マヒトゥ・ザ・ピーポーの作品一覧
「マヒトゥ・ザ・ピーポー」の「銀河で一番静かな革命」「コロナ禍日記」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
「地図にないまちをつくったの、遊ぼうよ。」
この一節は、この本の作者であるマヒトゥ・ザ・ピーポーの書いた歌「さよならグレーゴル」からのそれである。僕は、それをはじめて読んだ(正確には、聞いた)日から、この詞がたまらなく好きだ。こんなにもやさしくて、こんなにも切実な言葉ってそうそう書けないと思う。こんな言葉を書ける人になりたい、と強く思ったし、いまも思っている。「言葉」を扱う(という表現はしっくりこない)者としてマヒトゥ・ザ・ピーポーのことを、僕は心から尊敬している。彼のように僕はなりたい。
そんな彼は「目」を落としてしまったと小説内で語る。そんなことはないだろう。むしろ、彼は達観しすぎている