南杏子の一覧

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作品一覧

2023/04/05更新

ユーザーレビュー

  • ヴァイタル・サイン
    読んでいて何度も涙が出ました。学生や新人の頃に理想としていた姿とかけ離れている現実、もう何度辞めたいと思ったか分からないし、今でも悩んでばかりです。元になった事件を知った時は、自分が犯人だったかもしれないと何度も思いました。それと同時にこんな風に犯人の気持ちが理解できる自分は異常かもしれない、と思っ...続きを読む
  • ブラックウェルに憧れて~四人の女性医師(仮)~
    『心身に障害のない、日本人の、男性医師 ー それこそが医局員の標準であって、初めから女性医師は規格外の存在なのか。自分たちは、女というだけで欠陥を抱えているのだろうか』。

    山崎豊子さん「白い巨塔」。医学界の権力争いの極みを見る傑作小説は、女性作家さんの小説をコンプリートすると誓って読書を続...続きを読む
  • いのちの十字路
    人の生と死は、逃げられないもの。
    救急医療は、一刻も争う状況で、命と向き合い、死から生へと導く。
    訪問介護は、細やかな心遣いで、人と向き合い、生から死へと導く。
    患者の人生、家族、思いを、丸ごと抱えて、寄り添ってこそだ。

    野呂先生、まほろば診療所にお帰りなさい。
    コロナ禍で、世の中が大変な時に、
    ...続きを読む
  • いのちの十字路
    シリーズものとは知らずに読みました^^;
    が、じゅうぶんおもしろかったです。

    主に介護を担う家族にスポットが当てられ、家族間介護のさまざまな課題が浮き彫りになっています。

    葛藤、諦め、羞恥心、無自覚ゆえの苦しみなどなど…

    いろいろな課題を抱える家族のストーリーが紡がれ進んでいきますが、根底に流...続きを読む
  • いのちの停車場
    もともと医療小説は好きなのだが、医師によって書かれた本書はとてもいい本だった。たくさんのこと、特に自宅での家族の看取りについて考えさせられた。
    都心の緊急医として働いてきた佐和子は、部下の責任をとって辞職する。故郷の金沢に帰り、そこで在宅訪問医療に携わることになる。いろいろな患者がいるが、病状が重い...続きを読む

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