奥田英朗のレビュー一覧

  • 真夜中のマーチ

    Posted by ブクログ

    読み終わって。

    あとがき読んで。

    え!?
    これ、奥田英朗か!?
    イラべ医者の作者!?

    って驚くくらいに、イラべ感なかった。笑笑

    イラべのキャラが強烈すぎて、もう奥田英朗イコール イラべだよね。

    イラべからみるとキャラ薄いとか、イラべほどインパクトない。とか。奥田英朗って聞くともう、イラべ。笑笑

    こちらの本はこちらの本で面白かったけど、イラべの作者!!!って聞いたら、少し寂しい感じするのはわたしだけでしょうか?笑

    なんか物足りないなぁ。って。

    イラべを操る作者につい、、、期待しちゃう読者です。

    0
    2022年12月17日
  • 最悪

    Posted by ブクログ

    文庫の解説に載っていましたが、こういうの“群集劇”っていうんですね。この小説では3人での群集劇ですが。勉強になりました。

    読み続けるのが辛くなるほど「最悪」に向かっていくのに何だかちょっと笑けてしまうところもあって…何というか…本当に痛快です。

    0
    2022年12月14日
  • マドンナ

    Posted by ブクログ

    世のおじさま方もこんな可愛い妄想をしているのかしら。あちゃーな展開から最後のほっこり笑えるオチに、そうそうコレが奥田ワールドだと思い出した。
    奥田作品を読むといつも思うけど、奥田さんって女性の感覚の理解度凄いなぁ。
    でも、私も結構おじさんの気持ち理解してるかも。と言うより、おじさん化してる?ほぼおじさんの側に立って応援しちゃってたよ。
    『ボス』なんて特に。確かに途中までは女性上司に魅力は感じてたけど、ノー残業デーや接待断って帰ってた理由がそれって、一気に冷めたよ。

    0
    2022年12月05日
  • 東京物語

    購入済み

    奥田英朗の初期の作品

    奥田英朗の初期の作品である。読んでいて懐かしくなること請け合いの作品であるが、逆にそれ以外の要素がやや少ないような気がする。イン・ザ・プール シリーズのようなユーモアや、家日和シリーズのようなユーモアと怖さのコラボレーション的なものは、感じ取ることはできなかった。

    0
    2022年12月04日
  • 真夜中のマーチ

    Posted by ブクログ

    ひょんなことで出会った男女3人が10億円を強奪する模様をコミカルに描いた小説。

    テンポのよい会話と個性的なキャラクターが魅力的で
    サクサクっと読めました。

    繰り返し読むほどではないけれどよい気分転換になる一冊。
    娯楽小説ですね。

    0
    2022年11月04日
  • 噂の女

    Posted by ブクログ

    男を食い物にして成り上がる27歳女の物語。奥田英朗がなりふり構わず書き飛ばした感があり、どの章も結末を語らずに終わっている。女性蔑視の傾向もある。

    0
    2022年11月03日
  • 噂の女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2よりの3かな。

    一番不憫なのはだいちゃん。
    男の目線から書かれた章がずっと不快。
    痛い目に合うわけじゃないからカタルシスも薄い。

    もうちょっと面白くなりそうなのにね。

    0
    2022年10月23日
  • 泳いで帰れ

    Posted by ブクログ

    奥田英朗にしては珍しいエッセイ、アテネオリンピック旅行観覧記。慣れないせいか言い回しが心もとない。村上春樹がシドニーオリンピックのエッセイを書いてたけど、こちら俗っぽくって容赦がない。野球観戦が目的だったようだが日本チームを「そこまで言うか!」と思うぐらいけなしてた。最後の捨て台詞がタイトルになっている。

    0
    2022年10月14日
  • 邪魔(下) 新装版

    Posted by ブクログ

    郊外の、ほどほどの規模の住宅街。

    高校生の裕輔、高校を既に中退している洋平と弘樹はオヤジ狩りのターゲットとして張り込み中の刑事・久野に接触、手を出してしまい、逆に怪我を負う。
    久野は上司の命令で同じ署の刑事・花村の素行を調べている最中。
    7年前に妻を事故で亡くし、以来、妻の母親を慕い、心の支えにしている。不眠がちで安定剤を常用している。

    そんな住宅街にある自動車部品メーカーの支社に勤める及川は、自身の当直中に発生した火事の第一発見者。鎮火しようとして、火傷を負う。

    深夜、救急隊員から及川の非常事態を告げる電話を受けた妻・恭子は命に別状がないことを病院で知り、安堵するが-。

    火事は放火の

    0
    2022年10月10日
  • ヴァラエティ

    Posted by ブクログ

    イッセー尾形さん、山田太一さんとの対談で触れられているように、「入り込みすぎない、近づきすぎない」感じが奥田さんのユーモアの源と思います。本作も楽しみました。

    0
    2022年10月10日
  • 噂の女

    Posted by ブクログ

    奥田英朗にハズレなし。最後まで面白く読めた。
    美幸の心理描写が一度もなく、あくまで周りの人の視点だけで進んでいくのは白夜行の雪穂と同じスタイルか。どちらも悪女だし。
    もう少し出来事の真相を明かして欲しかったかなー。ちょっと消化不良かも。

    0
    2022年08月19日
  • 我が家のヒミツ

    Posted by ブクログ

    続けて読んできた「家シリーズ」第3弾。
    今作は家族プラスαというか、家族以外の人に助けられたり影響を受けたり癒されたりといった要素もあって、ちょっと家族観は薄めかなと思える作品も。

    すごく沁みる作品もあれば、ちょっと首をかしげたくなる作品もあったので、評価は均して☆3つ。

    各シリーズに大塚家のお話があったのは楽しかったな。
    ただ、さすがに市議会に立候補っていうのは現実的じゃなかったけど。

    0
    2022年08月17日
  • 恋愛仮免中

    Posted by ブクログ

    アンソロジーは最近めっきり読まなくなってたけど
    この本は良かった。

    同じテーマで人気作家たちが描くお話。
    どれも甘酸っぱい感じで好きだけど
    特に、奥田英朗さんの話が好き。
    ありきたりっちゃあ、ありきたりそうな話なんだけど。
    ストレートにあなたが好き!

    っていう結末がスッキリしていいな。

    0
    2022年07月05日
  • 東京物語

    Posted by ブクログ

    1980年代バブル期に青春時代を送った奥田英朗の自伝的小説みたい。キャンディーズ解散やジョン・レノンの死からベルリンの壁崩壊まで時代の節目に立ち会った純粋な青年の日々が生き生きと描かれている。

    0
    2022年06月28日
  • マドンナ

    Posted by ブクログ

     『ガール』とは違い、40代中間管理職サラリーマンが主人公の5編が収められた短編集。主人公は昭和か平成初期の大企業に勤めるそこそこの高給取りばかりなので、妻はもちろん専業主婦で自分が食わせてやっているという感覚を持っている。昔はそれがステレオタイプで、そういう風に教えられ育ってきたから仕方ないとは思いつつも、プライドばかり高くて辟易する。『ボス』『パティオ』は良かったが、前半3つは嫌な気持ちになることが多かった。特に、表題作はただただ気持ち悪かった。『総務は女房』も折れずに頑張ってほしかった。半沢ならスカッと成敗してくれたはず。

    0
    2022年06月10日
  • 我が家のヒミツ

    Posted by ブクログ

    タイトルから想像するに、さぞやドロドロした内容では…と思っていたのですが、そんなことはなく、いろんな家庭にいろんな事情、悩みがある…という6編からなるお話。
    身近な誰かが経験していそう…。
    もし自分だったら…と本人や取り巻く家族になったつもりで読んでました。

    それぞれの解決に向けた突破口が見つかった瞬間に、はぁ〜良かった、とホッとできます。

    0
    2022年06月10日
  • ララピポ

    Posted by ブクログ

    性欲に溺れるのはやめようと教えてくれる反面教師的な一冊

    性欲溺れたというよりもそれ以外に没頭できるものがなかったが故にそう見えてるのかもしれない

    0
    2022年05月31日
  • 恋愛仮免中

    Posted by ブクログ

    ひとつのテーマについて、色々な著者が集まっている本を読むと本当に色々な価値観があるなと考えさせられる。

    0
    2022年05月10日
  • 恋愛仮免中

    Posted by ブクログ

    どれもよかったけど、銀紙色のアンタレスがいちばん好きだったな。
    海にぽっかり浮かぶ描写が、吸い込まれた。

    0
    2022年05月07日
  • 沈黙の町で

    Posted by ブクログ

    古本市で購入。

    関東の地方都市(実際には熊谷、越谷あたりか?)の中学校で起きた転落事故。

    親から「まだ帰宅していない」という電話を受け、校内を点検していた教師が見つけたのは校庭に生えている大きな木のわきで転落したと思われる形で動かなくなっている生徒の姿。

    転落した少年は地元の名士の一人息子でテニス部に所属、テニス部の同級生に状況を確認するが歯切れが悪い。

    事故か殺人か、いじめがあったのか?

    多少のネタバレになるが(数行改行します)




    湊かなえ張りの「嫌ミス」小説。

    0
    2022年05月01日