ヴァイタル・サイン

ヴァイタル・サイン

小説・文芸
935円 (税込)

4pt

現役医師による医療現場エンタメ長編!

女優・貫地谷しほりさんも絶賛!
「人は、人に傷つき、人に苦しみ、でも、人に救われるのだと改めて感じさせられました」
映画「いのちの停車場」やNHK連続ドラマ「ディア・ペイシェント」など、数々の話題作を送り出してきた、現役医師でもある著者が描く医療現場のリアル。終末期の患者が多く入院する病棟で働く女性看護師が数々の試練と向かい合う。決して他人事ではないからこそ目が離せない、医療エンタメ長編!!
患者さんには、最期まで笑顔でいてほしいから――。

二子玉川グレース病院で看護師として働く堤素野子は、31歳になり今後のキャリアについても悩みながら忙しい日々を過ごしていた。患者に感謝されるより罵られることの方が多い職場で、休日も気が休まらない過酷なシフトをこなすが、整形外科医である恋人・翔平と束の間の時間を分かち合うことでどうにかやり過ごしていた。
あるとき素野子は休憩室のPCで、看護師と思われる「天使ダカラ」という名のツイッターアカウントを見つける。そこにはプロとして決して口にしてはならないはずの、看護師たちの本音が赤裸々に投稿されていて……。心身ともに追い詰められていく看護師たちが、行き着いた果ての景色とは。

※この作品は単行本版『ヴァイタル・サイン』として配信されていた作品の文庫本版です。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    :
    小学館文庫
  • タイトル
    :
    ヴァイタル・サイン
  • タイトルID
    :
    1435487
  • ページ数
    :
    432ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年10月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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ヴァイタル・サイン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白くて一気読みしました。でも内容は壮絶な看護師の労働実態が生々しく描かれており、思わず顔を歪めてしまうこともありました。ハッピーエンド、というわけではないですが、希望が持てる終わり方も良かったです。

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    医療物が好きで良く読むのだけど、この本は看護の医療現場が切実に描かれているんじゃないかと感じた。
    看護師さんって、いつも笑顔で平常心で接してくれて、なんでもできてなんでもこなせる素晴らしい、まさに天使のような存在だと勝手に勘違いしていたらしい。
    背負う命の重さ、限られた人数でこなす膨大な業務。看護師さんも一人の人間で、その人の人生があって、山あり谷ありはほかの人と一緒で、感情もあるわけで。
    そんな当たり前のことを主人公の日々から再認識。
    小説ということを忘れ、改めて看護師さんに感謝したくなった。

    0
    2026年04月18日

    Posted by ブクログ

    とても面白かったです。
    主人公の看護師さんが倒れてしまわないか心配になってしまいました。
    やる気の搾取、やる気を踏みにじる人達ばかりで。
    残念ながらまだ主人公の看護婦さんみたいな人には出会えた事は無いのですが、出会えてないという事は今は入院せずに済んでいるからでもありますが、こんな人に担当になってもらえたら幸せだなという思いとなるべくなら世話をかけないようにしないとと思ったり。
    幸せになってお仕事頑張って下さい!と伝えたくなる主人公でした。

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    いやぁ~看護師さんほんと大変。こんな仕事も生活も絶対無理。こんなことで医療現場は大丈夫なのかしら…?

    働き方改革で医者の残業を減らすというニュースは聞くけれど看護師の働き方改革はできてるのかしら…?

    私たちが一番身近にお世話になる看護師さんには、健康で元気に働いてほしい。

    0
    2024年08月08日

    Posted by ブクログ

    現実的でまるで自分の日常のようでした。

    私自身も、看護師経験の中で
    あの時、なにかサインは出ていなかったか、見落としたかもしれない
    とか、もっとこうしたらよかったとか
    何であの時 余裕がなくなったのかとか、後悔し自分を責めることがあります。

    ですが、この本に出てきた言葉を
    そのまま引用すると
    [自分を振り返って、自分が至らなかったからか、自分が無能だからか、自分がバカで未熟で無責任だったからなのかという思いが、止めどもなく込み上げてくる。その一方で、決して手を抜いたわけではないが結果は思いどうりにはいかなかったのだと悔しい思いを抑えられない]

    そんな繰り返し起きる
    後悔は

    この本の望月の言葉に救われる部分もあります。

    たくさんの生老病死があって、それが常に動いている。全てが理想通り、
    思った通りいくはずがない。

    ですが、看護する側の人間は
    その後悔も葛藤も 正面から受け止め
    なければならないと思う。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    看護師の日常。
    途中の素野子の失敗続きの箇所、読むのが辛すぎてしんどかった。
    自分を追い詰めるまで頑張ってしまう真面目な看護師さん達に感謝。

    最後の屋上シーンは涙を誘う。

    0
    2025年04月24日

    Posted by ブクログ

    看護師として働く女性の過酷な忙しい日々が綴られる。医療現場の現実や限界をリアルに描いた小説。

    三交代制のシフトで体力が削られる上に、様々な患者への対応は待った無し。認知症の患者を入浴させるシーン、便が出ない患者を摘便させるシーン、患者から様々なハラスメント行為を受けても黙って業務を続けなきゃならないストレス…(患者への殺意が芽生えるシーンまで)小説の上でも僕には軽いカルチャーショックでした。おそらく実際に仕事をしてる方々にはこれが当たり前で、日常なのだろうな。

    これから看護師を目指そうと思ってる方がこの本を読んで、それでも看護師になりたいという意思が変わらなければホンモノかなあ。小説とはいえ、それほど過酷な内容でした。

    こんな一行が印象に残った。

    医師の仕事は患者の死で終わる。しかし看護師の仕事は、患者の死後ケア(エンゼルケア)や家族への対応などがまだまだ続く…

    医療もののドラマは好きでよく見るけど、この小説はスーパードクターが登場するわけでもなく、ナースたちのやり甲斐や素晴らしさが描かれているわけでも無い。こんなあまりにもリアルで過酷な現状がドラマ化、映画化されることはあるだろうか。そんなことを考えた。

    0
    2025年03月05日

    Posted by ブクログ

    療養病棟で働く看護師・素野子の日記のような小説。普通の医療小説ではあまり描かれない看護師の仕事が事細かく描写されている。
    後半は素野子の境遇があまりに苦しくて読むのがしんどくなることも。医者も、師長も、主任も同僚も患者もその家族も、決して悪気があるわけではない。誰のせいにもできずに自分で抱え込んでしまう。
    その苦しさからほんの少し抜け出せたであろう「2年後」の描写に救われた。

    0
    2024年08月22日

    Posted by ブクログ

    読んでいて辛くて辛くて苦しくなりました。
    自分も仕事の悩みはたくさんあるけど、医療従事者の方々に比べたらなんて小さな悩みなんだろう 辛かったけど最後まで読んで良かった‥‥

    0
    2024年04月18日

    Posted by ブクログ

    看護師の労働状況が手に取るようにわかる。
    業務量もさることながら、患者や患者家族からの口撃。
    読んでいて、ヒリヒリしてくる。
    医療現場ではない人にはわからないから仕方ない。ではない現状。
    医師たちの態度にもイライラする。
    同じ医療職なのに、なんなの?と。

    あれだけの業務を抱えたら、心に余裕がなくなるのは当たり前だけれど、それを前面に出すことは許されず、まして、業務上のミスはもってのほか。
    そんな中でずっと激務をこなしていたら、心が疲れるのは当然のように思えた。

    その中で、望月さんのような人物は、とても支えになると思った。
    望月さん、ステキです。

    医療職のみなさま、ほんとうにいつもありがとうございます。

    0
    2024年02月26日

ヴァイタル・サイン の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    :
    小学館文庫
  • タイトル
    :
    ヴァイタル・サイン
  • タイトルID
    :
    1435487
  • ページ数
    :
    432ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年10月06日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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