南杏子のレビュー一覧

  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    もし自分が終末期の患者だったら、延命するかしないかは自分で決めたいと思う。誰しもいつかは死ぬのだから。
    要領が悪いというか患者さんの言葉を聞いたり寄り添ってくれる医師は終末期患者さんにはとても頼りになるお医者さんだと思う。

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    2025年12月10日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    命を永らえさせることだけが勝ちではない。死は決して負けではない。「医療」と「治療」は同義ではない。生きることをどのように全うするか、本人と家族が向き合うことの重みを感じる一冊でした。

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    2025年12月04日
  • 老坂クリニック 坂の途中に椅子ひとつ

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    終活中世代には3篇とも身につまされる内容で、大変参考になりました。また、お医者さん方が、勢い込んでいないのが嬉しいです。最期を気分よく迎えられる為に頑張ります。

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    2025年10月28日
  • いのちの十字路

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    主人公には「できる人」を求める私が悪いのですが、成長中の野呂くんにイライラしてしまう笑
    ヤングケアラーのことを伝えてくれてありがとう。今はいろんなことが急激に多様化して、当たり前とか普通がなくなってきてる。弱い立場の人が声を上げることができるようになってよかった。まずははじめの一歩ですね。

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    2025年10月23日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    医者としての目線での短編集と期待したが、感想として普通としか言いようが無い感じ。小松亜由美さんの作品は初めて読んだが、今宮准教授のキャラクターが面白かったので、他の作品も読んでみたいとは思う。

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    2025年09月30日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師作家アンソロジー。専門が違うことでこんな風に違う広がりがあるのかという驚きと、医療やそれを取り巻く人々の色々な悩みを小説を通じて想像すると自身に何かあった時に受け止め方が変わるかもしれないと、解説にも感銘を受けた。

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    2025年09月26日
  • いのちの波止場

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    金沢のまほろば診療所の看護師麻世ちゃんの、能登半島穴水町の病院での緩和ケア病棟実習の様子が物語となっている。そこはまほろば診療所を急に引退した仙川先生のふるさとであり、釣りをしながらのんびりと過ごす姿を心強い存在はとして実習に臨んでいく。
    元気に退院することのない患者さんへの親身なケアが、時に自身の思い込みが強くなってしまう麻世ちゃんに、仙川先生や病棟の北島先生、先輩看護師の妹尾主任たちは、その人の人生の背景を知って望みに寄り添うことを教えてくれる。
    より良いお別れをするためには、家族も本人の気持ちをどれだけ汲み取れるかによるのだと感じた。仙川先生も人生の終盤をふるさとの海と旧友に囲まれて暮ら

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    2025年09月23日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    小松亜由美の今宮准教授シリーズの短編が掲載されていました。相変わらずテンポ良くて楽しめました。
    七尾与史の作品はよく読んだし、ちょいちょい歯科が絡むなぁとは思っていましたが、歯科医師だったとは。

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    2025年08月27日
  • ブラックウェルに憧れて~四人の女性医師(仮)~

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    4人の女性医師の物語。
    医療系ということで感動ヒューマンドラマと思いきや、女性医師の葛藤、苦労がリアルに語られた物語でした。

    過去に実際に医学部の不正入試問題がありましたよね。
    女性ということだけで、入試でも差別されていたんですよね。
    その背景も踏まえた本作のラストは厳しい...

    20年前に解剖実習で同じ班となった仁美、早紀、涼子、恵子。そしてその指導医の城之内泰子教授。
    それぞれの20年後のキャリアと当時のエピソードが語られます。

    仁美は眼科のスペシャリストとして、オペチームのリーダへの意欲を持っていましたが、医局の評価は..
    先輩医師から語らた背景が厳しい。

    早紀は父親のアルツハイ

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    2025年08月24日
  • いのちの十字路

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    ネタバレ

    訪問診療での医師が高齢者介護だけでなく、ヤングケアラー領域にも関わる。祖父母を介護する孫のイメージしか無かったが、確かに40代の親が介護を受ける場合、子どもは学童期でヤングというよりチャイルドなのにケアラーのパターンがある事を知った。介護保険は介護対象者のためのものだとは思うが、制度から抜け落ちるレアケースを想定されていない。その狭間を救ってくれる人はなかなか見つからないし、見つけることも難しい。難しい問題。
    でもこの中では子どもが救いを受けられ、それだけでもホッとする。

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    2025年08月04日
  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    ネタバレ

     「アルツ村」この題名で物語の題材が予測できたけれども、なかなかに考えさせられる物語でした。家族が、自分が、と。目的はアレだけれどもそれだけ切羽詰まった現実があるから縋りたくなるなと。怖い話だと片付けられない。

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    2025年08月02日
  • 希望のステージ

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    晴れ舞台に懸ける想いは人それぞれ。自身の心の傷も抱えつつ、色んな「ハレ」に寄り添うことで主人公自身も穏やかにしなやかに息ができるようになっていく姿が清々しい。そして「絶対」という言葉の眩い強さの繊細な紙一重さを考えさせられる。

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    2025年06月13日
  • ヴァイタル・サイン

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    2025.6.7
    お話の内容よりも看護師の過酷な労働環境に胸が苦しくなった…
    こんな仕事のために生きるみたいな生活できないよ

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    2025年06月11日
  • ブラックウェルに憧れて~四人の女性医師(仮)~

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    四人の女医の苦悩と奮闘を、医師だからの目線で描いた作品。

    オペチームリーダーになれなかった仁美の話が一番辛い。飲みの席で先輩医師から言われた一言は結構衝撃的だった。

    他の3人の物語も仕事と日常の過酷さが絡み合って、非常にリアリティ溢れる内容になっている。

    城之内先生の言葉
    間違った選択なんてない、自分がいいと思う生き方を選びなさい。

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    2025年06月07日
  • いのちの十字路

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    次は絶対に同じ後悔をしないー 何かあるたびに、そう決心して乗り越えてきた

    つい折れそうになる自分の心を支えるのは、そんな気持ちなんだよね。

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    2025年05月29日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    「多重人格の精神科医」「解剖技官」「当直当番の外科医」
    「歯科医」「介護認定」など医療現場の犯罪について5短編。

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    2025年05月16日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    改めて考えると、医師作家さんって案外多いんだな。今作の共著者5名以外にも、夏川草介さん、知念実希人さん、朝比奈秋さんなど好きな医師作家さんがたくさん。あまり自覚していなかったけど、医療ものが割と好きみたい。
    精神科、歯科、在宅医療など、舞台になっているところもバラバラで、新鮮な気分で読めた。
    初読みの七尾与史さん「患者は二度死ぬ」と南杏子さん「サイレント·ペイシェント」が好みだった。

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    2025年05月13日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    謎解き診察室 本日も異常あり/久坂部羊他4名/幻冬舎文庫/「悪いのはわたしか」は、解離性同一性障害(いわゆる多重人格)を題材として挙げているが、精神に関する病気に対して十分読者が理解できていないため、最後のオチになる部分が理解できない。他の作品はそれぞれの著者の専門的見地を絡めた内容で特色ある内容となっている。

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    2025年04月25日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    「死は負けではなくゴール」
    本の最後の最後に出てきたこの言葉に
    心から救われました。
    これ以上手の施しようがないと、大切な人が医師に告げられた後の日々
    何をどうしてあげたって後悔しか残らない。
    3年経った今も昨日のことのように思い出して心が苦しい。
    この物語の中には私と同じ気持を抱えている人がたくさん登場してくる。
    こんな医療者、医療機関が増えて欲しいと心から願います。

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    2025年04月08日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    ドクター作家5名の共著だが、小説家としてのレベルが違い過ぎて、久坂部氏と七尾氏はやはり面白いが、他3名は今二つで読み飛ばしたくなるような出来。

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    2025年04月07日