奥田英朗のレビュー一覧

  • 新装版 ウランバーナの森

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    デビュー作とのこと。ジョン・レノンをモデルとしたかのような主人公が便秘になりつつ霊と交信するお話。設定が面白かった。

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    2018年09月06日
  • 無理(下)

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    徐々に何もかもがうまくいかなくなっていく、ゆめの市の人々。
    こういう人たちって、今の日本にはたくさんいるんだろう。
    そして、その結末とは…
    かなり気の重い話だったけど、目が話せないものがある。

    2018.8.17

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    2018年08月17日
  • 無理(上)

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    合併で生まれた地方都市「ゆめの」。
    不満を抱えながら過ごす男女の日々で話が進む。
    社会福祉事務所で働く公務員、東京に憧れる女子高生、暴走族あがりのセールスマン、新興宗教にはまる女性、良くありがちな裏で何やってるわからない市議会議員。
    田舎だから働き口もなく、生活保護を受けている住民も多い。
    さて、下巻でこの町はどうなっていくのか…

    2018.8.15

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    2018年08月15日
  • 新装版 ウランバーナの森

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    ネタバレ

    過去に自分として犯したと考えた罪、が心の底に眠っており、それが平穏な生活によりフラッシュバックしてくるという、かの大ポップスターの日本での生活を描いたもの。

    この感覚はなんとなく分かるものではあるが、現実的にはキースの言っているように、背負って生きていくしかないものであると考える。もしくは、自分なりの線引きでの解決になるのであろうと思われる。

    それらを催眠療法で解決しようというものだったが、そこをお盆という状況とうまく掛け合わせていて、その不思議な様子が漂っている。夏の暑さを感じず、冷たい様子が漂っている。

    さて、実世界で同じようなものを抱えている人間はたくさんいるが、”背負っていく”、

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    2018年07月15日
  • 無理(下)

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    真面目に働くことの馬鹿馬鹿しさを知り、自分の地位が脅かされることにおののき、信じていたものには裏切られ…。5人の男女が心の軋みに耐え切れなくなった時、それぞれの人生は猛スピードで崩壊してゆく。矛盾だらけのこの国を象徴するかのような地方都市・ゆめのを舞台に、どん詰まり社会の現実を見事に描き切った群像劇。

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    2018年06月17日
  • 無理(上)

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    合併で生まれた地方都市・ゆめので、鬱屈を抱えながら暮らす5人の男女ー人間不信の地方公務員、東京にあこがれる女子高生、暴走族あがりのセールスマン、新興宗教にすがる中年女性、もっと大きな仕事がしたい市議会議員ー。縁もゆかりもなかった5人の人生が、ひょんなことから交錯し、思いもよらない事態を引き起こす。

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    2018年06月17日
  • 純平、考え直せ

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    坂本純平は気のいい下っ端やくざ。喧嘩っ早いが、女に甘くて男前。歌舞伎町ではちょっとした人気者だ。そんな彼が、対立する組の幹部の命を獲ってこいと命じられた。気負い立つ純平だが、それを女に洩らしたことから、ネット上には忠告や冷やかし、声援が飛び交って…。決行まで三日。様々な出会いと別れの末に、純平が選ぶ運命は?

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    2018年06月16日
  • 無理(下)

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    「ゆめの」と同じような何もない地方都市に住んでいる私には、あの鬱屈した風景に哀しいくらいの親近感があったのですが、下巻に入ってから状況は一変。
    さすがに誘拐や殺人とあれば、その親近感も吹っ飛びましたわな。
    徐々に破滅に向かう5人の物語。この結末をどう締めくくるのか非常に気になりましたけども、はっきりとした結末は無く。その先のそれぞれの姿は読者のご想像にお任せします的な終わり。でも確かにその後の5人の姿を想像すれば、はっきりと目の前にエンディングは浮かんでくる。当然ハッピーエンドでは無いものの。

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    2018年04月12日
  • 無理(上)

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    鬱屈した人間の姿は実に滑稽で面白いもの。でもそんな他人の不幸を嘲笑う俺自身もまた「ゆめの」のような地方都市に住んでいて、鬱屈した生活を送る一人である。この作品を読んでいてその現実に気づかされてしまう。手を伸ばせば届きそうなくらいの距離にある5人の物語。決して他人事でもないような。痛いくらいの共感と共感してしまう寂しさで、なんだか複雑な感情で読んでいた。下巻でどんな展開になるのやら。

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    2018年04月03日
  • 恋愛仮免中

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    <内容紹介より>
    人気、実力とも当代随一の作家5人が腕を競う、恋愛小説アンソロジー。3年越しの恋人が無断で会社を辞めてショックを受け、結婚を焦るOL。夏の日、大人の異性との出逢いに心を震わせる少年と少女。長年連れ添った夫婦の来し方、そして行く末。人の数だけ、恋の形はある――。人の心が織りなす、甘くせつない物語の逸品。
    ――――
    どの作品の程よいボリュームですらすらとよむことができました。甘酸っぱい「有川浩」的な恋愛要素を求めて読むと、少し肩透かしを食うかもしれません。
    もちろん、恋愛特有の甘酸っぱさはあるのですが、「ベタベタ」した感じはなく、どの作品もスッキリとしています。
    大きなどんでん返し

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    2018年03月14日
  • 恋愛仮免中

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    2018/2/18

    奥田英朗/あなたが大好き
    窪美澄/銀紙色のアンタレス
    荻原浩/アポロ11号はまだ空を飛んでいるか
    原田マハ/ドライビング•ミス•アンジー
    中江有里 /シャンプー

    ‪読みやすくて晴れ晴れするアンソロジー。ウルっときたりもするけど、透明な気持ちになれる。‬
    ‪中江有里さんは初読みかも。‬

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    2018年02月18日
  • 恋愛仮免中

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    結婚して家庭を築くというのは人生のビッグイベント。イベントには事業計画が必要で両家の釣り合いも大事な要素となってくる。惚れた腫れたの恋愛感情だけでは自ずと無理がくる。周囲が順調に人生を闊歩する中、スタートラインにも立っていない自分。焦る気持ちは喉元までせりあがってくる。結婚は愛じゃないのか、経済なのか、安定なのか、それとも。好きという気持ちとそうでないものとの狭間で揺れるヒロイン。悩みと葛藤しながら七顛八倒しながらも答えを導き出す。人は人、自分は自分、そういうこと。

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    2017年11月25日
  • 恋愛仮免中

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    このストーリーの中の人の繋がりは美しくて素敵だと感じたものを2つ挙げて、レビューに代えます。

    荻原浩さんの
    「アポロ11号はまだ空を飛んでいるか」

    原田マハさんの
    「ドライビング・ミス・アンジー」

    奇しくも2編ともタイトルが長いです。

    ほおっと息をつきたくなるあったかさ。
    胸の奥がつーんとなる切なさ。
    どちらも長い年月が解してゆく人の心が
    とても聡明な美しさで描かれています。

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    2017年10月08日
  • 新装版 ウランバーナの森

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    奥田英郎で期待したが、期待したユーモア的にはイマイチの本でジョンと言う主人公はジョンレノンと被らせて書いているのか?軽井沢での生活をグダグダと書いてある内容で完読せず終える。

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    2017年09月16日
  • 町長選挙

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    精神年齢5歳児の精神科医伊良部一郎 がハチ ャメチャな治療法で心の病を直して行く第三弾。表題作他3編が収録されてますが、伊良部先生の唯一の弱点がわかる町長選挙 が一番面白かったです。他の3編は、著名人をモデルにして書いてるのでしょうね 。 伊良部先生シリーズは、本作を最後に 次回作が出ていないようですが、もし出たら読んでみたいなぁ。 ちなみに、表紙の絵は、伊良部先生ですね。何せ精神年齢5歳ですから。

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    2025年12月21日
  • 無理(下)

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    元々、幸福感が薄い人々が、ズルズルと不幸になってゆく。
    映像的には青空がない、話の中では雪が降っているが、眩い白というよりは、灰色感がある。

    見ていて楽しさを全く感じられないが、なぜか読み続けることができる。作者に嵌められた感がある。

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    2017年08月25日
  • 無理(上)

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    陰鬱な内容。読むと元気になるとかテンションが上がるとか、そんな小説は数多あるが、これはその逆。
    それでいてなんとなく読み続けさせる。
    市役所職員、市議会議員、女子高生、地元大手スーパーの覆面警備員、詐欺まがい商法の営業、それぞれの登場人物はお互いを知らないが、微妙にすれ違ったりする。それぞれの今後とか、微妙に気になる。

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    2017年08月16日
  • イン・ザ・プール

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    精神年齢5歳児の精神科 医#伊良部一郎がハチャメチャな治療法で心の病を直して行く第一弾。タイトルの他4編が収録されており、プール依存症や、陰茎硬直症など個性的な人たちが悩みをかかえて、伊良部先生を訪ねます 。伊良部先生が面白すぎですね。私は勃ちっぱなしがお気に入りかな?伊良部先生を心の師匠にした田口のその後が気になります。

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    2025年12月21日
  • 恋愛仮免中

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    タイトルにセンスがないなぁ~と思う。表紙デザインもだけど。
    奥田さんが好きで読んだけど、ありがちな設定でありがちな展開だけれど、やっぱり面白い。
    窪さんのは既読だったけれど、この話は好き。
    荻原さんは、荻原さんっぽい。
    原田マハさんと、中江有里は初読み。中江さんのが良かった。

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    2017年07月24日
  • 恋愛仮免中

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    奥田英朗、窪美澄、荻原浩、原田マハ、いずれも好きな作家と、私は初読みの中江有里による短編集。書き下ろしではなく、ここ数年に雑誌等に収載されたもの。

    三十路突入までに結婚したいのに頼りない恋人にいらつくOL、夏の海辺で年上の女性に淡い恋心を抱く男子高校生、余命わずかな妻に寄り添う夫、外国人観光客を乗せたタクシー運転手、母が通う美容室のシャンプー係に恋をした女子中学生。

    初読みの作家以外は、その作家のいちばんとは言えないけれど、どの物語も穏やかでそれなりの良さ。2時間ほどでさまざまな恋の形が楽しめるのはお得かも。

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    2017年06月05日