南杏子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ架空のほぼ全員が認知症の村を舞台にしているが、リアリティーのある細かい設定が盛りだくさんで本当にアルツ村は存在するのではないかと思ってしまった。
参考文献を見ると、外国にはありそうな気がするが…。
主人公の明日香は夫からのDVを受けていたため、気が動転しているのもあり意識がおかしなところがあるのかとも思われた。
しかし、初めから娘のリサの言動に気づく村人が全くおらず、明日香の妄想あるいは幻覚の類だろうと気付いた。
認知症の種類を説明する場面で、これはレビー小体型認知症だとほぼ断定して読むことができた。
表紙のデザインの車いすを見て、悲しい気持ちになってしまう。
主人公の視点から語られる物語な -
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Posted by ブクログ
終末期訪問医療の看取りを描いた連作。南杏子さんのデビュー作。 最後の章では実父を看取る医師倫子。
南杏子さんが祖父を看取った時の出来事が着想になっているとのこと。リアルなだけに、私の母の最期と重なった。
人はひとりひとり違っていて
家族や環境も違っていて
死に対する考えも
死に至る病も
100人いたら100通り。
最期の在り方は本人の希望に従うのが一番だが、意思表示できるとも限らない。
両親を看取ってから、次は自分だなと、強く自覚するようになった。
どう生きるのか、どう死を迎えるのか、
そのための貯蓄はあるか、子供達は自立できているか、常に頭の片隅にある。
離れて住んでいる -
Posted by ブクログ
2025.5.9
看護師、麻世ちゃんが緩和ケア科で実習。
終末医療って難しい…少しでも長く生きてて欲しいという家族の願いと専門家からの意見がぶつかることも、この人の最期はこれでいいのか、苦しみを取り除くことができているのか悩む医療従事者も。
寄り添いかたがとっても勉強になった。
“どこで生まれるかは誰にも選べない。でも、どこで暮らしてどこで死ぬかは、自分で選んでいいはず。誰にとっても守られるべき自由だ。”
仙川先生がまほろば診療所を急に退いて地元の穴水町に戻ったのは膵臓癌だった。
こんな寛容な生き方の人いるんだなぁ。
“人間、年をとったり病気になったりすれば、できないことが次々に増え