奥田英朗のレビュー一覧

  • イン・ザ・プール

    Posted by ブクログ

    マジでプールみたいな小説でした。
    最初の1、2章で世界観と作者の意図を掴んで3章から読みやすくなる。
    冷たいプールで徐々に慣らしていくような感覚。
    とにかくぶっ飛んでる。下ネタがどうこうは今に始まった話じゃないからスルーする。
    特に1、2、3、4章の主人公は上から人を見るような分かりやすい態度を取る。これがなんともダイレクトで珍しい。
    辻村深月さんの『善良と傲慢』の傲慢の部分を病としてほじくり出して分かりやすくしたような感じ。
    刺激不足、自意識過剰、携帯中または承認欲求。こういった心理的なテーマを作者の視点。そして伊良部を対立する者として配置して考えさせる。そういう小説だと思います。
    ただやり

    0
    2026年01月04日
  • ララピポ

    Posted by ブクログ

    頭使わずにサラリと呼んでいるはずが、読み終わったらどっと疲れた。
    登場人物にメンヘラが多く、理解出来ない部分が多く、どうしようもなく報われない話が多かった。
    人から期待されるのも億劫だけど、好きにしてと言われても、やりたいことがない場合はこうなってしまうのかもしれないなと思った。

    0
    2026年01月01日
  • コメンテーター

    Posted by ブクログ

    会計後にまで【治療】を仕込んで来るようになったか…恐るべしDr伊良部!!
    今回も楽しく心軽々と読めました。このシリーズは毎回、絶対に笑っちゃう好きな箇所がある!!
    私もマユミさんに注射されたいな〜\( ´ω` )/

    0
    2025年12月29日
  • 普天を我が手に 第一部

    Posted by ブクログ

    おもしろいのだが長すぎて…難しいところも多くてダメでした(挫折)軍人になりたいとか、参政権などいらないという女とか、刷り込みって怖いなあ

    0
    2025年12月19日
  • 最悪

    Posted by ブクログ

    事件発生まで400ページくらいかけて丁寧に最悪な状況を積み重ねていくので、そこまで読んでいる間、憂鬱でしんどかった。
    しかしその分事件以後の説得力が増し、読み応えのある作品だったと感じる。

    0
    2025年12月19日
  • 普天を我が手に 第二部

    Posted by ブクログ

    昭和17年。昭和元年の生まれた4人は15歳となる。
    志郎は抑留から帰還。捕虜収容所通訳となり東大へ進む。
    四郎は海軍予科練へ。人間魚雷回天の乗組員となるが終戦で免れる。矢野組を立てながら日大へ進み右翼活動。
    満は満映で働きつつ、アヘンなどで儲けるがソ連捕虜となる。
    ノラはコーヒーの商売で成功。左翼活動家となるがGHQの関連で働き津田塾へ進む。

    #B29東京空襲 #神風特別攻撃隊 #東京大空襲 
    #原爆投下 #ポツダム宣言 #玉音放送 #終戦
    #極東軍事裁判 #引揚
    などを経て、ついに4人が顔を合わせる時が来た。

    0
    2025年12月06日
  • リバー 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何がすごいってこんなに詳細に警察の動きを書けるってところだなと思う。感服。落ちはスッキリしない人はしないと思うけれど、犯人が自供しない、という状況で終わるのは、書き手がそこに重きを置いてないからではという感じ。殺人事件で、被害者遺族、記者、世間、警察、犯人、恋人、さまざまな人の人生が変わり、事件に関わって動いていく、その流動がメインストーリーな気がする。

    0
    2025年12月05日
  • 町長選挙

    Posted by ブクログ

    これまで破天荒な医療技術(?)で患者を救ってきた(?)伊良部先生(;゚∀゚)今回は何だか控えめだった気がする(^_^;)3冊連続で読んだから慣れてきたのかな?前の巻では伊良部先生かマユミさんになりたい!と思ったけれど、患者でもいい気がしてきた(^^)注射でも採血でもどんと来〜い\(^o^)/

    0
    2025年12月02日
  • 邪魔(上) 新装版

    Posted by ブクログ

    内容(ブックデータベースより)

    奥田英朗、初期の傑作にして大藪春彦賞受賞作!!
    その幸福は、本物ですか?

    ほんの小さなきっかけから、追い詰められてゆく人たち。
    平穏な日々が、暗転するーー。

    ドアホンを手に取ると「警察です」という男の低い声が恭子の耳に飛び込んだ。
    心臓が早鐘を打つ。ドアホンを置く手が小さく震えた。
    怖がることなんか何もない。
    うちは貧乏でも金持ちでもない平凡な家庭なのだ。
    何も起こるわけがないじゃないか。

    妻を事故で亡くして以来、不眠症に悩まされている刑事・九野。スーパーのレジ係として働きながら子育て中の主婦、恭子。華やかではないが平穏な二人の日常が、ある事件を機に交錯

    0
    2025年11月25日
  • 普天を我が手に 第二部

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第二部 三部作中

    軍人の竹田耕三の息子・竹田志郎、興行師・五十嵐譲二の息子・五十嵐満、女性の権利に奮闘する左派・森村タキの娘・森村ノラ、博徒・矢野辰一の息子・矢野四郎の同級4人が、第2次世界大戦から、終戦までの怒涛の戦乱の世を生き抜く。

    それぞれが苦難を乗り越え、交錯しあう4人。
    次の日本を作っていく橋掛かりに、4人はどう絡んでいくのか、期待。

    0
    2025年11月25日
  • イン・ザ・プール

    Posted by ブクログ

    最新刊の『コメンテーター』が凄く気になっていて、せっかくならシリーズ第1弾から読んでみようと手に取りました。

    伊良部総合病院の神経科を訪ねる患者達の悩みを描いた5編の短編集。

    表題作の『イン・ザ・プール』ははっきり言って余り面白くなくて、このまま読み進めようか迷いましたが、『勃ちっ放し』以降は予想外に面白くて、最後まで読み切ることができました❗️

    患者それぞれは、何らかの依存症や神経症に悩まされていて、それを診察して処方する伊良部先生の個性が非常に強烈です。生理的に彼を受け入れるかどうかによって本書の評価は大きく分かれるかと思います。

    好きな話しは、『フレンズ』と『いてもたっても』の2

    0
    2025年11月10日
  • 邪魔(下) 新装版

    Posted by ブクログ

    うーん…なんかスッキリしない結末だと思うのは私だけ?
    九野の義理の母は、結局妄想だったの?
    そして、恭子は一人でどこへ向かうの?

    0
    2025年11月09日
  • イン・ザ・プール

    Posted by ブクログ

    変人すぎる医者の元に通う精神を病んだ様々な人のお話。上野公園のイラン人、とか下ネタの類、他表現などもっと古い時代かと思いきや、2006年初版?!いまの時代にはそぐわない表現とか出てくるところはあるが、伊良部のあまりの変人さに患者も読者も圧倒されながら気楽に読めます。

    0
    2025年11月06日
  • 邪魔(上) 新装版

    Posted by ブクログ

    妻を亡くした九野と、平凡な主婦の恭子。
    恭子の夫の事件をきっかけに交錯していくとあり、早く下巻が読みたい!

    0
    2025年11月04日
  • コメンテーター

    Posted by ブクログ

    トンデモ精神科医・伊良部一郎シリーズ第4弾。彼の自由すぎる発言が、令和の悩める人々を笑撃&震撼させる!
    とにかくこの世はストレス社会。老若男女すべての人々が悩みを抱えながら毎日を生きている。伊良部のトンデモ言動は、専門家や医者や宗教でも真理を突けない本質をズバリ解決する。読者側もストレス解消になる。

    0
    2025年11月02日
  • コメンテーター

    Posted by ブクログ

    『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』『町長選挙』と続いた「伊良部シリーズ」
    『空中ブランコ』は2004年、第131回直木賞を受賞。
    ドラマ化、映画化もされたが、小説の累計部数は300万部越え!
    そんなシリーズ最新刊はなんと17年ぶり!

    実は私、ドラマの方は記憶がある。
    と言っても覚えているのは、主演の伊良部を石原軍団の徳重さん、看護師のマユミを余貴美子さんが演じていたことだけ。

    17年ぶりに新刊が出たことを知らなかった私。
    装丁の”赤ちゃんの写真”を見た瞬間、「伊良部シリーズ???」と思い手に取った。
    奥田さんが「この写真を探してきてくれた編集者に感謝。すぐに伊良部シリーズだとわかる」とい

    0
    2025年10月29日
  • イン・ザ・プール

    Posted by ブクログ

    最近ミステリーを読むことが多かったので、不可解な日常が登場するたび、謎解きがあるのかと余計なことを考えながら読んでしまいましたが、まったく違いました。伊良部先生の突飛な言動で、患者さんの内面に働きかけ、問題解決をしていくという話でした。
    コメディと割り切って読めれば、先生のキャラクターにハマって楽しく読めますが、少し古い作品であるということや下ネタもあるので、苦手な人もいそうな作品です。でも、自作が面白いので続けて読んで伊良部先生にハマって欲しいな。

    0
    2025年10月23日
  • コメンテーター

    Posted by ブクログ

    奥田英朗さんの作品は初めてでした。
    視聴率が全てのテレビマン、どんな理不尽にも怒れないお父さん、株で億万長者になった元サラリーマン、新幹線や飛行機に乗れなくなったピアノ奏者など、様々な理由で心が不調になった人が精神科の伊良部先生と絡むことで.....。
    自分も同じような経験があって、その辛さが分かるのもあって、引き込まれてしまいました。
    伊良部先生、無茶苦茶ですけど、それくらいでいいのかなって心が軽くなりました。

    この作品、シリーズ物の第四弾だと知らず、読んでしまいました。
    さっそくこの前第一弾から第三弾まで買いました。
    読むのが楽しみです。
    ありがとうございました!

    0
    2025年10月16日
  • イン・ザ・プール

    Posted by ブクログ

    様々な依存症の患者と、患者を否定せず依存度で上回ってみせる(?)ことで治療する医者の話。
    読みやすくはあったけど、連作短編集の割には短編を通して話が進む感じがなかった気がする。2巻に期待かな。
    最後の話が一番好きだった。実際には完全に完治するより上手く付き合いながら生きてくことが多そうだよね。

    0
    2025年10月15日
  • 町長選挙

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    特にアンポンマンが現代を生きる人にとっては刺さりそう。自分の行動の見直しにもなるし、読んで良かったと思う。
    総じて好みでいえば空中ブランコの方が面白かったけれど、普段の診察室から離れた描写が結構多くて新鮮だった。
    コメンテーターも早く読まなきゃ

    0
    2025年10月12日