南杏子のレビュー一覧

  • いのちの停車場

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    ずっと読みたいと思いながらも、ずっと読めずにいた本。
    読んでみた。

    南さんの作品は、医療現場そのものに立ち会っているかのようにリアルだ。
    今回も在宅医療という場に、自分もいるかのような錯覚を覚える。
    「読みたい」と思っていた間に、自分が介護福祉士実務者研修を受講し、介護の知識を得たためか、ますますリアルに感じる場面が多かった。

    人はいつか亡くなる。
    それは当たり前のことなのだが、その最終地点がどこか。
    病院か、施設か、自宅か。
    在宅医療が患者はもちろん、患者家族にとってどれだけ大変なものかはわかっているし、今の日本は、病院死が多いのもわかっている。
    でも、やはり、家で死ぬこと。
    それが幸せ

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    2026年04月19日
  • ヴァイタル・サイン

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    医療物が好きで良く読むのだけど、この本は看護の医療現場が切実に描かれているんじゃないかと感じた。
    看護師さんって、いつも笑顔で平常心で接してくれて、なんでもできてなんでもこなせる素晴らしい、まさに天使のような存在だと勝手に勘違いしていたらしい。
    背負う命の重さ、限られた人数でこなす膨大な業務。看護師さんも一人の人間で、その人の人生があって、山あり谷ありはほかの人と一緒で、感情もあるわけで。
    そんな当たり前のことを主人公の日々から再認識。
    小説ということを忘れ、改めて看護師さんに感謝したくなった。

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    2026年04月18日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    在宅医療という普段はあまり親しみのないものでしたが、この本を読んで医療について考えさせられました。
    長生きすることが正義ではなく、自分らしく生きることが大事なんだなと考えされた。

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    2026年04月11日
  • いのちの停車場

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    どの話も心打たれる素敵な話で
    人生を悔いなく毎日過ごそうと思えました。
    南さんのほかの話も読みたいです!

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    2026年04月07日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    大学病院から訪問診療クリニックに異動になった女医のお話


    ・ブレス1 スピリチュアル・ペイン
    乳がん末期の中年女性
    治療を放棄し、死ぬために家に戻ってきたという

    キューブラー・ロスが提唱した「死の受容の5段階」は何となくは知っていた
    ・否認と孤立 (Denial & Isolation)
    死の告知を信じられず、検査結果の間違いを疑うなど「まさか、自分が」という状態
    ・第2段階:怒り (Anger)
    「なぜ私が」という不公平感から、周囲の人々、医師、神などに怒りをぶつける
    ・第3段階:取引 (Bargaining)
    死の恐怖から逃れるため、宗教的な祈りや「病気が治るなら何でもする」と

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    2026年03月19日
  • いのちの停車場

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    南杏子さんの作品は久しぶりです。
    今回もやっぱり面白かった。

    訪問医療を行う傍ら、実の父も体を病んでしまう。
    手の施しようが無くなってしまった患者に対して、その家族や主治医ができることは何なのか。
    深く考えさせられる作品でした。

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    2026年03月12日
  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    平均寿命が上がっている社会でこれから起こるアルツハイマー病の増加と直面し未来の世界に感じる作品でした すでに世界のどこかの村にあるかもしれないですね

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    2026年03月05日
  • 老坂クリニック 坂の上に見える窓

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    自由が丘デパートにひかり街に初めて聞く名前だ。ほんと知らないことだらけ、物凄い気になる ここ数年は行きたい場所を塗り潰す感じで、当たり前の場所も知ってるつもりだけで何も知らない。老坂を楽しみに登る人々が羨ましい CGMとか勉強になります あっでもあの旦那みたいな人間っているよ無言の圧力に言葉の暴力に 中学高校といたなあ会いたくもないし あんな人間はどうして存在するのだよ?あと老坂先生の苦しみは解放されるのかな

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    2026年02月14日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    5作品とも読み終わった後の気分は、後味悪いなあって思う作品たちだったけど、読みやすく面白かった!!!

    全ての作品、現役のお医者さんが書いているからか、こんなこと考えてるんだー!ってお医者さんの気持ちが少しだけど分かるのも楽しい。先生たちの他の作品も読んでみたい〜!!

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    2026年02月10日
  • いのちの波止場

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    人生の最終段階をどう過ごすか、どう支えるか。
    はっきりとした正解がないものを探す。
    舞台となった緩和ケア病院が実在してほしい。

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    2026年01月22日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    自分の最期くらい自分に決めさせて欲しいと思うけれど、自分の最期って自分のことではあるけれど自分だけのものではない。
    自分が自分の事をコントロールできなくなってしまった後も、この世を去った後も日常を続けていく人がもちろんいて、その人と自分の願う最期が違うなんて事は往々にしてあるのだと現実を突きつけられました。

    自分の最期を自分の望んだ形にするためにはきっとたくさんのやり取りが必要だろうし、大切な人の最期が本人の思う形であるためにはそれを受け止める自分のエゴと戦わなければいけないことも珍しいことではないのだろうと思います。

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    2026年01月12日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    南杏子さんの作品を読むのは2冊めです。一部異なりますが、終末期医療が主なテーマです。
    長く生きることが難しいと告知された状態、もしくは一人では何もすることができない状態で、延命のための治療を望むか望まないかを家族に判断させるのは酷だなと感じます。理想は生きているうちに自分自身で望む方針を残すことかと思いますが、それも中々難しいことです。
    自分の生き方で最後を迎えたいという終末期の患者に寄り添う、これから先益々必要になる大切な医療であると思いました。

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    2026年01月12日
  • 老坂クリニック 坂の途中に椅子ひとつ

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    これまた人ごとじゃない内容 必ずやって来る老後 自分は大丈夫って一体どこから来るの?老年内科に小町先生に本当近くにいたらどれだけ心強いかってこと。チャットGPTにトランス脂肪酸が日本だけ使っている危険性と山崎パン1番やばいと聞くとあれこれ蘊蓄言うから山崎パンを擁護し過ぎるだろと言うとまた蘊蓄で最後にもう一度キナと挑発するので、上から目線で何を言うんだと返すとごめんとか、をずーっと続ける、気持ち悪いしこんなやり取り毎日やってる人の気が知れんし、こんな気持ち悪いシステムいらないし、ファミレスのロボット位いらない。にしても、あなたは支配されたり助言されるのを嫌いなタイプときたもんだうるせーよだよ。

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    2026年01月05日
  • いのちの波止場

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     地域医療を支える『いのちの停車場』シリーズの三作目です。舞台は震災が起きる前の能登。ターミナルケアに向き合う看護師の物語です。

     主人公は、金沢のまほろば診療所で勤務している看護師、星野麻世。彼女は終末期医療の研修のため、半年間能登の病院で学びながら勤めることになる。そこで出会うのは、通常時の医療とは考え方も対応の仕方も異なる終末期医療に携わる医師や看護師、そして患者とその家族。よかれと思ったことが裏目に出たり、つい"普通なら"、"一般的には"こういう対応をするべきじゃないか、という、経験があるからこそ思い込んでしまいがちな思考でささいな衝突を繰り返

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    2025年12月30日
  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    458ページにもおよぶ長編小説。
    夢中になり読み進めた。
    リアリティがすごいし、驚愕のメディカルサスペンス。
    南さんがこんな小説を書くとは驚き。

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    2025年12月26日
  • いのちの停車場

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    ネタバレ

    いのちの停車場

    医療に関する知識がまだまだ生まれたての卵くらいだなと思い知らされながらも、知識欲がこれでもかと掻き立てられる
    そして救急という医療現場の緊迫感を思い出し、人であれ動物であれその現場に今立つ人々に畏敬の念を覚える

    日本において動物には許されている積極的安楽死だが、その積極的はオーナーに委ねられる点において人間の積極的安楽死とは大きく異なる

    何が誠実に向き合う中で正解か、
    例えその時の正解が見えていても、頭では分かっていてもどうにかその正解を邪魔しようという横槍が心の中で飛び交う気持ちがよくわかる
    自分の中で踏ん切りをつけるためにも、やり切ったと思うためにも、落とし所を探るピ

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    2025年12月22日
  • いのちの停車場

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    今の私に必要な本でした。
    何が正解かわからないけれど、人の死を、自分の死を改めて考える機会になった。

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    2025年12月11日
  • いのちの十字路

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    まほろば診療所に野呂聖ニ医師が赴任したことより物語が始まる。訪問診療は家族の関係も見える。治療だけではなく、家族にできることを野呂先生と看護師の麻世ちゃん、まほろば診療所の院長仙川先生、野呂先生が尊敬する咲和子先生。皆で生じている問題を考えながら、野呂先生は訪問看護の医師として、成長していく。自分の過去とヤングケアラーの中学生を重ねて、自分の過去を整理して乗り越えていく。一人だけでは人は支えられない。いろいろな人たちが野呂先生の周囲で協力してくれていく。
    コロナ禍の大変さも記録された病院小説。
    いろいろ考えさせられて、一気に読んだ。

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    2025年12月10日
  • いのちの停車場

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    ネタバレ

    シリーズものとは知らず、先にいのちの十字路を読み次に停車場を読みました。

    野呂先生ポンコツでは、、、???でも元気のある若者って感じで良い。十字路の野呂先生のイメージとは違った。萌ちゃんと出会って意識が変わったことが伝わる。
    白石先生も完璧な先生、と思っていたけど、色々葛藤してたんだなあと分かって、ある意味人間らしさが出ていた。良い。
    3作目もあるみたいなので楽しみー!!

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    2025年12月04日
  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    こういうお話が大好きなこともあり、とっても面白かった!
    物語が面白いだけでなく、いろいろと考えさせられた作品

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    2025年11月15日