奥田英朗のレビュー一覧

  • 用もないのに

    Posted by ブクログ

    北京 GG佐藤 チェン ボルト9秒69 わたしはいつだってプロレタリアートの味方だ 天安門 ラストエンペラー 劉翔 ドラマを捏造してスポーツを汚すな デリカテッセン
    イエローキャブ(英語: Yellow Cab、英語発音: /ˈjelou kæb/ ィエロゥ・キャブ)は、アメリカ合衆国の各地で使われるタクシー会社の名称。
    ヴィレッジ・ヴァンガード (Village Vanguard) は、アメリカ・ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジに所在するジャズクラブ。
    JAZZとベースボールは如実に国民性を表す。大人のセンスが問われるのだ。
    早食いの男に負ける松井 トーレ クレメンス ソリアーノ ジアン

    0
    2012年04月12日
  • 用もないのに

    Posted by ブクログ

    「野球篇」は、北京オリンピックの日本代表(星野ジャパン)の戦い、松井のいたニューヨークヤンキース、楽天が出来たばかりの頃の仙台球場での楽天と西部の試合、について。
    「遠足篇」は、ロックフェスティバル、愛知万博、世界一のジェットコースター、四国でのお遍路さん、について。
    「用もないのに」という書名は、要するに、別に行かなくてもよいのに、そういうところに出かけてきましたけれども、という意味だろう。

    奥田英朗はこういう紀行文的なエッセイがうまい、というのが感想。
    別にドラマチックなことが起こるわけでもないし、愛知万博とかお遍路さんなどは、本当に何しに行ったの?っていう感じの旅なのだけれども、それで

    0
    2012年02月14日
  • 用もないのに

    Posted by ブクログ

    さくっと軽く読めておもしろかった。凝ったところがまったくなくて、まるでツイッターでつぶやいているかのような、野球の実況みたいな感じとか、ロックバンド名の羅列とか、「うー。」とかなんだけど、妙に楽しく、ああ、野球場っていいなとかフジロック楽しそうだな、とか、ジェットコースターの臨場感とか、すごく伝わってくるのが不思議なくらい。
    でも、有名作家って、やってみたいな、くらい言うとたくさん編集の人がついてきてくれたりお膳立てしてくれたりするのがいいなあーと思ったり。

    0
    2012年01月19日
  • 延長戦に入りました

    Posted by ブクログ

    奥田さんのエッセイ 初読でした。
    ご本人が「スポーツに茶々を入れているエッセイ」と
    書かれているように クスクス笑い満載でした。

    0
    2011年11月21日
  • ララピポ

    Posted by ブクログ

    複数のメンバの生活が交差するお話。
    内容はすごく楽しめる
    ただ、終盤で明かされるララピポは、無い、と思う。

    0
    2018年09月22日
  • 野球の国

    Posted by ブクログ

    奥田さんのエッセイ。
    ほかのレビューにもあるけど、奥田さん自体が伊良部の患者さんみたい(笑)

    ほどよく毒があって、読みやすい!

    野球観戦の描写おまけ程度だけど、台湾での話はステキ。わくわくさせられました。

    0
    2011年06月17日
  • 東京物語

    Posted by ブクログ

    コピーライターっていう花形職業。
    そしてイマイチ想像ができなかった仕事。
    広告代理店で働く普通の日常が描かれており、
    想像とは裏腹に泥臭いやり取りがたくさんあった。

    別に誰かが死ぬわけじゃない。
    名言が出たり恋が実るわけでもない。
    ドラマシーンなんてないのかもしれない。
    でもこの本の持つ読後感は、雑多な毎日の中で、
    ふと立ち止まらせてくれるものがありました。

    0
    2015年08月12日
  • 泳いで帰れ

    Posted by ブクログ

    アテネオリンピック観戦記。
    大した、オリンピック好きでもない作者がちょっとずつ楽しくなってくる雰囲気を醸し出しながらも、つけたタイトルは選手への強烈なメッセージ、「泳いで帰れ」。旅先のホテル暮らしの煩わしさがここまで伝わってくる観戦記もめずらしい。

    0
    2011年06月20日
  • 泳いで帰れ

    Posted by ブクログ

    奥田氏のアテネオリンピック観戦ルポ兼旅エッセイ。奥田センセのエッセイは本当に面白い。小説もモチロン面白いですが。なんというか、現在進行形な感じの文章が実に良い。旅先でブツブツしゃべってるのをオンタイムで聞いてる感じ、という感じの文章がじつに心地よいですね。加えて、本音丸出しの小市民的視点がまた良し。いやいや、楽しめましたぁ。んで、このタイトルの意味するところは・・・、う〜む、そういうことだったのか。

    0
    2011年09月25日
  • 野球の国

    Posted by ブクログ

    日本全国、野球観戦一人旅のエッセイ。前読んだ『延長戦〜』は、「く・くだらねぇ〜、ギャハハ!」とゆうカンジの内容でしたが、この本ではガラッとちがう風味になってますね。何というか、日記調みたいな文章が、なんともいい味出してます。で、肝心の野球観戦の部分が、あまりウェイトを占めていないところが、また何とも・・・。フツーの旅エッセイとしても十分楽しめそう。また、一人旅の道中の様子が、なんの飾りもなくリアルにセキララに語られていて、なんか共感を呼びます。「アローンだがロンリーではなかった」う〜む、深イイ・・・。・・・最近、奥田作品にハマっています。遅ればせながら。

    0
    2011年09月25日
  • 泳いで帰れ

    Posted by ブクログ

    作家奥田英朗が行く愉快なアテネオリンピック観戦記。柔道日本、長島ジャパンの奮戦の記録が読んでいてとても楽しかった。ああ、あのアテネは日本はメダルラッシュで凄かったなあ…読んでいて毎晩徹夜しかけた興奮の記憶が蘇った。やっぱりオリンピックって良いもんだ。ガンバレ〜!!ってスポーツ選手を心から応援したくなりますねえ。オリンピック観戦。いつか一度は実際に行ってみたいなあ…

    0
    2011年09月17日
  • 泳いで帰れ

    Posted by ブクログ

    何気なく手にとってみたら、これ小説じゃなくてエッセイでした。
    この人エッセイも書いてたんだねぇ。知らなかった。
    アテネオリンピック(主に野球!)観戦記。


    著者の野球に対する熱い思いが弾けまくってます。小説家ならではの深い考察…というより、野球大好き親父の自論語りみたいな感じ。
    野球を全く知らない人には、ちょっと理解しがたい部分が多いかも。
    ですが、普通に野球を知っている人にとっては「そうそう」って頷いたり「いやいや、アレはね…」と反論したくなったり、語りたくなるテーマがちりばめられているんじゃないかな。
    タイトルは、アテネ五輪でプロとしては不甲斐ない結果(銅)で帰ってきた長嶋ジャパン(中畑

    0
    2009年10月07日
  • 野球の国

    Posted by ブクログ

    気ままな旅。
    なんという気ままな旅なのでしょう。
    この行き当たりばったりなものが本になったのもすごいですが、
    魅力は感じます。

    0
    2009年10月04日
  • 泳いで帰れ

    Posted by ブクログ

    アテネオリンピックを観戦する奥田英朗ののエッセイ。奥田英朗のエッセイはおもしろい。ちょっと口が悪いところも好き。最後の「私は旅に生きる人間ではない。居場所は変わらない。旅することで日常に耐える人間だ。」の文がいい。ギリシャへ行きたい☆

    0
    2009年10月04日
  • 泳いで帰れ

    Posted by ブクログ

    もう次のオリンピック始まるのに……という時期に読んだ。なんだか実際に野球好きのおじさんと一緒に海外まで野球を見に行った気分になる。この「泳いで帰れ」という台詞に著者の気持ちが込められてます。

    0
    2011年07月17日
  • 真夜中のマーチ

    Posted by ブクログ

    前半は結構退屈でした。
    なので、途中で他の本を読んだりして、読み終わるまでにかなりの期間をかけました。
    が、後半に入ってからはテンポのいい展開で、一気に読みました。
    登場人物それぞれの個性も良く出ていたし、終わり方も爽快感がありました。
    今年2007年4月にWOWOWでドラマ化もされた話題作です。

    0
    2021年06月29日
  • 東京物語

    Posted by ブクログ

    好きな話だった。
    けっこう、この年代の話のことを書いてる本って多いんだよなー。
    確かに、読んでると憧れる。
    今みたいに何でもあるって感じじゃなくて、携帯もないから友達との連絡もままならなくて、家まで直接行ってみたり…とか。
    そういう不自由さに、今はすごく憧れるなぁ。 
    時代がいろいろ前後する話で、ちょこちょことそのときに起こった時事ネタなんかも出てくるし、おもしろい。
    主人公の久雄も、適度にダメでおもしろい。

    0
    2023年08月28日
  • 野球の国

    Posted by ブクログ

    エッセイです。野球場のあるところへ行ってます。日本だけでなく台湾まで行ってます。 出身が同じ岐阜なので、中日ファンであるところがなにげに嬉しい

    0
    2009年10月04日
  • 普天を我が手に 第二部

    Posted by ブクログ

    昭和17年。昭和元年の生まれた4人は15歳となる。
    志郎は抑留から帰還。捕虜収容所通訳となり東大へ進む。
    四郎は海軍予科練へ。人間魚雷回天の乗組員となるが終戦で免れる。矢野組を立てながら日大へ進み右翼活動。
    満は満映で働きつつ、アヘンなどで儲けるがソ連捕虜となる。
    ノラはコーヒーの商売で成功。左翼活動家となるがGHQの関連で働き津田塾へ進む。

    #B29東京空襲 #神風特別攻撃隊 #東京大空襲 
    #原爆投下 #ポツダム宣言 #玉音放送 #終戦
    #極東軍事裁判 #引揚
    などを経て、ついに4人が顔を合わせる時が来た。

    0
    2025年12月06日
  • リバー 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何がすごいってこんなに詳細に警察の動きを書けるってところだなと思う。感服。落ちはスッキリしない人はしないと思うけれど、犯人が自供しない、という状況で終わるのは、書き手がそこに重きを置いてないからではという感じ。殺人事件で、被害者遺族、記者、世間、警察、犯人、恋人、さまざまな人の人生が変わり、事件に関わって動いていく、その流動がメインストーリーな気がする。

    0
    2025年12月05日