南杏子のレビュー一覧

  • アルツ村 閉ざされた楽園

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    ネタバレ

     「アルツ村」この題名で物語の題材が予測できたけれども、なかなかに考えさせられる物語でした。家族が、自分が、と。目的はアレだけれどもそれだけ切羽詰まった現実があるから縋りたくなるなと。怖い話だと片付けられない。

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    2025年08月02日
  • 希望のステージ

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    晴れ舞台に懸ける想いは人それぞれ。自身の心の傷も抱えつつ、色んな「ハレ」に寄り添うことで主人公自身も穏やかにしなやかに息ができるようになっていく姿が清々しい。そして「絶対」という言葉の眩い強さの繊細な紙一重さを考えさせられる。

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    2025年06月13日
  • ヴァイタル・サイン

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    2025.6.7
    お話の内容よりも看護師の過酷な労働環境に胸が苦しくなった…
    こんな仕事のために生きるみたいな生活できないよ

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    2025年06月11日
  • ブラックウェルに憧れて~四人の女性医師(仮)~

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    四人の女医の苦悩と奮闘を、医師だからの目線で描いた作品。

    オペチームリーダーになれなかった仁美の話が一番辛い。飲みの席で先輩医師から言われた一言は結構衝撃的だった。

    他の3人の物語も仕事と日常の過酷さが絡み合って、非常にリアリティ溢れる内容になっている。

    城之内先生の言葉
    間違った選択なんてない、自分がいいと思う生き方を選びなさい。

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    2025年06月07日
  • いのちの十字路

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    次は絶対に同じ後悔をしないー 何かあるたびに、そう決心して乗り越えてきた

    つい折れそうになる自分の心を支えるのは、そんな気持ちなんだよね。

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    2025年05月29日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    「多重人格の精神科医」「解剖技官」「当直当番の外科医」
    「歯科医」「介護認定」など医療現場の犯罪について5短編。

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    2025年05月16日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    改めて考えると、医師作家さんって案外多いんだな。今作の共著者5名以外にも、夏川草介さん、知念実希人さん、朝比奈秋さんなど好きな医師作家さんがたくさん。あまり自覚していなかったけど、医療ものが割と好きみたい。
    精神科、歯科、在宅医療など、舞台になっているところもバラバラで、新鮮な気分で読めた。
    初読みの七尾与史さん「患者は二度死ぬ」と南杏子さん「サイレント·ペイシェント」が好みだった。

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    2025年05月13日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    謎解き診察室 本日も異常あり/久坂部羊他4名/幻冬舎文庫/「悪いのはわたしか」は、解離性同一性障害(いわゆる多重人格)を題材として挙げているが、精神に関する病気に対して十分読者が理解できていないため、最後のオチになる部分が理解できない。他の作品はそれぞれの著者の専門的見地を絡めた内容で特色ある内容となっている。

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    2025年04月25日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    「死は負けではなくゴール」
    本の最後の最後に出てきたこの言葉に
    心から救われました。
    これ以上手の施しようがないと、大切な人が医師に告げられた後の日々
    何をどうしてあげたって後悔しか残らない。
    3年経った今も昨日のことのように思い出して心が苦しい。
    この物語の中には私と同じ気持を抱えている人がたくさん登場してくる。
    こんな医療者、医療機関が増えて欲しいと心から願います。

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    2025年04月08日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    ドクター作家5名の共著だが、小説家としてのレベルが違い過ぎて、久坂部氏と七尾氏はやはり面白いが、他3名は今二つで読み飛ばしたくなるような出来。

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    2025年04月07日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    ネタバレ

    2025/03/08リクエスト 1
    『サイレント・ペイシェント』がよかった。
    介護認定の詐欺。誰しも認定してもらいたい、そうでなくては生活が成り立たない、そんな気持ちを考えると、詐欺はいけないことだがそう思う気持ちも理解できなくないと思う。

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    2025年04月03日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    久坂部羊、小松亜由美、中山祐次郎、七尾与史、南杏子『謎解き診察室、本日も異状あり』幻冬舎文庫。

    5人の医師作家による医療ミステリー短編アンソロジー。

    中山祐次郎と南杏子は初読みの作家。七尾与史が医師作家だとは知らなかった。

    七尾与史の『患者は二度死ぬ』がピカイチで、後は並以下の出来だった。

    久坂部羊『悪いのはわたしか』。そういうオチであったかと納得するも、真実は一体何処にあるのかと頭の中が混乱した。新聞で人生相談の連載を持つジャズピアニストにして精神科医である女性医師の元に怪文書が届く。怪文書が届いてから女性医師は次第に精神的に弱っていくのだが……

    小松亜由美『半夏生のトルソー』。瓢

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    2025年03月29日
  • いのちの波止場

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    緩和ケアってなんだろう?とじっくり考えさせられた。特に死ぬ間際の親子関係の話が。死ぬ時は家族に見守られて、というのが当たり前ではない人もいる。誰の意思を一番に考える?意識レベルが低下したら患者の意思を無視していいのか?生きることとは、死ぬこととは…

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    2025年02月16日
  • いのちの停車場

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    ネタバレ

    積極的安楽死を
    どう考えるか?
    って話。

    患者本人ができるだけ安楽に最期を迎えられるのが一番だ〜って話。

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    2025年01月23日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    とても読みやすい短編集だった

    魚類譚 ちょっと異彩を感じた
    闇の論文 過去に宗教が人々を救ったように、ガン代は医療が人々を救っている

    空中テント 認知症の恐ろしさを知る

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    2025年01月18日
  • ディア・ペイシェント 絆のカルテ

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    言ったもん勝ち、声を大きく荒げたものが勝ち、モンスターペイシェントが医療業界にも広がってきている。

    ただ真っ当に医療に尽くしたい内科医の千晶だが、理不尽な要求をしてくる患者「様」に心も体も時間も奪われる。病院側は利益追求のため患者様ファーストであり、ドクターたちを助けてはくれない。
    小説ということもあり過剰に描かれているのかと思ったが、他の方の感想を読むと思いのほかリアルなのだそう。
    疲弊していくドクターや職員に胸が苦しくなる。

    本書では最後多少の光が見えはしたが、現実ではこんな日々が続いているのかと思うと、この先医療が崩壊しないのかと不安になった。

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    2025年01月15日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医療従事者でありながら小説も書く、凄い方々の短編集。どの話も知識と経験をもとに書かれているので、現実感アリアリ。「魚類譚」、「パイナップルがある光景」、「闇の論文」、「空中テント」が面白かった。

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    2024年10月14日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    会社で関わることになる「医療ガス」→在宅医療、について知りたくて&おばぁちゃんに会いにいくタイミングだったことから手に取った本。
    自分の死に方についての希望はなんとなくあるけど、自分の大事な人の最後に際して、
    迷いなく本人の希望を叶えてあげられるのだろうか。仮にその希望が死期を早めるものだとしたら...

    死ぬことは諦めじゃなく、ゴール。
    積極的な治療を選ばないこともきっと、「諦め」とは違って、「生き方」な気がする。

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    2024年10月02日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    流石全員医師だけあって、医療現場の描写は迫力あるし、過労死ライン超過等の働き過ぎ問題や様々な課題が浮き彫りにされているが、小説としての上手さや完成度は、やはり久坂部氏以外は然程でもない。南杏子氏は出版社勤務から医師になった変わり種らしく、文章のセンスはなかなかだった。

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    2024年06月19日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    人それぞれの「死生観」に向き合い、考えさせられる作品。

    母が「これ面白いで。あんたの仕事のやつやろ〜?読み終わったからあげるわ〜」と言って数年前にくれた小説。

    この仕事の経験を積んだ今、読み直すと全く感じ方が違った。

    そもそも、訪問診療と病院の医療とでは考え方の根本が全く異なる。
    病院は最善の医療を行うところで、訪問診療はある意味、看取りの医療とも言える。

    著者の南杏子先生は子育てをしながら、33歳で医学部に入られたそうで、それはもう想像を絶するレベルの努力家なんだろう。素直にかっこ良すぎるし、尊敬しかない。

    しかし、ふと、癌末の患者さんに点滴をしている描写がさらっと書かれているのは

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    2024年06月12日