南杏子のレビュー一覧

  • いのちの十字路

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    いのちの停車場の続編。
    在宅介護の現場の話。
    介護をしてきた人も見てきたし、
    自分自身も実際に介護をした。
    人によってそれぞれだとは思うが、
    介護するのは勿論、介護されるほうも
    辛かったと思う。
    心にしみる物語でした。

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    2025年07月21日
  • いのちの十字路

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    「いのちの停車場」の白石先生は、コロナ禍のもと加賀大病院のヘルプに出かけ、まほろば診療所は、医師国家試験に合格したばかり、久しぶりに帰ってきた野呂先生の肩にかかることになった。

    前著は、終末医療の厳しい現実がテーマだったけど、今回は新人の野呂ということもあって、独居老人問題、家族の負担、外国人労働者の終末医療、認知症隠し、ヤングケアラー問題、老老介護など、比較的世の中に「よくある問題」を扱っている。現役医師南杏子さんは、日頃の経験から「どうしても伝えたい」という想いが、あり過ぎるのだろう。他の医療小説よりもヒシヒシと感じる。

    金沢の訪問医療の小さな診療所。
    「私たち、最後の砦なんですね!」

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    2025年07月20日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師が書いた小説。もう読んだ本もあるが、すべて興味深い。ここから知った医師作家の本を読んでみたいと思う。

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    2025年07月15日
  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    ネタバレ

    夫のDVで明日香は娘を連れ自宅から家出。車で迷いたどり着いた村は認知症の人だけが集まり住む桃源郷のような場所。アルツハイマーの親を抱え悩む人々の救済になり、しかも年金程度の金額で預けることができる。外国資本の企業絡みサスペンスだが、介護のリアルが描かれている。患者本人、その家族、受け入れ可能施設、金銭面、と考えなければいけないことが山積み。この施設が仮にあったとして、違法でもなく預けることができるなら私なら選択肢の一つとして考える。賛否両論あると思うが一つの方法だと思う。
    最後に明日香がこの村に滞在できる理由がわかり…

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    2025年07月13日
  • いのちの波止場

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    終末期の緩和ケアについて、よくわかった。
    能登さとうみ病院の北島先生の言葉が印象的だった。
    「心地よく死ぬための医療」 
    病気を治すための医療とは違い、死ぬための医療。
    一歩間違えれば、医療ではなくなってしまう。
    医療従事者が学んでいかなくてはならない分野なのだろうと思う。

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    2025年07月10日
  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    ネタバレ

    分かっているようなことを記述する場面が多く、それなりにぼーっと読んでいたら最後の最後でなんだかすごいことを言われ、イチから振り返るはめに......。たまらない体験だった。
    お医者さんだから症状の記述が詳細、とかいうこともあるが小説として一文一文の表現に説得力があった(と二周目でわかった)。これが全くのフィクションだとも思えなくなってくる。

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    2025年07月05日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    医師作家さんに、とても興味があった。医師だからこその細かい設定や内容に感心する。はじめて読む作家さんもはいっていて今後違う作品も読んでみたいとと思った。中山祐次郎さんのクリスマスイブの死亡診断は、途中違う展開を予想していたが、いい方でのうらぎりがうれしかった。

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    2025年06月15日
  • いのちの停車場

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    古本屋にて、表紙が隠されている状態で購入。
    普段なら絶対に手に取らないジャンルの本であったため、読むことができて良かったと思える作品だった。
    医療とは対病気や怪我だけでなく、対人だということを認識でき、医療のあり方についても深く考えさせられた。

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    2025年06月12日
  • いのちの波止場

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    緩和ケアについて考えることができる物語。
    続きものみたいだが、単発読みでも可。
    主体は患者であること…、当たり前のようだが、当たり前じゃない世界なんだろうな。
    主人公が純心なところが良いところでもあり、イライラさせられる感じでもある。

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    2025年06月08日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    いやー苦しかった
    どれもありそうで、自分がならないとは言い切れないようなものもあって。
    特に最後の介護保険のやつとかは、知識があればどうしようもできるよね

    どれも綺麗にまとまってて、読みやすかった
    短編だけど、ぞわっとするような展開もあって面白かった

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    2025年06月05日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医療にかかわる方たちの文体の素晴らしさに感心します
    小説家とはまた別に作ろうとしているのではなく
    日々の中でおこった事象に文体が多いついていく感覚
    健康であるという妄想を当たり前のように支えてもらっていることに
    改めて感謝です

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    2025年05月29日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    終末期の医療のあり方は、ようやく患者自身に選択肢が提示されるようになってきた段階です。ホスピスや在宅医療での緩和ケア、もしくは最期まで治療を頑張るなど多様化し、その決断を患者自身に委ねることを前提とするようになりました。

    最期まで病気と戦い抜いてもいいし、残りの時間を大切なひとと共にできる限り穏やかに過ごしてもよい。当たり前のことですが、その選択の機会を奪われない社会の仕組みや、家族等の周りのひとたちの受容が必要とされていると思います。

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    2025年05月27日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    短編集で読みやすかった!
    短い中にきれいに内容がつまってるかんじで
    その先も読みたいと思う物語ばかりでした。

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    2025年05月23日
  • ブラックウェルに憧れて~四人の女性医師(仮)~

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    解剖実習で集まった4人の女性医師と
    指導教授あり、女性初の教授になった1人の医師の物語。
    不正入試という背景がありながら、
    それぞれの悩みもあり。
    女性が社会進出するにはまだまだな感じに思えたな。

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    2025年05月17日
  • いのちの波止場

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    ますます高齢化社会に突入していくなかで、死に方を選択する自由も大きな議論になっていくと思う。希望通りに行き希望通りに死にたい。苦痛に耐えながら死ぬのは辛すぎる。全体的に能登のゆったりとした自然を満喫したエンディングだったのに、その後に襲って来た能登半島地震をエピローグで描かれている。町が修復され、日常が戻っていく過程を命を救うプロセスに似ていると述べられいる。『人間は自然の力には逆らえないけれど、自然とともに生きることはできるんだよなあ』という言葉が胸にしみる。

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    2025年04月28日
  • ヴァイタル・サイン

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    看護師の日常。
    途中の素野子の失敗続きの箇所、読むのが辛すぎてしんどかった。
    自分を追い詰めるまで頑張ってしまう真面目な看護師さん達に感謝。

    最後の屋上シーンは涙を誘う。

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    2025年04月24日
  • いのちの停車場

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    訪問診療は自分にとって全く知らない世界だった。患者の家族が死を受け入れる体制を整え、患者自身が望む最期のあり方に最大限沿う仕事。医療行為はもちろんあるが、患者、家族双方の心に寄り添い、生活をサポートする訪問診療はものすごい仕事だなと今回初めて知りました。
    特に小児がんの女の子のストーリーが素晴らしいです。死ぬ前に海を見たい、次は人魚に生まれ変われるよう、海にお願いしたいという少女の切実な願いと、それを叶えるために全力を尽くすまほろば診療所スタッフの想い。涙が止まりませんでした。

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    2025年04月04日
  • ブラックウェルに憧れて~四人の女性医師(仮)~

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    四人の女性医師とその先生だった女性の
    お話でした
    入試での不正は現実にもあったことだなと
    あと女性差別の問題も
    不正がそもそも女性差別でしたけど
    四人それぞれの現在と過去のことが語られました
    悩みだってやっぱりあるものですが
    みんながんばって生きていました

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    2025年03月08日
  • ヴァイタル・サイン

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    看護師として働く女性の過酷な忙しい日々が綴られる。医療現場の現実や限界をリアルに描いた小説。

    三交代制のシフトで体力が削られる上に、様々な患者への対応は待った無し。認知症の患者を入浴させるシーン、便が出ない患者を摘便させるシーン、患者から様々なハラスメント行為を受けても黙って業務を続けなきゃならないストレス…(患者への殺意が芽生えるシーンまで)小説の上でも僕には軽いカルチャーショックでした。おそらく実際に仕事をしてる方々にはこれが当たり前で、日常なのだろうな。

    これから看護師を目指そうと思ってる方がこの本を読んで、それでも看護師になりたいという意思が変わらなければホンモノかなあ。小説とはい

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    2025年03月05日
  • ブラックウェルに憧れて~四人の女性医師(仮)~

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    ネタバレ

    勤める女性に読んでほしい本。でも男性がこの本を読んでどう感じるのかも気になるところ。
    女子学生や多浪生を一律減点し不利にする医学部の不正入試問題をベースに、5人の女性医師が社会や家庭との関わりの中で、悩み闘う日々を描くストーリー。企業や業界によって差はあるにせよ、勤める女性にとって決して人ごとではない話題なんじゃないかと思う。周囲からの差別が無いにせよ、妊娠出産はもちろん、あいかわらず男女どちらにもある「家のことは女性がするもの」という意識が、女性が外で働くことをじわじわと苦難を伴うものにする…。

    最後の4人の決断は、何度でも宙返りして、自分にとってベストな働き方を模索し続ければいいんだと思

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    2025年03月02日