いのちの停車場

いのちの停車場

742円 (税込)

3pt

東京の救命救急センターで働いていた、六十二歳の医師・咲和子は、故郷の金沢に戻り「まほろば診療所」で訪問診療医になる。命を送る現場は戸惑う事ばかりだが、老老介護、四肢麻痺のIT社長、小児癌の少女......様々な涙や喜びを通して在宅医療を学んでいく。一方、家庭では、脳卒中後疼痛に苦しむ父親から積極的安楽死を強く望まれ......。

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いのちの停車場 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月21日

    都内大学病院救急センターで働く咲和子が地元金沢に戻り、在宅医療に携わる日々が描かれている。心温まる感動系。

    延命治療をすることが必ずしも正解ではなく、場合によっては患者の意志を尊重したり、緩和ケアに移行することも大切だと感じた。在宅医療は病状だけではなく、患者を取り巻く生活環境や支える家族のケアま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月28日

    合うよ。最初から読みやすくて自分でも不思議だけど、こんな事あるんだね、だんだんと作風に馴染んで行くけど、初めてなのに初めてじゃないみたいで、4日で読み終えたけど、どのタイミングでも行けるって事。吉永小百合さんの凄く見たかったけどコロナでねコロナ野郎のせいでね。とにかく開拓したよ、直ぐに南杏子さん行き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月22日

    心にずしーんと来る話しだった。救急医療センターから、1日に3件を診る在宅医療へ転職。最後の終わり方、ちょっと辛かった。日本も尊厳死が認められる国になったらいいけど、本人じゃなくて家族の立場になると、感情じゃすまない所もあって。色々と考えされられた。

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    Posted by ブクログ 2023年10月23日


    在宅医療についてのストーリーで感動を受けた。また医療従事者の1人として心動かされるエピソードが多々あった。
    映画の大ヒットニュースから知ったこちらの小説。映画の方もぜひ観てみたい。
    また南杏子さんの小説を出逢って、これから読ませてもらいたい。

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    Posted by ブクログ 2023年10月16日

    東京の救命救急センターで働いていた、六十二歳の医師・咲和子は、故郷の金沢に戻り「まほろば診療所」で訪問診療医になる。命を送る現場は戸惑う事ばかりだが、老老介護、四肢麻痺のIT社長、小児癌の少女……様々な涙や喜びを通して在宅医療を学んでいく。一方、家庭では、脳卒中後疼痛に苦しむ父親から積極的安楽死を強...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月12日

    在宅医療のあり方。
    積極的安楽死の是非。
    かなり深く考えさせられた。
    物語として、都合良く展開する場面は多かったが、充分に楽しめた。

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    Posted by ブクログ 2023年07月10日

    もともと医療小説は好きなのだが、医師によって書かれた本書はとてもいい本だった。たくさんのこと、特に自宅での家族の看取りについて考えさせられた。
    都心の緊急医として働いてきた佐和子は、部下の責任をとって辞職する。故郷の金沢に帰り、そこで在宅訪問医療に携わることになる。いろいろな患者がいるが、病状が重い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月23日

    死を扱っている部分話も何話かあるので、ズシッと重く心に刺さるし、涙が止まらなかった。でも、目が話せない。
    病気を治す、命を助ける、だけが医者の仕事ではないことを思い知らされた本。在宅医療の大変さも知れたし、終末医療についても考えさせられた。そろそろ、両親も年老いて最後を考える年になり、病気だった場合...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月12日

    在宅医療、終末期医療、積極的安楽死について考えさせられる物語。
    胸に刺さる物語です。
    映画にもなったということですので、映画も見てみたい。

    東京の救命救急医療センターで働いていた62歳の医師の咲和子。重症患者の受け入れで現場の責任を取り辞職。故郷の金沢の「まほろば診療所」で訪問診療医となります。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月02日

    介護している私はなんだかザワザワしながら不安を感じながら一気に読み上げた。
    いのちの大切さ、在宅…
    私には在宅介護をする自信がない。これは親不孝になるのかな…
    最後はやっぱり家に帰りたい思いになるのかな。
    一人暮らしが心配で施設をすすめようとしている私は親不孝なのかもしれない…と思った。

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