あらすじ
※本作品は、単行本版『泣くな研修医』を文庫化した作品となります。重複購入にご注意ください。
なんでこんなに
無力なんだ、俺。
雨野隆治は25歳、大学を卒業したばかりの研修医だ。
新人医師の毎日は、何もできず何もわからず、
上司や先輩に怒られることばかり。
だが、患者さんは待ったなしで押し寄せる。
初めての救急当直、初めての手術、初めてのお看取り。
自分の無力さに打ちのめされながら、
がむしゃらに命と向き合い、成長していく姿を
現役外科医が圧倒的なリアリティで描いた、感動の医療ドラマ。
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Posted by ブクログ
初めて研修医の仕事内容を垣間見た感じ。正しさ、正義、道徳、倫理、、、いろんな選択肢がある中、心の葛藤を繰り返して1人前になる。どんな職業でも同じようなプロセスなのかもしれないけど、人の命と隣り合わせである研修医の重圧はものすごいんだろうな.......人様のためにありがとうございます。
Posted by ブクログ
自分自身も病院勤務の医療従事者なので、より心にずっしりと響くものがありました。
綺麗事だけでもダメ、同じ状況に置かれても患者さんひとりひとりで最良とする選択肢は変わってくる、そんな現場に身を置いていると逃げたくなることも多くありますがこれからもそれぞれの患者さん、ご家族と向き合っていくしかないんだよなと改めて感じた作品でした。次の作品も手にしてみようと思います。
Posted by ブクログ
病院という場には、患者それぞれの人生とドラマがあり、それだけに医療小説は幅が広く奥が深い。
雨野隆治は外科で働き始めたばかりの研修医。
知識も経験も浅く、専門用語を言われても聞き返してしまうほど頼りない。
事故で担ぎ込まれて瀕死の子どもや、95歳で身寄りのない認知症の胃がんの患者、隆治と同じ年の末期癌の男性、患者に寄り添っては最期まで全力を尽くしたい隆治だが、上の判断は冷酷だ。
医者は常に死を目の当たりにしていくうちに鋼の心になっていくのか。
隆治はスポンジのように痛みを吸い取り涙を流す。
読む側はそんなまっすぐな隆治を愛さずにはいられない。
本来重苦しい題材であるが、隆治の涙して自分の無力さを嘆き、そしてまた奮起していく姿に、どんな時も強く生きていこうと思わせられる。
これから隆治の外科医としての成長を見ていくのが楽しみだ。
Posted by ブクログ
中山先生の話にはいつも号泣させられます。泣くなという言葉がタイトルに入っていますがしっかり泣いてしまいました…いつか泣かずに読めるようになりたい…。
Posted by ブクログ
日々こんな思いをして闘っているのか、というのがしみじみと分かる。
自分を犠牲にして患者を救う姿に、本当に頭が上がらない。
あまりにリアルな描写だと思ったら、筆者は現役の外科医!そして著書が沢山ある!プロ褒めヤー!
あまりに素敵なのでXをフォローして別の本も読んでみる。
Posted by ブクログ
読んでるこっちが泣いてしまうわ!ってお話でした。
医者一年目の隆治。研修医として奮闘する毎日が描かれ、寝れない日々、何をしていいか分からない毎日。怖い上司に亡くなってしまう患者。1つ理解する間に3つ分からないことが増えるような世界をひたすらに頑張る姿に胸を打たれました。
医者は時に感情を無にし、事実を伝えなければならない。それが分かった上での隆治の想い。どれだけ成長してもその想いを持ち続けて欲しいと思いました。
同じ社会人1年目として共感できる部分が多かったです!これはシリーズ全て集めるしかない…。
Posted by ブクログ
研修医一年目で右も左もわからない状態。それでも命と向き合いながら強く生きようとする隆治の姿を見ていると自分も看護学生としてがんばろうと思えてくる。
匿名
分かり過ぎて泣けた
来年卒業予定の医学部生です。
分かり過ぎて泣けました。
やっぱりお医者さんは大変です。
医者になるまでにいっぱい勉強しなきゃいけないのはもちろん、
医者になってからも責任は増えるばかり、主人公も現場で色々なことを体験したことと思います。
でも、大変なだけじゃなくて、目まぐるしい業務の中にも小さな感動ってあるものです。
自分も医者になったら雨野先生みたいな、心優しい医者になりたい。
患者のためにいっぱい悩んで考えて、少し不器用に見えるかもしれないけど、そんな医者になりたいです。
共感
医療とはまったく関係のない仕事をしていますが、新人の頃の焦燥感や疎外感はどの業界でも同じなんだと共感しました。
成長の中で過去と向き合う勇気を持ち、家族と話し合いをした場面は涙が止まりませんでした。
Posted by ブクログ
あのさ、『確か』とかやめてくんないかな。人の命かかってんだけど──
中山祐次郎氏の大ヒットシリーズ『泣くな研修医』シリーズ。最近8巻目が刊行されましたが、7巻までのシリーズ累計発行部数は70万部を突破しているとのことです。
2021年には白濱亜嵐氏が主演でドラマ化された作品でもありますね。
一言で言えば、研修医がたくさんの苦悩や葛藤を乗り越えて、一人前の外科医になっていく模様を描いた医療ドラマってとこでしょうか。
物語自体王道の医療ドラマですが、僕医療ドラマ好きなので、まんまとのめり込んで読んでましたね笑
中山祐次郎氏の他の作品は元々読んでたので、『泣くな研修医』シリーズも、きっとどハマりするんだろうなーと思ってましたが、その通りでしたね。
ずっとこのシリーズ積読してたし、第8巻も刊行されたので、今年は一気に『泣くな研修医』シリーズ制覇したいなー。
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「なんでこんなに無力なんだ、俺」
現役外科医が、新人医師の葛藤と成長を
圧倒的リアリティで描いた感動のドラマ。
雨野隆治は25歳、大学を卒業したばかりの研修医だ。
新人医師の毎日は、何もできず何もわからず、上司や先輩に怒られてばかり。
だが、 患者さんは待ったなしで押し寄せる。
初めての救急当直、初めての手術、初めてのお看取り。
自分の無力さに打ちのめされながら、
命を守るため懸命に戦う雨野の物語、第1弾。
Posted by ブクログ
患者として接する時は少し頼りなく感じ、人として接する時は一番興味のわく立ち位置にいる研修医。私はお医者さんに対して、あなたはなんで医師になったのですかと聞いてみたくなるのだが、そのアンサーソングの様な小説だ。シリーズものみたいだから他も読んでみたいと思った。
Posted by ブクログ
紛れもなくこの真夜中の街を、
働き疲れて倒れるように眠る大人たちを、
無垢に眠れる子どもたちを俺は守っている。
ここめっちゃ好き。
同じ医療従事者として、苦しいくらい同感できる部分や初心を思い出させてくれる内容が沢山あった。
夜中勤務の時なんて、激務すぎて「間違いなく私の方が体調悪い!」と叫び出しそうな夜もあった。
でも、ちゃんとこの街を守ってたんだ。
同期の川村との絡み
なんか辛いなぁ…。
ただ、川村はチャラいけど優しいなぁ。
こんな同期、本当一生もん!
Posted by ブクログ
現役医師の手によって描かれる、あまりにも過酷で、あまりにも「リアル」な医療の最前線。
医療従事者ですら立ち止まってしまうほどの濃密な描写の連続に、胸が締め付けられるような痛みを覚えました。そこにあるのは、ドラマのような奇跡ではなく、泥臭い葛藤と、やり場のない無力感。しかし、その「苦しさ」こそが、命を預かる職業の尊厳そのものであることを、本書は静かに、そして力強く突きつけてきます。
Posted by ブクログ
医者だけど医者じゃない、
と言ったら失礼かな
研修医は患者の前では「医者」としての責任がある
知識はあっても経験は無いが「医者」を求められる
恐ろしい仕事だなと実感する
毎日手を抜かず必死に不器用に責任と向き合っていたのに
たった1回の判断ミスが重大な事態を招く
頑張り方が下手といったら失礼なのかな
真面目すぎるというか肩の力はいりまくりの主人公
手を抜く所を見極められずがむしゃらだった
自分の20代の頃を思い出す
頑張れ〜頑張れ〜と応援したくなる若者の話
川村みたいな世渡り上手な人、おるよなぁ
医者の世界にもおるんやなぁ
Posted by ブクログ
鹿児島出身の主人公(この本の著者さんがモデル)が、医師になっていく過程でさまざま患者と出会い、成長していく姿が描かれている。
研修医は、患者としての視点と医師としての視点を同時に持ちうる唯一の存在である。医療に精通していない人が医療行為に対して感じるものは、やはりプロである医師とは違ったものである。
患者を無機質なモノとして捉え、症例に対してどうするのが最善かを考えることも大事である。だが、患者を1人の命、人間として感情を共有しようとする謙虚な姿勢は、一人前になっても忘れてはいけないと思うし、それができるのが本物のプロであると思う。実際、主人公を取り囲む駒込病院の看護師含むスタッフ全員が「プロフェッショナル」であった。
私も獣医師の卵で研修医と似た立場であるので、主人公に感情移入する場面が多々あった。医療行為を施し命を扱う存在になる者として一度は読んでおくべきだと思う。将来に繋がる沢山の知見を得た気がする。続編もあるみたいなので、絶対に読みたい
Posted by ブクログ
お医者さんってほんとにすごいなって思える。命を扱う仕事って想像できないくらいの重責なんだろうなぁ。隆治は患者に寄り添って時に泣いたりして人間味があってそこがよかった!お医者さんってすごい!
Posted by ブクログ
泣くな研修医★3.7
消化器外科医の中山裕次郎先生の代表作。若手医師の葛藤を描いた物語。自分の立場と重なる部分もあり共感できた。主人公の雨野りゅうじは強い正義感と理想の医師像がはっきりとしている人物で、QOLを重視する同期とぶつかる事もある。大学の同級生にも同じタイプの友人がいた。ずっと一緒にいるとしんどいけど、医者として本当に尊敬できるし自分が病気になったらそういう先生に診てもらいたいと思ったのをよく覚えている。
雨野は自分のなりたい医師像とまだ何も出来ない自分との差に打ちひしがれながらも少しずつ成長を重ねていく。十年後、二十年後この初心を忘れないことが大事だ。中山先生のそういうメッセージがこもった一冊なのだと感じた。
Posted by ブクログ
医者ではないけど医療関係者として、何もできない無力感や、知識不足・未熟な技術が命に関わることの恐怖感など共感できる部分が多かった。
読みやすいし、とってもリアルに感じた。隆治はすごく心の温かい医師なんだなと。
(メモ鹿児島で買ったやつ)
Posted by ブクログ
応援してるぞ!がんばれ!研修医!
医療モノはドラマ含め大好きですが、この本は現場の大変さを時には切迫感あり時にはほのぼのと書かれていて、メリハリあってとても読みやすいです。
田舎から都会に出てきて、環境も人間関係もまっさらなところから研修医として立ち上がっていく様、歯を食いしばってホント大変だなぁと、がんばれー!って応援したくなる。
続編何冊か出ているので、一気に読みたいです。
Posted by ブクログ
おもしろくて読みやすかった。
息子が地方の医学部4年生なので、
少しでも研修医のリアルな状況がわかるといいなと思って読み始めたのだけど。
私自身、病気で両親も亡くしているし、自分も入院手術と結構したことがあるので患者や家族の苦しみは想像できるのだけど、医者サイドの想いはとても参考になった。
Posted by ブクログ
新しいシリーズにはまってしまった。時間を見つけては、本を開き、読み終わる前に次の本を買い、このシリーズを読み終えた。自分の仕事、教員とは違う世界で生きている姿に若い頃を思い出したり、今、目の前で教員になったばかりの若い先生と重ねたり、楽しかった。
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外科医の先生が書いた医療小説。研修医1年目の話。 忙しくて、余裕なんかないんだろうな。勉強、勉強、勉強。人の命がかかっているから、ストレスも半端ないだろう。そのうち、感情なんかなくなっていくのかな…。
Posted by ブクログ
研修医の雨野隆司が成長していく様を描いたストーリー。
患者に親身に寄り添い、感情移入してはモヤモヤしたり、泣いたりしている雨野だが、子供の頃に兄を亡くし、それがきっかけで医師を目指したことを両親に打ち明けるシーンではホロッとさせられた。
雨野のような熱い医者がいるのはありがたいと思う一方、いくら1年目とはいえ、目の前で上司たちが行う医療行為の意味がわからないとか、患者を前に次に何をすべきか思いつかず、内心焦っている様子を読むと、やはり研修医の診察は受けたくないなぁと思ってしまった。
Posted by ブクログ
作者が外科医なので、リアルな医療現場が描かれており考えさせられることあった。割とサクッと読めた印象!
医療行為とかも正確に描かれているので、看護を学んでいる私としては普通に勉強になった
Posted by ブクログ
私たち患者側からすれば、医学部で勉強し難しい国家試験にも合格しているのだから、たとえ研修医とはいえ任せて安心と思っているところがある。
先輩医師に呆れられ叱責されて心が折れそうになるのはどの職業でも同じ。それ以上に「ミスをすると患者を殺す仕事なの。それも、1度のミスで。医者はそういう仕事なんだ。」という事が隆治には辛いのだろうか。
Posted by ブクログ
息子さんをドクターに持つ友人のオススメ本でした
研修医が現場に立つということ。
教科書で学んだ知識と、目の前にいる血の通った人間を診ることとの狭間に立ち、一人ひとりの心情にも寄り添いながら医師として成長してゆく物語です。
著者がドクターなので、臨場感あふれるリアルな描写、人間模様が今までにない医療物として新鮮でした。
ドラマ化も決定したようです
来年3月からは舞台があるそうなので、是非観に行きたいです
Posted by ブクログ
研修医を頼りない新人としてデフォルメして書いているのだと思うが、あまりに頼りなくてあまりにピュアで、読みながらフィクションであることをいちいち感じてしまう。研修医が問題意識を持つのはいいが、それに対するいろんな見解が出てくるわけではなく、たとえば高齢者が「年齢」だけを理由に手術しないということに疑問を持っても、それを彼自身が納得するまで考え、自分なりの結論に落とし込むところまでいかない。なんとなく中途半端に、ある頼りない研修医の日々を眺めているだけのような、そんな印象だった。
文章は簡単でサクサク読めるので、気楽な読書にはいいかも。
Posted by ブクログ
この世はこんなにもやるせない哀しみに満ちている。
part4で出てくる言葉。
自分も患者さんの部屋に入る前、一呼吸要ることがある。優しい嘘をつく勇気と覚悟を持って入ることがたくさんある。無力さを感じること度々ある。
著者が医者だけにそのリアルがよく描かれてて、めちゃくちゃ泣いた。
Posted by ブクログ
新人研修医、25歳の雨野隆治の日々を描いた医療モノ。初めての当直、初めての手術、初めての看取り、筆者が現役医師だけに、リアルである。このシリーズ、読んでみよう。