奥田英朗のレビュー一覧
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近代史を違った視点から見る小説
私自身は中学1年生として経験した先の東京オリンピック、周りの大人たちを含めてほとんどの国民は無邪気に団結し、これで一流国の仲間入りをしたと言い合っていたように思います。海外から多くのお客さんが来るのだから恥ずかしいところは見せられない、ということで近代的インフラの東京一極集中についても多くの人は疑問を持っていませんでした。東京オリンピック支援のための寄付金付き記念切手を九州の小学校の教室で児童たちに売っていました。今となってみれば戦争中の「進め一億火の玉だ」とあまり変わらなかったのではないでしょうか。そんなことに気づかされた好著でした。
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Posted by ブクログ
新婚なのに家に帰りたくない夫。甲斐甲斐しく働く妻に遠慮しながら自分の時間を確保する生活。
仕事ができない(かもしれない)夫のために、せめてもと手作りのお弁当を作る身重の妻。
祖母からの迂闊な電話で知った両親の離婚(の危機)。受験勉強も手につかず揺れる娘。
UFOと交信する夫。とにかくぶつかって行く妻。これからお父さんを救出してきます!
それぞれの実家に里帰りする新婚夫婦。お互いが気を使い、お互いが気に入る相手の実家。
マラソン大会で走る妻。忙しい作家の夫とあまりしゃべらない息子は、大会を通して一つとなる。
NHK BSでやってたドラマの原作。ユニークなキャラクター、エスカレートする展開、ほんわ