南杏子のレビュー一覧

  • いのちの停車場

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    どの話も心打たれる素敵な話で
    人生を悔いなく毎日過ごそうと思えました。
    南さんのほかの話も読みたいです!

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    2026年04月07日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    大学病院から訪問診療クリニックに異動になった女医のお話


    ・ブレス1 スピリチュアル・ペイン
    乳がん末期の中年女性
    治療を放棄し、死ぬために家に戻ってきたという

    キューブラー・ロスが提唱した「死の受容の5段階」は何となくは知っていた
    ・否認と孤立 (Denial & Isolation)
    死の告知を信じられず、検査結果の間違いを疑うなど「まさか、自分が」という状態
    ・第2段階:怒り (Anger)
    「なぜ私が」という不公平感から、周囲の人々、医師、神などに怒りをぶつける
    ・第3段階:取引 (Bargaining)
    死の恐怖から逃れるため、宗教的な祈りや「病気が治るなら何でもする」と神や医師と取引を試みる
    ・第4段階:抑うつ (Depression)
    病気が治らない事実、悲しみ、絶望感により無口になり、何もする気力がなくなる
    ・第5段階:受容 (Acceptance)
    最終的に自分の死を静かに受け入れ、希望や穏やかな気持ちを持つ段階

    私の場合、否認や怒りはそんなにないような気がする
    取引も、差し出せるようなお金も精神性も持ち合わせてないので、すぐに終わりそう
    でも、読みたい本や続きが気になるマンガなんかは多数あるので、それが読めないという絶望による抑うつは大きいかもしれない


    ・ブレス2 イノバン
    ボランティアを募って介護体制を整えるあたりは「こんな夜更けにバナナかよ」を思い浮かべた
    あっちは、筋ジストロフィーだったかな?

    例え病気でも自分の行動を制限する事なく自由に生きて良いというメッセージを感じるけれども
    その傍らで、命がいつ途切れるかもわからない状態で看護する立場のプレッシャーも理解してしまう

    人工呼吸器がなければ生きていけない人の家の電気が止まるかもしれない状況を放置するのって、未必の故意に当たるのでは?とも思う
    だからと言って一概にその人を非難もできないなぁ


    ・ブレス3 エンバーミング
    疎遠だった兄がいきなり帰ってきて、治療方針に色々と口出しする状況
    「カリフォルニアから来た娘症候群」そのものですね

    それにしても、兄の行為は殺人じゃねぇの?と思うけど、それも含めての脂肪診断書の描写になってるのだろうな
    医師が看取ってるので、行政解剖も司法解剖も行われない
    場合によっては尊属殺人なんだけど、殺意はない過失致死ではありえる

    母親に永く生きていて欲しいと望む割に、生前から仏具を用意する行為に違和感を覚えたけど、なるほどそんな理由でしたか
    まぁ、結果的にそれが裏目に出た結末は若干溜飲が下がる
    祭祀財産というのは知っていたけど、生前に購入するのはいいのだろうか?


    ・ブレス4 ケシャンビョウ
    言葉を話せない身元不明の少女
    発見当時「オーロラ」と言った以降は何も話さない
    しかし、植物の知識に関しては詳しい
    そんな少女を一時的に保護した夫婦

    身元不明人の戸籍は作れるのだろうか?
    それができるなら、見た目が日本人っぽい人であればいくらでも戸籍を作れてしまうのではなかろうか?
    まぁ、色々なハードルはあるけど、実際問題として戸籍を作ることができれしまうんですよね

    ただ、外国の子を養子にするとなると、それはそれでもっと高いハードルがある気がする


    ・ブレス5 ロングターム・サバイバー
    がん治療の権威である教授が末期癌という状況
    そして治療と延命措置を一切拒否している
    しかし、とある見舞客が来た後に、疼痛治療だけは受け入れ、動けるうちに外出して会っていた人達とは?

    初期で見つからなかった癌のイメージとして、寛解はしても完治は中々難しいとと思っている
    ただ、長期間生存する人もいるのも知っている
    その違いって何なんですかね?

    印象に残ったセリフとしては
    「死は負けじゃない。安らかに看取れないことこそ、僕たちの敗北だからね」
    という言葉

    死が負けだとしたら、人間はいつか必ず死ぬんだし、負け確定だと思うのだけど
    そう思わない医師も多いのだろうか?

    医師の役割って、昔は治療が第一と思われていたけど
    治療も大事だけど、患者のQOLも大事という考えが20年以上前から根付き出したように感じている

    それぞれの人生を、どう過ごすのかは、それぞれの患者さん毎に違うわけで
    そんな個々人の希望に沿った医療を受けられるようになって欲しいなぁ


    ・ブレス6 サイレント・ブレス
    倫子先生の父の看取り
    脳梗塞で寝たきりになり、意思疎通もできない状態で長年経っている父と、恢復の望みを捨てない母
    医師であるが故に、父の状態と今後がわかってしまう倫子



    全編通して、一番心に残ったのは
    「死は『負け』ではなく『ゴール』」という言葉

    前述の通り、死が負けなら全人類皆負けは確定してしまうわけで
    負けではなく「ゴール」ならば、そのゴールに向けてどう生きるか、生きたかを考える事ができるようになる

    私自身の死生観としては
    他の本を読んだときにも書いたけど
    両親が終末期を迎えたら本人の意思を尊重したいし
    でも他の家族が違う主張をしたなら、反対意見は言うけど、結局は判断を他の人に委ねると思う

    もし自分が終末期や困難な病気になったら
    両親が生きているなら逆縁はよくなかろうと思って治療する気がする
    でも、もし両親が既に亡くなっているなら、そのまま死を受け入れるかもしれない
    できれば、周囲の人に感謝し、笑って死んでいければいいなぁとは思うけど、病気になってからそうなるためには普段からそうあらねばならないのでしょうね

    もし自分が意思表示できる状態であれば、人工呼吸器、胃瘻その他諸々の延命措置は拒否したいけど
    こればっかりは実際になってみないとわからないからなぁ

    とりあえず、私のQOLの基準としては、本を読めなくなったり、アニメや映画などの映像作品を楽しめなくなるような状態だったら治療を拒否というスタンスだろうか


    ところで、何よりの疑問なんだけど
    ケイちゃんは何故変な料理を作るのか?

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    「死んでいく患者も、愛してあげてよ」
    命の終りを真摯に見つめる現役医師による、感涙のデビューミステリ。
    現代の終末期医療の在り方を問う、渾身の書き下ろし。

    大学病院の総合診療科から、「むさし訪問クリニック」への“左遷"を命じられた37歳の水戸倫子。そこは、在宅で「最期」を迎える患者専門の訪問診療クリニックだった。命を助けるために医師になった倫子は、そこで様々な患者と出会い、治らない、死を待つだけの患者と向き合うことの無力感に苛まれる。けれども、いくつもの死と、その死に秘められた切なすぎる“謎"を通して、人生の最期の日々を穏やかに送れるよう手助けすることも、大切な医療ではないかと気づいていく。そして、脳梗塞の後遺症で、もう意志の疎通がはかれない父の最期について考え、苦しみ、逡巡しながらも、静かな決断を下す――。その「時」を、倫子と母親は、どう迎えるのか……?

    「サイレント・ブレス」とは
    静けさに満ちた日常の中で、穏やかな終末期を迎えることをイメージする言葉です。多くの方の死を見届けてきた私は、患者や家族に寄り添う医療とは何か、自分が受けたい医療とはどんなものかを考え続けてきました。人生の最終末を大切にするための医療は、ひとりひとりのサイレント・ブレスを守る医療だと思うのです。 著者


    6人の患者に秘められた、切なすぎる謎とは―??

    ブレス1 スピリチュアル・ペイン 知守綾子(45歳) 乳癌末期
    延命治療を頑に拒否する綾子の元を頻繁に訪れる謎のスキンヘッドの男。家族が誰も知らないその男に綾子が託した思いが、彼女が死を迎えるとき明らかになる。

    ブレス2 イノバン 天野保(22歳) 筋ジストロフィー
    介護が必要な息子を置いて、母親は家を出てしまった。自分で介護のボランティアを募り、楽しく生活していた保だが、なぜ、最期の夜だけ誰も呼ばなかったのか?

    ブレス3 エンバーミング 古賀芙美江(84歳) 老衰
    一度は胃瘻を拒否し、穏やかな最期を選んだ芙美江だが、息子の懇願で翻意する。しかしその胃瘻がもとで苦しんで逝ってしまう。そして、彼女の遺体が消えたが、それは息子の企みだった。

    ブレス4 ケシャンビョウ 高尾花子(推定10歳) 言語障害
    高尾山に捨てられていた美少女・花子。土産物店の初老夫妻が面倒を見るが、一切、言葉を話さない。ある日、花子は突然卓上の料理を投げ捨て逃げ出し、妻はその後、急激に体調を崩し緊急搬送されてしまう。

    ブレス5 ロングターム・サバイバー 権藤勲(72歳) 膵臓癌
    消化器癌の権威・権藤教授が末期の膵臓癌に侵されたが、積極的な延命治療を拒絶した。そして、競馬場、巣鴨、動物園……と謎の外出を繰り返す。癌治療の名医が人生の最期に知りたかったこととは?

    ブレス6 サイレント・ブレス 水戸慎一(78歳) 脳梗塞
    倫子の父・慎一は、8年前に脳梗塞で寝たきりになり、今は一切意思の疎通が図れない。父はこの状況を望んでいたのか? 几帳面な父が、なぜ「遺志」を残していなかったのか疑問に思う倫子は、母の行動に疑いを持つ。
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    2026年03月19日
  • いのちの停車場

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    南杏子さんの作品は久しぶりです。
    今回もやっぱり面白かった。

    訪問医療を行う傍ら、実の父も体を病んでしまう。
    手の施しようが無くなってしまった患者に対して、その家族や主治医ができることは何なのか。
    深く考えさせられる作品でした。

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    2026年03月12日
  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    平均寿命が上がっている社会でこれから起こるアルツハイマー病の増加と直面し未来の世界に感じる作品でした すでに世界のどこかの村にあるかもしれないですね

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    2026年03月05日
  • 老坂クリニック 坂の上に見える窓

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    自由が丘デパートにひかり街に初めて聞く名前だ。ほんと知らないことだらけ、物凄い気になる ここ数年は行きたい場所を塗り潰す感じで、当たり前の場所も知ってるつもりだけで何も知らない。老坂を楽しみに登る人々が羨ましい CGMとか勉強になります あっでもあの旦那みたいな人間っているよ無言の圧力に言葉の暴力に 中学高校といたなあ会いたくもないし あんな人間はどうして存在するのだよ?あと老坂先生の苦しみは解放されるのかな

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    2026年02月14日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    5作品とも読み終わった後の気分は、後味悪いなあって思う作品たちだったけど、読みやすく面白かった!!!

    全ての作品、現役のお医者さんが書いているからか、こんなこと考えてるんだー!ってお医者さんの気持ちが少しだけど分かるのも楽しい。先生たちの他の作品も読んでみたい〜!!

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    2026年02月10日
  • いのちの波止場

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    人生の最終段階をどう過ごすか、どう支えるか。
    はっきりとした正解がないものを探す。
    舞台となった緩和ケア病院が実在してほしい。

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    2026年01月22日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    自分の最期くらい自分に決めさせて欲しいと思うけれど、自分の最期って自分のことではあるけれど自分だけのものではない。
    自分が自分の事をコントロールできなくなってしまった後も、この世を去った後も日常を続けていく人がもちろんいて、その人と自分の願う最期が違うなんて事は往々にしてあるのだと現実を突きつけられました。

    自分の最期を自分の望んだ形にするためにはきっとたくさんのやり取りが必要だろうし、大切な人の最期が本人の思う形であるためにはそれを受け止める自分のエゴと戦わなければいけないことも珍しいことではないのだろうと思います。

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    2026年01月12日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    南杏子さんの作品を読むのは2冊めです。一部異なりますが、終末期医療が主なテーマです。
    長く生きることが難しいと告知された状態、もしくは一人では何もすることができない状態で、延命のための治療を望むか望まないかを家族に判断させるのは酷だなと感じます。理想は生きているうちに自分自身で望む方針を残すことかと思いますが、それも中々難しいことです。
    自分の生き方で最後を迎えたいという終末期の患者に寄り添う、これから先益々必要になる大切な医療であると思いました。

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    2026年01月12日
  • 老坂クリニック 坂の途中に椅子ひとつ

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    これまた人ごとじゃない内容 必ずやって来る老後 自分は大丈夫って一体どこから来るの?老年内科に小町先生に本当近くにいたらどれだけ心強いかってこと。チャットGPTにトランス脂肪酸が日本だけ使っている危険性と山崎パン1番やばいと聞くとあれこれ蘊蓄言うから山崎パンを擁護し過ぎるだろと言うとまた蘊蓄で最後にもう一度キナと挑発するので、上から目線で何を言うんだと返すとごめんとか、をずーっと続ける、気持ち悪いしこんなやり取り毎日やってる人の気が知れんし、こんな気持ち悪いシステムいらないし、ファミレスのロボット位いらない。にしても、あなたは支配されたり助言されるのを嫌いなタイプときたもんだうるせーよだよ。

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    2026年01月05日
  • いのちの波止場

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     地域医療を支える『いのちの停車場』シリーズの三作目です。舞台は震災が起きる前の能登。ターミナルケアに向き合う看護師の物語です。

     主人公は、金沢のまほろば診療所で勤務している看護師、星野麻世。彼女は終末期医療の研修のため、半年間能登の病院で学びながら勤めることになる。そこで出会うのは、通常時の医療とは考え方も対応の仕方も異なる終末期医療に携わる医師や看護師、そして患者とその家族。よかれと思ったことが裏目に出たり、つい"普通なら"、"一般的には"こういう対応をするべきじゃないか、という、経験があるからこそ思い込んでしまいがちな思考でささいな衝突を繰り返しながら、彼女は『いのち』との向き合い方を模索していく。そして、研修の最後に受け持つことになったのは、自らを育ててくれたまほろば診療所の元所長、仙川先生だった。

     緩和ケアや疼痛ケア、終末期の医療について深く感じさせる一冊でした。
     今作で取り上げられている緩和ケア病棟は、通常の入院棟とは異なり、なるべく患者さんが穏やかに心安らかに最後の時間を過ごせるようにすることを主眼においた病棟です。一定の状態まで回復して退院される患者さんもいるけれど、元気に出ていくことができる患者さんの方が少ない病棟。そのようなところで患者さんに感情移入をしすぎると、きっと医療従事者の方の方がお辛いだろうと思うのですが、主人公の星野看護師はそれぞれの患者さんに深く寄り添い、彼ら彼女らを理解しようと体当たりで向かっていきます。上辺だけではなく、自分たちに心を添わせてくれる人がいることの、どれだけ嬉しいことか。少々突っ走り気味なところはありますが、素敵な看護師さんだなと感じました。
     医療小説としても、物語としても、緩和ケアについてとても分かりやすく、心に沁みる優しい物語でした。

     つい、たった一年前の秋に、祖母を自宅で看取ったことを思い出しました。考えてみたら、あれも終末期医療だったのだと思います。白血病の末期で、どうしても何が何でも入院したくない、最期は自宅で迎えたい、そう主張する祖母に折れて、通院治療から在宅の訪問診療に切り替えて祖母に向き合った日々が思い返されました。最後の一週間などは、入院したら絶対食べられないような祖母の好きなものばかり作ったり、取り寄せたりして食べました。最後まで好きなものをたくさん食べて、家族の中で最期を迎えられたのは、祖母にとってきっと幸せだったろうと思います。
     いつか来る自分の最期は、どのようなものだろうと思います。願わくば、この物語の緩和ケア病棟のように、穏やかに、苦しみ少なく、誰かに「ありがとう」と伝えて終えられるものであってほしい。そんなことを考えさせられるお話でした。

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    2025年12月30日
  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    458ページにもおよぶ長編小説。
    夢中になり読み進めた。
    リアリティがすごいし、驚愕のメディカルサスペンス。
    南さんがこんな小説を書くとは驚き。

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    2025年12月26日
  • いのちの停車場

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    ネタバレ

    いのちの停車場

    医療に関する知識がまだまだ生まれたての卵くらいだなと思い知らされながらも、知識欲がこれでもかと掻き立てられる
    そして救急という医療現場の緊迫感を思い出し、人であれ動物であれその現場に今立つ人々に畏敬の念を覚える

    日本において動物には許されている積極的安楽死だが、その積極的はオーナーに委ねられる点において人間の積極的安楽死とは大きく異なる

    何が誠実に向き合う中で正解か、
    例えその時の正解が見えていても、頭では分かっていてもどうにかその正解を邪魔しようという横槍が心の中で飛び交う気持ちがよくわかる
    自分の中で踏ん切りをつけるためにも、やり切ったと思うためにも、落とし所を探るピリオド

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    2025年12月22日
  • いのちの停車場

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    今の私に必要な本でした。
    何が正解かわからないけれど、人の死を、自分の死を改めて考える機会になった。

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    2025年12月11日
  • いのちの十字路

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    まほろば診療所に野呂聖ニ医師が赴任したことより物語が始まる。訪問診療は家族の関係も見える。治療だけではなく、家族にできることを野呂先生と看護師の麻世ちゃん、まほろば診療所の院長仙川先生、野呂先生が尊敬する咲和子先生。皆で生じている問題を考えながら、野呂先生は訪問看護の医師として、成長していく。自分の過去とヤングケアラーの中学生を重ねて、自分の過去を整理して乗り越えていく。一人だけでは人は支えられない。いろいろな人たちが野呂先生の周囲で協力してくれていく。
    コロナ禍の大変さも記録された病院小説。
    いろいろ考えさせられて、一気に読んだ。

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    2025年12月10日
  • いのちの停車場

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    ネタバレ

    シリーズものとは知らず、先にいのちの十字路を読み次に停車場を読みました。

    野呂先生ポンコツでは、、、???でも元気のある若者って感じで良い。十字路の野呂先生のイメージとは違った。萌ちゃんと出会って意識が変わったことが伝わる。
    白石先生も完璧な先生、と思っていたけど、色々葛藤してたんだなあと分かって、ある意味人間らしさが出ていた。良い。
    3作目もあるみたいなので楽しみー!!

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    2025年12月04日
  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    こういうお話が大好きなこともあり、とっても面白かった!
    物語が面白いだけでなく、いろいろと考えさせられた作品

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    2025年11月15日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    サイレント ブレス
    静けさに満ちた日常の中で、穏やかな終末期を迎えることをイメージする言葉。

    ブレス1 自分の介護で義妹の貴重な時間を使わせたくない、弱みを見せず人生の最後を「生きるため」自宅を選んだ綾子。
    ブレス 2 筋ジストロフィー患者の22歳 保。明るく行動力がある。母親が戻ってくると願っていたクリスマスイブの夜、、、
    ブレス 3 延命処置を拒む本人 1日でも長く生きてほしいと望む息子。財産分与、遺産相続問題
    ブレス 4 身元不明の女の子、寒い中保護され優しい夫婦と幸せな時間。P222千夏さんが目を覚ましたという情報が入り喜ぶ二人。本当 良かった。
    ブレス 6 母親のお父さんと別れたくない気持ちが辛い。意思疎通できない状態の父、お母さんにとってはかけがえのないパートナー。感想を書きながらも泣けてきます

    考えたくないけど、いつかは訪れる最期、

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    2025年11月14日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師作家9人によるアンソロジー作品。
    どの作品も50頁程なので、スピード感がある。

    研修医 精神科医 救急医療 現場医療 研究者 認知症等 医療1つとってもジャンルが違い、心理描写の加減に手に汗握ってハラハラしたり、淡々と読み進めたり、一冊で何度も美味しい読み応えのある本でした。

    医師(著者)が実際に経験しているであろうリアリティがそこにある。


    認知症対応を生業としている身としては、何度も見た光景で「あーー大変さの中に、いくつも希望が見いだせるんだよ」「怒ったらダメダメ」と逆の意味でハラハラさせられた。


    現代はサービスが揃っているので、抱え込まず使える手段を利用していくのがお互いの心の安定を図るが、未だに長男が!とか、嫁が!とか他人事の様に話す親戚がいるのも事実。

    「介護者は生き方を選べないのか?」に胸つまされる。

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    2025年11月05日
  • いのちの停車場

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    在宅看護のお話です。知らない事、知らない世界が沢山書かれていました。とても勉強になりました。映画化されているようなので、そちらもみたいと思います。

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    2025年09月21日