奥田英朗のレビュー一覧

  • 向田理髪店

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    ネタバレ

    北海道の苫沢町で理容店をしている向田康彦。
    冬は雪で閉ざされる過疎地に住む人々のリアルな生活、田舎と都会の違いがよく描かれており、辛く感じる人も多いだろうな。私は馴染めず逃げた人間なので、生活を続ける人を尊敬する。何でも筒抜け、やりたいことをやるほうが目立つ…匿名性を担保するため高い家賃や生活費を支払っている、わかりすぎる…

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    2025年01月30日
  • 罪の轍(新潮文庫)

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    重厚な作品。
    加害者にもそうなる背景があったというのは理解できるが同情はできない。
    被害者であり加害者。
    轍はどこで断つことができるのだろう。

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    2024年12月29日
  • 我が家のヒミツ

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    「家日和」「我が家の問題」に続く家族にまつわる短編集。今回も穏やかにほっこりするお話でした。
    6編6家庭のストーリーが、50代の夫目線・40代の妻目線・10代の娘目線etcとそれぞれで、今の自分と近い目線の作品もあってキュンとしました。主人公以外の登場人物のアナザーストーリーを想像するのも楽しいです。「手紙に乗せて」が1番好きかな。

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    2024年12月26日
  • 我が家の問題

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    家族シリーズ第2弾。
    家族は近過ぎる故に直接言えない事あるある。
    今回も飄々とした笑いの中に、いつの間にやらしみじみと来た。これが奥田節なんだな。まるで友達や同僚の話を聞いているような親近感。
    一番印象に残った作品は「夫とUFO」。

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    2024年12月20日
  • 我が家の問題

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    6つの家族の日常の小さな事件(出来事?)のお話。30〜40代の夫や妻たちが抱えている気持ちがなんともリアルでクスッとしたりキュンとしたりしました。「里帰り」が一番ほっこりしたかな。

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    2024年12月17日
  • 真夜中のマーチ

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    ジャズは芸術。ロックは流行歌。利口なやつは朝からジャズを流して女を抱いている。

    時代の風合いを感じられる無垢なストーリー。「真夜中のマーチ」とは言い得て妙。

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    2024年12月15日
  • ガール

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    とってもリアル。そしてとっても現実的。
    女達の世界の生々しさよ
    作者が男性なんだからびっくりです

    5つの短編、全ての主人公が30代の女性
    きっとこれは私がこれから進む道
    最近26になったばかりだからふ〜んって軽〜く読んだけど、それこそ5年後とかに読んだら全然感じ方変わるんだろうな
    きっとターゲット層はドンピシャ30代なんだろう
    40代で読んだら30なんてまだ若いわ!って思いそう

    チヤホヤされたいし1番可愛いって思われたい、一目置かれたい
    女子はみんなそう思ってるし、何歳になってもそうなんだろうな

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    2024年12月14日
  • 向田理髪店

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    喜八さんや野村夫婦、早苗ママなど、この後どうなったのかが書かれておらず、モヤモヤした気持ちを抱え消化不良で読み終えました。続編は出ないんだろうか。苫沢町の未来を見てみたい。

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    2024年12月04日
  • 家日和

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    好きなシリーズ。我が家の問題に比べると、家族というよりも家族との暮らしを通しておこったその人それぞれの人生を覗き見している感覚。

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    2024年10月02日
  • 家日和

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    ほっこりほっこり
    失敗しても家族
    おちはないけど
    じんわりくる小さなエピソードのどれもが
    秋の読書にちょうどいいのです

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    2024年09月30日
  • 我が家の問題

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    『家日和』『我が家のヒミツ』の続編です。今回も6作の短編集。

     長い一人暮らしの後に結婚したら息が詰まっちゃった40代男性、普通の夫婦だと思ってた両親が離婚しそうなくらい不仲だと気付いちゃった女子高生、夫がUFOとコンタクト取り始めちゃって心配になる主婦、結婚後初めての里帰り問題に直面しちゃった若夫婦などなど。

     最後の『妻とマラソン』は一作目でロハスにはまり、2作目で市議会議員に立候補した妻が東京マラソンに参加する事になり、家族で応援するって話です。奥様パワフル。

     私も一人時間好きだし分かるなぁ〜、夫がUFOとコンタクト取り始めたらニヤニヤが止まらないだろうなぁ〜って楽しみました。

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    2024年09月12日
  • 我が家の問題

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    ネタバレ

    様々な家庭を描いた短編集。
    とにかく各家庭の解像度がめちゃめちゃ高い!
    モデルとかいるんだろうか??

    自分の旦那が仕事ができないとか、ストレスでUFOが見えると言い出したとか、絶対有り得なさそうだけど100%は否定できない。
    家族だからこそ、あえて見ないフリをしたい気持ち、めちゃくちゃわかる〜〜〜
    心が痛すぎるもの。
    自分だったらどうするんだろう?と度々考えた。

    全部がハッピーエンドなわけではないけれど、家族の問題ってそういうもの。
    どの家族も、振り返ってみたら「あの時はあんなこともあったよね」と思い出話できるようになったらいいな、と願いながら読んだ。

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    2024年09月09日
  • ナオミとカナコ

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    奥田英郎さんの過去作を読んでみた。
    帯にもあるように友人と結託してDVの夫を殺めるお話し。
    余り興味のある題材ではないのだか、夫を殺すに至る過程、デパートの外商、日本に住んでる中国人の絆の強さなど自分の知らない世界を垣間見れた。
    後半部分は、どうにか警察に捕まらないよう応援している自分がいて、まさに一気読みしてしまいました。

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    2024年09月01日
  • 我が家の問題

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    短編集だけど奥田英朗らしい文体で、素直に読めた

    『仕事ができない男にとって、会社とはなんと厳しい場所なのか。その冷遇のされ方は女のブスを凌ぐ。』
    名言を見つけた。

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    2024年09月03日
  • 真夜中のマーチ

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    楽しく最後まで読めました。
    ストーリーが少し都合良く進み過ぎかなと思った所はありましたが全体的に爽やかに楽しく読めました。若い同い年の3人の登場人物のキャラもよかったです。

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    2024年08月28日
  • 向田理髪店

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    北海道苫沢町を舞台にした連作短編集。
    理髪店を営む向田康彦と家族、友人、町の住民がおりなす狭い町におこる様々な出来事。狭い町にありがちそうなおせっかいで隠し事のできない人間関係がおもしろくえがかれている。

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    2024年08月24日
  • 噂の女

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    最初は短編集風にみえてどんどんと繋がっていく、連作短編的な作品。視点がさまざま入れ替わり面白くよく練り込まれている。女は男次第で成り上がれる。

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    2024年08月22日
  • 向田理髪店

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    過疎の町、北海道苫沢町。この町で起こる様々な騒動と人間模様。一話完結であるが繋がっている連絡集。
    息子が後を継ぐと急に帰ってくる「向田理髪店」
    風呂場で倒れた馬場さんと家族の話「祭りの後」
    中国から花嫁を迎えた大輔の話「中国からの花嫁」
    小さな町に新しいスナック「さなえ」ができた話「小さなスナック」
    苫沢町が映画撮影のロケ地になる話「赤い雪」
    広岡の息子が詐欺師の主犯格になる話「逃亡者」

    小さな町特有の息苦しさと、小説ならではの小さな希望と温かさを感じられるエピソード。
    どこかの町に本当にありそうなリアリティさがある。
    モデルは夕張市だろうか?

    「向田理髪店」はまさに共感できて、胸がザワザ

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    2024年08月12日
  • コロナと潜水服

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    悲しいようなホッコリするような、そこに少しありえない設定を加味した内容の短編集


    タイトルにある「コロナと潜水服」は、まさにコロナ禍初期の一番ビビってた時期の話で、少し懐かしさも感じました

    自分も息子と自宅にこもってたなぁ…
    でも、外に連れてけってよく言われたなぁ…
    潜水服を防護服に見立てて外出する様は面白すぎました

    最後の「パンダに乗って」が、涙を誘う話で印象的でした

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    2024年07月31日
  • ナオミとカナコ

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    結構ページ数多かったですが、展開が面白くて読みやすくあっという間に読み終わってしましました。
    最後の方のスピード感というか、緊迫感は読んでてハラハラしました。

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    2024年07月15日