1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

649円 (税込)

3pt

「俺いま、すごくやましい気持」。ふとした瞬間にフラッシュバックしたのは、あの頃の恋。できたての喉仏が美しい桐原との時間は、わたしにとって生きる実感そのものだった。逃げだせない家庭、理不尽な学校、非力な子どもの自分。誰にも言えない絶望を乗り越えられたのは、あの日々があったから。桐原、今、あなたはどうしてる? ――忘れられない恋が閃光のように突き抜ける、究極の恋愛小説。(解説・窪美澄)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    由井の言葉の世界に入ってる間、痛くて辛いのに
    すごく居心地が良かった
    言葉にしづらいというかできないけど、
    こんな小説に出会いたかったっていつ一冊だった

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    その男とつがえという自分の核からの命令

    という言葉がドキッとした。
    恋をするということは
    ごちゃごちゃ考えなくても
    シンプルに、もっと本能で動いていいんじゃないだろうか
    そう思いました。

    林檎味の大玉の飴、シュワシュワする味
    とか
    尖った喉仏
    とか
    学生時代を懐かしく思い出した、1章が1番好き。

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

    最後の手紙で胸が苦しく切ない気持ちで一杯になった。1ミリの後悔もない、はずがないというタイトルもほんとにそうだよ、な…と思う。私も後悔している事はある。その気持ちは何年経っても心の中にあったりする。

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    少し生々しいところもあるけれども、男性の自分が読んでも共感できるところも多く、最後まですらすらと読めた。泣けた。

    愛や恋とひとくちに言っても、身体の奥底から揺さぶられるもの、心が暖かくなるもの、分類などし尽くすことができないものだろうけど、それぞれ個々別々に多様な実態があって、個々別々に味わい深い

    0
    2025年04月21日

    Posted by ブクログ

    あの人と添い遂げていたら、告白していたら、想いに応えていたら、なぜあんな事を言ってしまったのだろう…様々な後悔を多角的に掬い上げる1冊。あの時ああしておけば、しなかったらーーそんな、「1ミリの後悔もない、はずがない」。そう、こんなにも人生はままならなくて、だからこそうつくしい。これだから本を読むのは

    0
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

    ラスト1行が秀逸すぎます。
    全部の短編漏れなく切ないです。
    自分に重ねて読む場面も多くて、私だけが後悔に悩まされて苦しい訳じゃないのかと少し救われた気分になれました。

    0
    2024年05月06日

    Posted by ブクログ

    大好きな椎名林檎さんが帯を書かれていたので。

    後悔、と聞くと重く感じられるけど文章はとてもなめらかで読みやすかった。

    環境へ感じる苦悩、人間関係の歪みなど重さや深さを比較するものじゃないけど誰しも悩みがあって、悩む度に深くて暗い海に対峙した時のように先が見えないことに絶望するものだなと思った。

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    一木けいさんの文章とてもすき。
    等身大な感じがして、全身からすんなり沁みてくる。真冬のおでんみたいな嬉しい温かさ。

    いろんな気持ちとタイミングが重なって変わっていく人生がそれぞれにあるって意外と忘れがちなことだった。

    人の愛の形っていろいろだな、
    葛藤もある、諦めもある。それでもその中で生活を営

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    一木けいさんの本は初めて読んだ。

    1ミリの後悔もない、はずがない
    の 、 が意味するもの。

    子どもの頃に自分たちの力では何ともならなかったことが、大人になるにつれて自分の決断で人生を選んでいく。

    それぞれいろんな事情がある人でも恋をする。
    離ればなれになりたくても、その決断をしなければならない

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    一編一編大切に読んだ。
    絶対再読すると思う
    一木けいさんの本、今まで読んだもの全て何度も読むぐらい気にいってる。
    ストワリーはもちろん、心理描写巧みで心がきゅっとなるのに引き込まれる

    0
    2025年11月02日

1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

一木けい のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す