作品一覧 2021/10/22更新 エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014 試し読み フォロー 官能小説「絶頂」表現用語用例辞典 試し読み フォロー 官能小説の奥義 値引きあり 試し読み フォロー 教養としての官能小説案内 試し読み フォロー 日本の官能小説 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 永田守弘の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 教養としての官能小説案内 永田守弘 十年一日のごとく見えて、社会の変化を取り入れている官能の世界の面白さを垣間見られた。ジャンルが多様で非常に奥が深いと感じた。 Posted by ブクログ 教養としての官能小説案内 永田守弘 [ 内容 ] 美少女から人妻、熟女、女教師、くノ一に尼僧。 少年ものに性豪もの。 凌辱系から癒し系まで―官能小説の世界は、欲深い読者たちの嗜好に応じて多種多様なジャンルの作品が淫らに咲きほこっている。 人びとの想像力を喚起し股間を刺激するために…。 こうした百花繚乱の表現世界は、いかにして形成され成...続きを読む熟したのか。 本書では、戦後の官能小説史を丹念にたどり、一時代を築いた優れた作家たちの名作と、彼らが骨身を削って生み出した表現技法を紹介しながら、この秘密に迫る。 [ 目次 ] 第1部 官能小説の歴史(カストリ雑誌からSM御三家へ―官能解放!;性表現の取締りは何をもたらしたか;ポルノ躍進の時代―北原武夫から川上宗薫へ;発禁本のセックスシーン;ポルノ六歌仙の時代;官能小説の隆盛―大衆化の時代;女流ポルノ登場!;大革命の時代―文庫シリーズ誕生!;おんなの時代の官能表現;群雄割拠―女のイマジネーション、男のテク;癒し系の時代;百花繚乱の官能小説) 第2部 官能小説の妄想力―ジャンルと表現技法(女の年齢によるジャンル区分;男の立場によるジャンル区分;女の職業によるジャンル区分;官能小説の文体;ジャンルの流行りすたり;時代官能小説のジャンル) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ] Posted by ブクログ 教養としての官能小説案内 永田守弘 大人の日記を書いている僕としては読まずにいられない本でした。「教養」という文字が僕に自信を与えてくれました。おかげでレジでは堂々と綺麗な女性店員さんに表紙を向けて差し出すことができました。 さて、内容ですけど2部構成でして、僕は第1部の「官能小説の歴史」が大変興味深く読むことができました。第2部は...続きを読むジャンル別の分析ですね。 一つ気になったのは、やはり男性の視線で書いてあるということです。実際には官能小説で感じてらっしゃるのは女性たちが圧倒的に多いはずだからです。 女性は堂々と書店で官能小説を買うことはないでしょうけど、実際にはネットでこっそり読んでる方が多いと思います。そういう点にも触れてほしかったなあ〜と思いました。 それでも貴重な資料となる1冊であることに間違いはありません。 Posted by ブクログ 教養としての官能小説案内 永田守弘 本書は、官能小説研究の第一人者である著者が、 官能小説について概観する著作です。 2部構成を取っており、 1部では、川上宗薫、藍川京さん、中村嘉子さん、草凪優さんなど 代表的な官能小説作家を紹介し、官能小説の変遷を追うとともに そこに描かれた社会や家族、男女の姿を検討します。 ...続きを読む つづく2部では、「OL系」「スポーツ系」など、官能小説のジャンルや、 官能小説特有の表現をつぶさに分類・解説します。 『四畳半襖の下張』事件、『チャタレイ裁判』で「わいせつ」と指摘された部分や 近年の男性の嗜好など、全く知らなかった話が多く興味深かったですが、 個人的に、もっとも印象的だったのは、 創作のために多くの女性と関係を持った川上宗薫が ガンで亡くなる間際に、『死にたくない』という闘病記を記したという記述です。 いやらしさよりも、とにかく著者の官能小説への愛が伝わる本作。 著者と同じように官能小説が好き…という方はもちろん 教養として知っておきたいという方には、つよくオススメの一冊です。 Posted by ブクログ 官能小説の奥義 永田守弘 奥義 とあったので、どんな内容化と興味があったが、歴史的な著述に始まり、描写しにくい事象をいかに冷静に、的確に表現するかを各作者が苦労した実態を理解できた.第3章の分類は良くできていると感じた.書いてみたい気持ちはあるが、なにせ実践回数が少ないので無理かな? Posted by ブクログ 永田守弘のレビューをもっと見る