1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

小説・文芸
649円 (税込)

3pt

「俺いま、すごくやましい気持」。ふとした瞬間にフラッシュバックしたのは、あの頃の恋。できたての喉仏が美しい桐原との時間は、わたしにとって生きる実感そのものだった。逃げだせない家庭、理不尽な学校、非力な子どもの自分。誰にも言えない絶望を乗り越えられたのは、あの日々があったから。桐原、今、あなたはどうしてる? ――忘れられない恋が閃光のように突き抜ける、究極の恋愛小説。(解説・窪美澄)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    816318
  • 電子版発売日
    :
    2020年07月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私のこの年齢と女性という立場で読むから、心にくるものがあった。
    過去のことを思い返すことはきっと誰にでもある。
    少なくとも私はある。
    タイトル通り。深くて心にグッとくる作品でした。

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    読み終わった頃には、嗚咽を乗り越えて、目が腫れまくっていた。
    そして、とてもスッキリした気持ちになっていた。
    途中、女としての「性」の感覚を、身体ごと呼び起こされるような描写に、思わず吸い込まれそうになった。
    「椎名林檎氏が帯を書いていたから買った」と言いつつも、
    「俺いま、すごくやましい気持ち……」
    なんて裏表紙の一行目に書いてあったら、椎名林檎氏とは関係なく、きっと買ってしまっていたと思う。(オンラインで汗)
    そういった場面も含めて、自己紹介がわりに「好きな本」として人におすすめしたい。

    0
    2026年09月25日

    Posted by ブクログ

    10代の瑞々しい恋愛だと思うじゃん。最後、泣いている自分にびっくりしたし、絶対有島武郎読む流れできたよね。私は誰かを本当に大切にしたことはないかもしれない。愛するって幸せだ。愛したい。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    椎名林檎女史が絶賛する理由がよくわかる。彼女のファンとして、彼女が表現する世界が、ここにも在る。彼女が本作に嫉妬する理由がよくわかる。
    女性は人生の途中で別の生き物になる。それが「母親」だ。女として生きてきて、子供を産み母親になる。その境。女と母親の境。ただ、もちろん母親であると同時に女でもある。その状態への困惑、迷い、、
    なんと秀逸に表現できているか。
    私が一番好きな場面は、高山のシーン。だらしのない人間であるはずなのに、言葉にできない魅力があり、ダメなはずなのに、会いたくなってしまう。それがたとえ私を破滅へと誘う存在であっても。もちろんこの感情に共感できるのは、私が似たような人に恋をしていたから。
    本筋で表現されているメッセージへの共感もそうだし、私の過去経験へのノスタルジーと言う個人的な部分で大好きな作品。

    0
    2026年08月18日

    Posted by ブクログ

    あの時こうしていれば、今あの人はどうしているだろうか、誰しも考えたことがあること。もどかしさと苦しみの中で、全てが明らかにならないのも好き。面白かったです。

    0
    2026年08月15日

    Posted by ブクログ

    良すぎてびっくりした。なんだろう、プロットだけだとよくある話のようなのに、キャラたちの気持ちが痛いほど伝わってくる。人間を描くのがうまい。
    あと性描写が、むちゃエロ。

    0
    2026年04月16日

    Posted by ブクログ

    読み終えた直後、魚の骨が喉につっかえたようなもどかしくてスッキリしない不思議な気分になった。幸せのために何かを諦めたり妥協したりしてるのがリアルで、みんな過去の後悔に思いを馳せてるのかなと感じた。

    0
    2026年04月11日

    Posted by ブクログ

    2016年に、「西国疾走少女」で「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞した、一木けいさんのデビュー作。
    なるほど、女のための読み物である。
    一人の女性の人生を主軸に、思春期の瑞々しさ、二十代の混沌、四十代の…その時その時の心情が痛い程伝わってくる。
    自分はこんな風に疾走してきただろうか。若い頃を怠惰に過ごすと、後からちゃんと皺寄せが来る。人生はうまくできている。
    それに早く気づけた人が勝ちかな。
    短編集か?と思っていると、「ああ!あの時のあの子か!」などと、どの話も本筋から枝分かれしているだけで、現在過去未来が絡み合い、しっかり繋がっている。伏線も張られていて、読み進める楽しみがあった✨
    素敵な作家さんだ〜世代も近い(´- `*)
    #うしなった人間に対して1ミリの後悔もないということがありうるだろうか
    あるさ、そりゃ。

    0
    2025年12月26日

    Posted by ブクログ

    椎名林檎さんの帯に惹かれて手に取りました。
    『私が50分の円盤や90分の舞台で描きたかった全てが入っている。』

    5つの短編集。最初は中学生の由井の恋愛から。各物語の主人公が変わりながらも、繋がりのある一つの物語となっています。

    タイトル通り、どんな幸せな人生を歩んでいても、1ミリも後悔がない人なんていない。
    どの話も切ないけれど、一気読みされられましたし、読後の余韻はとてもよかった。特に3つ目の潮時が1番刺さりました。

    また、大きな後悔にぶつかっても、それだけが自分の全てではない事を感じられるような生き方をしたいと前向きな力を頂いた。

    R-18文学ということで、そういう描写もあることや、物語の受け取り方も賛否がありそうなので、万人向けの作品ではないですが、個人的には再読必須の名作です。

    0
    2026年08月20日

    Posted by ブクログ

    「西国疾走少女」
    「ドライブスルーに行きたい」
    「潮時」
    「穴底の部屋」
    「千波万波」

    5話収録の連作短編集。

    タイトルから刺さる。

    人生は選択の連続で、選ばなかった道をふと脳裏に思い描く事がある。

    運命をほぼ信じない私でも、あの瞬間のタイミングが人生を変えたと感じる出来事がいくつもあった。

    その感覚が、物語の登場人物達と重なり、胸の奥にしまい込んでいた記憶の箱が開いた。

    愛と悪意、瑞々しさとヒリヒリする痛み。
    相反する感情が絶妙な均衡で描かれ物語世界に没入した。

    後悔を抱えながらも日々は続く。
    そしてラスト一行が堪らなく切ない。

    0
    2026年07月29日

1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    816318
  • 電子版発売日
    :
    2020年07月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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