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雨野隆治は三十歳の外科医。受け持ち患者が増え、大きな手術も任されるようになった。友人の癌患者・向日葵は相変わらず明るく隆治を振り回すが、病状が進行しているのは明らかだった。ある夜、難しい手術を終えて後輩と飲みに行った隆治に、病院から緊急連絡が入り......。現役外科医が生と死の現場を圧倒的リアリティで描く人気シリーズ第四弾。
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「泣くな研修医」
2021年4月~ テレビ朝日系 出演:白濱亜嵐
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~8件目 / 8件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
「医療現場のリアルな苦悩と成長が、胸に迫る。」 外科医も研修医も、それぞれの立場で必死に患者と向き合う姿に心打たれる。 命を預かる現場の重さと、そこに集う人間の熱量に圧倒される一冊。
医師としてぐんと成長した隆治と凛子。前作で富士山に登った葵ちゃんが亡くなってしまった。辛いことが多い5年目の隆治、がんばれ!
【死と向き合うは、生と向き合う】 泣くな研修医シリーズの第4巻目。 今作は「別れ」を通じて雨野が葛藤し 成長していくお話。 生と向き合うは、死と向き合うこと。 医師はその生と死の分岐点に立ち 行動を左右する仕事であるがゆえに 悩み苦しむ。 雨野と凛子が医師ではなく、一人の人間として 患者と...続きを読む接するその姿がありありと目に浮かび 心が温まり、またキュッと締め付けられました。 泣くな研修医シリーズは本当に毎回 心を動かされます。 シリーズの中でも群を抜いて好きな作品。 ぜひ読んでみてください!
消化器外科の中堅医師雨野の物語。登場人物たちと、関わりながら外科医の生活と看取りを経験していく。リアルで切ない物語でした。
ガン患者とのデート的なとこから死別まで、この巻は泣ける場面が多かった。ガン患者と二人でいるとこを彼女に見られ振られたのも。あと佐藤先生は相変わらずかっこ良すぎ。一番乗り好きなキャラクター
30歳になった雨野先生。 担当患者も増えて、任せて貰える手術も増えてきたけど、、、真面目にやってても、完璧に思えてもうまくいかない事ってあるよね。 仕事に真摯に向き合う先生だからこそ、プライペートにさける時間も余裕もなくて、、、色々と大変そうなお話でした。 腹痛を訴えほぼ同時に救急搬送され...続きを読むてきた2人の70代女性。それぞれの病状と、抱える事情と、雨野先生がどう治療したいかと、患者さん達がどう生きたいか、何を優先するか。 患者さんが高齢でも、病状が厳しくても、最後まで諦めない雨野先生。何人もお看取りしてるはずなのに、もっと違う方法があったんじゃないか、救えたんじゃないかと真剣に考えてくれてて、有難いけどしんどいだろうな。
外科医はやりがいがあるけど本当に大変。自分の担当患者になにかあったらすぐ電話くるし処理しなきゃだし、でもそのなかで成長できるのも事実、、、雨野先生の成長を感じられて良き。
雨野隆治はいつものように毎月のアルバイト先である埼玉に来ていた。 月一回来るようになって三年近くになる。 いまでは外科の後輩の西桜寺凛子が分担してくれている。 上野のイタリアンレストラン「ハミルトン」は、平日ということもありそれほど混雑していない。大きな扉を開けると、すでにはるかは席についていた...続きを読む。 「ごめん遅くなっちゃって」 「あれ、アメちゃんお疲れじゃない?」  ̄珍しいな…。はるかが先に飲んでいるなど、初めてのことだ。いつもは必ず待っていてくれる。 「じゃあ、俺も飲もうかな」 「ねえアメちゃん、なんか言うことない?」 なにも思いつかない。頭をフル回転させた。 時間稼ぎをしながら考えるが、寝不足の頭が回らない。みるみるはるかの目が吊り上がっていく。「アメちゃん、今日って、いつぶりに会うか覚えてるの?」 「えっ。ええと、たしか一カ月ちょっとぶりくらい?」「アメちゃん。もう二カ月です!彼女を二カ月もほっとくなんて」 「ごめん」 「アメちゃん、私がいまいくつか知ってる」 「ごめんっ!誕生日!」なんとなく気まずい 沈黙が流れる。 「私今日、アメちゃん家泊まっていい?」 「もちろん」「うん、でも無理しないでね」その一言が気にさわったらしい。 そのときだった。隆治のズボンのポケットで携帯電話が振動した。画面を確認すると「牛ノ町病院救急外来」とある。 なんでいまなんだよ、はるかは両手で顔を覆うと、「ううう」と声を出し始めた。「ごめん」自分が行かなければならないのは事実なのだ。 「ねえ、どういう業界なの?今時そんな会社どこにもないよ?自分の人生と患者さんとどっちが大事なの?」 「…仕方ないだろ。患者さんの命がかかってるんだから」思わず言ってしまった。そう言うと、テーブルの脇のリュックを取り立ち上がった。 きっと今から泣くのだろう。だがそれ以上にはるかを思いやる余裕は隆治にはなかった。 もう付き合って三年目になるというのに。隆治は傲慢だった。外科医の仕事は、すべてに優先していいと考えていた。そして、それが医者という職業に対する唯一の誠実さだと思っていたのだ。(中略)あの場にいたら強い言葉で反論しただろう。 序の口のエピソードを書いた。 直接命と向き合う仕事は他にありません。医師としての知識と経験値が高ければ、助けられる命と、助けられない命がわかるようになってきた。そして生命の危機と直面しながら思い悩む数々のエピソードが外科医の人生の縮図なのだ。 人の死なんて、慣れない。
切ない。辛い。これほど「死」と隣り合わせの仕事はないと言える外科医。医師の気持ちが赤裸々に伝わる悲しいけど慈愛あふれる作品。がんばれ、隆治!
そうなると思っていても、やはり悲しい最後でした。 面白く読めたけど、だんだん隆治にイライラしてきた4巻。読み手だから隆治の気持ちは分かるけど、それを言えよ!ってなる。はるかちゃん好きだったし、最後までいい子だった。もう出てこないのかな?幸せになってほしい。
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泣くな研修医
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中山祐次郎
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