奥田英朗のレビュー一覧

  • 東京物語

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    コピーライターっていう花形職業。
    そしてイマイチ想像ができなかった仕事。
    広告代理店で働く普通の日常が描かれており、
    想像とは裏腹に泥臭いやり取りがたくさんあった。

    別に誰かが死ぬわけじゃない。
    名言が出たり恋が実るわけでもない。
    ドラマシーンなんてないのかもしれない。
    でもこの本の持つ読後感は、雑多な毎日の中で、
    ふと立ち止まらせてくれるものがありました。

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    2015年08月12日
  • 泳いで帰れ

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    アテネオリンピック観戦記。
    大した、オリンピック好きでもない作者がちょっとずつ楽しくなってくる雰囲気を醸し出しながらも、つけたタイトルは選手への強烈なメッセージ、「泳いで帰れ」。旅先のホテル暮らしの煩わしさがここまで伝わってくる観戦記もめずらしい。

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    2011年06月20日
  • 泳いで帰れ

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    奥田氏のアテネオリンピック観戦ルポ兼旅エッセイ。奥田センセのエッセイは本当に面白い。小説もモチロン面白いですが。なんというか、現在進行形な感じの文章が実に良い。旅先でブツブツしゃべってるのをオンタイムで聞いてる感じ、という感じの文章がじつに心地よいですね。加えて、本音丸出しの小市民的視点がまた良し。いやいや、楽しめましたぁ。んで、このタイトルの意味するところは・・・、う〜む、そういうことだったのか。

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    2011年09月25日
  • 野球の国

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    日本全国、野球観戦一人旅のエッセイ。前読んだ『延長戦〜』は、「く・くだらねぇ〜、ギャハハ!」とゆうカンジの内容でしたが、この本ではガラッとちがう風味になってますね。何というか、日記調みたいな文章が、なんともいい味出してます。で、肝心の野球観戦の部分が、あまりウェイトを占めていないところが、また何とも・・・。フツーの旅エッセイとしても十分楽しめそう。また、一人旅の道中の様子が、なんの飾りもなくリアルにセキララに語られていて、なんか共感を呼びます。「アローンだがロンリーではなかった」う〜む、深イイ・・・。・・・最近、奥田作品にハマっています。遅ればせながら。

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    2011年09月25日
  • 泳いで帰れ

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    作家奥田英朗が行く愉快なアテネオリンピック観戦記。柔道日本、長島ジャパンの奮戦の記録が読んでいてとても楽しかった。ああ、あのアテネは日本はメダルラッシュで凄かったなあ…読んでいて毎晩徹夜しかけた興奮の記憶が蘇った。やっぱりオリンピックって良いもんだ。ガンバレ〜!!ってスポーツ選手を心から応援したくなりますねえ。オリンピック観戦。いつか一度は実際に行ってみたいなあ…

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    2011年09月17日
  • 泳いで帰れ

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    何気なく手にとってみたら、これ小説じゃなくてエッセイでした。
    この人エッセイも書いてたんだねぇ。知らなかった。
    アテネオリンピック(主に野球!)観戦記。


    著者の野球に対する熱い思いが弾けまくってます。小説家ならではの深い考察…というより、野球大好き親父の自論語りみたいな感じ。
    野球を全く知らない人には、ちょっと理解しがたい部分が多いかも。
    ですが、普通に野球を知っている人にとっては「そうそう」って頷いたり「いやいや、アレはね…」と反論したくなったり、語りたくなるテーマがちりばめられているんじゃないかな。
    タイトルは、アテネ五輪でプロとしては不甲斐ない結果(銅)で帰ってきた長嶋ジャパン(中畑

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    2009年10月07日
  • 野球の国

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    気ままな旅。
    なんという気ままな旅なのでしょう。
    この行き当たりばったりなものが本になったのもすごいですが、
    魅力は感じます。

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    2009年10月04日
  • 泳いで帰れ

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    アテネオリンピックを観戦する奥田英朗ののエッセイ。奥田英朗のエッセイはおもしろい。ちょっと口が悪いところも好き。最後の「私は旅に生きる人間ではない。居場所は変わらない。旅することで日常に耐える人間だ。」の文がいい。ギリシャへ行きたい☆

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    2009年10月04日
  • 泳いで帰れ

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    もう次のオリンピック始まるのに……という時期に読んだ。なんだか実際に野球好きのおじさんと一緒に海外まで野球を見に行った気分になる。この「泳いで帰れ」という台詞に著者の気持ちが込められてます。

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    2011年07月17日
  • 真夜中のマーチ

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    前半は結構退屈でした。
    なので、途中で他の本を読んだりして、読み終わるまでにかなりの期間をかけました。
    が、後半に入ってからはテンポのいい展開で、一気に読みました。
    登場人物それぞれの個性も良く出ていたし、終わり方も爽快感がありました。
    今年2007年4月にWOWOWでドラマ化もされた話題作です。

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    2021年06月29日
  • 東京物語

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    好きな話だった。
    けっこう、この年代の話のことを書いてる本って多いんだよなー。
    確かに、読んでると憧れる。
    今みたいに何でもあるって感じじゃなくて、携帯もないから友達との連絡もままならなくて、家まで直接行ってみたり…とか。
    そういう不自由さに、今はすごく憧れるなぁ。 
    時代がいろいろ前後する話で、ちょこちょことそのときに起こった時事ネタなんかも出てくるし、おもしろい。
    主人公の久雄も、適度にダメでおもしろい。

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    2023年08月28日
  • 野球の国

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    エッセイです。野球場のあるところへ行ってます。日本だけでなく台湾まで行ってます。 出身が同じ岐阜なので、中日ファンであるところがなにげに嬉しい

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    2009年10月04日
  • 我が家の問題

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    3.8/5.0

    当たり前といえば当たり前なんだけど、全くの他人同士がくっ付いて、これから先の生活を共に過ごしていく、ってなんか不思議だなぁ、と思ったり。

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    2026年05月24日
  • オリンピックの身代金(下)

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    ちょっと不完全燃焼っぽい終わり方が残念。ここまできたら犯人が抱えている最下層の想いを浮かれてる国民に少しは共有して欲しかった、その描写を期待してラスト30ページ全集中したけどラストのラストは作中何度か登場した人で浮かれた状態で終わった…アタシは犯人側に感情移入して読んでるので残念でホントに悔しい、なので星3つ。

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    2026年05月21日
  • オリンピックの身代金(上)

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    面白くなってきました~只時間軸がいったりきたりするのが少し戸惑ってしまいますが細かい描写なのでリアル感はありますが、描写が細かいのが苦手な人はキツいかもしれない…いよいよ下巻突入です、戦争からの復興のシンボルである東京五輪の中でのテロに興味MAXですので一気に読みたい。
    追記
    確かに『東京だけ…』が華やかに復興し他の地域は何も変わらないのに、浮き足だってるコトに一矢報いたくなる気持ちは想像できますね、その結果、現在の東京集中化になってることに繋がってるし、この状況はイイとは思えない…個人的には同意見です。

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    2026年05月11日
  • コメンテーター

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    ネタバレ

    このシリーズの醍醐味は、変な悩みを抱えた人がたくさん出てきて、それぞれの個性ある悩みを伊良部先生がハッとする方法で救うみたいな要素だと思ってるのだが、今作は悩みをコロナ化の対人恐怖系に絞り過ぎていると感じた。解決の仕方も「こんな些細なことや関係無さそうなことが、ここで効いてくるんだ!」みたいな驚きが薄く、途中から予測できるような新鮮味の無さを感じた。

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    2026年05月11日
  • 沈黙の町で

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    ネタバレ

    人間の自己中心的な性格をもろに感じる作品だった。はじめは殺された子に同情して加害者は早く罪を認めて謝ってとかなんとか思って読んでたけど、読み進めていくうちに殺された子に全然同情できないし逆に読み進めて行くうちにその子にイライラもしてくる。登場人物だけじゃなく自分自身の自己中心的な考え方にも目の当たりにさせられるような感覚でした。
    奥田作品の登場人物が多く、場面がバンバン切り替わる中で事件の見方が変わっていくという鉄板ストーリーで、相変わらず読み進めいくのが楽しかった。

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    2026年05月11日
  • 向田理髪店

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    著者の空中ブランコが好きで読んでみた
    小さな田舎町で起こる大小の事件
    小さな人間関係でもそこで生きている人には目の前にあることが全てになる
    変化を求めてもがくのか、不変を選んでただ時間の流れに身をまかすのか
    今の自分に置き換えた時に何が大事か見つめ直すきっかけになる

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    2026年05月06日
  • 我が家の問題

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    家族の問題というか?夫婦の問題を身近にある出来事をベースに作られている短編集。

    特に「里帰り」は夫の実家、妻の実家にそれぞれ帰省しないといけなくなり、あまり乗り気ではなかったものの、何だかんだ行ってよかったという結末。結構あるあるな展開だけど、共感する部分も多く良作だった。

    あと、「妻とマラソン」では毎回登場する小説家の家族の話。
    専業主婦になった妻の悩みが何なのか、上手く掘り下げ、東京マラソンへの参加という目標を立てることで、妻にも達成感を味わってもらうと言ったもの。これも良かった。

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    2026年05月04日
  • イン・ザ・プール

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    【読んだきっかけ】
    以前ネットで面白いと薦められていたので。

    【構成や文体の特徴】
    医学的・精神的な問題を扱いながらも、文体はあくまで軽やかで、小難しさを一切感じさせないエンタメ性が秀逸。さくさく読める。

    【印象に残ったフレーズ・描写】

    【登場人物や語り手への印象】
    患者より強烈な個性を放つ伊良部先生は憎めない魅力がある。
    患者たちの「現代人特有の神経症的な悩み」には、滑稽ながらも一定のリアリティがあり、共感というよりは観察する面白さがあった。

    【思想・テーマの受け取り方】
    「病を治す」というよりは、より大きな非常識(伊良部先生)にぶつかることで、自分の悩みが相対的に小さく、あるいは馬

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    2026年05月03日