南杏子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『いのちの◯◯』シリーズで訪問介護を書いていた南さんだが、今回は認知症がテーマ。
夫からのDVのために、娘と一緒に逃げ出した明日香。逃げた先で保護されたのは認知症の患者が暮らすアルツハイマーの村。最初のDVの場面や、認知症の住民達とのチグハグな会話、途中で挟み込まれるマスコミらしき調査。なかなか読むスピードが上がらない。
ミステリーらしき展開なのだが、ミステリーでも無いようなので着地点を見出せずに進んでいく。なんとか最後の展開を想像しながら読み進めると、その通りに進んで行く。
しかしながら、最期のとんでもないどんでん返しがあった。ここまでは想定できず、今まで読んだ内容がひっくり返されてしまった -
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Posted by ブクログ
この作品は、「生きること」と「死を迎えること」をとても静かで優しい視点から描いていて、読み進めるほど心が落ち着いていく物語だと感じました。派手な感動ではなく、日常の中にある小さな選択や人との関わりが、命の重さを強く伝えてきます。
特に印象的だったのは、最期をどう生きるかは、その人の人生そのものだという考え方です。医師としての葛藤や、患者や家族の想いが丁寧に描かれていて、「正解」は一つじゃないことを考えさせられました。
悲しい場面も多いけれど、絶望だけではなく、人の温かさや希望がちゃんと残るところがこの作品の魅力だと思います。
読み終わったあと、「今を大切に生きよう」「人の話にもっと耳を傾けよう -
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