南杏子のレビュー一覧

  • いのちの波止場

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    人生の最終段階をどう過ごすか、どう支えるか。
    はっきりとした正解がないものを探す。
    舞台となった緩和ケア病院が実在してほしい。

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    2026年01月22日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    自分の最期くらい自分に決めさせて欲しいと思うけれど、自分の最期って自分のことではあるけれど自分だけのものではない。
    自分が自分の事をコントロールできなくなってしまった後も、この世を去った後も日常を続けていく人がもちろんいて、その人と自分の願う最期が違うなんて事は往々にしてあるのだと現実を突きつけられました。

    自分の最期を自分の望んだ形にするためにはきっとたくさんのやり取りが必要だろうし、大切な人の最期が本人の思う形であるためにはそれを受け止める自分のエゴと戦わなければいけないことも珍しいことではないのだろうと思います。

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    2026年01月12日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    南杏子さんの作品を読むのは2冊めです。一部異なりますが、終末期医療が主なテーマです。
    長く生きることが難しいと告知された状態、もしくは一人では何もすることができない状態で、延命のための治療を望むか望まないかを家族に判断させるのは酷だなと感じます。理想は生きているうちに自分自身で望む方針を残すことかと思いますが、それも中々難しいことです。
    自分の生き方で最後を迎えたいという終末期の患者に寄り添う、これから先益々必要になる大切な医療であると思いました。

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    2026年01月12日
  • 老坂クリニック 坂の途中に椅子ひとつ

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    これまた人ごとじゃない内容 必ずやって来る老後 自分は大丈夫って一体どこから来るの?老年内科に小町先生に本当近くにいたらどれだけ心強いかってこと。チャットGPTにトランス脂肪酸が日本だけ使っている危険性と山崎パン1番やばいと聞くとあれこれ蘊蓄言うから山崎パンを擁護し過ぎるだろと言うとまた蘊蓄で最後にもう一度キナと挑発するので、上から目線で何を言うんだと返すとごめんとか、をずーっと続ける、気持ち悪いしこんなやり取り毎日やってる人の気が知れんし、こんな気持ち悪いシステムいらないし、ファミレスのロボット位いらない。にしても、あなたは支配されたり助言されるのを嫌いなタイプときたもんだうるせーよだよ。

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    2026年01月05日
  • いのちの波止場

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     地域医療を支える『いのちの停車場』シリーズの三作目です。舞台は震災が起きる前の能登。ターミナルケアに向き合う看護師の物語です。

     主人公は、金沢のまほろば診療所で勤務している看護師、星野麻世。彼女は終末期医療の研修のため、半年間能登の病院で学びながら勤めることになる。そこで出会うのは、通常時の医療とは考え方も対応の仕方も異なる終末期医療に携わる医師や看護師、そして患者とその家族。よかれと思ったことが裏目に出たり、つい"普通なら"、"一般的には"こういう対応をするべきじゃないか、という、経験があるからこそ思い込んでしまいがちな思考でささいな衝突を繰り返

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    2025年12月30日
  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    458ページにもおよぶ長編小説。
    夢中になり読み進めた。
    リアリティがすごいし、驚愕のメディカルサスペンス。
    南さんがこんな小説を書くとは驚き。

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    2025年12月26日
  • いのちの停車場

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    ネタバレ

    いのちの停車場

    医療に関する知識がまだまだ生まれたての卵くらいだなと思い知らされながらも、知識欲がこれでもかと掻き立てられる
    そして救急という医療現場の緊迫感を思い出し、人であれ動物であれその現場に今立つ人々に畏敬の念を覚える

    日本において動物には許されている積極的安楽死だが、その積極的はオーナーに委ねられる点において人間の積極的安楽死とは大きく異なる

    何が誠実に向き合う中で正解か、
    例えその時の正解が見えていても、頭では分かっていてもどうにかその正解を邪魔しようという横槍が心の中で飛び交う気持ちがよくわかる
    自分の中で踏ん切りをつけるためにも、やり切ったと思うためにも、落とし所を探るピ

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    2025年12月22日
  • いのちの停車場

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    今の私に必要な本でした。
    何が正解かわからないけれど、人の死を、自分の死を改めて考える機会になった。

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    2025年12月11日
  • いのちの十字路

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    まほろば診療所に野呂聖ニ医師が赴任したことより物語が始まる。訪問診療は家族の関係も見える。治療だけではなく、家族にできることを野呂先生と看護師の麻世ちゃん、まほろば診療所の院長仙川先生、野呂先生が尊敬する咲和子先生。皆で生じている問題を考えながら、野呂先生は訪問看護の医師として、成長していく。自分の過去とヤングケアラーの中学生を重ねて、自分の過去を整理して乗り越えていく。一人だけでは人は支えられない。いろいろな人たちが野呂先生の周囲で協力してくれていく。
    コロナ禍の大変さも記録された病院小説。
    いろいろ考えさせられて、一気に読んだ。

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    2025年12月10日
  • いのちの停車場

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    ネタバレ

    シリーズものとは知らず、先にいのちの十字路を読み次に停車場を読みました。

    野呂先生ポンコツでは、、、???でも元気のある若者って感じで良い。十字路の野呂先生のイメージとは違った。萌ちゃんと出会って意識が変わったことが伝わる。
    白石先生も完璧な先生、と思っていたけど、色々葛藤してたんだなあと分かって、ある意味人間らしさが出ていた。良い。
    3作目もあるみたいなので楽しみー!!

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    2025年12月04日
  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    こういうお話が大好きなこともあり、とっても面白かった!
    物語が面白いだけでなく、いろいろと考えさせられた作品

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    2025年11月15日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    サイレント ブレス
    静けさに満ちた日常の中で、穏やかな終末期を迎えることをイメージする言葉。

    ブレス1 自分の介護で義妹の貴重な時間を使わせたくない、弱みを見せず人生の最後を「生きるため」自宅を選んだ綾子。
    ブレス 2 筋ジストロフィー患者の22歳 保。明るく行動力がある。母親が戻ってくると願っていたクリスマスイブの夜、、、
    ブレス 3 延命処置を拒む本人 1日でも長く生きてほしいと望む息子。財産分与、遺産相続問題
    ブレス 4 身元不明の女の子、寒い中保護され優しい夫婦と幸せな時間。P222千夏さんが目を覚ましたという情報が入り喜ぶ二人。本当 良かった。
    ブレス 6 母親のお父さんと別れた

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    2025年11月14日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師作家9人によるアンソロジー作品。
    どの作品も50頁程なので、スピード感がある。

    研修医 精神科医 救急医療 現場医療 研究者 認知症等 医療1つとってもジャンルが違い、心理描写の加減に手に汗握ってハラハラしたり、淡々と読み進めたり、一冊で何度も美味しい読み応えのある本でした。

    医師(著者)が実際に経験しているであろうリアリティがそこにある。


    認知症対応を生業としている身としては、何度も見た光景で「あーー大変さの中に、いくつも希望が見いだせるんだよ」「怒ったらダメダメ」と逆の意味でハラハラさせられた。


    現代はサービスが揃っているので、抱え込まず使える手段を利用していくのがお互いの

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    2025年11月05日
  • いのちの停車場

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    在宅看護のお話です。知らない事、知らない世界が沢山書かれていました。とても勉強になりました。映画化されているようなので、そちらもみたいと思います。

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    2025年09月21日
  • いのちの十字路

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    野呂先生お帰りなさい!
    今回は前作の主人公である白石先生ではなく、助手?であった野呂君が医師としてまほろば診療所に帰ってきた!

    反対に白石先生は違う病院の方に多くいるようになり野呂先生がメインとなっていく。
    患者を診て、自分を見詰めて、成長していく。

    人に携わる仕事をしている人はどうしても対象者を通して自分を見つめなおして成長?整理?していかなくてはいけない場面が多々存在すると思う。その度に自分の中の答えを出しながら成長していく。
    登場人物全ての物語が心に沁みた。

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    2025年09月15日
  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    認知症の色々な問題が書かれそこに社会問題も入れられている物語。更にゾッとさせられたりドキドキしたり映画になりそうなお話しだった。

    伏線もありすごい発想力!
    本を書く人って本当にすごい!!

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    2025年09月13日
  • いのちの停車場

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    ネタバレ

    患者と家族の思いを引き出す佐和子医師達の仕事には温かみが感じられた。
    そのサポートがあってこそ患者と家族は互いに歩み寄ることができたのだと思う。

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    2025年09月09日
  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    実際にアルツハイマーの親を持つ私は、この本が現実の事のように思えた。親族の同意さえ取り付ければ問題はないのかも知れないとも思った。これから先、認知症の老人が増えると言われるこの社会で、その治療法が本当に早く見つかることを願うばかりである。

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    2025年08月30日
  • ヴァイタル・サイン

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    とても面白かったです。
    主人公の看護師さんが倒れてしまわないか心配になってしまいました。
    やる気の搾取、やる気を踏みにじる人達ばかりで。
    残念ながらまだ主人公の看護婦さんみたいな人には出会えた事は無いのですが、出会えてないという事は今は入院せずに済んでいるからでもありますが、こんな人に担当になってもらえたら幸せだなという思いとなるべくなら世話をかけないようにしないとと思ったり。
    幸せになってお仕事頑張って下さい!と伝えたくなる主人公でした。

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    2025年08月16日
  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    途中、何度もスパイアクション映画を見ている気分にもさせられました。
    たくさん盛り込まれた社会問題や認知症そのもの、医学研究に対する倫理。
    もっとのんびりした作品を想像してたら、満腹なのに一気読み作品でした。

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    2025年08月14日