奥田英朗のレビュー一覧

  • オリンピックの身代金(下)

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    ちょっと不完全燃焼っぽい終わり方が残念。ここまできたら犯人が抱えている最下層の想いを浮かれてる国民に少しは共有して欲しかった、その描写を期待してラスト30ページ全集中したけどラストのラストは作中何度か登場した人で浮かれた状態で終わった…アタシは犯人側に感情移入して読んでるので残念でホントに悔しい、なので星3つ。

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    2026年05月21日
  • オリンピックの身代金(上)

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    面白くなってきました~只時間軸がいったりきたりするのが少し戸惑ってしまいますが細かい描写なのでリアル感はありますが、描写が細かいのが苦手な人はキツいかもしれない…いよいよ下巻突入です、戦争からの復興のシンボルである東京五輪の中でのテロに興味MAXですので一気に読みたい。
    追記
    確かに『東京だけ…』が華やかに復興し他の地域は何も変わらないのに、浮き足だってるコトに一矢報いたくなる気持ちは想像できますね、その結果、現在の東京集中化になってることに繋がってるし、この状況はイイとは思えない…個人的には同意見です。

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    2026年05月11日
  • コメンテーター

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    ネタバレ

    このシリーズの醍醐味は、変な悩みを抱えた人がたくさん出てきて、それぞれの個性ある悩みを伊良部先生がハッとする方法で救うみたいな要素だと思ってるのだが、今作は悩みをコロナ化の対人恐怖系に絞り過ぎていると感じた。解決の仕方も「こんな些細なことや関係無さそうなことが、ここで効いてくるんだ!」みたいな驚きが薄く、途中から予測できるような新鮮味の無さを感じた。

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    2026年05月11日
  • 沈黙の町で

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    ネタバレ

    人間の自己中心的な性格をもろに感じる作品だった。はじめは殺された子に同情して加害者は早く罪を認めて謝ってとかなんとか思って読んでたけど、読み進めていくうちに殺された子に全然同情できないし逆に読み進めて行くうちにその子にイライラもしてくる。登場人物だけじゃなく自分自身の自己中心的な考え方にも目の当たりにさせられるような感覚でした。
    奥田作品の登場人物が多く、場面がバンバン切り替わる中で事件の見方が変わっていくという鉄板ストーリーで、相変わらず読み進めいくのが楽しかった。

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    2026年05月11日
  • 向田理髪店

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    著者の空中ブランコが好きで読んでみた
    小さな田舎町で起こる大小の事件
    小さな人間関係でもそこで生きている人には目の前にあることが全てになる
    変化を求めてもがくのか、不変を選んでただ時間の流れに身をまかすのか
    今の自分に置き換えた時に何が大事か見つめ直すきっかけになる

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    2026年05月06日
  • 我が家の問題

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    家族の問題というか?夫婦の問題を身近にある出来事をベースに作られている短編集。

    特に「里帰り」は夫の実家、妻の実家にそれぞれ帰省しないといけなくなり、あまり乗り気ではなかったものの、何だかんだ行ってよかったという結末。結構あるあるな展開だけど、共感する部分も多く良作だった。

    あと、「妻とマラソン」では毎回登場する小説家の家族の話。
    専業主婦になった妻の悩みが何なのか、上手く掘り下げ、東京マラソンへの参加という目標を立てることで、妻にも達成感を味わってもらうと言ったもの。これも良かった。

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    2026年05月04日
  • イン・ザ・プール

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    以前ネットで面白いと薦められていたので。

    医学的・精神的な問題を扱いながらも、文体はあくまで軽やかで、小難しさを一切感じさせないエンタメ性が秀逸。さくさく読める。

    患者より強烈な個性を放つ伊良部先生は憎めない魅力がある。
    患者たちの「現代人特有の神経症的な悩み」には、滑稽ながらも一定のリアリティがあり、共感というよりは観察する面白さがあった。
    「病を治す」というよりは、より大きな非常識(伊良部先生)にぶつかることで、自分の悩みが相対的に小さく、あるいは馬鹿らしく思えてくるということかしら…?

    深刻に考えすぎることを笑い飛ばしてくれるような、爽快な読後感だった。

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    2026年05月03日
  • 最悪

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    ネタバレ

    タイトルで買いました。
    最悪な主人公を思い描いてましたが、3人視点での最悪でした。
    最後の方から繋がりおもしろかった。
    繋がってからもっと続けて欲しかったです。
    4点に近い3点でした。
    1日で読み切った。おもしろかったですよ。

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    2026年05月02日
  • 向田理髪店

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    かつて炭鉱で栄えた北海道にある高齢化と過疎化が進む街。田舎特有の密度の濃い人間関係、淡々と繰り返す日常に時折り投げ込まれる変化。
    そこで理髪店を構える店主を軸に6編のエピソードで構成された物語。
    最後のエピソードは若者の成長も踏まえほっこりとした気持ちで完結しました。

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    2026年04月29日
  • コメンテーター

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    様々な症状に悩む患者をトンデモ精神科医の伊良部ドクターが解決に導くという短編集の第4弾。
    看護士のマユミさんの活躍が大幅に増量。ただ、マユミさんが率いるロックバンドのブラック・ヴァンパイアを、マユミさん自ら「グランジ」と形容しているのは違和感が拭えない。

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    2026年04月22日
  • 空中ブランコ

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    奇っ怪な強迫症に襲われ苦しむ各章の患者を見ていく中で、「視野が狭くなりすぎるとこんなにも周りが見えなくなるのか…」と一種の恐ろしさを感じた。反面教師として、頭に留めておきたいケースが色々あった。
    伊良部は破天荒なやぶ医者に見えて、実は名医なのかも疑惑が凄い!でたらめを言っているように聞こえて、割と理にかなっている発言が多い気がする。少しずつ、伊良部が破天荒になった経緯とか明らかになっていくのかな。考えすぎかな。笑

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    2026年04月19日
  • 町長選挙

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    様々な症状に悩む患者をトンデモ精神科医の伊良部ドクターが解決に導くという短編集の第3弾。
    ナベツネやホリエモンがモデルであろうと考えられる患者が登場する。
    マンネリ感は拭えないが、「こういう患者さんみたいな人、いるよなあ」と共感する度合いは前作・前々作よりも高まっていると思う。

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    2026年04月14日
  • 無理(上)

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    上巻だけ読んで感想なんて…
    『はぃ、半分読みました!』
    以上!!
    場面コロコロなので時間かかりました

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    2026年04月13日
  • リバー 下

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    ちょっと取り調べのシーンが冗長に感じたのと、犯人等の心理が詳しく分からなかったところが星一つ減点です

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    2026年04月07日
  • 普天を我が手に 第三部

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    ネタバレ

    面白かった。歴史上の出来事として知ってる事件が、そういうことだったのかーと分かるというか。第一部第二部もそうだったけど、当事者目線で振り返らせてもらうというのは違うんだろうな。実在の名前の変えられ方も面白くてニヤリとさせられる感じ。
    全員そっち側に行っちゃったかー、そっち側に行かなかった人を主人公にもう一回書いてもらえないかなぁと思う一方、「たかが選手が」と言い放ってしまうあの人も若い頃はこんな感じだったのかなというのは新鮮で、未来の人が見られたら同じ「第二次大戦後に生きた人」になる訳だし、自分の立ち位置というか、人の見方というか、一歩引いてやっていこうかなと思った。
    とはいえ第一部がいちばん

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    2026年04月06日
  • イン・ザ・プール

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    何やらとんでもない破天荒な医者に出会ってしまった、かと思いきや。飄々と掴みどころがなく、言うことなすことがめちゃくちゃな伊良部という医者。あらゆる病気や中毒に苦しむ患者たちの、一連の事件(?)が終わった後に伊良部の言動を振り返ると、実は名医なのでは!?という疑念が拭いきれず…!いや、考えすぎかも。笑
    依存症に被害妄想、強迫観念等々。傍から見た時の当事者の人たちの様子がありありと分かったのが新鮮かつ怖くも感じた。何事も行き過ぎはよくない。。

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    2026年04月05日
  • イン・ザ・プール

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    どれも一歩間違えたら自分もなってしまいそうな精神病。病気だからってまともに受け止めちゃいけないんだなって思った。
    伊良部先生のようにトンチンカンな先生のほうが名医なのかもしれない。

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    2026年04月03日
  • コロナと潜水服

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    短編作でその中の一作がこの本のタイトルになっている。サラサラっと読めてしまうので読みやすい。心霊現象ストーリーなんだけれど決して怖いものではなくとてもほんわかする気持ちになるのが良かった。

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    2026年03月31日
  • リバー 下

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    ネタバレ

    上巻とまとめて記載

    犯罪小説と言うより警察小説

    群馬と栃木に行ったことがないので、まず渡良瀬川と桐生市と足利市の位置関係をGoogleMapで確認しました。
    10年前の2つの事件と今回の3つの事件がこの川の河川敷で起こったことから、タイトルはリバー。本文には模倣犯の伏線はほぼないのに、文庫本の帯には、同一犯か?模倣犯か?と記載されています。

    この事件を解決するために、二つの県の警察の真剣かつ非効率な行動が中心なので警察小説なのでしょう。群像劇でもあるのですが、刑事さんたちが中心なのでしょう

    ただ、解決する糸口は、警察外の人からもたらされます。刈谷容疑者は写真館の松岡さん、池田容疑者は元

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    2026年03月29日
  • 家日和

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    ネットオークションにはまる主婦には急いでー!って声かけたくなったし、ブロッコリーと息子と父との戦いでは作戦を一緒に考えたくなった。
    家族って面白くて、面白い家族の一員になって笑ったりはらはらしたり、読後感が良い物語。

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    2026年03月28日