一木けいの作品一覧
「一木けい」の「愛を知らない」「愛を知らない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「一木けい」の「愛を知らない」「愛を知らない」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「うしなった人間に対して1ミリの後悔もないということが、ありうるだろうか。」序盤に出てくるこの問いに対して、章ごとに登場する様々な登場人物のうしなった人間と、後悔についての話が紡がれます。
序盤は由井の視点で始まり、最後の章で由井の娘の視点。最後の最後で由井に対して抱く感情が、1ミリの後悔もない、はずがない。になるのがとても綺麗な終わりであり、かつ読み手にも、もう少し何かが違えば行き着く未来は別のものになったんじゃないか……と後悔に似た感情を抱かせます。
特に心に残ってしまっているのは、大人を信じることをやめた由井が「初めて信じていい大人もいるんだ」と思えた同級生の母です。程よい距離で接する人
Posted by ブクログ
この小説のなかにある恋は、リアルな恋だと思う。
少しでも恋を経験した人が読んだら、追体験させららるほどのリアルさだと思う。
大人になってから出会って好きになった人に対して( もし学生の頃に同じクラスだったら好きになってたかな? )って考えてみたり、
こんなに好きな人でいっぱいの毎日を過ごしていて、この人に出会う前は自分は何を考えてどうやって過ごしてたんだろう?って考えてみたり、
喫煙者の彼と電話をしてるときの、タバコを咥えながら話すくぐもった声にキュンとしたり、
みんな同じことを感じて、考えて、生きてるんだなって思った。
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由井の今の旦那さんもとてもい