奥田英朗のレビュー一覧

  • ヴァラエティ

    Posted by ブクログ

    短編で読みやすい一冊。
    私は読書が得意ではないが、そんな人におすすめの一冊。
    最後に大門で返し、オチがあるわけでないが、読んだ後にほのぼのとした気持ちになる

    0
    2025年06月23日
  • 町長選挙

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目。
    個人的には1作目が1番衝撃的だったし、おもしろかった。
    でも相変わらず伊良部先生のキャラがよかった

    0
    2025年06月09日
  • 空中ブランコ

    Posted by ブクログ

    平和な話だけど、人を勇気つけたり、他人から信頼を得たりすることの重要さと難しさを再認識

    ●性格は既得権ともいえる

    0
    2025年05月26日
  • 真夜中のマーチ

    Posted by ブクログ

    テンポ良く読めたが、この作者ならではの優しさや人間味が感じられて、気持ちを揺さぶられることはなく平和に読めた。私が歳を取ってしまったからか、あまりワクワクしなかった。

    0
    2025年05月23日
  • 向田理髪店

    Posted by ブクログ

    北海道の炭鉱があった町なお話

    田舎あるあるの話だったが、奥田英朗にかかると温かくて、楽しい話になってしまうのは凄いな〜

    逃亡者の話が最後で、やってくれるねーと思ってしまいました。

    0
    2025年05月11日
  • 空中ブランコ

    Posted by ブクログ

    イン・ザ・プールの続編として手に取りました。
    患者の悩み事をチャランポランな精神科医が見事?に解決する短編集ですが、失笑の中にほっこりするところがあります。

    0
    2025年05月09日
  • 空中ブランコ

    Posted by ブクログ

    2004年上期の直木賞受賞作品。
    一つ前に読んだ「我が家の問題」の読後感が微妙だったので、もう少し楽しく読めそうなものを、と思って読んでみた。

    伊良部総合病院神経科の医師(兼 院長の御曹司)、伊良部一郎の破天荒な人格は、利害関係者でさえなければ、一緒にいて爽快かもしれない。医者としては絶対に関わりたくないが。

    藪医者に見えて、本作に登場する患者5人の悩みは一応解決しているようなので、結果主義でいえば、名医なのだろう。

    連作五篇の中では、「義父のヅラ」が一番ウケた。義父兼学部長のヅラをパカっと外したい、というどうしようようもない欲望に取り憑かれた娘婿が実際にそれを実行するハメに陥る。義父が

    0
    2025年05月06日
  • マドンナ

    Posted by ブクログ

    主に会社内での男性の立ち振る舞いなどが描かれている。女性目線からどう思われているか、男としてはやきもき考えるが当たっている試しがない。作中に出てくる話の中でオンリーとロンリーは違うというのは、確かにそうだなと感じました。

    0
    2025年04月18日
  • 延長戦に入りました

    購入済み

    16

    世界陸上と800m走の冷遇を
    TWO LAPS 横田代表や
    久保凛ちゃんや、落合くんに読んでもらいたい

    あとは、川元さんとか源さん
    塩見さんとか川田さんにも

    ちょっとコア過ぎてこのコメントも冷遇されそう

    #切ない

    0
    2025年04月10日
  • 罪の轍(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    昭和38年に起こった実際の誘拐事件を元にした犯罪捜査小説。
    北海道礼文島から渡ってきた空き巣常習犯の青年と、警視庁の若手刑事の視点を中心に物語が進む。
    この年代の下町が舞台ということもあり、逞しく好ましい人物が多く描かれるが、事件やその背景はやはりやりきれない

    0
    2025年04月07日
  • 最悪

    Posted by ブクログ

    タイトルから、素敵な爽やかな作品でないことは想像していた。

    しかし、どこかで救いがあると光があると思っていた。

    バッドエンドは嫌いだ。

    嫌いだが、読ませる。楽しませる。この作家は凄い。

    最悪というタイトルのエンターテイメント。最悪をエンターテイメントにまで引き上げる作家の力が凄い。

    0
    2025年04月06日
  • ララピポ

    Posted by ブクログ

    エロスの群像劇。
    それぞれがぞれぞれと繋がっている。
    コメディ色はあるけれど、作品全体に退廃感が漂う。

    a lot of people

    多くの人が生きている。生きていく。

    0
    2025年04月06日
  • 野球の国

    Posted by ブクログ

    奥田英朗さんの作品は読んだことなかった。
    正確にはエッセイなのでちゃんとした作品ではないのだが。
    この人の感覚は好きだ。
    言いたいこと、感じる気持ちは良く分かる。
    この人の書いた小説を読んでみようと思った。

    0
    2025年04月06日
  • 家日和

    Posted by ブクログ

    短編集でとても読みやすかったです。いろいろな事例があり、飽きずに読み進めることができます。特に大きな事件が起こらない物語などもあり、日常の小さな浮き沈みをよく捉えて描かれています。
    読んだ後に自分の日常が少し愛おしくなる一冊。

    0
    2025年03月31日
  • 我が家の問題

    Posted by ブクログ

    家庭内のあるある系問題を描いた六篇。いずれも大きな事件は起こらず、日常のささいな(でも当事者として重大な)問題に試行錯誤するお話。

    自分もランナーであるので、最後の「妻とマラソン」が1番共感しやすかった。作家である夫の(編集者の)力で、東京マラソン(と思しきレース)のチケットが手に入るくだりは、10年連続抽選にハズレ続けの身からは羨ましい限りだ。

    「ハズバンド」では、自分(夫)の会社内でのポジション・扱いが明らかに低いことを会社行事(ソフトボール大会)の際に妻に知られてしまったときの夫側の視点は記載がなく、妻側視点で物語は進むのだけど、夫の気持ちが気になって仕方がない。

    0
    2025年03月28日
  • 我が家のヒミツ

    Posted by ブクログ

    短編集なのでさらっと読みたい時にちょうど良い

    アンナの12月
    歯医者とピアニスト

    が面白かった


    本当の父親が有名人でお金もちだったら…
    勤務先の歯医者にファンのピアニストが患者さんで来たら…

    私の心も同じでした。

    0
    2025年03月20日
  • 噂の女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おのおの別の'噂の女'の話なのかと思って読み始めたら、糸井美幸の話だった。
    怖い…小説の中だけの話と思いたいけど、実際、こんな感じで周囲で男性が不審死している事件ってあるよな、と。そしてそれが、美人の起こした事件かと思えば、そんなことも無いと言うのも現実の事件でも同じ。
    どの話も、えーその後どうなったの?と言うところで終わるのも何とも、、
    今、糸井美幸はとこで何をしているんでしょうね。

    0
    2025年03月17日
  • 最悪

    Posted by ブクログ

    タイトルどおりの最悪な展開で読み進むのが苦痛になるくらいでした。アウトロー、ヤクザ、反社には嫌悪感を感じます。

    0
    2025年03月14日
  • マドンナ

    Posted by ブクログ

    会社におけるおじさんたちの気持ちが手にとるようにわかった気がする。自分が新人 OLだった頃を思い出す。けっしてマドンナ的な存在だったわけではないけど若いというだけでチヤホヤはされたと思う。偉そうにみえた上司たちも会社の中では男の人の部分もあったのかな。ドラマのようなことはそんなになかったけど社内恋愛は普通にあったものね。楽しかった若かりし頃、、

    0
    2025年03月14日
  • 罪の轍(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    昭和38年の少年事件の話
    莫迦と言われまともに仕事も出来ず
    善悪の意識がない罪の重ね方が
    やはり未成年によくある『育ち』によるもの

    なのに逮捕されてからのしらばっくれようは莫迦には出来ない所業

    なんともスッキリしない結末でした

    0
    2025年02月15日