを掛け算で考えてみると複雑で面白い。「好き」だから「ほしい」と「ほしい」から「好き」は全然違う。例えば、メルカリをして世の中の欲に触れた時。「ほしい」から「好き」という感覚の存在に気づかされる。別に好きではないのにほしくなる!ほしくないから好きではない...?「ほしい」は「好き」を上回る純粋な感情になりえる。「好き」は変幻自在な都合の良い感情になり下がる。

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    2025年11月27日
  • 町長選挙

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    シリーズが進むにつれて、おふざけさがどんどんエスカレートしています(o^^o)

    田辺満雄、通称ナベマン→ナベツネのパロディ。
    ストーリーもプロ野球の1リーグ化と実際にあった内容でどこまでが真実?と思ってしまいました。
    次の章はホリエモンならぬアンボンマン!
    確かにこの人も球団買収に絡んでましたね。

    そうなると次の章のカリスマの女優。
    四十代で自然の若さ、美しさを保っている。
    これは誰のパロディ?と想像してしまいました。

    最後の【町長選挙】も傑作。

    どれも軽く気持ちで楽しく読めました。

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    2025年11月25日
  • 町長選挙

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    寝る前にばかばかしい話を読んで気分転換をするのにぴったり。絶対真面目な自分ならしないようなことを伊良部先生が正直に躊躇なくするからストレス解消になるのかも。

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    2025年11月23日