奥田英朗のレビュー一覧

  • 空中ブランコ

    Posted by ブクログ

    直木賞受賞。
    なるほど、直木賞に相応しいエンターテイメント作品。
    なのか?
    ここまでエンターテイメントに振り切れてる本を久しぶりに読んだ気がする。

    悩みが身体症状にまで現れているような追い詰められた患者相手に、変態精神科医・伊良部一郎がはちゃめちゃな対応をし、結果的に患者が快方に向かう、ストーリーはそれだけである。毎回、それである。

    それだけなのに、面白いし、なぜだか読者である自分も治療されているような気がする、そんな読後感。

    いかに僕たちが、いろんなものに縛られて、自分を縛って生きているか、ということなのかな。

    0
    2025年07月25日
  • 罪の轍(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    上野・浅草界隈に地縁があることもあり、楽しく読めた。昭和の時代背景が丁寧に描写されており好感を持った。
    一方でストーリーはやや間延びしてしまっていた印象。肝心なスタジアムでの身代金奪取の場面の真相が詳らかにならなかった点は刑事小説としては残念に思う。

    0
    2025年07月21日
  • ヴァラエティ

    Posted by ブクログ

    特にオチはないけど、どこかの誰かの人生をちょっとずつ覗いているような短編集。ドライブ・イン・サマーが一番好みかな。狂気の弘子・・・でも一番良かったのはイッセー尾形さんと山田太一さんとの対談。

    0
    2025年07月16日
  • マドンナ

    Posted by ブクログ

    40代は哀愁が漂う世代ということになるのだろうけど、みんな色んなことに折り合いをつけて頑張っているんだなと慰められる短編集です。
    ただ、やや昭和寄りの考えの登場人物が多かったかな。
    大人も悪くない、そう言える大人になりたいなと思いました。

    0
    2025年07月14日
  • 空中ブランコ

    Posted by ブクログ

    短編集かと思ったら、変わった精神科医とその患者たちの話をいくつか収められた本だった。最初は変人(奇人)の精神科医に嫌悪感を抱く患者も診察を重ねるうちに信頼をしていったように、読んでいくうちにちょっとクセになる作品だった。

    0
    2025年07月09日
  • 邪魔(下) 新装版

    Posted by ブクログ

    恭子の変貌ぶりと狂気にページを捲る手がとまりません。
    いやー、面白い。普通の主婦がここまで堕ちてしまうとは。
    小説って面白いな、と思わせてくれる作品。

    0
    2025年07月08日
  • 邪魔(上) 新装版

    Posted by ブクログ

    著者の作品を読むのは3作目。こちらも楽しく読むことができた。
    不眠症の刑事と、事件の容疑者の妻の二人を中心に話が進む物語。
    文章は読みやすく、スムーズに物語が進行します。
    下巻が楽しみ

    0
    2025年07月08日
  • 罪の轍(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    展開、構成も良くて、読みやすい。
    でも、ちょっと(かなり?)がっかり。
    それまで(この本の中で)積み上げてきた人物像に全く合わない行動を、最後の最後で持ってこられても。途中までの面白さが台無しでした。人にもお勧めできない。
    佳境に入る手前くらいから、(気絶ではなく)衝動的行動を取る傾向が示唆されていれば、まだ納得できたのだが。

    0
    2025年06月26日
  • 町長選挙

    Posted by ブクログ

    最後の町長選挙は、楽しく読ませてもらいました!
    伊良部医者が以前よりパワーがなくなっているように感じられ、また、看護師のマユミも魅力がなくなってしまっているように感じられた。
    以前のパワーが欲しかった

    0
    2025年06月25日
  • ヴァラエティ

    Posted by ブクログ

    短編で読みやすい一冊。
    私は読書が得意ではないが、そんな人におすすめの一冊。
    最後に大門で返し、オチがあるわけでないが、読んだ後にほのぼのとした気持ちになる

    0
    2025年06月23日
  • 町長選挙

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目。
    個人的には1作目が1番衝撃的だったし、おもしろかった。
    でも相変わらず伊良部先生のキャラがよかった

    0
    2025年06月09日
  • 真夜中のマーチ

    Posted by ブクログ

    テンポ良く読めたが、この作者ならではの優しさや人間味が感じられて、気持ちを揺さぶられることはなく平和に読めた。私が歳を取ってしまったからか、あまりワクワクしなかった。

    0
    2025年05月23日
  • 向田理髪店

    Posted by ブクログ

    北海道の炭鉱があった町なお話

    田舎あるあるの話だったが、奥田英朗にかかると温かくて、楽しい話になってしまうのは凄いな〜

    逃亡者の話が最後で、やってくれるねーと思ってしまいました。

    0
    2025年05月11日
  • マドンナ

    Posted by ブクログ

    主に会社内での男性の立ち振る舞いなどが描かれている。女性目線からどう思われているか、男としてはやきもき考えるが当たっている試しがない。作中に出てくる話の中でオンリーとロンリーは違うというのは、確かにそうだなと感じました。

    0
    2025年04月18日
  • 延長戦に入りました

    購入済み

    16

    世界陸上と800m走の冷遇を
    TWO LAPS 横田代表や
    久保凛ちゃんや、落合くんに読んでもらいたい

    あとは、川元さんとか源さん
    塩見さんとか川田さんにも

    ちょっとコア過ぎてこのコメントも冷遇されそう

    #切ない

    0
    2025年04月10日
  • 罪の轍(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    昭和38年に起こった実際の誘拐事件を元にした犯罪捜査小説。
    北海道礼文島から渡ってきた空き巣常習犯の青年と、警視庁の若手刑事の視点を中心に物語が進む。
    この年代の下町が舞台ということもあり、逞しく好ましい人物が多く描かれるが、事件やその背景はやはりやりきれない

    0
    2025年04月07日
  • 最悪

    Posted by ブクログ

    タイトルから、素敵な爽やかな作品でないことは想像していた。

    しかし、どこかで救いがあると光があると思っていた。

    バッドエンドは嫌いだ。

    嫌いだが、読ませる。楽しませる。この作家は凄い。

    最悪というタイトルのエンターテイメント。最悪をエンターテイメントにまで引き上げる作家の力が凄い。

    0
    2025年04月06日
  • ララピポ

    Posted by ブクログ

    エロスの群像劇。
    それぞれがぞれぞれと繋がっている。
    コメディ色はあるけれど、作品全体に退廃感が漂う。

    a lot of people

    多くの人が生きている。生きていく。

    0
    2025年04月06日
  • 野球の国

    Posted by ブクログ

    奥田英朗さんの作品は読んだことなかった。
    正確にはエッセイなのでちゃんとした作品ではないのだが。
    この人の感覚は好きだ。
    言いたいこと、感じる気持ちは良く分かる。
    この人の書いた小説を読んでみようと思った。

    0
    2025年04月06日
  • 家日和

    Posted by ブクログ

    短編集でとても読みやすかったです。いろいろな事例があり、飽きずに読み進めることができます。特に大きな事件が起こらない物語などもあり、日常の小さな浮き沈みをよく捉えて描かれています。
    読んだ後に自分の日常が少し愛おしくなる一冊。

    0
    2025年03月31日