【感想・ネタバレ】走れ外科医 泣くな研修医3のレビュー

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ネタバレ

隆治先生、凛子先生、吉川さん、葵ちゃん、佐藤先生
シリーズ3作目、みんなに愛着が湧いてきて面白かった。隆治先生はすごく成長していた。
凛子先生も、まだまだ経験が浅いけどその中でとても頑張っていて着々と成長していて応援したくなる。
最後の山登りは、途中でどうなるかとてもヒヤヒヤしながら見ました。葵ちゃんと凛子先生の涙のシーンが、どうしようもなく切なくて泣けました。

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2024年04月14日

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後輩を指導するまで成長した雨野隆治。
しかし、目の前の事に日々全力を注ぐ隆治は同期との差や恋人との関係に落ち込み悩んでいく。

それでも患者さんに寄り添い続ける雨野さんは心から優しい方だと思いました。

歳が近い葵との出会いは、隆治の医者としての立場が揺れる日々。
葵のグイグイくるところが少し苦手でしたが、読み始めると心を掴まれる作品です。

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2024年03月17日

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 先週末の午前一時ごろ、牛ノ町病院に二十一歳女性、腹痛を主訴に救急搬送された。
向日葵、既往歴に胃癌がある。東京の夏生病院でかかりつけになっている。しかし夏生病院は、事務方から緊急手術か集中治療室に入りそうな重症の救急車以外は受けるなとか医師に言っているらしく…。カンファレンス室で主人公の雨野隆治の四年先輩にあたる外科医佐藤玲が言う。状態が安定したら退院させ夏生病院に引継ぐ、その前に佐藤からCT画像を撮るように指示されていた。
 若年性の癌―硬癌だから…。ステージⅣ

 向日のベッドサイドに行ったのは、日中の手術を二件終え、他の全ての患者の回診を終えた午後七時半過ぎだった。

 その直前、隆治は病棟の電子カルテで向日のCT検査結果の画像を見ていた。息を呑んだ。画像では、お腹のなかに無数の小さな粒が見える。腹膜播種だ。もう完全に治るチャンスはないと言ってもいい。(以下割愛)

 隆治は自分の血圧が下がっていくのを感じた。だんだん頭が重くなり、肩にも…。どんな顔で向日の部屋に行けばいいのだろうか。

 一方、前作に研修医として登場した西桜寺凛子が医師として外科を選び、雨野の後輩となった。

 その週末、隆治は彼女のはるかと上野の「ハミルトン」でランチをしていた。
二人のデートはいつも月に一・二回で「予定は決めないことにしよう」とはるかが提案したのだ。病院から連絡が入り直ぐに帰院できるエリアだ。
はるかに、隆治が「人間じゃない別の生き物」と評価される一幕があった。

 凛子は、雨野先生みたいになりたいと願っている。雨野の信頼度は、彼が情に厚いからでしょうか?でも雨野の同期の川村は、既に場数を踏んで国際学会で論文を発表しているという。隆治は初めての論文書きに焦る。「アメちゃん」と信頼される雨野先生!今回の著作も色々なエピソードが面白い。

 はるかと一緒に、鹿児島の実家に帰った。隆治のかあさんと会うのは初めてだった。薩摩揚げ屋を営んでいる母は、二人に麦茶を入れて出迎えた。二人で父兄の墓参り。その後母息子の会話は素っ気ない。
その日の夜、はるかとお酒を飲みながら「ちょっとお母さんに冷たくない?」と口火を切り「俺は薄情もんで」、隆治は親子だから言えないこともある。大粒の涙を流し出した。カウンターテーブルの下で、はるかは隆治の手を握った、はるかも泣いていた。
 読書は楽しい。

 それぞれの人物が描かれている。
勿論、色々なエピソードに人間味があって面白い。「人間じゃない別の生き物」と書きましたが、決してそうじゃない。
読んでいると、降雨のシーンが多い。雨男か?でも雨降りが好きらしい。
鹿児島に帰省した時も雨が降った。

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2024年01月15日

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急な呼び出し、緊急オペなどリアルな外科医の生活だなぁと思った。
セリフ多めで情景が浮かびやすく読みやすかった。
シリーズ第三弾から手に取ったが、他の作品も読みたくなった。

追記
スプレー缶で遊ぶおじいちゃんの話を読んで、大根が肛門に入って運ばれてきた患者を思い出した…!
色々いるんだな〜。笑

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2023年05月14日

ネタバレ 購入済み

この後が気になります

ドラマ化ということで、一気に3冊分読了。
佐藤先生や凛子先生の視点もあり、今までより多元的に話が進みます。
佐藤先生のパートナー(候補?)の渋谷氏に来ているというお見合い相手、凛子先生のプロフィールに似ているように思うのは気のせいでしょうか?
ラスト後、きっとみんな怒られてしまうんだろうなと思うが、それでも突っ走るしかない熱さを忘れてしまっていないかと己を振り返りました。

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2021年05月18日

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若手外科医・雨野隆治のもとに急患で運ばれてきた21歳の向日葵。彼女はステージ4のがん患者だった。自分の病状を知りながらも明るく人なつっこい葵は「人生でやっておきたいこと」を打ち明ける。医者としてとめるべきか?友達としてかなえてあげるべきか?

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2024年05月16日

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今回は、病院内の出来事よりも登場人物にスポットライトをあてた物語。これはこれで面白かった。最後の方は、話の展開にちょっと無理があるな、と感じはしたものの。続けて読むと飽きてしまうと思うので、また数ヵ月後くらいに第4巻を手に取ってみようと思う。

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2024年05月05日

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好きなシリーズ第三弾。成長が見れたし、少し必死さから抜け出してドラマ展開が楽しめた。
続きやそれぞれの人物の本音が気になる終わり方だった。

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2024年04月28日

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ネタバレ

感想
主人公が成長していくところが面白い。前巻よりも結構頼れる感じになってきた。

今回は先輩の佐藤や後輩の西桜寺の視点からも物語がある。西桜寺が雨野に憧れていたとはちょっと意外。

もしかして、西桜寺も雨野のことを想ってたりしてなんて思ってしまう。

あらすじ
雨野隆治は、四年目の外科医。少しずつ仕事も任され、自信がついてきた頃である。当直時の急患で二十一歳のガン治療中の患者と出会う。無邪気であどけない彼女のガンはもう治らないところまできていた。

腸の病気で入院してきた偉そうな議員が禁食にも関わらず、寿司を食べて緊急手術になる。議員の横柄な態度にも毅然と対応するなど成長を見せる。

佐藤は恋人からプロポーズされ、仕事を辞めてアメリカについてきてほしいと言われるが、自分のキャリアを諦めきれず断る。

雨野は、21歳の末期ガン患者である向日と西桜寺と彼女の夢を叶えるため、富士山に登る。結構登山は過酷だったが、3人ともなんとかやり遂げる。

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2024年04月13日

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ネタバレ

医療系の話は好きなので、このシリーズ3作目だがどれも興味深く読んでいる。
なんとなく辛いエンディングを覚悟していたので最後までヒヤヒヤしながら読んだが、最終的にはほっとする結末。
でも葵はその後どうなったのか?と考えると…。

あとは、先輩医師である佐藤の視点からの話は途中で終わってしまった気がして、モヤモヤが残った感じ。
佐藤の見方や考え方、彼女にまつわるストーリーもすごく深くて、それだけでもう一冊本にしてほしいぐらい。

シリーズの続きも読もうと思う。

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2024年04月12日

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ネタバレ

自身では外科医としてまだまだ力不足を感じているが、先輩目線では成長を認めてられており。後輩からは先生のようになりたいと尊敬されている。また全員が悩みを持って生きている。
今巻は初めて主人公以外の登場人物からの視点で書かれたパートがあり、新しい面白さがあった。

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2024年02月16日

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シリーズ3作目。
外科医の勤務の過酷さが今まで以上に伝わってきた。
恋愛もままならない日々は、本人はもちろんお相手も相当な覚悟がいるなと思った。
21歳の末期癌患者の葵との関係は、正直「そこまでやってあげるの?」と思ったけど、葵にとっては最高の先生に違いない。
凛子の口調が鼻につくので、それがなかったらもっと感動的だったかも。

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2024年02月14日

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シリーズ4から読み始めたのでようやく話が繋がった。東京の牛ノ町病院。外科医五年目の隆治は夜中の救急外来も一人でこなせるほどに成長していた。はるかとの交際も順調に進んでいる。
深夜運ばれてきた21歳の向日葵はステージⅣの癌患者だった…。

今回は研修医として戻ってきた凛子先生や先輩外科医、佐藤玲のプライベートを絡ませながら話が進む。

「外科医は人を傷つけることが許される。その代わり、人を殺めることさえある」世界だと、新人だった隆治に教えたのは佐藤。「医者になって8年、私生活のほぼすべてを犠牲にして、いや時間のすべてを外科医としての腕を上げるために使ってきた」が、恋人の渋谷から医者を辞めてアメリカについてきて欲しいと言われる。「外科医を辞める」ことがはたして自分にできるのか!
結婚、妊娠、出産。 自分は女だけれど、早く一人前の外科医になりたい。
それ以外の人生は自分の人生ではない!
背筋を伸ばして前を向こうとする彼女の姿に意志の強さを感じた。

隆治は初めての学会発表を無事に終え、向日葵、凛子先生と共に富士山の頂上を目指す。葵の願いを叶えるために。
100ページにわたる登山シーンがリアルに描かれている。夜明けに雲海の上から漏れ出る眩しい光。光の中に立つのは医師と患者を越えた同じ時間を共有する人間なのだと思えるラストが良かった。

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2024年02月11日

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ネタバレ

後輩から、隆治のような先生になりたいと思われるようになるとは5年の努力はすごいものなのだなぁ。
医者が患者と院外で会うこと。葵ちゃんのやりたいこと。ヒヤヒヤしながら読んだ。ちゃんと叶ってよかったけれど、リスク高すぎるし、先生はちょっと準備不足な気もした。
富士山て大変なんだなぁ。いつか登ってみたいけれど相当体力つけなくちゃ。

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2024年01月08日

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どんどん頼れるお医者さんになっていく。
みんなをリードする場面も増えていて、研修医のころからの成長を感じてうれしくなる。
楽しい読書体験ができる素敵な小説だなぁ。

山に登ったのにはビックリした。
ここまでする人は現実にはほぼいないだろうし、それでいいと思うけれど、自分は誰かのためにこんなに一生懸命になれるだろうかと考えてしまった。

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2023年11月10日

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雨ちゃん先生、成長してる!

それにしても、直腸異物だけのセッションがあるとは…
まぁ、水晶玉入れる人もいたみたいだし、スプレー缶くらいなら、まぁ…

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2023年11月07日

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患者との向き合い方は、患者の数だけあるのだなと思わされた。
主人公の行動に勇気づけられた。
それと共にシリーズを通して成長する主人公に胸が熱くなる。応援したくなる。頑張れ、外科医。

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2023年07月28日

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今回の3作目では、外科医として活躍する傍ら、プライベートで生じるライフステージならではの問題が描かれた。医師として理論的に対応できるのに、自分の想いと向き合おうとすると答えが出ない。そんな不器用さが出ていて面白い。また、後半に出てくる登山の話も、やはり理論では登れない。息苦しく、痛々しいのは描写から苦しい程伝わってくる。過酷な登山の中でなぜ登るのか、感情が揺さぶられながら頂上まで到達した時の経験は、病との向き合い方や人生の捉え方を今までとはまるで違う感覚で考えられるようになるのではないかとさらに成長した部分を予想させた。

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2023年04月13日

Posted by ブクログ

面白かった
主人公の成長を感じ、なんだか嬉しくなった
今回も、いろいろと考えさせられた
よい作品だと思う

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2023年02月08日

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ネタバレ

今回は隆治だけじゃなくて、佐藤玲目線の描写もあってよかった。
佐藤さんの今後が気になる。
実際、医者が患者と登山行くなんてあまりない設定だから個人的には△
だけど、話がスラスラ入ってきてよみやすかったです。
第四弾も早く読まなくては。

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2023年01月23日

購入済み

やはり素晴らしい

感動シーンやほっこりするところなどがあり漫画を読んでいるかのようにあっという間に読み終りました。
早く次の作品が読みたいと素直に思いました。


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2022年11月18日

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外科医隆治は医者5年目になった。シリーズ第3作目。
隆治の恋愛。先輩外科医の佐藤が恋愛と結婚の間の葛藤。
末期癌患者の葵との富士山ご来光登山など伏線もたっぷり。
凛子のキャラが深刻なときも場を明るくしてくれる。

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2022年11月17日

Posted by ブクログ

「泣くな研修医シリーズ」を続けて2冊。
このシリーズを読むと、医者という職業に就くまでも、就いてからも、並々ならぬ努力が必要で緊張・プレッシャーにさらされるのをひしひしと感じる。

患者への初めて処置。主治医になること。投げかけられる質問も含め、人間相手の初めてって正直かなり怖いしドキドキする…。
名医と呼ばれる人も本作の登場人物のように、こうやっていっぱい悩んで後悔もして経験を積んでこその今なんだろうなって思う。
それにしてもいつ呼び出されるかも分からなくて、自分のプライベートってあるのかな…。

力不足の自分への不甲斐なさ、患者との距離感、自分の大切な人と過ごす時間。
悩みながらもいつの間にか後輩を指導する立場になった雨野。
ハラハラしながらいつも応援しながら夢中であっという間に読んでしまう。
医者には医者の考えや思いがあり、同じ病気でも患者にもそれぞれの思いがある。いろんな葛藤があって、読んでで苦しかったり切なかった。
「走れ外科医」では、後半ただ祈るような気持ちでした。
今後も彼の成長を見守っていきたい。

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2022年10月29日

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泣くな研修医第三。若手外科医として成長してきたアメちゃん。涙する場面は少なくなったがとても良く理解してくれる彼女もでき少しホッと出来るストーリーも好きです。

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2022年08月02日

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それなりに出来ることも増えてきて
自立ができるようになった主人公
若くて、もう命が残り少ない患者との最後の思い出作りにも付き合っていったりして。
実家に帰って母にもあったりして
だいぶ成長したね。

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2022年07月21日

Posted by ブクログ

シリーズ3巻目。アメちゃん、成長してる。
クスッと笑える場面もあり、楽しく読めました。ラストはとても良かった。本当に。

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2022年07月12日

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ネタバレ

初めて佐藤のプライベートな部分が明かされる。心の中で「玲ちゃん、渋谷さんや彼を取り巻く環境は玲ちゃんにとって✖️だよ」と囁いてしまった
後半の富士登山はちょっと無理(無茶)じゃないかと違和感を感じてしまった。研修医二人が末期癌患者を連れて病院には報告なしで、なんて。いくら患者本人からの申し出としても…てそれじゃ物語にならないもんね
ラストは御来光を無事見れてなんとか下山できたことで清々しいものとなった(自分自身なんで同じ日の出なのに富士山頂で見るとあんなにも感動するのかと改めて随分昔を思い出した)

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2022年06月26日

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外科医5年目の雨野が後輩に指南している姿が頼もしかった。また成長を実感。前作で外科医になればいいなーと思っていた西桜寺凛子が再び登場して嬉しかった。
雨野が佐藤のようになりたいと思うように、凛子が雨野のようになりたいと思っているところが、医療者の熱心さを感じた。

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2023年04月27日

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シリーズ3作目。
隆治がかなり頼もしくなっていて、凛子の頼れる先輩となっていて嬉しい。
途中の佐藤先生が結婚や出産、医師の中断などを考え迷うシーンもよかった。応援したくなる。
最後の富士登山シーンは、本当に患者と医師でこんな事することあるのかな?とちょっと怖くなった。健康体でも厳しいのに、末期癌患者ととは…でも無事終えられて良かった。

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2022年03月29日

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脇役を固める人物たちのスピンオフストーリーが展開。女ターミネーター佐藤先輩のターンは嬉しい。それにしても外科医はみんな、こんなにも私生活を犠牲にしてるいのね。。ほんの少しでも疑いを持つ自分が汚らわしくさえ思える。

一方で経験を重ねて成長してきた主人公の目線は、自然と技術的なものから観念的なものへ変わっていっている気がする。
死とは、医者とは、外科医とは。


──プレイヤーをせず、コマンダーをせよ。

へー、医学の教科書にこんな名言があるのね。
自分はまだまだ全開でプレーヤー中。むしろやっとなれたところ。何倍も濃密な外科医という人生についていけてない。人の命というとんでもなく厳しい納期の中で、こうやって人は成長していくんだなー。
ついついとりとめないことばかり考えてしまった。

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2024年01月13日

Posted by ブクログ

牛ノ町病院の若手外科医・雨野隆治。
外科医として、過酷な日々を過ごしている。

21歳の癌患者・向日葵が救急搬送されてくる…
ステージ4、肺と肝臓にも転移が…
葵の『人生でやっておきたいことの1位』、富士山登頂に付き合わされることに…
医師として、止めるべきではないのか…
何かあったら…

葵は富士山に登頂できるのか…

外科医として、成長した隆治。
患者に真摯に向き合う姿勢は変わらない。
後輩・凛子の存在が外科医としての隆治の成長を一層感じさせる。
恋愛に関しては相変わらずで、はるかとの関係も、なかなか進展しない。
あまりにほったらかしすぎないか…
2人の将来は⁇
やっぱり、看護師・吉川も絡んでくるんだろうか⁇

隆治の外科医としてのさらなる成長も楽しみだ。

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2023年08月13日

Posted by ブクログ

シリーズ3作目。
外科医5年目になった主人公の雨野隆治。
読み始めて、数ページで感じた。
これが同じ主人公なのか???
1作目の時はあまりに自信が無さ過ぎて、無茶苦茶イライラしたのに、今作の隆治はもう簡単なオペもこなし、一人で夜間の救急外来もこなす。
5年でこんなに変わるものなんだなぁ。
前回までの2作では、悲しい別れが隆治を苦しめていたが、3作目にして患者さんが亡くならないのは救いだったが、20歳でステージ4の向日との交流での心の葛藤は人の死と同じくらい辛いものがあった。
向日の願いで、研修医の凛子と3人で富士山登頂に挑んだシーンは病院の物語からは脱線していたが、心の中でずっと「頑張れ」と言い続けてしまった。
3作でこれだけ成長した隆治。
4作目でどこまで成長するのか、今から楽しみ。

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2023年01月28日

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