奥田英朗のレビュー一覧

  • 無理(下)

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    現実にあった事件を全部ぶっこんだような小説。そして、この小説が書かれた時より、確実に悪くなってきているような気がする。

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    2016年12月21日
  • 無理(上)

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    「最悪」に似た奥田英朗お得意の、
    複数の人物がだんだんトラブルに巻き込まれていく展開。
    引き込まれます。

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    2016年10月08日
  • 田舎でロックンロール

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    読んで良かった。奥田少年は、いや奥田さんは今でもザ・バンド、ライ・クーダーは分からんと書いている。僕もさっぱり分からない。ライ・クーダーなんて貰ったチケットで1978年の虎ノ門・久保講堂での初来日コンサート行ったけど、わかなくて帰りたかったけど、アンコール何度も何度も出てきて帰るに帰れなかった。

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    2016年08月02日
  • 純平、考え直せ

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    鉄砲玉に指名された舎弟の純平が、新宿歌舞伎町で様々な人々と接し関わりいろいろな思いをめぐらせる話。奥田英朗の描く文章は楽しくも心を動かされるリズムがある。リアリティがあるのか何なのかわからないが、一緒に駆け回りはらはらし思い悩んでしまう。

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    2016年07月29日
  • サウスバウンド

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    分厚い本。
    前編の第一部は、主人公の二郎が通う東京の小学校が舞台。
    小学生なりに同級生や上級生との関わり合い、そして元過激派の常識はずれで問題を起こす父への反感など、子供と言えども一人の人として悩み戦い成長していきます。
    後編の第2部は、東京では住みづらくなった二郎家族が西表島に引越しし、物語の背景が島民たちの温かさを含みガラリと変わります。
    東京での生活とは打って変わり活き活きと生活する父、そしてまたしても権力と戦う父と母の姿を目の当たりにし、二郎は成長していきます。

    国家権力がだ嫌いな父のキャラが面白い。
    他と関わるたびにムチャクチャで問題を起こすけれど、言っていることは的を得ているとこ

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    2016年05月25日
  • 東京物語

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    80年代に産まれた私が今、現在の時点で読んでも面白かった。80年代って色々あったんだな、って振り返りもできたし。

    もちろんスマホもTwitter、FacebookなどのSNS、インターネットも何も出てこない。でも古臭く感じずに読めたのは、昔も今も共通している事があるから。

    主人公は名古屋から東京に予備校生として上京してくるのだがその時のワクワク、フワフワと少しの不安と寂しさー。私も地方から大学でこちらに出てきたので、すごく共感できた。

    他にも学生時代の恋愛の甘酸っぱくってドキドキした事、働きに出てからの大変さや取引先にイラついたり(無茶振りとか本当、イライラする 笑)仕事に慣れた時につい

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    2016年02月10日
  • サウスバウンド

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    前半と後半でだいぶ様子がちがう。構成がめちゃくちゃなようで、多分実はめちゃめちゃ考えられてる。
    父ちゃんはなんだかんだいって憎めない。
    涙あり、笑いあり、感動あり、かなり好きな感じ

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    2015年12月09日
  • どちらとも言えません

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    奥田さんのエッセイは本当に面白い。今回もニヤニヤ、時にはププッと吹き出しながら読んだ。スポーツにはうとい私だけれど、知らなくても面白く読ませてくれる。 オリンピックごとにスポーツエッセイを出版すれば良いのに♡

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    2015年10月29日
  • 田舎でロックンロール

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     どちらかというと、邦楽少年であったが、出てくる音楽には、ほとんど馴染みがある。
     あの頃は、まあ合わせても、そういう程度の量の世界だったわけだ。
     それは、結構しあわせなこと。

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    2015年10月26日
  • 純平、考え直せ

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    ヤクザの純平、21歳の鉄砲玉を命ぜられた人生と葛藤。
    主人公に感情移入し、題名の台詞を心の中で唱えながら読みすすめる。最後は考え直すのかと思いきや、麻薬に手を出したのが運の尽きか。考え直す結末なら予想通りの展開だが、それでも考え直す結末を望んでしまう。
    時折語られる深いセリフもいいですね。
    元大学教授が予測不能で面白い。

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    2015年07月29日
  • 無理(上)

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    合併で生まれた地方都市・ゆめの市。大きな産業がなく観光地でもなく活気は失われる一方。夢も希望もない、そんな街に暮らす5人の男女の鬱屈した日々が描かれる上巻。
    やっぱり奥田英朗さんの群像劇は面白い。登場人物が多いけど、個性と立ち位置が明確なので混乱することがない。そして、決して明るい話ではないのに笑えてくる絶妙な表現。トホホな人たちだけど、他人事ではない設定の巧さ。下巻でどう展開するのか楽しみです。

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    2015年05月26日
  • 田舎でロックンロール

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    誰が言ってたかなぁ
    人はこれまでに食べていたもので出来ている

    さしずめ「文」ならば
    これまでに触れてきたもの
    これまでに見てきたもの
    これまでに聴いてきたもの
    これまでに考えてきたもの

    支えられてくるのでしょうね

    1959生まれの奥田さん
    その時代に生まれて
    そのあと
    耳に入ってきた「音」
    共通項が多ければ多いほど
    そのおもしろさの度合いも
    多くなることでしよう

    私も むろん その一人です

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    2015年05月03日
  • 無理(上)

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    都会に住み、年をとってくると田舎暮らしにあこがれるところがあるが、この本に描かれる地方都市の現実はかなり正しいようにも思う。世の中簡単ではないなと感じた。

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    2015年03月07日
  • 田舎でロックンロール

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    岐阜県各務原市という田舎町(作者曰く)で1970年代洋楽小僧が誕生したいきさつを、時代への哀惜の念を込めて描く
    好き者にはたまらないだろう、と思われる一冊

    鑑賞力の素地がないと退屈な大人になってしまう。鑑賞こそ趣味の王道という作者の意図が十分に伝わってくる
    読後、LPレコードを処分したことを激しく後悔。早まったかぁ。チキショーッ!

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    2015年01月31日
  • 純平、考え直せ

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    新宿歌舞伎町の早田組に属する21歳のチンピラ坂本純平。女に甘くて男前、気がいいので街の人気者である彼が、敵対する組幹部を殺る鉄砲玉の命を受けて決行するまでの三日間を、コミカルに時にビターに描いた異色の青春小説。
    孤独感を癒す為に入った極道の世界なのに、鉄砲玉になると決まってから、何故か様々な人びとと出会って得る人と人の繋がり。ラストシーンははっきりと描かれていないが、確実なのは純平は孤独ではないということだ。

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    2015年01月04日
  • 田舎でロックンロール

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    1972年~1977年までの、奥田氏中1から高校3年までの洋楽ロック青春記。
    同じようなものにイラストレーター牧野良幸氏の「僕の音盤青春記1971-1976」がある。牧野氏は愛知県岡崎市。奥田氏は岐阜県各務原市。牧野氏のも中学から高校にかけてのもので、70年代に、田舎で、中高時代に洋楽に目覚めのめり込んでゆく、という図が描かれている。同じ時期、同じような田舎で、ラジオから、何か今まで聴いてきた日本の音楽とは違う、聴いたことの無い、ワクワクする音とで出会う、このワクワク感、初めて経験する、というこれが青春だろう。

    奥田氏は、中一になり小遣いでラジオを買う。最初は南沙織や天地真理などの歌謡曲、そ

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    2014年12月24日
  • 無理(上)

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    合併で生まれた地方都市・ゆめので、鬱屈を抱えながら暮らす5人の男女ーー人間不信の地方公務員、東京に憧れる女子高生、暴走族あがりのセールスマン、新興宗教にすがる中年女性、もっと大きな仕事がしたい市議会議員ーー。縁もゆかりもなかった5人の人生が、ひょんなことから交錯し、思いもよらない事態を引き起こす。

    久しぶりに奥田英朗さんの作品。
    らしいな、というのが1番の感想。全部を描写せずに、何かが足りない。何かを描いてないから、その先を想像して、どんどんとページをめくる。帯に一気読み必死!との文字が躍っていたが、まさにそんな感じだった。
    下巻も楽しみだ。

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    2014年12月15日
  • 田舎でロックンロール

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    奥田さんのロックンロールにかけた中学・高校時代のエッセイ。
    同郷同世代の私には頗るよく分かる時代背景。
    そうそうそうだった!の共感の連続。
    ただオクダ少年ほどロックに興味はなくちょっと残念。
    奥田さんのロック心酔度は半端なく、今でもあの時代のロックを熱く語れるのだろう。

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    2014年12月11日
  • 田舎でロックンロール

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    自我が確立されゆく思春期にロックにハマり、
    親や教師の干渉から逃れロックにのめり込んで行く、
    片田舎に住む奥田少年の、輝かしい青春時代が描かれている。
    わかる、わかるなぁ。みんな経験するよね。
    この時期特有の、過剰な自意識が作り出すこっぱずかしさや、
    こまっしゃくれた感じを思い出し、身悶えするほど懐かしいのである。
    (音楽に限らず)あの頃心を揺さぶられたものが、
    今の自分の根っこを作っているような気がする。
    他の作品を読み、作者に対し、ひょうひょうと生きる自由人というイメージを持っていたが、
    当らずとも遠からずかな?
    そのアイデンティティーの根っこは、こんなふうに形成されたんだなぁ。

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    2014年11月24日
  • 無理(上)

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    ネタバレ

    ゆめの市が舞台。ゆめの市の社会福祉事務所に勤める相原友則は生活保護を担当している。生活保護対象者を観察する途中でパチンコ屋の駐車場で不倫する男女を見つけ、興奮する。次第に自分もハマっていく。
    佐藤綾香(23)は子ども2人の母親で生活保護を月23万円受給している。その元夫、加藤裕也は向田電気保安センターで詐欺まがいの漏電遮断機を高額で老人宅などに売りつけている。
    山本順一(45)はゆめの市の市会議員で父親の地盤を受け継いでおり、県議を目指している。土建業を営み、産廃処分場建設にも絡んでいる。これに反対する市民活動をしているのが、坂上郁子。
    高校2年生の久保史恵は予備校に通い東京の大学への進学を目

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    2014年11月09日