一木けいの一覧

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作品一覧

2021/03/19更新

ユーザーレビュー

  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)
    有島武郎の「小さき者へ」の中からの一節に泣いてしまった。父に恨まれ見捨てられた主人公が父親から言われたかった言葉が切なくて辛かった。
    お互いに想い合っていたのに一緒にいることができなくなってしまった、という後悔と絶望の過去があっても幸せに今を生きていけることができる、ということの苦い複雑な気持ち、も...続きを読む
  • 全部ゆるせたらいいのに
    読み始めと読み終わりで号泣した。なんじゃこりゃ。痛いよ、どこが? なにが? 猛烈に痛い。
    結婚してあー赤の他人と暮らすってほんと大変だなーと思ってる時期だからかな。コロナで閉鎖的な世界に閉じ込められてるからなのかな。なんかもうぐわーっっっと押し迫ってくるような。
    ほんとうに、全部許せたらいいのに。本...続きを読む
  • 全部ゆるせたらいいのに
    本著者初読みだったが
    凄まじ、とにかく凄まじい。

    でもこの父親、
    なんだか自分の父親と旦那を
    かけ合わせたようで
    他人事とは思えない。

    アル中でも他人だったら切り捨てられるけど
    身内であればそうもできない
    その人のいい面を思い出してしまうと
    なおさら。
    自責の念と戦うことになる。
    お酒は業が深い...続きを読む
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)
    ラストに衝撃を持ってこられる作品に、私はめっぽう心を揺さぶられて記憶に残ってしまうのであるが、この本もそうだった。

    『西国疾走少女』えらく回想が続くな、と思っていたら、回想部分でいちばん盛り上がったところで途切れて、現在に戻される。その十年以上の時の経過で失ったものと、中学時代に得たかけがいのない...続きを読む
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)
    タイトルに惹かれて読んだ。
    短編だが、少しずつ登場人物達が繋がっている。

    日常のふとした中に、こんなふうに昔の事を思い出す瞬間があると思う。
    だからと言って今が不幸な訳じゃなく、それなりに充実していても、一瞬の隙をついて、スーッと入り込んでくる記憶。香り。声。指先。
    久しぶりに、大好きだったあの人...続きを読む