奥田英朗のレビュー一覧

  • 我が家のヒミツ

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    先日「家族の問題」を読んだので、今作「家族のヒミツ」も読みました。
    「家族の問題」と同じく家族をテーマにした短編集。家族としての少しの危機と、それを経て得られる大切なことが描かれています。
    離れた家族に会いたくなる話。

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    2026年05月22日
  • コメンテーター

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    空中ブランコが好きで読んでみた
    伊良部一郎のキャラクターも好きだけど、登場する患者たちも個性的で現代ならではの悩みを抱えていて共感できる部分もある
    個人的にはうっかり億万長者の話が好きだった

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    2026年05月21日
  • イン・ザ・プール

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    面白かったです。表題作のインザプール、声出して笑いました。わたしはミステリーとホラー以外ほとんど読みませんが、こんな面白いなら他も読みたいと思い、インザプールを読み終わってすぐ二作目の空中ブランコを買いに走りました。こんな医者おるわけないやん、と、でも絶対おってほしい、の反対の感情がごちゃ混ぜになって終盤は何か胸が苦しかったです。
    人生ってこういうことだよねと思いました。解決はないんですよね。誤魔化しながら付き合っていくしかないわけで、病気も人間も。それを改めて思い知ることができました。まったく、緩やかな絶望ですよね、人生は。その中のいっときでもこうして笑わせてくれる先生に、心より感謝いたしま

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    2026年05月20日
  • イン・ザ・プール

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    悩める患者に型破りな治療法を繰り出す、精神科医・伊良部シリーズの第1弾。メール中毒や強迫神経症の患者が、どんどん勝手に追い詰められていく場面の心理描写がなんとも凄い。

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    2026年05月20日
  • コメンテーター

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    久しぶりの伊良部先生も面白かった。マユミも前よりキャラ?強めですごい好き笑 また前作とかも読み返したくなった。

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    2026年05月20日
  • 普天を我が手に 第三部

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    ここに書かれている昭和は75年前から38年前ぐらいの出来事だが、もうすっかり歴史博物館の話だ。
    その後には、PCスマホやnetの時代で世の中の仕組や文化がおおきく変わった。
    その話を第四部に期待したい。

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    2026年05月17日
  • 向田理髪店

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    過疎の町を舞台とした物語。何でもかんでも町中に一瞬で知れ渡ってしまう環境だからこそ、皆が家族のように助け合い、時には開き直って一緒に生きていく。それぞれのエピソードの結末が気になってあっという間に読み終えました。おもしろかったです。

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    2026年05月16日
  • 普天を我が手に 第三部

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    ネタバレ

    おもしろかった~
    昭和史サーガ三部作、堪能しました。
    第三部はやや駆け足感はあった印象だったけど、昭和ってこんな感じだったのかもしれんと思った。
    しかし4人とも議員になるとはなあ。

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    2026年05月16日
  • イン・ザ・プール

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    毒を持って毒を制す、という感じだろうか。

    奇妙な悩みを抱えて来院する患者たちは、ヘンテコな精神科医・伊良部一郎に振り回されるうち、いつの間にか問題が軽くなっていく。

    患者たちもどこか横柄で偏屈なのだが、目の前にいる伊良部はそれ以上にわがままで自己中心的。「こいつ本当に医者か?」と思わせるような言動ばかりだ。
    もしかすると伊良部は、わざと非常識に振る舞うことで患者自身の滑稽さを映し出しているのでは…とも思ったが、たぶん本人は何も考えていないんだろうな。

    深刻に思い悩んでいることも、「そんなに大した問題じゃないかも」と思えた瞬間、人は少し楽になれる。
    伊良部は欲望の赴くままに行動しているだ

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    2026年05月13日
  • 我が家の問題

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    家族をテーマにした短編集
    タイトルは「我が家の問題」だけどブラックなものはなく、どの作品も家族っていいなって思えるものばかり
    ほっこりまわりのひとを大切にしたくなる

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    2026年05月12日
  • コメンテーター

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    精神科医が主人公の小説。悩める患者に型破りな治療法を繰り出すシーンはスリルがあって面白い。シリーズ4作目なので、他も読んでみたいと思った。

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    2026年05月11日
  • 町長選挙

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    伊良部って本当にとことん破天荒でめちゃくちゃなのに、不思議と憎めない魅力(?)が増してる気がする!
    タイトルにもなっている『町長選挙』の話はラストに胸に熱くこみ上げてくるものがあった。それまでは宮崎がどっちつかずすぎて、ことごとく両陣営紛争に巻き込まれてるのが気の毒かつ憐れだったけども。笑 『アンポンマン』のラストも不覚にほっこりして笑っちゃったw
    そしてマユミちゃんは強い!ぶっきらぼうで無愛想なのにスタイル豊満とかずるすぎ。笑

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    2026年05月09日
  • コメンテーター

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    17年ぶりのシリーズ最新作は、期待通りの面白さでした。というかこんな時代だからこそ、伊良部みたいな人が必要なのかも。だけど本当にこんな人いたら絶対に自分は関わりたくない(笑)

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    2026年05月08日
  • オリンピックの身代金(上)

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    戦後の復興期の表と裏。表はビートルズや銀座のクラブなど当時の感覚で味わえるところが良いが、裏に東北地方の貧困や肉体労働現場などの世界があった事はあまり知らなかった。シーン毎に人物、視点が変わり、時間も行ったり来たりなのが最初は戸惑ったが、後半はその仕掛けが面白さを増している。この後、下巻でどんな結末となるのか楽しみで仕方がない。

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    2026年05月07日
  • 普天を我が手に 第三部

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    こらはもう近代史、現代史も含む壮大な歴史群像劇だね。
    この3巻からなるので最終章で終わりを迎えたわけだけど、
    竹田志郎、矢野四郎、森村ノラ、五十嵐満それぞれの生き方で己を貫き、志郎は検察官から国会議員へ、
    四郎も事業家から大物政治家から可愛がられ、頼られやがて議員に。
    ノラもアメリカへの留学を果たし(人種差別も当然経験し)
    通信社の特派員からテレビ局の記者へ。
    五十嵐満もプロレス興行やビートルズ(小説ではビートボーイズ)公演を成功させるエンターテイメント界隈では欠かせない大物プロデューサーに。
    それぞれの道を歩みつつ4人がそれぞれに交差する瞬間がいい。
    そしてそれぞれ伴侶を得て子どもも産まれ、

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    2026年05月09日
  • リバー 下

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    2県をまたいで発生した渡良瀬川の連続殺人事件。下巻は3人の容疑者のうちの本命1名の別件逮捕から始まる。状況証拠は揃っている。でも確実な物的証拠がない。容疑者は黙秘を続けたまま勾留期限が迫ってくる。焦る警察官たち。ほうぼうでの地道な捜査が描かれる。

    なるほど、下巻はその展開か。逮捕されてからがまだ紆余曲折あるのね。小説のなかの人たちと同様に、読者もジリジリとさせられる。そしてとうとう容疑者は釈放されてしまい、職場に戻る。悔しすぎる警察。そうこうしているうちに第3の殺人が…

    犯人は違う人物なのか?それとも警察の読み通りなのか?最後まで容疑者側の内面は描かれないので、どんな心理なのかはわからない

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    2026年05月04日
  • イン・ザ・プール

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    爆笑注意⚠️みたいな謳い文句をどこかで見た気がした(勘違いかも)が、爆笑とは違う意味での面白さにあふれた作品だった。
    それぞれの患者さんの症状(悩み)は大なり小なり他人事とは思えず。
    それを楽しんじゃうかのように、飄々と時に悪ノリして対応(診療?)していく伊良部のキャラクターが憎めない。
    読み終えた後、自分も治療されたかのように心が軽くなった気がした。と言うのは伊良部を褒め過ぎか。

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    2026年05月03日
  • 普天を我が手に 第二部

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    日本が世界中を相手に戦争をし始めた時代。
    同じ昭和元年に生まれながら、それぞれの運命を歩む若者達の群像物語は一部以上に時代に翻弄されていく。
    満州やアメリカ、軍と共産主義、徴兵と女性。
    激動の世の中で様々な立場や思いが交錯する。

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    2026年05月02日
  • リバー 上

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    刑事もの。ポップなタイトルと表紙の題字とは裏腹に、上下2巻に渡りじっくり描かれる硬派な捜査活動。特定の主人公がいるわけではない。たくさんの警察官、警察官OB、事件記者、被害者遺族などの複数の視点で事件発生からの捜査展開を綴る、読み応えのある本書。

    事件は県境の渡良瀬川近辺で発生した連続殺人事件。10年前の未解決連続殺人事件と犯行手口が似ている。今回こそ解決へ、と、栃木県警と群馬県警が共同で捜査本部を立ち上げる。そこに10年前の元警察官OBや、当時の被害者遺族、当時疑われていたが証拠不十分で逮捕に至らなかった容疑者などが絡んでいき、少しずつ真相に近づいていく。

    上巻は、真犯人と思われる人物が

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    2026年04月30日
  • 空中ブランコ

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    ネタバレ

    今回は甘口というか、温かい話が多かった気がする。

    面白かったのは『義父のヅラ』
    私自身、小学生の頃にイタズラしたことが大事になっちゃったり、中学の頃に学級委員や生徒会なんかやっちゃったから、「真面目ないい子」でいなきゃいけなくて、だから不良が羨ましかったし、今回伊良部達がやったイタズラは本当に痛快で、爽快で羨ましかった。

    伊良部の姿を見ていると本当に肩の力が抜けてこのくらい自由になれたらと思うし、こんな人が身近にいてくれたらと思う笑

    最後の『女流作家』は泣いてしまった。看護師マユミのぶっきらぼうだけど、正直な感想が何よりも嬉しいはずで、報われて良かったねって思った。

    相変わらず人懐こく

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    2026年04月28日