奥田英朗のレビュー一覧

  • リバー 下

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    上下巻と長い小説だが、長さを感じられないお話。河川敷で連続殺人事件が起こり、10年前に2件、10年経ってから3件と発生。果たして同一犯か?模倣犯か?というお話。刑事を退官後も一般人として捜査を続ける誠司の執念には頭が下がった。また本筋とは関係ない描写「死体発見者が定年退職後の男性で、毎朝犬を散歩させながら体力づくりに励んでおり、いきつけのマッサージ師に筋肉が増えてきましたね、と言われて喜ぶ」などのくだりは、なかなか共感するものがあった。ちょっとした描写にもちょっとした物語が隠れているのが、読んでいて楽しかった。おすすめ

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    2025年12月14日
  • 罪の轍(新潮文庫)

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    ネタバレ

    後半は、怒涛の展開で読むのが止まらなかったけれど、犯人の動機や事件に至った経緯はそこまで深くなく、消化不良感はあった。

    ちょうど青森旅行に行き、八甲田丸の見学もしたばかりだったので、最後の捕り物のシーンは光景を具体的に想像できて良かった。
    確かに青森の朝はきれいだった。

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    2025年12月13日
  • 真夜中のマーチ

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    性格や育ちが全く違う3人の個性がきちんと生かされているのがすごい。各章で視点が変わる書き方や、状況が目まぐるしく変わる展開に飽きることなく読み進められた。

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    2025年12月13日
  • コメンテーター

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    まさかまだ続いていたとは!
    伊良部先生が好きすぎて嬉しすぎた。
    心が軽くなる、私もこうでありたい(笑)昔の方がもっとハチャメチャだったような??今回の伊良部先生でした。

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    2025年12月13日
  • 普天を我が手に 第二部

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    長丁場だが構成が崩れない。
    司馬遼太郎だったら主人公4人のうち2人ぐらいは何の説明もなくフェイドアウトしてそう

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    2025年12月13日
  • イン・ザ・プール

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    中学生か小学生の頃に家にあったなぁと思って購入。
    伊良部先生最高。
    まわりを気にせず物事に向き合える性格の人が近くにいると助かることあるよなと思う。

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    2025年12月09日
  • 最悪

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    タイトル通り、3人が次々に最悪な状況に陥っていく。
    あまりバッドエンドは好きではないので、結末が嫌になるほどの最悪さ。
    しかし3人が集結したところからのラストスパートは時間も忘れて読み耽りました。
    ハッピーエンドでもないけれど、悪くない結末。
    こんな終わり方もあるんだなぁと感心しました。

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    2025年12月08日
  • 普天を我が手に 第二部

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    第一部を読み終わったあと、勝手に第二部で終わりだと思ってたらまだ、第三部があるではないですか!
    もう今すぐ読たいんですけど、記憶が新しいうちに。
    第二部はもう子どもたちの時代になっていて太平洋戦争真っ只中!
    この時代の満州(五十嵐満)、東京(竹田志郎、森村ノラ 矢野四郎)、まさに激動の時代をよく生き抜いてくれた。
    みんな筋が1本通ってて、逞しい。
    四郎は回天魚雷に乗り込む寸前で戦争が終わってまさか四郎はもはやここまでかと思ったよ。
    喧嘩から親友になった浅野は前日に出撃して帰らぬ人に。
    特攻隊とか魚雷とか考えた人は狂気の沙汰だよ、ほんとに。
    まず自分が乗れっちゅうの。
    満州の棄民政策もそう。関東

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    2025年12月07日
  • ガール

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    自分らしく生きるって大事だなって思える。もちろん冷静に後のことも考えると、そう上手くいかないかもしれないが‥笑

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    2025年12月06日
  • ナオミとカナコ

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    韓国ドラマ「わたしが殺した」と並行しながら読んだ。おおまかな内容は同じだが、後半からまるで違う方向に向かう。
    本は2014年ドラマは2025年、時代のせいだろうか。10年も前の本なのに古さはあまり感じず読めた。何も改善策がないということか。苦しい。
    完璧だったはずの殺人計画。色々偶然が重なって救われたこととなっている。元々の計画も偶然から成り立っている。殺人のきっかけは誰にでも思いつくということか。何度も正当防衛じゃないと思ったが、それではダメだったのだろうか。

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    2025年12月05日
  • 空中ブランコ

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    この精神科医やばすぎるだろ。でも最後は丸く収めてしまうというか、一応解決してしまう。実物がいるなら一度会ってみたい。

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    2025年12月02日
  • コメンテーター

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    相変わらず面白かった

    最新作ということもあり過去の伊良部よりかはマイルドになっている感もあるが、コロナ禍をきっかけに新たな精神面に関してのテーマでアップデートしてる

    自分も登場人物ほどではないものの心当たりのある描写に笑いながらも考えさせられる面白い作品

    同じ作者の別の作品も読んでみます

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    2025年12月02日
  • リバー 下

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    渡良瀬川の河川敷で発生した連続殺人事件。刑事、新聞記者、10年前の被害者遺族、刑事OBなど様々な視点で進展していく。それぞれの事件に対する執念を感じながら読み進めるが、前半は捜査の進展がなく刺激が少なかったが、下巻の後半から面白くなっできた。最後どんでん返しはなかったのが寂しいが、群像劇としてはまあまあ楽しめた。

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    2025年12月02日
  • 普天を我が手に 第二部

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    #普天を我が手に 第二部
    #奥田英朗

    4人の主人公を通じて描くという贅沢な手法で、昭和という時代がより立体的に立ち上がる。軍人、活動家、興行師、任侠のもとに生まれた子ども達4人は場所、立場、思想それぞれ異なる視点で昭和を伝える。ラストで4人は、昭和という時代の生んだ幼馴染として、螺旋のように絡み合って邂逅する。第三部で彼らはどのように共闘してどのように対立するのだろう。

    #読書好きな人と繋がりたい

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    2025年12月01日
  • 町長選挙

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    2025.11.30
    再読。ああこういう話しだったと思いだしながらそれでもまた笑えた。伊良部先生とまゆみさんがいればみんなビョーキで通いたくなるよなと脱力できる一冊。

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    2025年11月30日
  • ガール

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    大変だなー、日本で会社勤めする女性。でもここの女たちは強い。そして女の味方は女だというのもいい。作者が男性であっても、女たちの細かい嫉妬やファッションを描いていて、女同士の絆を軸にしてるっていい。

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    2025年11月28日
  • 邪魔(下) 新装版

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    内容(ブックデータベースより)

    静かに見える毎日の暮らしに、
    隠されている極限状況。

    奥田英朗は、新人の頃から凄い!


    夜の冷気が空から降りかかってくる。
    地面も九野の体温を奪おうとしていた。
    死なないでくれよ。恭子のことを思った。死ぬことはない。
    自分で死ななければならないことなど、人生にはないのだ。(本文より)

    どうして自分が、こんな目に。


    夫への疑念が深まり、いたたまれない恭子は、仲間に誘われた会社との「団体交渉」にのめりこんでゆく。放火の容疑者を追う九野は、容疑を確信しつつ逮捕にこぎつけられない。心がぎりぎりまで追い詰められた二人の中で、何かがついに決壊する――。日常に潜む

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    2025年11月28日
  • 空中ブランコ

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    あぁ、伊良部先生かマユミさんになりたいな〜(*´Д`)と思いながら、ぼへ〜と読んでいたら、最後の「女流作家」で二人ともイイ事を言っていて「何かいろいろゴメン(;_;)」と思った(^^;)

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    2025年11月27日
  • 恋愛仮免中

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    みんな、「好き」という感情が絶対的上等感情だと崇めがちだ。だが「ほしい」という感情がさらに純粋なものではないかと感じたことはないですか?比べたらことがなかった「好き」と「ほしい」の相対論。この2つは似ている感情だと勘違いしていました。小説の中では「好き」と「ほしい」のかけ違いや勘違いで恋愛に物語が発生し、「好き」と「ほしい」の合致で恋愛が成就していた。更にこの2つを掛け算で考えてみると複雑で面白い。「好き」だから「ほしい」と「ほしい」から「好き」は全然違う。例えば、メルカリをして世の中の欲に触れた時。「ほしい」から「好き」という感覚の存在に気づかされる。別に好きではないのにほしくなる!ほしくな

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    2025年11月27日
  • 町長選挙

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    シリーズが進むにつれて、おふざけさがどんどんエスカレートしています(o^^o)

    田辺満雄、通称ナベマン→ナベツネのパロディ。
    ストーリーもプロ野球の1リーグ化と実際にあった内容でどこまでが真実?と思ってしまいました。
    次の章はホリエモンならぬアンボンマン!
    確かにこの人も球団買収に絡んでましたね。

    そうなると次の章のカリスマの女優。
    四十代で自然の若さ、美しさを保っている。
    これは誰のパロディ?と想像してしまいました。

    最後の【町長選挙】も傑作。

    どれも軽く気持ちで楽しく読めました。

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    2025年11月25日