奥田英朗のレビュー一覧
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北海道の過疎化に迫られた町を舞台にした連作短編集。
未来に対し期待が低く、寂しく感じる日々なのだけどそれでも事件は起こる。
小さなコミュニティな分、すぐに共有してしまい隠し事ができない。康彦さんをはじめ、いつも同じ面子が愚痴ってしまうのも仕方ないのかなあ。
中国からの花嫁
大輔くんの周りに対しての遠慮、気のまわし方よくわかります。恥ずかしく感じてしまうのだなあ。後は本来の性格なのでしょう。周りはそんなに気にしていないのに、どう思われているか本人は考えこんでしまう。自分もそんな面があるので気持ちわかります。
小さなスナック
おじさん達が美人ママにのぼせる様が、微笑ましいというか、おぼこい。変 -
Posted by ブクログ
楽しかった
最近は【生き方】がテーマの本を読むのが好きですが…
この本みたいに、騙し合い、ドタバタコメディーなの好きですね
こんだけハチャメチャなのに、無駄に登場人物が死んでしまったりしない感じも好き
たしかにミタゾウみたいな、パッと見冴えない人が
ここぞと言う時に、得意な能力があるのがカッコいいですよね!
決めるとき決めるみたいなギャップが…
シティーハンターだったり
ルパン…ONE PIECEのサンジ…鬼滅のゼンイツなどなど
ギャップがあるキャラはどの作品にもかかせませんね。
※だから結局 話変わるけど何が言いたいかって言うと…
【自販機で当たり出ると、何を押すかアタフタしまくって… -
Posted by ブクログ
東京オリンピックを通して再興する戦後の日本が舞台ではあるものの、利権争いが蔓延る国家のあり方はついこないだの2020東京オリンピックの話と聞いても違和感がない。東京オリンピックが終わって続々と不正疑惑、汚職などのニュースが出てくる中で読んだため、日本も成長しないなあと他人事のような感想を抱いた。
爆破事件を起こすことで、オリンピックで浮き彫りになる階級格差、地域格差な一矢を報いようとする主人公はびっくりするほど純粋で正義感が強く、なぜか嫌いになれない。
出稼ぎの描写、これから衰退していく日本ではどんどんこういう家庭が増えていくのでは、、と怖くなった。 -
Posted by ブクログ
5人の作家による恋愛アンソロジー
奥田英朗 「あなたが大好き」
窪美澄 「銀紙色のアンタレス」
荻原浩 「アポロ11号はまだ空を飛んでいるか」
原田マハ 「ドライビング・ミス・アンジー」
中江有里 「シャンプー」
の5編が収録されています。
窪美澄さんの作品を楽しみにしていましたが2016/10/17に刊行された「すみなれたからだで」に収録されていた物で少し残念でしたが、それでも再び読み返したらやっぱり好きだなと感じました。
16歳の男女のすれ違う繊細な恋心にドキドキしたり、おばあちゃんの家や海、龍宮窟の風景が脳内映像に浮かんで来たり、おばあちゃんの作るおにぎりが食べたくなったり、終始無駄