南杏子のレビュー一覧

  • いのちの波止場

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    緩和ケアについて考えることができる物語。
    続きものみたいだが、単発読みでも可。
    主体は患者であること…、当たり前のようだが、当たり前じゃない世界なんだろうな。
    主人公が純心なところが良いところでもあり、イライラさせられる感じでもある。

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    2025年06月08日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    いやー苦しかった
    どれもありそうで、自分がならないとは言い切れないようなものもあって。
    特に最後の介護保険のやつとかは、知識があればどうしようもできるよね

    どれも綺麗にまとまってて、読みやすかった
    短編だけど、ぞわっとするような展開もあって面白かった

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    2025年06月05日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医療にかかわる方たちの文体の素晴らしさに感心します
    小説家とはまた別に作ろうとしているのではなく
    日々の中でおこった事象に文体が多いついていく感覚
    健康であるという妄想を当たり前のように支えてもらっていることに
    改めて感謝です

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    2025年05月29日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    終末期の医療のあり方は、最近になって様々な形態のホスピスや在宅医療の選択肢が増えてきたようなイメージです。最期まで病気と戦い抜いてもいいし、残りの時間を大切なひとと共にできる限り穏やかに過ごしてもよい。当たり前のことですが、その選択の機会を奪われない社会の仕組みや人々の受容が必要とされていると思います。

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    2025年05月27日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    短編集で読みやすかった!
    短い中にきれいに内容がつまってるかんじで
    その先も読みたいと思う物語ばかりでした。

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    2025年05月23日
  • ブラックウェルに憧れて~四人の女性医師(仮)~

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    解剖実習で集まった4人の女性医師と
    指導教授あり、女性初の教授になった1人の医師の物語。
    不正入試という背景がありながら、
    それぞれの悩みもあり。
    女性が社会進出するにはまだまだな感じに思えたな。

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    2025年05月17日
  • いのちの波止場

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    ますます高齢化社会に突入していくなかで、死に方を選択する自由も大きな議論になっていくと思う。希望通りに行き希望通りに死にたい。苦痛に耐えながら死ぬのは辛すぎる。全体的に能登のゆったりとした自然を満喫したエンディングだったのに、その後に襲って来た能登半島地震をエピローグで描かれている。町が修復され、日常が戻っていく過程を命を救うプロセスに似ていると述べられいる。『人間は自然の力には逆らえないけれど、自然とともに生きることはできるんだよなあ』という言葉が胸にしみる。

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    2025年04月28日
  • ヴァイタル・サイン

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    看護師の日常。
    途中の素野子の失敗続きの箇所、読むのが辛すぎてしんどかった。
    自分を追い詰めるまで頑張ってしまう真面目な看護師さん達に感謝。

    最後の屋上シーンは涙を誘う。

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    2025年04月24日
  • いのちの停車場

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    訪問診療は自分にとって全く知らない世界だった。患者の家族が死を受け入れる体制を整え、患者自身が望む最期のあり方に最大限沿う仕事。医療行為はもちろんあるが、患者、家族双方の心に寄り添い、生活をサポートする訪問診療はものすごい仕事だなと今回初めて知りました。
    特に小児がんの女の子のストーリーが素晴らしいです。死ぬ前に海を見たい、次は人魚に生まれ変われるよう、海にお願いしたいという少女の切実な願いと、それを叶えるために全力を尽くすまほろば診療所スタッフの想い。涙が止まりませんでした。

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    2025年04月04日
  • ブラックウェルに憧れて~四人の女性医師(仮)~

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    四人の女性医師とその先生だった女性の
    お話でした
    入試での不正は現実にもあったことだなと
    あと女性差別の問題も
    不正がそもそも女性差別でしたけど
    四人それぞれの現在と過去のことが語られました
    悩みだってやっぱりあるものですが
    みんながんばって生きていました

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    2025年03月08日
  • ヴァイタル・サイン

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    看護師として働く女性の過酷な忙しい日々が綴られる。医療現場の現実や限界をリアルに描いた小説。

    三交代制のシフトで体力が削られる上に、様々な患者への対応は待った無し。認知症の患者を入浴させるシーン、便が出ない患者を摘便させるシーン、患者から様々なハラスメント行為を受けても黙って業務を続けなきゃならないストレス…(患者への殺意が芽生えるシーンまで)小説の上でも僕には軽いカルチャーショックでした。おそらく実際に仕事をしてる方々にはこれが当たり前で、日常なのだろうな。

    これから看護師を目指そうと思ってる方がこの本を読んで、それでも看護師になりたいという意思が変わらなければホンモノかなあ。小説とはい

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    2025年03月05日
  • ブラックウェルに憧れて~四人の女性医師(仮)~

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    ネタバレ

    勤める女性に読んでほしい本。でも男性がこの本を読んでどう感じるのかも気になるところ。
    女子学生や多浪生を一律減点し不利にする医学部の不正入試問題をベースに、5人の女性医師が社会や家庭との関わりの中で、悩み闘う日々を描くストーリー。企業や業界によって差はあるにせよ、勤める女性にとって決して人ごとではない話題なんじゃないかと思う。周囲からの差別が無いにせよ、妊娠出産はもちろん、あいかわらず男女どちらにもある「家のことは女性がするもの」という意識が、女性が外で働くことをじわじわと苦難を伴うものにする…。

    最後の4人の決断は、何度でも宙返りして、自分にとってベストな働き方を模索し続ければいいんだと思

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    2025年03月02日
  • いのちの波止場

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    シリーズ最終話。

    能登さとうみ病院の緩和ケア科に実習として赴いた
    看護師の星野麻世。
    様々な患者とその家族に関わることで学んでいく。

    痛みをどのように対処するか。
    医師と看護師は葛藤しながら最善を探す。

    北川医師の言葉
    P251
    〈死ぬための医療〉
    〈より苦痛なく死を全うできるよう、
    患者さんを支えるために緩和ケアがあるのです〉

    少し怖い感じの北川先生だが
    患者第一の考えに、この先生なら間違いない。
    と、思ってしまう。
    P262
    〈いのちの旅路に寄り添うこと〉

    麻世は、最後まで寄り添うことができたのだろう。
    最終話ということだけれど
    形は変わっても、その後を読みたい。

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    2025年02月21日
  • いのちの波止場

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    物語の舞台は能登にある緩和ケア病棟。
    人生の最後をここで迎える患者たちに、最大限苦痛を取り省き最期まで安らかでいられるように懸命に働く医師や看護師たち。
    命が終わる瞬間までの様子が、とてもリアルで読み応えがありました。
    病気を治すことを目的としない医療には
    患者さんの人生と同じ数だけの正解があって、医療者も家族も最期まで迷っている。
    自分はどう生きるのかと同じように、どう死んでいきたいのかも考えておかなくてはと思った。

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    2025年02月05日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医師でありながら小説家でもある9人の短編小説が詰まった作品でした。あんなに忙しそうなのに、いつ小説書いてるんだろうって不思議に思う凄い方々。

    医師であるからこそのリアルな感じが伝わってきて、とても面白かったです。

    特に空中テントは、認知症の家族を介護したことある人なら誰しも共感出来る部分がたくさんあると思いました。施設の入所は、家族を見捨てることではなく、プロがみてくれる安全な場所にいれるという考えが広がったらいいな。
    私も主人公のお母さんにとても同情しました。介護する人は、自由が奪われて当然なのか、当事者じゃない人達から見捨ててるなんて文句言われる筋合いはほんとにない。文句を言うなら1週

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    2025年02月02日
  • いのちの波止場

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    ネタバレ

    連作短篇5篇
    緩和ケア病棟のいろんなケースとその対応、家族の気持ちではなく患者自身の気持ちに寄り添う事など当たり前のことが難しいと気付かされた。最後、仙川先生自身の患者としての在り方、とてもお見事でした。

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    2025年01月28日
  • いのちの波止場

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    今作の舞台は能登の穴水町。
    穴水といえば牡蠣祭りが有名。何度か行ったが本当に美味しくて安い。
    緩和病棟だから全ての話は死で結ばれる。ちょっとしんどい。でも末期癌のイメージが痛くて辛くてというものから少しでも痛みをコントロールして最後まで人間らしく患者の希望に寄り添った看護計画がたてられることに希望が持てた。
    能登が一日でも早く復興することを祈ります。

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    2025年01月20日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    数日前に命の停車場を呼んだこともあり、既視感もあったが内容としては同じようにいい作品だった。
    延命治療を望むかどうか、死に何度も触れてきた作者だからこそ、本作のような内容が作られるんだろうと思う。
    解説も秀逸だった。

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    2025年01月17日
  • いのちの停車場

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    ネタバレ

    在宅医療を通して、人がどう命を全うするか描かれていました。
    在宅医療に関わる医師やスタッフ、人の気持ちに寄り添う優しさや熱い思いが伝わってきて、何度も心が震えて泣きました。

    父と娘の関係、金沢の長閑な風景が描写されていて優しい気持ちになれました。

    自分の命を大切に使えてるか、後悔のないよう生きれてるか考えさせられました。

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    2025年01月09日
  • いのちの停車場

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    エンド・オブ・ライフのような内容と思っていたら解説でもしっかり書かれていた。
    医療費問題や尊厳死安楽死の話もあり、色々と考えさせられる内容だった。

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    2025年01月08日