【感想・ネタバレ】メスを置け外科医 泣くな研修医8のレビュー

あらすじ

災後の福島で医療支援をしていた友が死んだ。志半ばでの友の死に、自分は何もしなくていいのかと自問する外科医・雨野。そんな中、福島のある病院が、院長の急逝で診療を続けられなくなったという知らせが。「ならば俺が行く」。外科医を辞め地域医療の現場に飛び込んだ雨野を待ち受けていたのは―― 。現役外科医によるシリーズ第八弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「泣くな研修医」シリーズ、なんだかんだでもう8冊も出たのかー!すごいな。
雨野先生、ついに福島の病院の院長として赴任しました。すごい決断だよね。もう完全に、著者の分身だから、このあと結婚して父親になるところもずっとフォローしていきますよ。楽しみ楽しみ。
目の前に困っている人がいる。福島で困っている病院がある。誰かが行かなければいけない。
そんなときに「じゃあ自分が」って思える、そういう人でありたいけど、人はみんな、「でも〇〇だから…」「自分じゃなくても」と、行動しない理由を探してしまう。
実際に行動した中山祐次郎さん、っていうか雨野先生?っていうか両者とも、本当にすごい決断をして、その結果中山祐次郎さんは今に至っているわけだよね。雨野先生はそのあとをおっかけていくわけね。
私がやらなくちゃ!と思ったときは、行動しなくちゃ。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

今回のお話もぐいぐい引き込まれました。

場を変えること。
本気で、新しい場に臨むこと。
それぞれの考えと、その先で起きてくること。

時を経て、ようやく語り得ることもあるのかなと思いながら読みました。

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2025年11月19日

QM

購入済み

新刊の通知が来てすぐに購入、待ってました。

医療に対する自分の理想と、時にはどうにもならない現実が衝突して、自分はなんて無力なのだろうと思わされる、そんな医師の苦悩がよく描かれていたと思う。

30代の若さで過去に培ってきた経験や知識を駆使して、被災地でもある地方の小さい病院の院長になろうと決心した雨野先生の勇気には感動した。
外来から治療方針の決定から経営まで、どんなことも自分が主となって決断していかなきゃいけない環境、想像を絶するものがあるんだろうな。

命のはかなさ、医療の限界、理想と現実、そんなことについて深く考えさせられる内容でした。

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

 「メスを置け〜」とのタイトルから幾つかの予想はいたしましたが、かなり突然の展開で思いの深さと惰性への嫌悪を感じた。
 雨野先生が行くところにはいつもハキハキとした女性がいて頼もしい存在になる。何がちょっとズルいと思ってしまった。羨ましい出会いとは裏腹にもどかしい行く末なのもいつもながらの流れです。
 生涯通じてひとつの職に就く時代はとうの昔に過ぎ去ったこの頃、決断は突然かつ大胆に動くのがトレンドなのか?前触れなく去る決意を突然伝えられる実態も耳にする。
 多様性を受け入れるには多様な経験値が大切な判断材料になりそうな気がする。経験値に基づく見識を広げられればより受け入れられる異質なものも広がりを見せる?
 突然の大きな辞退は新たな出会いと受け入れる意識の拡張が得られる気がした。雨野先生の次なる出会いを楽しみに待ちます。

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

外科医としての成長していく姿を見ていたところからフェーズが変わり新鮮な気持ちで一気読み。次はどこでどんな出会いがあるのか楽しみ。

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2025年11月11日

購入済み

期待はずれでした

短銃なストーリーで恋愛小説ぽく全く期待外れでした

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんとも気持ちがざわついた。フィクションだからかそんなにすぐに辞めてしまうのか。同級生が亡くなり地域医療を支えるため向かうのはいいと思うが外科医の仕事に飽きてきた、そんなふうに見えてしまう。指導してきた先輩から見たらやっと使えるようになったのにと残念だろう。当直がきつかったとしても他に外科医を続ける方法はなかったのかな。そして福島の病院長として骨を埋めるでもなく半年で外科医に戻るって。どちらの患者からも信頼を失いそう。
全く余計なお世話だと思うけど…
でも雨宮先生は魅力的なので次作も読むだろう。女性からモテモテだねえ。

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2025年11月24日

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