あらすじ
災後の福島で医療支援をしていた友が死んだ。志半ばでの友の死に、自分は何もしなくていいのかと自問する外科医・雨野。そんな中、福島のある病院が、院長の急逝で診療を続けられなくなったという知らせが。「ならば俺が行く」。外科医を辞め地域医療の現場に飛び込んだ雨野を待ち受けていたのは―― 。現役外科医によるシリーズ第八弾。
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Posted by ブクログ
メスを置け、外科医
まさかまさかの、牛ノ町病院を辞めるという展開には本当に衝撃を受けました。あまりにも突然で、思わず声が出るほどです。何より、大好きだった佐藤先生とのやりとりがもう見られなくなると思うと寂しくて、中山先生、ひどいよーと心の中で叫んでしまいました。
メスを置き、福島で地域医療に向き合う決断。その意義はよく分かります。自分も田舎に住んでいるからこそ、地域医療の大切さを身近に感じています。それでもやはり、まだ若いのに、これからもっと技術を磨いて、日本の医療全体に貢献してほしいという気持ちが強く残りました。
理想と現実、医師としての成長と使命。その間で悩みながら決断する姿がとてもリアルでした。
Posted by ブクログ
タイトルから、雨野が外科医を辞めるのだとはわかっていたが、まさかの福島への赴任。
でも、それを知って、「ああ、中山先生の実体験が反映してるんだな。雨野は中山先生なんだなー」と、納得。
ただ、その後の半年間の流れは、創作エピソードだろう。
異常に濃い半年の院長生活。
雨野は、これから何処に向かうんだろうか。
興味深い。
しかし。。島のシマといい、今回の冴木といい、病とともに生きる女性の力強さよ。。
Posted by ブクログ
退職、被災地の病院への赴任という人生の大きな転換点で、また一段と成長した雨野先生。
過疎地の医療について考えさせられました。
出会いと別れにホロリとしつつ、次の赴任先はどこになるか楽しみです。
Posted by ブクログ
東京の病院を辞めて、福島に行くことを決めた雨野先生にびっくり!
実際、著者の中山祐次郎先生は、福島原発から22キロにある高野病院の院長が亡くなられて、直後の2ヶ月間を36歳で院長を務められたという(幻冬社plusの「高野病院日記」で日記が読める)。
福島で誰かが頑張ってくれているという遠い出来事ではなく、悩みながら奮闘してくださっている医師や看護師、技師さん、栄養士さん達がいることが以前より身近に感じられた。
管理栄養士さんのお仕事次第で、患者さんは食欲が湧いて、前向きになれる力があることを本作で知った。めっちゃ大切なお仕事だった。
頼もしい看護師冴木さんや明るい管理栄養士米衣さん、今回も本の中で良い出会いに恵まれた。
それから凛子先生の突然の訪問で、瞬時に空気が明るくなったように感じられた。
当たり前だけど、いろいろな性格の人がいて、医療が成り立っているんだなぁ。
Posted by ブクログ
このシリーズが大好きで、新シリーズが出るたびに読んでます。
今回も泣かされました。
中山さんの経歴を見たけど、彼の実体験が結構反映されているのかな?と思いました。
次の外科医の話も期待してます。
Posted by ブクログ
そうよね、外科医ってタイトルについてるだもん、そうなるよね
雨野先生いい経験をしましたね。
へぇ、ここに留まるのかなぁと思ったけどやはりまだまだバリバリ外科医であってほしいです。それに大きく導いてくれた三春さんにも心から感謝ですね
そしてまたまた恋愛は不完全燃焼
それでいいです。米衣さんはとても素敵な女性。いつかきっと再会して次のステップへ進めそうな予感がします
今回も読みやすくあっという間でした