あらすじ
北関東のある県で、中学2年生の男子生徒が部室の屋上から転落し、死亡した。事故か? 自殺か? それとも―― やがて祐一が同級生からいじめを受けていたことが明らかになる。小さな町で起きた1人の中学生の死をめぐり、町にひろがる波紋を描く。被害者や加害者とされた子の家族、学校、警察などさまざまな視点から描き出される群像小説で、地方都市の精神風土に迫る。朝日新聞連載時より大きな反響を呼んだ大問題作。
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中学生って難しい!
中学生の「団結」や「自覚のない残虐性」を認識し、危うさと怖さを感じさせられた。家族から徐々に離れ始める中学生は、社会との接点を増やし始めている。その際、良き友人に出会えば良く育ち、悪い大人や先輩に出会えば悪に染まることもできる。良し悪しや基準が分からないからこそ、何色にでもなれてしまう。人生の転換点にいるのかもしれない。
600ページ弱の長編で、登場する中学生と、その親、学校の先生、中学生と向き合う警察や検察のそれぞれの人物が解像度高く描かれていた。それぞれに悩みや譲れぬものがあり、自分の立場が一番大切という人間らしさが溢れる登場人物たちで感情移入できた。
ある人物に共感していると、他者から否定されて、苦しくなりながら読んだ。誰が諸悪の根源なのだろう。中学生を取り巻く社会の複雑さを感じる1冊だった。
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さすがの奥田英朗だから読みにくいってことはないのだけれど、中盤以降急に名倉が生きていた頃に戻ったり死後だったりの時系列がわかりにくかった。
最後はちょっとほっぽり出された感じがあった。書きたかったのは、中学生の証言の難しさなのだろうか。
中学2年の名倉が学校の敷地内で亡くなっていた。頭が割れて、つねられた痕が多数ある。同じグループの14歳になった坂井と藤田が傷害の疑いで逮捕。13歳の市川と金子は児童相談所送致つまり補導ということになる。警察は4人が銀杏の木に飛び移るよう強要したのではないかと思っているが、4人の子供たちはあまり喋らず、裏が取れない。
3日ほどで彼らは保釈されて元の生活に戻っている。テストも終わり、何事もなかったようだ。名倉の家に4人で来るように遺族に強制され行くことになる。何度も名倉がいた時には来たことがある。子供たちは花も香典さえも持ってこなかった。そして何も収穫はなし。また来てもらうことになった。
4人の両親もスクラムを組むことにした。だがそれも不穏である。他の誰かのせいにしたいのだ。
遺族の申し出により4人はテニスの県大会に出られなくなる。が、坂井と市川の母は頑張って抵抗する。
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いじめがテーマだと、悲惨な描写とか多くて辛いかなあと思ったけど、そうでもなく、それぞれの立場がどう感じるかがよくわかったし、止まらない面白さだった。
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奥田英朗さんはやはり面白い。
本作は奥田さんのシビアバージョンで、かなり重いストーリーなのだが、小気味良い奥田節によりどんどん読み進められる。
奥田英朗さん作品は、オチだとかつじつまだとかは関係なく、とにかく作風が好きだ。
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夢中になって最後まで読んだ。名倉祐一が何故亡くなったのかは分かったが、登場人物がこれからどうなっていくのかは書かれていない。それが良い。一つの事象に対し、登場人物それぞれが違う感情を抱き絶対に分かり合えない描写も秀逸。中学時代の残酷さや青臭さを思い出しながら読めた本。とても面白かった。
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読み応えありの一冊です。
イジメがテーマなだけに読んでいる間中、不快な気分になりますが内容はノンフィクションかと思えるくらいリアリティに溢れています。
とにかく登場人物の描写が丁寧で素晴らしいです。
グループ内の子供達はもちろん、それを囲む親達、先生、検事、弁護士 それぞれの顔が浮かんで来るくらいの人物描写でした。
イジメの被害者、加害者とは簡単に言えないくらいの背景で色々な事を考えさせられます。
読後感は決して良くはないけれど一気に読めた作品でした。
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いじめを受けていた中学生が転落死という、センシティブなテーマを学校、親、同級生など関係する様々な人の気持ちから描いた。いじめられる子にはそうなる理由もあると思ったりもした。身近にはこのような状況にはないが、色々と考えさせるストーリー展開だったのは作者の素晴らしい構成力によるものだろう。
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とある中学校で生徒が転落し死亡した。事故なのか事件なのか、子供達を聴取していく中でいじめがあった事がわかる。友達を庇ったり、友達を裏切ったり、経験が浅いことからくる浅はかな考え。中学生とは一番不安定な時期なんだということが描かれている。名倉君のひとりごとは何だったのか、最後にもやもやした気持ちが残った。
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さすが、奥田英朗先生。
読ませます。
571ページとかなり厚みのある作品なのですが、ページ数を感じさせない読みやすさで、一気に読み切ってしまいました。
物語の始まりは、中学生の転落死。
彼の死は事故だったのか、それともいじめを苦にした自殺だったのか。
さらに、中学生2名が逮捕、2名が補導されるという、心穏やかではいられない状況が立ちはだかります。
冒頭から、心がざわつく展開です。
転落死した名倉は、本当に四人の少年たちにいじめられていたのか。
彼らと名倉の関係が、少しずつ明らかになっていきます。
最初は私も、四人の少年たちに対して、
「弱い者いじめなんて、けしからん!!」
と怒りの矛先を向けていました。
けれど、四人の生徒と名倉の関係性が見えてくるにつれて、少し印象が変わっていきます。
特に市川と坂井に関しては、
「たまたま部活が一緒だっただけで、巻き込まれてしまったのでは?」
という同情の気持ちも生まれました。
亡くなった名倉の学校での振る舞いや生活態度が明らかになるにつれ、名倉だけに一方的に同情することもできなくなってくるのです。
彼のKYな振る舞いにも、やはり問題はあったと思います。
おそらく名倉は、発達障害だったのではないかなぁと感じました。
二度の流産を経て生まれた一人息子。
しかも、家業を継ぐ存在として期待されていた子ども。
親の愛情をたっぷり受けて育ったことは、よく分かります。
でも同時に、親としては「普通の子とは少し違う」という現実を認めたくなかったのではないかとも思いました。
それを認めてしまえば、跡継ぎの問題にも向き合わなくてはいけない。
ましてや、舞台は北関東の田舎町っぽい雰囲気です。
ご近所さんの目もあるでしょう。
何がなんでも、我が子は普通の子である。
そう思い込みたかったし、その思いを子どもにも押しつけていたように感じました。
一方で、思いのほか印象に残ったのが、不良の井上です。
彼は意外と人をよく見ている。
生い立ちの影響もあるのでしょうが、自分が損をしないように、人を選んでいるんですよね。
ただ乱暴なだけの子ではなく、生き延びるための嗅覚のようなものを持っているところが、妙にリアルでした。
私はこの小説を、かなり親目線で読みました。
だからこそ、この一文がとても刺さりました。
“親は、自分の子供が学校でどんなキャラクターを演じ、どんなポジションにいるかを知らない。”
そう。
子どもが自分から言わない限り、親は知りたくても知れないのです。
親が想像している子どもの姿と、学校での子どもの姿。
そこにギャップがないわけがない。
それは親自身も、かつて経験してきたことのはずです。
だからこそ、我が子が学校でうまくやっているのか、不安になるんですよね。
この小説は、いじめ、転落死、少年事件という重たい題材を扱っています。
けれど、読んでいて暗・暗・暗と沈み込んでいく感じではありません。
それはおそらく、弁護士・堀田というキャラクターの効果が大きいと思います。
奥田先生の人気キャラクター・伊良部先生の弁護士版ともいえるのが、この堀田です。
堀田と坂井の母親とのやり取りは、どこか伊良部と患者のやり取りを思わせます。
題材を考えると不謹慎かもしれませんが、思わずクスリと笑ってしまう場面もありました。
この抜け感があるからこそ、重たい話なのに最後まで読み進められたのだと思います。
そして、少年たちの親の立場になって読むと、これまたしんどい。
私がもし少年の親だったら、市川の母親みたいな行動を取ってしまう気がします。
夫に当たりまくる……みたいな。
こういうピンチの時って、本当に性格が出ますよねぇ。
『沈黙の町で』は、単純に「いじめは悪い」「被害者がかわいそう」「加害者が悪い」と割り切れる物語ではありませんでした。
子ども同士の関係。
親が見ている子どもの姿。
学校という閉じた世界。
地方の空気。
そして、事件が起きた時にあぶり出される大人たちの本音。
読み進めるほどに、誰か一人を責めるだけでは終われなくなっていく。
そこがとても奥田英朗先生らしい作品でした。
Posted by ブクログ
面白かった。
だけど、本当にモヤモヤする終わり方。
ラストにどんでん返しなどは全くなく、ただただ中学生のリアルを見ているような。
藤田くん・坂井くん・市川くん・金子くんそれぞれ考えはあるけど、どこまでいっても中学生の考えで短絡的な思考でしかない点を痛い程突いてる。
Posted by ブクログ
これだけのページ数を、加害者(は、いないといえばいないのだが)と被害者とその家族、学校、警察、検察それぞれの視点で細やかにリアルに描いて、最後の最後に死因が明かされる。
自殺でも他殺でもなく結局は事故。名倉祐一みたいな子供、たくさんいるだろうな、いじめられる側にも理由があると言われてしまうような子供。
奥田英朗はうまい。いるいるこういうビビリの校長、いるいるこういう逃げる父親という感じでリアルに描く。
それにしても、市川健太がちょっとわかんない。藤田は追い詰められておかしくなったようだけど、死体を見たのに藤田を庇って(ずっと嘘をつき続けていられる?)、テニスの練習しておやつのケーキ平らげるかね?
Posted by ブクログ
中学2年生という本当に不安定で脆くて危うい時に大きな事件が起こるとこんなことになってしまうんだというのが恐ろしかった。
中学生の善悪の基準は集団の中でどう見られるかということで、大人のそれとは違う。
でもいくら思春期で大人には素直さを見せないのだとしても、大人たちはいじめていることもいじめられていることも本当に全く気づいてなかったのかと思ってしまう。どこかで止めるタイミングはあったのではないかな…。せめてそういう遊びがあると知っていたなら、屋根には登れないようにはしていてほしかった。
リアルで本当に面白かった。
Posted by ブクログ
いじめという重いテーマ。
こういう小説は特定の人物の目線で書かれるためその人物に肩入れしがちだか、これは加害者、被害者などのそれぞれの立場で心理描写のため、何が正義か分からなくなってくる。
Posted by ブクログ
色んな問題提起の物語やと思う。どこにでもある小さな田舎町の多感な中学生の友情ごっこ、ほのかな恋、親のマウントの取り合い、学校のことなかれ主義、未成年相手の犯罪捜査の難しさ。何よりもいじめる・られる双方にある歪んだ、それでいてわかるよーな気持ち。面白かった!
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一つのことを明らかにするのって簡単ではない、、
それにしても自分の精神年齢が中学生から変化してないのではと心配になる。
心情を描くのがうますぎる。
Posted by ブクログ
中学生ってこんなに幼かったっけ?
中学生ってこんなに残酷だったっけ?
と思いながらも、昔からイジメはあったけど、ここまで深刻化してなかったのは何故だろうとも思う。
世界の狭い地方都市ならではの悩みや、居心地の悪いコミュニティが手に取るようにわかる。
最後の最後までわくわくしながら読み進めたが、エンディングの物足りなさは消化不良すぎる。
Posted by ブクログ
読むのが辛い。辛いくらい凄い。視点変化のスピードにしばらく酔ったが、慣れてくると其々の書き分けが逆に思考を深めてくれる。どうするのが正解なんだろう。相手にしたくないけど、それもダメなんだよね。
Posted by ブクログ
中学生のいじめを扱った作品。
ただ、誰の目線というのでもなく、それぞれの視線で書かれている。
同級生の名倉が学校の木から落ちて亡くなっているのが見つかった。
自殺か事件か…当日、一緒にいた同級生4人が名倉をいじめていたという理由で逮捕・補導される。
2人は13歳で補導、2人は14歳で逮捕という大きな壁がここで示される。
いじめた側の親は本人たちを信じる一方で自分勝手な考えを展開させていく。
誰もが自分のことにしか頭が回らない。
人が亡くなっているという意識が誰からも感じられない危うさ。
真実を語らない4人と同級生も、何かを履き違えている。
真実を隠すのは幼さなのか?
言い様のない不快感が終始まとわりついてくるようだった。
2022.5.8
Posted by ブクログ
中学生の瑞々しい残酷さと愚かさ、そして教員たちのしょーもない校内政治には苦い気持ちにさせられた。それにしても、加害生徒の親…そりゃ我が子が可愛いだろうけど、ここまで攻撃的になるもんだろうか? そういうところも含めて、立場が変われば見える世界がこんなに違うんだということが鮮やかに描かれていて、パワーのある作品だと思いました。
Posted by ブクログ
群像劇系、登場人物の視点を通じて謎が少しづつ解きほぐれていく小説。死んでしまった子の性格というか人格が、なんかいじめられても仕方ないと思わせさせられるような描かれ方で、とても不憫でやるせない。ひどくね?
いじめるほうが100%悪いのに、そうではないと言いたいのかしら?そうではないこともあると言いたいのかしら?
しかし一方では子供失くしてるのに、もう一方で生きてる子供の濡れ衣を晴らすことだけしか考えてない、死んだ子への哀悼の念もない大人の存在も、こういう人いそうなだけにこれまたやるせない。
現実の耐えられない重さをこれでもかと突きつける小説。なんか読み切ってどっと疲れたよ…カタルシスみたいなものがまったくない。後味悪いと言い切れないモヤモヤが残る。真相はわかるけど、物語の中で登場人物、とりわけ被害者の母は真実を知ることができたのか、それが心配だよ…!
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分厚いけど続きが気になるからさら〜っと読めた
中学校のいじめの話
1人の生徒が学校内で死体で発見されたことからストーリーがはじまり
加害者の生徒達、その親、被害者の親、先生、警察、検事、記者の目線で進んでく
最後の最後に真相がわかるけどすっきりとした終わりではなくどんよりとしたやるせない気持ちになった
藤田はいい仲間達のおかげでどういう経由で名倉が亡くなったかバレることはないと思うけど、自分から証言して欲しいって思った
いじめの首謀者だと思われてた坂井と市川は正義感が良くていい子達で、過去にいじめられてたから絶対いじめに関わってないって頑なに訴える親を持つ藤田は卑怯で死んだことに一番関わってて、金子はまじで全然何もしてなかった(ストーリーにも特に出てこないけど)
やっぱりいじめられる人って何かしら原因あることが多いのかなって思わされるほどいじめられっ子の名倉がうざかった
Posted by ブクログ
この作品は、何度か手にとり、また今度にしよう…としていて、やっと読みました。なぜ躊躇っていたのかというと、“いじめ”のワードが辛そうだったから。
なんといっても痛ましいのは、亡くなった少年であり、子を失った親である。
しかし、加害者とされる子供たちの親の心情も、子を持つ身としては分かる。『親は誰しも自分の子供が一番可愛いのだ』
この「沈黙の町で」という題名から、地方都市の体質とか、そういう問題が絡んでいくのかな?と思いきや…大人達は、多少の利害関係や対処について食い違いがあれど、しごく真っ当です。
それよりも《中学生》という、とても半端な時期、子供と大人の間であり、異性を意識し始めたり、集団での自分の立ち位置を強く意識したり、空気を読むことを考えたり、、、。そして、大人には、親であっても、ましてや警察に正直に話すわけもなく、嘘をつく。
『ひどいいじめは、中学生が一番だ。高校生になると手加減するし、同情心もわく』『中学生の三年間は、人生で一番のサバイバル期だな』
そういう面もあるかも…と思う。集団って…残酷で怖い。
いずれにせよ…亡くなった子の母親の言葉が胸を打つ。
『人間って命があれば、いくらでも取り返しがつくものなのね。でも、死んじゃうと本当に取り返しがつかないの。』
先が気になり、グイグイ読んでしまい、ラストは読み手には真相がわかるけれど…なんとも、やるせない気持ちで読み終えました。
Posted by ブクログ
P55
中学生は残酷だ。恐らく人生で一番の残酷期にあるだろう。それは自立への過程で噴き出る膿のようなものだ。みながもう大人には泣きつかないことを知り、自分たちの生き残りゲームを始める。
Posted by ブクログ
永遠に沈黙した少年と沈黙を守る4人の少年。そして黙ることのない親、教師、警察、弁護士。中学生らしい残酷さと正義感に揺れる中、誰が何を"言わない"のか。没入感。自分が今いつの誰の話を読んでいるのか立ち位置を確かめながらお楽しみください。
Posted by ブクログ
中学生のいじめの話。いじめはいけないと思うけど、いじめられる子にもいじめる方向に導く何かがあると思ってる。奥田さんはその書き方がとてもうまいなと思った。でも親、特に坂井の母親がうざくて仕方なかった。こう思うように奥田さんは書いているのなら、ほんとうまい。うざ過ぎて途中とばして読んだ。弁護士が親たちからはうざがられているけど、私は真っ当なこと言ってると思った。
Posted by ブクログ
古本市で購入。
関東の地方都市(実際には熊谷、越谷あたりか?)の中学校で起きた転落事故。
親から「まだ帰宅していない」という電話を受け、校内を点検していた教師が見つけたのは校庭に生えている大きな木のわきで転落したと思われる形で動かなくなっている生徒の姿。
転落した少年は地元の名士の一人息子でテニス部に所属、テニス部の同級生に状況を確認するが歯切れが悪い。
事故か殺人か、いじめがあったのか?
多少のネタバレになるが(数行改行します)
湊かなえ張りの「嫌ミス」小説。
Posted by ブクログ
死体発見から始まるり読めた。
遺族と警察と学校の大人たちがそれぞれの考えでじたばたしてるのも滑稽だった。
お金持ちだったら下手だろうが部活で良いウェアやラケット持つと思うので、そんなことで悪目立ちする地方の中学生社会だるいな。
瑛介が良いやつだったけど、人の罪まで被るタイプの中学生、将来損な事が起きそう。
Posted by ブクログ
最後まで重い話だった。
いじめられていた生徒が死んだ時
どのような状況になるのか。
子供とその親の視点がメインで
丁寧に書かれていてそれが逆にリアルな感じで…。
「子供っていうのは残虐性が誰しもあって、長じるにつれ、徐々に消えていくものじゃないか」
すごい印象に残った言葉だった。
中学生はまだ発展途上。
だからいじめによる善悪の重さを
しっかりと把握することは難しい。
大人になるにつれて分かってくる。
だからいじめという問題を無くすとなれば、
いかに「残虐性」を無くしていくか
という本質的なところも視野に入れる
必要もあるのかなと感じた。
終わり方はスッキリとした感じではなかったが、
個人的にはこういう終わり方でも悪くないな。