奥田英朗のレビュー一覧
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気軽に読める短編だった。
個人的に好きだったのは「おれは社長だ!」と「毎度おおきに」のシリーズである。
経営者とは孤独なものであり、弱音を吐ける場所もないという様子が父親と重なった。
たとえセンスや技術があっても経営者として優れているかは別の話であって、社員の生活まで背負う責任の重さは計り知れない。
会社を守るためには手段なんて選べない。
世間知らずだと相手の好きなようにあしらわれる。
「セブンティーン」もまたおもしろかった。
私は母と学校のこと、友だちのこと、恋愛のことでもなんでも話す方であると思う。
母自身学生時代はモテて遊んでいた(ように私には思える)。
それでも娘のことは心配らしい -
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帯にスラップスティックって書いてありました。よく聞くけどなんだっけ?と思って検索してみたらドタバタ喜劇というような意味なんですね。じゃあドタバタ喜劇って書けよって思いますが、今度からかっこつけてスラップスティックって言ってみよう。
そもそもとても器用な作家さんなので、硬軟どちらも名作を書ける人として定評があります。これもまた犯罪小説ながらとっても青春の香りがして楽しく読めました。
コミュニケーション能力の発達した、一発でかいのを当てることを夢見る企画屋。記憶力抜群だが注意力が無さすぎる財閥の苗字を持つ一般庶民。成り上がり俗物金持ちの娘に生まれたことを苦々しく思っている美女。そしてドーベルマンの -
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ネタバレ裏の世界しか知らない一途な純平が痛ましいだけ。いつも一味違う奥田さんだが今回は外れた。
久々に奥田さんを読もうとして、これにした。軽くて明るそうだ。そういうものが読みたい気分だった。
軽く読めたが、期待に反して ”時間を返して、奥田さん” と言いたかった。
感想はいつものように感謝して甘い点をつけたかったが、少し辛い。多少世相を反映させてはいるがメインストーリーが軽い。題名にもう少し迫ってほしかった。
兄貴に憧れ一途に尽くしてきた純平21歳、兄貴のようなヤクザになりたい。尽くして尽くしまくっているとき、組長からじきじきの命令が出る。「三日後に鉄砲玉になれ」
感激して、20万と貰った特別休 -
購入済み
人として面倒くさくて普通
山田太一さんとの対談を読んで、普通の人の生活がドラマや小説になるんだと、改めて思いました。
人は普通に面倒くさくて、それがかかわり合って生きてる。それでいいと思うと肩の血からが抜ける。 -
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奥田英朗の洋楽青春期。
01 サージェント・パパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
02 名前のない馬
03 スライダー
04 展覧会の絵
05 アビイ・ロード
06 狂気
07 ライヴ・イン・ジャパン
08 黒船
09 クイーン?
10 ウッドストック
11 フィルモア・イースト・ライヴ
12 明日なき暴走
13 シルク・ディグリーズ
14 夏草の誘い
15 南十字星
16 彩(エイジャ)
青春音楽短編小説(ボーナス・トラック) ホリデイ・ヒット・ポップス!
あとがき
作者の中学生から高校生の間に触れたロックの回顧録を熱く語る。
ディープ・パ -
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奥田英朗の群像劇小説。
特色のない中途半端な地方都市にくらす、
残念な人間たちを描く。
離婚した公務員つとめの男。
生活保護のケースワーカーの仕事のストレスから買春に走る。
都会を夢見て真面目に勉強する女子高生。
途中で引きこもりの男に拉致換金される。
唯一の単なる被害者かな。
偽の電気保安器を、一人暮らしの高齢社宅に訪問販売で売り歩く元ヤン男。
金を掴むため仕事に精を出すも、
元ヤンならではのトラブルに巻き込まれる。
スーパーの万引き保安員の仕事にハマる中年おばさん。結婚はしておらず、万引き犯を捕まえた際の優越感に浸るのが唯一の楽しみだが、途中で新興宗教にハマりトラブルに巻き込まれ