南杏子のレビュー一覧

  • ディア・ペイシェント 絆のカルテ

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    医師の現状。
    町病院の経営とか、モンスターペイシェントの対応とか、医療従事者の闇が見える。
    一つの病院の中で、いろんなトラブルに巻き込まれる主人公。
    ためになったと思う。

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    2023年02月11日
  • ディア・ペイシェント 絆のカルテ

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    こういう方はいる、そのような感じで読んでいくうちに、事例の積み重ねのようで読んでいると苦しくなってしまうような感じでしたが、更に読んでいくうちに、見えて来たものがある。情景が思い浮かぶ文章や気持ちの描写がとてもわかりやすく、大変印象に残る本でした。

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    2022年02月09日
  • いのちの停車場

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    「あろうことか、父は積極的な安楽死を、娘である咲和子に希望してきた。これまでの数日間と違い、ありのままの思いを伝える強く明確な口調で、」
     この作品は映画になるらしい。是非ブームになってほしい!ラストシーンは一億みんなに投げかけられた問題。

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    2021年09月27日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    作者は現役のお医者様なので、介護の描写がリアルです。
    私は今まで肉親や自分自身の死について真正面から向き合ったことはなかったのですが、この本を読みながら、主人公の医師、倫子の苦悩や迷いがそのまま自分のものであるかのような思いで読みました。

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    2021年09月13日
  • いのちの停車場

    ネタバレ

    作者が現役医者だけに
    在宅医療の描写がリアル
    医療用語もわかりやすかった

    映画はまだ見てないけど
    映像だとつらいシーンばかりで
    本で読んだ方が良かったかも

    最後の元医者の父が
    安楽死を望むところでは
    自分の死をもって
    娘に医者としての姿を
    教えたのだと思うと
    尊厳死の尊さを感じました

    と同時に最後の一手を下さなかったのは
    娘を思う父としての思いやりだったのだろう

    思い通りの死を迎えられる人は
    幸せなのかもしれませんね

    残された者はどうやっても悔いは残るものですが

    いかに死ぬかは
    いかに生きるか
    それを意識して生きたい

    #タメになる #泣ける #深い

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    2021年09月11日
  • ディア・ペイシェント 絆のカルテ

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    忙しすぎる医療現場、モンスター患者、訴訟問題、信頼していた人の自殺、親の認知症、看取り、妹との確執…。重たい課題に対してロシア武術「システマ」の呼吸法を使いながら頑張る35歳女医さんの話。
    行き場のない悲しみ、理解のない職場、頑張れば頑張るだけ気持ちが通じなかった時のダメージは大きく、ほんの小さな感謝の言葉を支えにまた頑張ろうとする健気さ。読みながら苦しくなりつつも、では私はどうする?どう進む?と自分の生き方も考えさせられた。
    社会全体がギスギスしてみんなの行きづらさが根底にあるのだろうけれど、私はできるだけ感謝の言葉を周りの人に届けられるようになりたいと思った。

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    2021年06月19日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    自分に置き換えて考えてみました

    現場を経験された方だからこそ書けた作品だと思います。身内の死、患者さんの死、それらを通じて医師としてたくましく成長していく先生と共に読者である私も死についてもう一度深く考える機会をもうけることができました。死とは負けではないのだと自然の摂理なのだとあらためて学んだ気がします。

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    2020年09月23日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    サイレント・ブレス

    突然の死ではなく、死を迎えていく人がいて、そこにはそれぞれ物語があり、在宅医療専門のクリニックや先生など多くのサポートする人・家族など送る人がいる。それらを優し文章で暗くならない展開をしていくため、もっともっと読みたくなる素敵な本でした。これから死を送る人にもなり、死を迎える人なっていくであろう私にとって、それらを受け入れる励み、そのための生き様を考える参考になるような本でした。ありがとうございました。

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    2019年08月28日
  • 老坂クリニック 坂の上に見える窓

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    医師である作者でしか書けない3つの話し。60代を迎えなるほどと思える内容で、感心したり笑ってしまったり。とても心地よい本です。また、続編期待してます。

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    2025年12月25日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    現在、父親が末期癌で既に胃ろうをしており、今後は緩和ケアに移ると言われて、改めて本小説を読み返した。数年前の祖父母が死ぬ間際にも読んでいたらしい。

    改めて読み返してみると、その描写や心情が実感を持って読み直すことができる。私個人は、サイレントブレスという、終末期患者を穏やかに最後を看取っていく考えに同意している。

    父が亡くなっていくことに悲しい気持ちはあるものの、それ以上に望まない延命治療によって、本人を苦しめる方が悲しい。余命の短い父とあとどれだけ後悔なく過ごせるかをきちんと考えないとなと。

    余談ではあるものの、生老病死は誰しも避けられず、この世は一切皆苦であることを受け入れる仏教の世

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    2025年12月24日
  • 老坂クリニック 坂の途中に椅子ひとつ

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    前回もそうだったが、今回もスラスラと読めて楽しめた。
    シリーズとして今後も続けてほしい。
    東横線や昔住んでいた祐天寺のアパートなど、懐かしかった!
    南杏子さんの本は優しく、心を温かくしてくれる。

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    2025年12月19日
  • 老坂クリニック 坂の途中に椅子ひとつ

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    「私のトリセツ最終章」
    「もう一つのまなざし」
    「キーを置いたその先に」
    三話収録の連作短編集。

    物語の舞台は自由が丘にある老坂クリニック。
    老いる坂なんてネーミングに物哀しさを感じるが、ここは文字通り高齢者専門の診療所。

    今回の診療メニューは、エンディングノート、白内障、免許返納。

    いずれ誰もが通る道、非常に興味深いテーマだ。

    特に二話で描かれる白内障の話は、最近視力に不安を覚えて来た自分にはとても参考になる内容だった。

    短歌を詠む事を得意とするベテラン医師の小町院長だが、脳出血で入院中の夫へ対する想いが切なくて泣ける。

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    2025年12月11日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    9人の医師作家アンソロジー。どれも読みごたえがあった。特に南杏子の「空中テント」介護と家族がテーマで重いけどよかった。

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    2025年12月08日
  • 老坂クリニック 坂の上に見える窓

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    気軽にスイスイと読めた。
    3章からなるお話し。
    どちらも興味深かった。
    印象に残ったところ、
    目の前の書架に並ぶのは
    宇宙、陶芸、犯罪捜査なとの本たち。
    日々の生活とは全く関係のない分野であればあるほど、想像力を刺激された。
    次もまた南杏子さんの本を読んでみたい!

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    2025年12月02日
  • 老坂クリニック 坂の上に見える窓

    匿名

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    老年内科のある老坂クリニックには熟年女性という感じの老坂小町院長と、若手の男性医師の山里羊司の二人の医師がいる。

    「聞こえ」に問題が生じている男性は、亡くなった兄の使っていた補聴器をつけてみるが良くならず
    いらだちを抱えていたが、耳垢が耳道をふさいでいたことを見つけてもらい、
    耳鼻科で除去してもらったことで、生活を取り戻す。

    物忘れが多くなってきたことを夫に指摘され、毎日物覚えのテストをされている女性の場合は、
    小町院長から夫の「ニンハラ=認知症ハラスメント」を指摘され、
    また、「軽度認知障害」の可能性と、それを改善するためのグループを紹介されて、夫との生活も好転していく。

    大学生の孫と

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    2025年11月27日
  • 老坂クリニック 坂の途中に椅子ひとつ

    匿名

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    ちょうど母を「老年内科」に連れて行くようになったので、読むべしと思い購入。
    舞台は東京自由が丘(というのが実際どんなところかは知らない)にある坂の上の老坂クリニック。

    息子の嫁からエンディングノートを書くよう言われたが筆が進まない高齢男性は、図書館で倒れ、
    居合わせた老坂クリニックの院長老坂小町に脱水を指摘される。
    息子の嫁がエンディングノートを書くよう言ったのは、意外な理由からだったことも判明する。

    白内障手術を勧められたが、言われたリスクを思い出すうちに怖くなり、
    手術直前に暴れてキャンセルしてしまった高齢女性に、
    メリットとデメリットを改めて伝えて手術を受けさせ、女性の生活が好転する

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    2025年11月27日
  • いのちの停車場

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    南杏子さんの作品を初めて読みました。とても変わった経歴をお持ちの方ですが、だからこその作品であると感じました。
    今の自分にとって在宅医療は身近なものとは言えず、ほとんど知識もありませんでした。そのような状況でこの作品を読みました。
    終末期の患者が題材になっているからと言うこともあるかもしれませんが、患者のみならずその家族の精神面もサポートする、ただいのちを救うだけではないなど大変な苦労だと思います。
    自分や家族が同じような立場に置かれたときどうするのか、とても難しい問題だと痛感しました。

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    2025年11月27日
  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    いゃ〜、ものすごく考えさせられた小説だった。
    現実味を帯びて来た話だと思う。途中の違和感をラストで納得の展開にも、唸ってしまった。是非お勧めしたい本だ。

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    2025年11月11日
  • いのちの波止場

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    ネタバレ


    終末期医療の緩和ケア科で奮闘する看護師の麻世ちゃんの物語。

    麻世ちゃんは、前作よりも落ちついた印象に様変わりして、読み手としても読みやすくなりました。
    それだけ麻世ちゃんが成長したってことなのかな?

    最後の仙川先生のくだりでは涙が流れた。別れが分かっていても、別れは怖いし悲しいよね。。。

    また、北島先生は厳しいながらも患者さん思いで、信頼出来るなあ、と思った。
    実際には、野呂っちみたいな先生は絶滅危惧種だろうから、私は北島先生みたいな先生に(今後)出会いたいなあ。

    また、次回作がありますように。
    野呂っちと麻世ちゃんの活躍がみたいです。

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    2025年11月08日
  • いのちの十字路

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    現代のさまざまな介護問題があふれている。特に中2のヤングケアラーの子の問題が心に残る。
    介護サービスを利用しているのに、介護負担は重くこの子にのしかかっている。本人も「家の手伝い」との認識で、がんばりすぎるくらいがんばっているのに、母親からはやって当たり前の態度をとられる。病気の後遺症のせいもあるが、こんな状況の子はどうすればいいのか。どこへ助けを求めればいいのか。野呂先生は家族会エルへ助けを求めていたが、地域にそんな会がなければ?
    そもそも家族会だけですべてを網羅できるはずもなく。
    こういうことが問題なんだな、とヤングケアラーの問題の一端を見た。
    自分の介護体験にも後悔を抱えていた野呂先生。

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    2025年10月25日