まほろ駅前番外地

まほろ駅前番外地

555円 (税込)

2pt

映画化もされた第135回直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』の多田と行天が帰ってきた!相変わらず、汚部屋清掃、老人の見舞い、庭掃除に遺品整理、子守も料理も引き受ける多田便利軒。ルルとハイシー、星良一、岡老人、田村由良ら、お馴染みの愉快な奴らも健在。多田・行天の物語とともに、曾根田のばあちゃんの若き日のロマンス「思い出の銀幕」や岡老人の細君の視点で描く「岡夫人は観察する」など、脇役たちが主人公となるスピンアウトストーリーを収録。
※この電子書籍は、2012年10月に文藝春秋より刊行された電子書籍の表紙を変更したもので、内容に変更はありません

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まほろ駅前番外地 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    前作『まほろ駅前多田便利軒』は直木賞を受賞。切りのいいエンディングだったので、それで終わりと思いきや、この番外地でめでたく復活。
    ほぼ読み切りの7篇。ふたりの主人公(多田と行天)のハードボイルドさが若干弱まってはいるが、しゃれた会話と緩急のあるストーリー展開は前作以上。7篇はどれも同じ長さ。所定の枚

    0
    2025年05月03日

    Posted by ブクログ

    面白い!!便利屋という職業だからこそ有り得る(?)奇想天外な日常がとてつもなく面白いです。大きな事件が起きたり、ハラハラドキドキしたり…って事はないのに、飽きさせないのはすごい!前作の登場人物に絡んだ話が多かったのも、まほろファンとしては嬉しいですね。そして、多田と行天の相変わらずのゆるさ。これは癖

    0
    2024年01月23日

    匿名

    購入済み

    大好きな本です。
    もう何回も読み返しました。
    何度読んでも引き込まれます。

    0
    2023年10月17日

    Posted by ブクログ

    前作を読んでしばらく経ちましたが、改めて読み始めてもユニークな作品です。

    多田と行天だけでなく、他の登場人物のキャラクターもすごく良いです!細かな描写に潜む『人となり』の描き方や、シーンの作り方がとても上手だなと思いました。

    0
    2023年09月26日

    Posted by ブクログ

    前回の登場人物の生い立ちが語られており、2人のコンビ結束のおかげで解決といった感じになって仲良ささほっこりします。
    その中でも、曽根ばあちゃんのストーリーが好きです。おばあちゃんになっても、昔の恋話が出来るなんてとても素敵。
    最後には、2人の過去の残像が垣間見えて互いに寄り添う感じが友情のように見え

    0
    2023年09月15日

    購入済み

    番外編

    多田便利軒の二人の活躍?がまた見られます。
    まほろ駅前多田便利軒に出てきた登場人物たちの視点によるオムニバス形式の番外編集です。
    最後は行天の心の暗い部分が描写されていて、続編を読むのが楽しみになりました。

    0
    2022年01月03日

    Posted by ブクログ

    「まほろ駅前番外地」(三浦しおん)
    「まほろ駅前多田便利軒」の続編でスピンオフ連作短編集ですが、本編以上に、脇役だった登場人物が生き生き描かれていて引き込まれました。私は特に4編目の「岡夫人は観察する」が気になりました。多田という主人公はともかく真面目で、人が引き受けないような仕事を便利屋として、真

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    『まほろ駅前多田便利軒』の続編(というより、番外編?)との事で、前作では主人公だった多田さんと行天さんを、別のキャラの視点から見たストーリーが多かったです。
    前作を読んだけれども続きを読むべきかどうか迷っている方向けに、それぞれのお話をかいつまんで紹介します。前作を読んでいない方には訳が分からないと

    0
    2025年10月21日

    Posted by ブクログ

    思い出の銀幕が好き。

    ・菊子は行天に会って、策略と駆け引きを知った。つまるところ、恋を知ったのだった。

    ・一生、あの気持ちを知らずに過ごすひともいるだろうが、私は知ってよかったと思ってるよ。
    恋のことだけじゃなくて、あらゆること、嬉しい出来事も悲しい出来事も
    こうやって言えるように生きていきたい

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    多田と行天を、彼らの目線でなくその依頼人に語らせる建て付けになっています。
    版画のように、2人の心の機微が客観的に語られ、浮かび出てきますが、1番深く核心に迫ったのは最後の「なごりの月」でしょう。

    月は明るい部分しか見えないけれど、影の部分にも月はあり全体を構成している。
    多田にとってはそれは最初

    0
    2025年05月07日

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