奥田英朗のレビュー一覧

  • 純平、考え直せ

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    ネタバレ

    難しい。

    読後の爽快感とか、エンターテイメントとしてハッピーエンドを期待して読むと、それはそれは裏切られる。
    それに、設定となっているヤクザの世界、終盤のクスリの使用のシーンなど一般的にわからないところが多いし、倫理的にイメージも悪い。
    (もちろん、自分にとっても。)

    ただ、(現代の)若者の群像として考えさせられるところも多い。
    自分に自信がない、認めてもらいたい、信頼できる上司がほしい、気のおけない仲間がほしい、地位、お金、名声がほしい。
    弱い心は救いを求めて安易な選択に流れやすい。そのことについての葛藤。
    わからないではない。学ぶところも多い。


    ただ、登場人物たちの選択、言動がダサ

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    2014年10月05日
  • どちらとも言えません

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    ワールドカップ開催中なので、サッカーについての考察は面白かったぁ!!やっぱり奥田さんは野球愛に溢れていらっしゃいます。シリーズ読破しておりますが、今回は真面目な記述をされている印象でした。個人的には面白い奥田さんが好みなので、それが欲しかったということで☆は3つということで!

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    2014年07月13日
  • 無理(上)

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    複数の登場人物が、それぞれのストーリーで進むのだが。うーん、なかなか接点がでてこないなー。何が無理なのかも、まだよくわからない…

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    2014年07月10日
  • どちらとも言えません

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    奥田英朗のスポーツエッセイ
    相変わらず野球推しで愚痴少々と奇抜なアイデア少々

    野球に詳しい人が読むともっと楽しめるのでしょうなぁ

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    2014年07月08日
  • 無理(上)

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    タイトルどおり。
    「無理!」って感じ。
    自分勝手な人々のしょーもない話が続き、読んでるのがちょっと苦痛に。
    今はそれぞれ動いてる自分勝手な登場人物達が下巻でうまく絡み合って行くんだろうけど、、最後はバッドエンドじゃなきゃいいなぁ。

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    2014年06月06日
  • どちらとも言えません

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    奥田流スポーツ論です!
    Numberという雑誌に連載されていたものらしいです。

    スポーツと言っても主に野球
    奥田さんが野球をこよなく愛していることがわかります

    結構勝手なことを言っています。
    このキャラクターから伊良部一郎先生が生まれたのねと納得できます

    殆んど野球を知らない私でも読めますが、よくわからないところが沢山ありました(笑)

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    2014年05月22日
  • 純平、考え直せ

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    テンポの良いストーリーと感情移入できるキャラクターでスイスイ読み終わった。ラストは突然色彩が変わって消化不良だが、読者がそれぞれ考えるというスタイルなのか?

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    2014年05月09日
  • 純平、考え直せ

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    ヤクザの下っ端が鉄砲玉を命じられて、実行しようとするお話し
    設定はなんだか重いけど、主人公が暴走族あがりでスカジャンとジーンズにブーツという出で立ちで、カッコイイ兄貴の真似をして昔ながらの羽振りのいいヤクザの立ち居振る舞いをしようとするあたりに、奥田英朗の文章もあいまってコミカルに描かれている

    ゆきずりのはずの女の子が、ネットの掲示板に相談を書き込んでそっちはそっちで盛り上がったりと、ある意味で現代っぽい
    2ちゃんのノリも展開によってはあんな感じになりそう

    教授がさらわれた先でどうなってあんな事をしてたのかが気になる
    この展開は明らかにコメディだよなぁ~

    だけど、終盤になるとやはり緊張感

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    2014年04月30日
  • 東京物語

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    70年代後半から80年代の忘れられない1日をモチーフとした短編集。その時代のリアルタイム世代としては「ジョンレノン暗殺」とか「キャンディーズ解散」とかノスタルジーを感じざるを得ない作品がいっぱい。おすすめ。
    <収録作とその日の出来事>
    1.あの日、聴いた歌 1980(昭55)年12月9日 ジョンレノン暗殺
    2.春本番 1978(昭53)年4月4日 キャンディーズ解散LIVE
    3.レモン 1979(昭54)年6月2日 江川卓プロデビュー戦【阪神5-4巨人】
    4.名古屋オリンピック 1981(昭56)年9月30日 1988年オリンピック開催地がソウルに決定
    5.彼女のハイヒール 1985(昭60)

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    2014年04月17日
  • 無理(下)

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    そういうことになったのね。もういいんじゃない?これで・・・となげやりになりそうな結末。
    何もかもがうまくいかないのね、みんな。

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    2019年05月26日
  • 町長選挙

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    【フレーズメモ帳】
    一人で勝っていると遊び相手がいなくなるーか。交友があるのは金持ちと有名人ばかりだ。一般人との付き合い方は、とっくに忘れてしまった。ここ十年の物差しは、メリットがあるかないかだった。それが合理的であるかもうかだった。

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    2025年01月24日
  • 純平、考え直せ

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    21 歌舞伎町 ペット代わり埼玉県東松山市 青梅街道 中野坂上 半日で百万円 時給千円千時間 バレエダンサー カオリ 敷金 北岡 鉄砲玉 標準精度 早稲田大学元教授 グレる 無銭飲食 コインランドリー 三島の初版 新宿署の山田 30以上は皆ババア伊勢丹メンズ館 靖国通り 奈良 東武東上線 左官 手に職 沖縄崇拝 琉球人 左翼 S=LSD コカイン 兵隊 新宿プリンスホテル 防刃チョッキ 賃貸 ボトルキープ四千円 ゴロー 夢 ニューヨーク 焼肉 殺す価値 開き直り ヤギ髭 バイク 曼荼羅 北関東連合 若頭 長渕剛 北島 サンチェ マッコリ ユッケ 給食費払わない足立区

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    2014年03月22日
  • 東京物語

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    女性より男性の方がより楽しめると思う。
    私はバブル世代ではないのですが、やっぱバブルの時代に青春を生きてみたかったなぁって思う。
    名古屋出身の久雄が東京で過ごす日々で、印象に残った1日が何日か描かれてるのですが、久雄自身に大きな事件はおこらないにもかかわらず、その久雄が過ごした何気ない1日を一緒に楽しめました。
    今頃、久雄は普通のおとんなんだろうなぁって勝手に想像してます。(女房の尻にしかれて・・・)

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    2014年03月01日
  • 純平、考え直せ

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    みんな誰かと繋がっていたい。
    どんな形でもいいから。

    嘘も誠も、誠実さも軽薄さも、
    無意識に人とのつながりを求めている。

    一人で生きて行くのは、ハードな道なんだね〜。

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    2014年02月26日
  • 用もないのに

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    野球観戦記3本、ロックフェスティバル参戦記1本、愛・地球博1本、ジェットコースター「ええじゃないか」1本、四国お遍路1本が収録されたエッセイ。
    後半になればなるほど過酷なミッションになっていく。
    爆笑ではなく、ふっと笑いがもれるような感じ。
    たくさんの編集さんと奥田さんがわいわいやってるのがとても楽しそう。
    特にフジロックが良かった。
    これは絶対楽しいはず。行ってみたい。

    万博には行きたくない。
    「ええじゃないか」には近寄りたくもない。
    でも話を聞くのは楽しいから不思議。
    あ、うどんは食べたい!

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    2014年02月17日
  • 純平、考え直せ

    購入済み

    とっても残念

    こーゆー終わり方って結局ネタ切れとしか思えません…ホント最後はなんかガッカリでした。汗も涙もでないが、今後の活躍を願い三ツ星。

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    2013年12月09日
  • 無理(上)

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    雪国の陰鬱とした気候が、それぞれの主人公たちの生活、感情をあらわしているかのかのよう。坂道を転げ落ちるように、人生を下っていく、思いもよらず。でもそこには悲壮感はなくて、奥田さんの文体ゆえにライト。最後はクラッシュで終わるものの、読後感は意外とすっきるする。

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    2013年12月09日
  • 無理(上)

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    引き込み力はありますが、一気読みとまではいかず。
    内容はともかくしても構成は好み。
    描写、表現力は悪くないのでサクサク読めます。

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    2013年12月03日
  • 用もないのに

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    奥田英朗エッセイ3作目。「泳いで帰れ」は読んでないが、今回も出てきた「泳いで帰れ」の言葉のように、作者の歯に衣着せぬ口調と愚痴、出版社非難。その中に見え隠れするちょっとした優しさがいい。ジェットコースター「ええじゃないか」体験記とお遍路様体験記が面白かった。しかしよくスナックにいく作者だ。

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    2013年08月13日
  • 野球の国

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    野球の熱狂ファンではない私でも、
    野球を見に行きたくなった。

    野球と映画とマッサージ。
    ゆる〜い旅行記。

    仕事に疲れたら、
    私も一人ぶらりと
    こんな旅をしてみようかな。

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    2015年04月30日