中山祐次郎の作品一覧
「中山祐次郎」の「泣くな研修医」「医者の父が息子に綴る 人生の扉をひらく鍵」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「中山祐次郎」の「泣くな研修医」「医者の父が息子に綴る 人生の扉をひらく鍵」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
医師である著者が、息子に向けて綴った本。医師国家試験に合格すれば、晴れて医師になれる。個人的にそんなイメージを漠然と持っていたけど、実際にはそこからが本当のスタート。研修医として経験を積み、さまざまな先輩医師や患者さんと接しながら、少しずつ一人前の医師になっていく。その道のりについて、知っているようで実は何も知らなかったことに気づかされた。
医師という職業の話が中心であるけれど、この本は単なる「医者になるための本」にあらず。著者自身の経験を通して、仕事とは何なのか、人はどう生きていけばいいのか、そして人生で本当に大切なものは何なのか。若い人に向けた、人生の指南書のような側面もある。
「息子への手紙であるとともに私の遺書である」
という前書き、この本の性格をよく表している。
特に心に残ったのが、
「いつか君は死んじゃうのだけど、それなら本当にやりたいことって何?」
という問い。
ブロニー・ウェアの『死ぬ瞬間の5つの後悔』にも通じる問い。
人はいつか死ぬ。
そんなことは誰でも知っている。
それなのに、普段の生活ではその事実をほとんど意識せず、「仕事があるから」「周りがそうしているから」「こうするのが普通だから」と、自分の時間を使ってしまう。
でも、ちょっとした空き時間に
「自分は本当は何がしたいんだろう?」
そう考えてみるのも悪くない。
最近はそんなことを考える時間が増えた気がする。
かつては「空き時間ができたら何をするか」と考えがちだったかも。
答えは、未だに出ていない。
しかし、この問いを心の片隅に持っているだけでも、日々の時間の使い方が少し変わってきたような気がする。
医師の世界を知ることができたのも面白かったですが、それ以上に、自分自身のこれからの人生について考えるきっかけをもらった一冊であった。