南杏子のレビュー一覧

  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    ネタバレ

    2025/03/08リクエスト 1
    『サイレント・ペイシェント』がよかった。
    介護認定の詐欺。誰しも認定してもらいたい、そうでなくては生活が成り立たない、そんな気持ちを考えると、詐欺はいけないことだがそう思う気持ちも理解できなくないと思う。

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    2025年04月03日
  • 謎解き診察室、本日も異状あり

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    久坂部羊、小松亜由美、中山祐次郎、七尾与史、南杏子『謎解き診察室、本日も異状あり』幻冬舎文庫。

    5人の医師作家による医療ミステリー短編アンソロジー。

    中山祐次郎と南杏子は初読みの作家。七尾与史が医師作家だとは知らなかった。

    七尾与史の『患者は二度死ぬ』がピカイチで、後は並以下の出来だった。

    久坂部羊『悪いのはわたしか』。そういうオチであったかと納得するも、真実は一体何処にあるのかと頭の中が混乱した。新聞で人生相談の連載を持つジャズピアニストにして精神科医である女性医師の元に怪文書が届く。怪文書が届いてから女性医師は次第に精神的に弱っていくのだが……

    小松亜由美『半夏生のトルソー』。瓢

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    2025年03月29日
  • いのちの波止場

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    緩和ケアってなんだろう?とじっくり考えさせられた。特に死ぬ間際の親子関係の話が。死ぬ時は家族に見守られて、というのが当たり前ではない人もいる。誰の意思を一番に考える?意識レベルが低下したら患者の意思を無視していいのか?生きることとは、死ぬこととは…

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    2025年02月16日
  • いのちの停車場

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    ネタバレ

    積極的安楽死を
    どう考えるか?
    って話。

    患者本人ができるだけ安楽に最期を迎えられるのが一番だ〜って話。

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    2025年01月23日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    とても読みやすい短編集だった

    魚類譚 ちょっと異彩を感じた
    闇の論文 過去に宗教が人々を救ったように、ガン代は医療が人々を救っている

    空中テント 認知症の恐ろしさを知る

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    2025年01月18日
  • ディア・ペイシェント 絆のカルテ

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    言ったもん勝ち、声を大きく荒げたものが勝ち、モンスターペイシェントが医療業界にも広がってきている。

    ただ真っ当に医療に尽くしたい内科医の千晶だが、理不尽な要求をしてくる患者「様」に心も体も時間も奪われる。病院側は利益追求のため患者様ファーストであり、ドクターたちを助けてはくれない。
    小説ということもあり過剰に描かれているのかと思ったが、他の方の感想を読むと思いのほかリアルなのだそう。
    疲弊していくドクターや職員に胸が苦しくなる。

    本書では最後多少の光が見えはしたが、現実ではこんな日々が続いているのかと思うと、この先医療が崩壊しないのかと不安になった。

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    2025年01月15日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    医療従事者でありながら小説も書く、凄い方々の短編集。どの話も知識と経験をもとに書かれているので、現実感アリアリ。「魚類譚」、「パイナップルがある光景」、「闇の論文」、「空中テント」が面白かった。

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    2024年10月14日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    会社で関わることになる「医療ガス」→在宅医療、について知りたくて&おばぁちゃんに会いにいくタイミングだったことから手に取った本。
    自分の死に方についての希望はなんとなくあるけど、自分の大事な人の最後に際して、
    迷いなく本人の希望を叶えてあげられるのだろうか。仮にその希望が死期を早めるものだとしたら...

    死ぬことは諦めじゃなく、ゴール。
    積極的な治療を選ばないこともきっと、「諦め」とは違って、「生き方」な気がする。

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    2024年10月02日
  • 夜明けのカルテ―医師作家アンソロジー―(新潮文庫)

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    流石全員医師だけあって、医療現場の描写は迫力あるし、過労死ライン超過等の働き過ぎ問題や様々な課題が浮き彫りにされているが、小説としての上手さや完成度は、やはり久坂部氏以外は然程でもない。南杏子氏は出版社勤務から医師になった変わり種らしく、文章のセンスはなかなかだった。

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    2024年06月19日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    人それぞれの「死生観」に向き合い、考えさせられる作品。

    母が「これ面白いで。あんたの仕事のやつやろ〜?読み終わったからあげるわ〜」と言って数年前にくれた小説。

    この仕事の経験を積んだ今、読み直すと全く感じ方が違った。

    そもそも、訪問診療と病院の医療とでは考え方の根本が全く異なる。
    病院は最善の医療を行うところで、訪問診療はある意味、看取りの医療とも言える。

    著者の南杏子先生は子育てをしながら、33歳で医学部に入られたそうで、それはもう想像を絶するレベルの努力家なんだろう。素直にかっこ良すぎるし、尊敬しかない。

    しかし、ふと、癌末の患者さんに点滴をしている描写がさらっと書かれているのは

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    2024年06月12日
  • ヴァイタル・サイン

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    本当は星4個つけたいけど...。
    医療現場をかなりリアルに描いている。
    あまりにもリアルすぎて、今までに自分が経験した理不尽なクレーム、辛かった出来事が思い出されて心が苦しくなった。
    いい小説だけど、多分医療従事者が読むと、つらい。

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    2024年04月21日
  • ヴァイタル・サイン

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    みんな精一杯やっているのに追い詰められていく姿がつらい。

    医療や介護に従事している人は、体力的にも精神的にも過酷なのだろうと思うと、待遇や環境ができる限りそれに見合っていくことが絶対的に必要。どうしたって頼りにしていくのだから、正義感や頑張りを搾取してはだめなのだ。

    そうは思っていても、患者の家族だったら、自分の家族とその場面しか見えていないから責めたりしてしまうのではないかと怖い。

    物語は救いがあるけど、そうでないこともあるのが現実なんだろと思う。どんなプロフェッショナルも何も変わらない人なんだということを忘れてはいけない。

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    2024年03月24日
  • ヴァイタル・サイン

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    看護師さんのリアルがわかる。31歳のナース素野子が主人公。使命感と誇りを持ち仕事をしていたけれど、あまりに過酷な現場とシフトに心身ともに追い詰められていく。
    読んでいて本当にしんどかったです。看護師さんの働きには頭が下がります。でも看護師だって人間だもの。夜勤もあるシフトをこなすだけで体に負担がかかる上に人手不足でギリギリ。必死に対応して走り回って、一瞬たりとも休めない。それで患者さんやその家族や医者に罵られたりしたら本当にやってられない。これ以上は無理、どうしろと言うの?!という場面の連続です。自分なら絶対にできないなぁと思った。
    医療現場の労働環境が少しでも改善するように願います。このまま

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    2024年01月30日
  • サイレント・ブレス 看取りのカルテ

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    ネタバレ

    在宅医療について淡々と語られていく様に最初は付いていけなかったが、それぞれちょうどよい長さの短編で、題材についても興味深く、半ばくらいから釘付けに。
    在宅医療、死の間際の延命治療について考えさせられた。

    切なく辛く感じたのはALSの患者さんの母親。
    彼女をあそこまで追い詰める前に周囲はもっとできることはなかったのだろうか。

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    2024年01月21日
  • ヴァイタル・サイン

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    看護士の過酷な労働環境が良くわかった。日本は看護士に対する仕事の評価が低すぎる。人も増やす必要があるが、そのためには給与水準のアップが必要だろう。

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    2023年11月30日
  • ブラックウェルに憧れて~四人の女性医師(仮)~

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    同じ大学の解剖学実習で組まれた女性だけの4人の班。
    城之内泰子教授の元、優秀な成績で卒業し…その20年後…4人はそれぞれ人生の転機を迎えていた。
    医師として、女性として、その実力やキャリアとは関係のないところで苦しみ、悩み、自分の人生とどう向き合うか試行錯誤している様子が描かれている。
    そして彼女達を育てた城之内泰子教授の退官時、教授から彼女達に関わる驚きの真実が伝えられる。

    各章が性の差別と命の2本柱から成り立っている。
    いつの時代もやはり女性について回るのが、結婚、出産、家庭、子育て、親の介護…これらの問題で必ず頭を悩ませることになる。
    (女性だけではない、男性もそれぞれの状況の中闘いっ

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    2023年10月22日
  • 希望のステージ

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    病気があって困難を抱えていても何か夢や希望を持っていれば輝ける。そしてそれを応援してくれる家族や行政、医療のサポートがあったら人は一生希望を持ち続けていかれるのかもしれない。
    誰かを励ますための"絶対"と安易な約束の"絶対"は全く違うけれど、言葉というものはとても重いもので人の心を大きく動かしてしまうもの。自分が発する言葉には責任を持たなければいけないと感じた。

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    2023年07月13日
  • ディア・ペイシェント 絆のカルテ

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    ネタバレ

    モンペばっかりで楽しくはなかった。
    病院にいた時の嫌な記憶が蘇る。
    陽子先生が居なくなったのが悲しい。

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    2023年05月19日
  • ディア・ペイシェント 絆のカルテ

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    病院をサービス業として位置付ける経営方針の中、クレーマー達の理不尽な要求に疲弊していく若い女性医師の物語。
    医療現場の崩壊を見ているようです。

    こういうのは嫌い(笑)
    現状の医療現場、その辛さを伝えたい物語なのだと思います。しかし、読んでいて辛く、いやーな気持ちになります。

    まずは、患者を患者様というサービス業にとらえる経営方針。なんだかな。
    今でもお客様は神様ですとか言って、理不尽な要求をするような風潮がありますが、それを医療の現場で振りかざすのはかなり嫌な気分になります。
    この経営方針そのものが気に入りません。

    患者への責任、さらに、経営への責任と医師にここまでの事を背負わせる考え方

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    2023年04月30日
  • ディア・ペイシェント 絆のカルテ

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    04月-12。3.0点。
    実家は富士山の麓で診療所を営む、女医の主人公。川崎市の中規模病院で勤務する。激務、ストーカーのような患者、強引な事務長など、問題山積み。。。

    読みやすい。勤務医の大変さがよくわかった。
    ラストがちょっと駆け足な感じだった。

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    2023年04月20日