それならば!私も声の限りを尽くして叫びたい。
「誰かにとっての『いい子』でも、自分にとっての『いい子』かどうか、考えなきゃ。」
『いい子』とは大人にとってのいい子であって、それは『都合のいい子』と同義だと思っている。
ヤングケアラー、きょうだい児のみんな、こんなの読んでなんかいないかもしれないけど、
...続きを読むもしも気付いたら考えてみてほしい。
「自分の気持ち大事にできてる?」
どんな気持ちだって大切なあなたの気持ちでどれも全部正しいんだ。
いい子でいる必要なんてどこにもない!
最近政府が打ち出したヤングケアラーのキャンプ、あれには心底絶望した。
そこじゃない。それはもっと先の話なんだ。
あの子達が困っているのは今!なんだよ。
福祉がまだまだ間に合ってないんだよ。
キャンプじゃなくてケアラーにならないで済む制度を作ってよ。
何のための介護保険?子どものいる家庭なのに、介護を必要とする人間だけ!の食事に洗濯。
確かにそれだけでも助かるかもしれない。
大人ならまだしもよ?
子どもなのよ!ごはんは?洗濯は?掃除は?子供がやらなきゃならないのよ!
子供には子供らしくいる権利があるの!
それを大人の都合で子供らしくいられる時間を奪って無理矢理大人にしていいはずがないの。
介護保険だってもう少しだけ柔軟にしようよ。
せめてヤングケアラーになりそうな家庭にはさ。
読んでいて胸が苦しくて苦しくて息ができなかった。
私はね、いつかきょうだい児の子たちの逃げ場を作りたくてね。
でもそれにはまだまだ考えも知識も繋がりも全てが足りない。
時間もまだない。自分の生活だけで精一杯だ。
この本すごい。すごいものを読んだ。
物凄い切り込んでる。
前作の続きだと思って読み始めたらとんでもない方向に吹っ飛ばされた。