奥田英朗のレビュー一覧

  • ヴァラエティ

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    まとまらなかった短編集。
    対談やショートショートまで収録されていて、
    まさにバラエティに富んだ一冊。
    山田太一との対談テーマ
    「総ての人が<人生の主役>になれるわけではない」を実感する作品も。
    個人的には「ドライブ・イン・サマー」がおもしろかった。
    これ、『罪の轍』書いた人なんだよなぁ……と思いながら読んでた。

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    2020年02月25日
  • ヴァラエティ

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    ネタバレ

    短編と対談を集めたもの。

    『おれは社長だ!』『毎度おおきに』はシリーズ化しそうだったのにならなかったらしい。
    面白いし、キャラも出来上がってるのにもったいないなぁ。

    『セブンティーン』は親としては悩ましいー!
    心配だよ。こういう話は親子でしにくいし。
    でもきちんとしないと、女の子は深刻な問題に発展もしやすいからな…

    『夏のアルバム』泣いた。気を付けてたのに、些細な会話から母親のことを思い出させてしまった。悪気はなかったから言った本人も一緒に泣いたんだね。

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    2020年02月06日
  • オリンピックの身代金(上)

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    上巻なので評価が難しいですが、やっと物語が動いてきた感じがします。
    戦後どのようにして東京オリンピックが開催されたのか、その時代背景や人々の暮らしなど垣間見れます。
    今年の夏に東京オリンピックが行われる前によみたかった作品でした。
    話が日付ごとに区切られていて、さらに前後するため、簡単にメモするとより小説を楽しめるかもしれません。
    基本として、主人公のターン、警察のターン、マスコミのターン。という構成ですね。

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    2020年01月27日
  • ヴァラエティ

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    短編集です。
    ・おれは社長だ!  ・毎度おおきに
    ・ドライブ・イン・サマー
    ・住み込み可
    ・セブンティーン
    ・夏のアルバム

    確かにどれも微妙な空気感が漂い読んでて楽しかった。
    ただ、もう少しパンチが欲しいな。という作品もあり。
    今度は長編も読んでみたいです。

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    2020年01月18日
  • 純平、考え直せ

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    久々に奥田さんを読もうとして、これにした。軽くて明るそうだ。そういうものが読みたい気分だった。読み始めると面白くてずんずん進む、これはもしかして当りかも。すぐ読みきった。
    感想はいつものように感謝して甘い点をつけたかったが、辛かった。


    兄貴に憧れ一途に尽くしてきた純平21歳、兄貴のようなヤクザになりたい。尽くして尽くしまくっているとき、組長からじきじきの命令だ出る。三日後に鉄砲玉になれ。
    感激して、20万と貰った三日間を豪勢に暮らす。何しろ田舎出で、兄貴について見聞きしたことしか知らない、おずおずしたところが可愛らしいが、それなりに女の子と付き合い、勝手知った歌舞伎町で羽を伸ばす。兄貴に呼

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    2020年01月05日
  • 沈黙の町で

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    ある中学生の遺体が校内で発見された。事故なのか事件なのか…。
    彼がいじめの被害者だったことが分かり、少しづつ真実が明らかになっていく過程が、中学生の心理を上手く描いていて読みごたえがあった。
    被害者遺族、加害者、加害者家族、教師、警察、検事、弁護士、クラスメイト、それぞれの立場の視点で描かれるが、被害者の視点が見られず、彼が何を思って行動していたのかが最後まで不明だった。そこはそれぞれで考えろ、ということか。
    いじめられる方にも原因がある、というケースだと思うが、彼の視点が描かれていたら、また違った解釈もあるのかも。

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    2019年12月17日
  • ヴァラエティ

    購入済み

    人として面倒くさくて普通

    山田太一さんとの対談を読んで、普通の人の生活がドラマや小説になるんだと、改めて思いました。
    人は普通に面倒くさくて、それがかかわり合って生きてる。それでいいと思うと肩の血からが抜ける。

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    2019年11月09日
  • 無理(上)

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    暗いね。暗い中の一つ一つの話は面白い。 この作者は話のアイデアがどんどん湧いてくるようだ。面白いね。

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    2025年12月18日
  • イン・ザ・プール

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    ありえねぇを楽しむ。
    ありそうな精神疾患と
    ありえねぇ精神科医。

    時代を風刺している患者の悩みに、
    読者は寄り添いながら読んでいくが、
    肝心の主人公の精神科医は全く意に介さず
    めちゃくちゃやってる。

    んなアホな!とツッコミながらも、
    案外ありかもしれないと思ったり思わなかったり。

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    2025年12月06日
  • 真夜中のマーチ

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    10億円強盗計画。前半奥田英朗らしく、面白い要素もありで一気に読みでしたが、後半ちょっと失速したかな。でも楽しく読める本でした。

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    2019年06月24日
  • 無理(上)

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    上下巻で分かれているからなのか、なかなか進まない。
    後半でやっと何かが起こりそうな感じがしてきたから、早く下巻を読みたい!

    それぞれの登場人物がどうやって交錯していくんだろう?

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    2019年05月21日
  • ララピポ

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    ほんとにどうしようもない人達の日々を書いた本だけど、それぞれストーリーにつながりごあるのと、タイトルが最後に意味が分かったところなど、エンターテイメント性はさすがかと。

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    2019年05月02日
  • 田舎でロックンロール

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    自由じゃないからこそ、得られるものがある。
    かつて、聴きたい曲を自由に聴くことができない時代があった。
    物理的に。
    経済的に。
    そして、倫理的に。
    そんな時代に、ラジオ、ステレオ、レコード、雑誌などを通して最新の洋楽と奮闘した著者による、1972年〜1977年までの、体験的、自伝的エッセイ。

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    2019年04月07日
  • 東京物語

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    この小説を一言で表すと
    「昭和を生きた若者の生きざま」である。


    まるで、映画「三丁目の夕日」を見ているような、
    とても穏やかな気持ちになる小説であった。


    昭和という時代を生きた若者が、
    東京というと階に憧れを抱いて上京し、
    新たな場所で生きる希望や心細さが、
    とても良く表現されている。


    その時代を象徴した出来事や流行歌、
    当時の若者のステータスとなっていた車や物など、
    当時の雰囲気を細部まで表現された、
    空気感がとても心地の良い小説であった。

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    2019年03月31日
  • 無理(下)

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    地方都市の訳ありな人々の群像劇。少しずつ悪い方へ悪い方へと転がっていく。ラストはあくまでもきっかけで、その後に控えているであろう展開はきっと明るくない。後半は人が死にすぎてないか。。

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    2019年02月16日
  • ララピポ

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    ネタバレ

    登場人物みんなどこかで繋がりがあって狭い世界で貪りあっている。有り得ないようなことも、なんだかすんなり受け入れて読んでしまう面白さだった。
    限られた登場人物内で語り手が替わっていくので、自分が思う自分と、他人から見た自分を意識せざるを得ない。あまりに客観性を失った人の回は読んでて辛かったなぁ。

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    2019年01月07日
  • 田舎でロックンロール

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    奥田英朗の洋楽青春期。

    01 サージェント・パパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
    02 名前のない馬
    03 スライダー
    04 展覧会の絵
    05 アビイ・ロード
    06 狂気
    07 ライヴ・イン・ジャパン
    08 黒船
    09 クイーン?
    10 ウッドストック
    11 フィルモア・イースト・ライヴ
    12 明日なき暴走
    13 シルク・ディグリーズ
    14 夏草の誘い
    15 南十字星
    16 彩(エイジャ)
    青春音楽短編小説(ボーナス・トラック) ホリデイ・ヒット・ポップス!
    あとがき

    作者の中学生から高校生の間に触れたロックの回顧録を熱く語る。

    ディープ・パ

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    2018年11月17日
  • 延長戦に入りました

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    雑誌「モノ・マガジン」に連載されていた「スポーツ万華鏡」をまとめたエッセイ。

    全34編もありますが、サクサクと読めました。

    スポーツを主なテーマにいろんないちゃもん!?へりくつ!?を書いていて、納得するものあり、共感するものあり。

    レスリングのタイツはなぜ乳首を出すのか?

    なぜなの?理由を教えて~

    結果が気になることいっぱいです。

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    2018年11月12日
  • 泳いで帰れ

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    流れで、アテネ五輪の観戦記も読んでみた。こちらはまとまりがあってさらに面白い。野球に出場していた選手の名前が懐かしい。現役なのは松坂と福留、そして上原は?

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    2018年11月04日
  • 用もないのに

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    職業:小説家。年齢:とりあえず中年。じきに五十路の身である。〆切のある旅なんて真っ平御晩。自慢じゃないが、おやじの腰は重いのである。と、胸を張ったはどこへやら。編集者の甘言につられて、北京、NY、あっちこっちの野球場、果てはお遍路まで…。人気作家がしぶしぶ物した、脱力紀行エッセイ集。

    「延長戦に入りました」だったか、スポーツのエッセイを読んだことがある。こちらも脱力紀行エッセイで◎。

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    2018年11月03日