南杏子のレビュー一覧

  • ディア・ペイシェント 絆のカルテ

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    座間という患者に対して、常にイライラしながら読んでいたが、裏に黒幕がいたことにさらに憤りを感じた。主人公の先輩医師が自殺した場面では、なぜ助けようと努力した側がここまで追い詰められなければいけないのかと思った。

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    2025年03月06日
  • いのちの波止場

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    エピローグが、なんて優しさが詰まっているんだろう。
    舞台が石川だから、だろう。
    温かな、でも間違いなく強い気持ちを感じながら本を閉じました。

    本編はもう泣きました。
    字が見えない程泣きました。
    すんすんするくらい泣きました。

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    2025年03月04日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    私自身も訪問看護に転職して1年。病院とは違う働き方にたくさん戸惑うことも多い。この小説を読んで、いろんな患者さんのリアルな感じにも共感したし、水戸先生の戸惑い、考え方にも共感できた。
    最後に自分の父を看取るところは、いろいろな思いを読み取れ、初めて小説で涙が出た。

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    2025年02月16日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    だいぶ前から持ってたけど、なんとなくいま必要な本な気がして、祖母のお通夜中の深夜に読んだ。
    人は必ず死ぬ、順番なんだよ
    ってところから最後お父さんを看取るところで涙が止まらなかった

    死んだ人間に対してできること、今生きている人間に対してできることについて考えさせられた。

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    2025年02月08日
  • いのちの停車場

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    その結末は「あなたはこの続きをどう考えますか?」と読者に問いかけてくる。
    超高齢多死社会を迎えたこの国で、終末期医療のあり方についての議論を「これ以上先送りにするのは、よそうよ」という著者からのメッセージが込められているようにも感じる。

    在宅医療の現場を舞台にした医療小説ではあるが、医療者や患者よりも「患者家族」の心情や揺らぎがよく描かれていると感じた。

    施設名は架空のものですが、金沢市内に実在する川や橋、地名がたくさん出てくるので、土地勘のある人は実際の風景を想像しながら読むのも楽しいです。

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    2024年12月31日
  • いのちの波止場

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    心暖まる物語りだった。緩和ケア病棟それは終末医療に携わるドクターや看護士さん達の並々ならぬ日常のご苦労は大変なものだろうと思います!そして患者さんの親族へのご理解を得る努力には頭が下がります。患者の苦痛を如何にして取り除くかの決断は大変なものがある!良い本に出会えて良かったです。

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    2024年12月25日
  • いのちの波止場

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    『いのちの停車場』から続く3作目。

    余命わずかな人たちの役に立ちたいと看護師の麻世が、能登半島の穴水にある能登さとうみ病院の看護実習で「ターミナルケア」を学ぶことになる。

    第一章 キリシマツツジの赤
    大腸癌が肺にも転移している患者さんが、かなりの痛みがあるにも関わらずモルヒネを拒否する理由とは…。

    第二章 海女のお日様
    子宮体癌の患者がICDをどうするか…家族の判断は…。

    第三章 親父のつゆ
    末期の前立腺癌と重度の認知症を患っていても家族は、胃瘻をしても生きてほしいと願う理由は。

    第四章 キリコの別れ
    末期の肺癌患者が、親族は両親も含めて拒否な理由とは。

    第五章 内浦の凪
    仙川先生

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    2024年12月17日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    フィクションなんだけど
    現実にあってもおかしくないくらい
    リアルなストーリーばかり。

    医療は全てが完璧じゃないから
    理想と現実にギャップがありすぎて
    理不尽過ぎることを言われることもあるし
    誰のために頑張ってるのか
    よく分からなくなることもある。

    だけどこの本を読みながら
    自分の捉え方次第かましれないとか
    もう少し頑張ってみようかなぁとか
    前向きに考えられるような気がしました。

    背中を押してくれる本って素敵ですよね。

    医療に関わる人も関わらない人も
    ぜひ読んで欲しい1冊です。

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    2024年08月15日
  • ヴァイタル・サイン

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    いやぁ~看護師さんほんと大変。こんな仕事も生活も絶対無理。こんなことで医療現場は大丈夫なのかしら…?

    働き方改革で医者の残業を減らすというニュースは聞くけれど看護師の働き方改革はできてるのかしら…?

    私たちが一番身近にお世話になる看護師さんには、健康で元気に働いてほしい。

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    2024年08月08日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    最後の短編は感動致しました!素晴らしい。
    題名は、峠を越えてきた命、です。皆さんもぜひお読みになって下さい。

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    2024年07月14日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    いかに、納得できる死を迎えられるかを考えさせられる作品だった。自分の親も、年老いてきてそろそろ最期のことを話しておかないとなぁと思った。病気に立ち向かい長く生きていることが幸せなのは、回復した先があるからであって、死へ向かっている病気は命を長らえることだけが幸せではないんだなとわかる作品。わかっていても、親には長く生きていて欲しいなとも思い、本人が望んでいなかったらただのエゴだなぁとか、複雑な心境になった。
    南杏子さんの作品も好き。お医者さんの書いてる小説がやっぱり好き。

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    2024年07月14日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    現役の医師たちが綴る医療小説ということでどれも手に汗握るような臨場感で溢れていた。
    まだ読んだことのなかった作家の方も含まれていたので、また読みたい本が増えて嬉しい。

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    2024年06月16日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    南杏子氏の小説を読むのは2冊目だが、本書が著者のデビュー作らしい。
    著者は現役の医師であり、本書のジャンルは医療小説だ。患者や家族の描写がとてもリアルである。
    ストーリーは、大きな大学病院から在宅医療のクリニックに不本意ながら出向になった女性医師とその患者たちの話。患者ごとに短編になっている。主人公の倫子(医師)の父親は脳梗塞で意識不明になって8年入院している。
    自宅療養している患者たちの事情は様々である。患者とのやり取りは、倫子が大学病院で志してきた患者が1日も長く生存できるようにする医療が、患者にとって幸せなのかという疑問を突きつける。父に生き続けてほしい母と、終末医療の希望を書き残した父

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    2024年06月05日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    迷いも痛みも苦しみも
    悲しみも、

    すべてここに描かれて
    います。

    死はゴール。敗北では
    決してないと、

    くりかえしくりかえし
    優しく諭してくれます。

    そして、母に伝えたい。

    貴方は間違いなく私を
    支えてくれている、

    何もできなくなっても
    生きているというだけ
    で。

    大切な人が病床にある
    方にお薦めしたいです。 

    文句なしの星五つです。

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    2024年05月18日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    自分も周りも、あがらうことなく死を受け入れることができるのか、本当に難しく、大切な問題だと思います。ぼくも理想はいわゆるピンコロリですが、いざその時が来たら死を怖がらずに受け入れらる自信はありません。そんな時に倫子さんのような人に看取って欲しいなと思いました。

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    2024年04月06日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    死にゆく人に何もしない選択があるとは、また、それがその人にとっての幸せかも‥とは、思ってもみなかった。
    自分の家族の事を考えさせられる

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    2024年03月29日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    フィクションながら現役医師の作家のデビュー作でもあり、作家自身の体験が強く感じられる。「サイレンブレス」というタイトルと「看取りのカルテ」というサブタイトルも率直で好感もてる。作家の真面目さが感じられるとても良い本だ。

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    2024年02月21日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    看取り。
    必ず最後は誰もが迎える。
    頭ではわかっていても、実際に身近な者がその立場になった時、「いつまでもいて欲しい」と思う。
    だから、やれるかぎりのことをする。
    それが、本人の望みでないとしても。。

    意識のない祖母が、痰吸引をされた時の苦しそうな辛さそうな表情。
    意識のない祖母の脚が、浮腫んでぱんぱんだったこと。
    そんな光景を思い出した。
    あれは、祖母が望んだ最期だったのだろうか。。

    「一才の延命治療は断る」と書き記し、その通りにホスピスで安らかな最期を迎えた伯母の最後の顔も思い出した。
    一人暮らしだったから厳しかったけれど、家で迎えさせてあげたかったな。とも思いながら。

    書中で、「自

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    2024年02月18日
  • ディア・ペイシェント 絆のカルテ

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    現代の医療の問題点を指摘している小説。医療がサービスとなり、医師と患者の関係がいびつになっている。
    クレーマーへの対応を考える視点でも読むことが出来る。医療に限らず、教育、保育などでも度を超えたクレーム問題になっている。過度なクレームにどのように対応すれば良いのか、考えさせられた。
    相手の話には耳を傾けつつも、毅然とした態度を取る。一線は引かなければならない。

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    2023年03月05日
  • ディア・ペイシェント 絆のカルテ

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    医師の現状。
    町病院の経営とか、モンスターペイシェントの対応とか、医療従事者の闇が見える。
    一つの病院の中で、いろんなトラブルに巻き込まれる主人公。
    ためになったと思う。

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    2023年02月11日