奥田英朗のレビュー一覧

  • 罪の轍(新潮文庫)

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    ラストの岩田選書。
    全体を通してみたら「長かった割には……」「奥田さんの割には……」という印象で残念。800ページごえなのにあらすじに書いてある誘拐事件は半分以上読み進めてやっとおこる。正直この時点でやっと?って感じだった。
    当時のネットとか連携とか何もない状態での執念の捜査って部分では面白かったけど、それ以上ではないって感じ。長かったせいで犯人に同情とかも特になかったし、ラストがあっけなく感じた。
    他の方の感想で実際にあった事件をベースにしてると知ったので、それを前情報として知っててwikiとか見た後に読んでたらもうちょっと楽しめたのかな…とは思う。

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    2025年10月13日
  • 町長選挙

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    ネタバレ

    特にアンポンマンが現代を生きる人にとっては刺さりそう。自分の行動の見直しにもなるし、読んで良かったと思う。
    総じて好みでいえば空中ブランコの方が面白かったけれど、普段の診察室から離れた描写が結構多くて新鮮だった。
    コメンテーターも早く読まなきゃ

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    2025年10月12日
  • 邪魔(上) 新装版

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    及川恭子、34歳。サラリーマンの夫、子供二人と東京郊外の建売り住宅に住む。スーパーのパート歴1年。平凡だが幸福な生活が、夫の勤務先の放火事件を機に足元から揺らぎ始める。恭子の心に夫への疑惑が兆し、不信は波紋のように広がる。日常に潜む悪夢、やりきれない思いを疾走するドラマに織り込んだ傑作。

    スーパーのパート。不眠症の刑事。不良高校生。接点のなかった三人の日常が、ある事件を機に静かに急速に、転落してゆく――。

    日常に潜む悪夢を描いたクライムノベルの傑作。
    大藪春彦賞受賞作。

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    2025年09月22日
  • 我が家の問題

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    里帰りの時の煩わしさ、会話が続かない感じ、「うわぁ」とか「ひぃ〜」とか唸りながら読んだ。俺だけじゃなかったんだって安心しました☺︎

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    2025年09月17日
  • ララピポ

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    まさか映画化されていたなんて…

    ブラックユーモアの話
    奥田さん、最下層の人達の日常を書きましたねー。凄い
    あたしは伊良部先生の話の方が馬鹿過ぎて好きです。

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    2025年09月12日
  • 町長選挙

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     伊良部シリーズの第3弾。
     モデルとなる人物が実際にいるのでは、と感じさせる作品だった。
    「カリスマ稼業」「町長選挙」が楽しかった。
     相変わらずの伊良部医師だが、弱点も垣間見えて愛しく思えてしまった。
     伊良部医師の生い立ちが知りたいなぁ。

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    2025年09月11日
  • ララピポ

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    群像劇的な連絡短編集。独立した短編6編だが、それぞれの作品にそれぞれの下ネタと不幸が詰まっている。後半にいくにつれて、繋がりが見えてくるのが面白い。
    思春期に読んで、自分の人生のハードルを劇的に下げてくれた一冊。

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    2025年09月09日
  • 恋愛仮免中

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    ネタバレ

    5人の作家さんが恋愛をテーマに描いた短編集。年齢も様々な登場人物が物語を動かしている。人の数だけ恋愛の形があると感じさせてくれる本。特に原田マハさんの「ドライビング・ミス・アンジー」が面白かった。甘くて、切ない。

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    2025年09月05日
  • ナオミとカナコ

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    止まる暇もない、考え込む暇もない。とにかく殺して逃げるスピード感にこちらも乗せられて、一気に読める。

    直美は父親もDVしてたからと言ってなぜそこまでするのかとか、加奈子目線から見たら全然違ってたりしてなんて思ったりもしたけれど、人物像やらどんでん返しやらではなくて、とにかく逃げきれるかどうかを読む小説だった。面白すぎ…!!

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    2025年09月01日
  • 純平、考え直せ

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    映画(2018年)を先に見た。21歳の部屋済みのヤクザが、鉄砲玉になって対立相手の親分を殺す。怖いもの知らずの若者の無鉄砲さが、愛おしい。映画同様、「若者が死を恐れないのは、人生を知らないからである。」というジイサンの言葉に、感じ入った。

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    2025年08月25日
  • 家日和

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    短編集だったか〜!
    誰かのお勧めだった気がして読んでみた、けど、
    短編集だったか〜!
    (短編集も悪くはないけど今の気分じゃなかった)
    奥田英朗さんの作品は前に夢中で読んだ記憶あって、
    でもどの作品でどんな話だったかが全然記憶なくて、
    また絶対にきちんと読みたいと思ってはいた、けど、
    短編集…以下略。笑

    しかも今の自分のモードに、あまりハマらないような、
    家族や、日常をテーマとしたユーモアと毒のある物語。
    いや「家日和」て題名から察しろよ自分て感じだね苦笑。
    でも面白く読めたので、お勧めじゃないわけじゃない笑。

    1.サニーデイ************************************
    ネットオークションに出会った専業主婦の紀子は、
    「出品する楽しみ」にハマり、次第にエスカレートしていく。
    ************************************************
    わかるわかるー!と思いながら読んだ。怒られちゃう。笑
    最後のオチなんか、同じようなことしたよ私…と思ったり。

    2.ここが青山(せいざん) *************************
    会社倒産で主夫になった裕輔は、周囲の声に戸惑いつつも
    家事や育児に穏やかに向き合っていく。
    ************************************************
    夫婦関係が素敵。奥さん肝が座ってて器が広くて格好良い。
    お互いが無理せず、世間の目を気にせず、頑張って欲しい。

    3.家においでよ**********************************
    妻と別居することになった正春は、自宅を好きに再構築し、
    同僚達も訪れる居心地の良い秘密基地へと変貌させていく。
    ************************************************
    わかる。私も同居解消し広い家に一人になった時に、
    言いようのない開放感を味わったことある。結末も良い。

    4.グレープフルーツ・モンスター*****************
    内職中の主婦は、若くて不躾な営業マンに妙な興味を持ち、奇妙な夢を見るようになる。エロティクスとユーモアと。
    ************************************************
    ねえ!!破廉恥奥さん!!!笑 でも全部妄想!夢!!笑
    もうこんな奥さん怖いよ!!キモイよ!!でも笑える!!

    5.夫とカーテン**********************************
    イラストレーターの妻と、突如カーテン屋を起業する夫。
    「しっかり者の妻×無鉄砲な夫」のユーモアとハートフル。
    ************************************************
    おいこんな夫、私は許せんぞ!でもキャラてあるからね。
    あと相性も。二人はこれでベストバランスなんだろうね。

    6.妻と玄米御飯**********************************
    小説家の康夫と、その妻ほ里美、双子の子供達の一家。
    里美が“ロハス”に傾倒し、家族の価値観や日常は変化する。
    ************************************************
    無理無理キツい。子供達可哀想。夫、優しいって!!
    最後も「してやったり」感のある妻、私はイラつくぜ。

    クスッと笑えたり、イラッとしたり、モヤッとしたり。
    シニカルで、ユーモラスで、ハートフルな、家族の話。

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    2025年07月28日
  • ナオミとカナコ

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    結末は思い出せなかったけど、読みながら昔にドラマをちらっと見た記憶が蘇った。
    最後までハラハラドキドキさせられた。

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    2025年07月26日
  • 罪の轍(新潮文庫)

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    上野・浅草界隈に地縁があることもあり、楽しく読めた。昭和の時代背景が丁寧に描写されており好感を持った。
    一方でストーリーはやや間延びしてしまっていた印象。肝心なスタジアムでの身代金奪取の場面の真相が詳らかにならなかった点は刑事小説としては残念に思う。

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    2025年07月21日
  • ヴァラエティ

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    特にオチはないけど、どこかの誰かの人生をちょっとずつ覗いているような短編集。ドライブ・イン・サマーが一番好みかな。狂気の弘子・・・でも一番良かったのはイッセー尾形さんと山田太一さんとの対談。

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    2025年07月16日
  • マドンナ

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    40代は哀愁が漂う世代ということになるのだろうけど、みんな色んなことに折り合いをつけて頑張っているんだなと慰められる短編集です。
    ただ、やや昭和寄りの考えの登場人物が多かったかな。
    大人も悪くない、そう言える大人になりたいなと思いました。

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    2025年07月14日
  • 邪魔(下) 新装版

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    恭子の変貌ぶりと狂気にページを捲る手がとまりません。
    いやー、面白い。普通の主婦がここまで堕ちてしまうとは。
    小説って面白いな、と思わせてくれる作品。

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    2025年07月08日
  • 邪魔(上) 新装版

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    著者の作品を読むのは3作目。こちらも楽しく読むことができた。
    不眠症の刑事と、事件の容疑者の妻の二人を中心に話が進む物語。
    文章は読みやすく、スムーズに物語が進行します。
    下巻が楽しみ

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    2025年07月08日
  • 罪の轍(新潮文庫)

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    展開、構成も良くて、読みやすい。
    でも、ちょっと(かなり?)がっかり。
    それまで(この本の中で)積み上げてきた人物像に全く合わない行動を、最後の最後で持ってこられても。途中までの面白さが台無しでした。人にもお勧めできない。
    佳境に入る手前くらいから、(気絶ではなく)衝動的行動を取る傾向が示唆されていれば、まだ納得できたのだが。

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    2025年06月26日
  • 町長選挙

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    最後の町長選挙は、楽しく読ませてもらいました!
    伊良部医者が以前よりパワーがなくなっているように感じられ、また、看護師のマユミも魅力がなくなってしまっているように感じられた。
    以前のパワーが欲しかった

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    2025年06月25日
  • ヴァラエティ

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    短編で読みやすい一冊。
    私は読書が得意ではないが、そんな人におすすめの一冊。
    最後に大門で返し、オチがあるわけでないが、読んだ後にほのぼのとした気持ちになる

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    2025年06月23日