【感想・ネタバレ】まほろ駅前番外地のレビュー

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Posted by ブクログ

面白い!!便利屋という職業だからこそ有り得る(?)奇想天外な日常がとてつもなく面白いです。大きな事件が起きたり、ハラハラドキドキしたり…って事はないのに、飽きさせないのはすごい!前作の登場人物に絡んだ話が多かったのも、まほろファンとしては嬉しいですね。そして、多田と行天の相変わらずのゆるさ。これは癖になります。

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2024年01月23日

匿名

購入済み

大好きな本です。
もう何回も読み返しました。
何度読んでも引き込まれます。

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2023年10月17日

Posted by ブクログ

前作を読んでしばらく経ちましたが、改めて読み始めてもユニークな作品です。

多田と行天だけでなく、他の登場人物のキャラクターもすごく良いです!細かな描写に潜む『人となり』の描き方や、シーンの作り方がとても上手だなと思いました。

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2023年09月26日

Posted by ブクログ

前回の登場人物の生い立ちが語られており、2人のコンビ結束のおかげで解決といった感じになって仲良ささほっこりします。
その中でも、曽根ばあちゃんのストーリーが好きです。おばあちゃんになっても、昔の恋話が出来るなんてとても素敵。
最後には、2人の過去の残像が垣間見えて互いに寄り添う感じが友情のように見えました。
また、2人のストーリーが続編で出たらいいのになぁと思います。

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2023年09月15日

Posted by ブクログ

いやほんと面白いな、ほんと面白い。
この感じめっっっちゃくちゃに好きだ、、、
最後の章で多田さんあなた行天のことめちゃくちゃ大事になってるじゃないの.......ってなるし、
行天が多田さんといることで少しずつ救われてたらいいなあ、なんて。思う次第です。
でもこの2人は劇的になにか展開しなくてもいい、ハプニングに遭遇しながら穏やかに生きて欲しい。
色んな人が色んな生き方して、あとがきでも書いてるけど突然ずどん!って心にくる一文をいれてくれるから三浦しをんさん作品本当にすき。

星くんのね、めちゃくちゃ悪人で口悪いのに一途で健康なところ大好きです。
岡夫人と星くんの話が好きだったなあ
でも由良くんと曽根田のばあちゃんの話もすきだなあ、全部好きだなあ(結局)

狂想曲読んだらおわりになっちゃうの寂しい

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2022年11月30日

Posted by ブクログ

前作を読み終わってすぐに、続編となる本作を探してしまった。たぶんもう、この世界から抜けられない…。
一つ一つの物語は、単独でもとても素晴らしいが、全体としての膨らみ深みは本当に素晴らしく、人も街も流れる時間も積み重なっていく日々も、確かにここにあり、「まほろ駅前」で触れ合いすれ違う程度に共に暮らしている、そこにいつの間にか自分も加わってしまっている。
次を買いに行かなくては。

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2022年10月07日

Posted by ブクログ

傑作と名高い(私の中で)まほろ駅前の多田と行天コンビが帰ってきた。変わらずトラブルに見舞われながら、個性的な仲間たちと右往左往。それでもちゃんと解決にまで持っていく二人がめちゃ愛おしい。絶対男二人のアレコレを描きたくてこの二人の話が生まれたのではないかと思うくらいバディ感が満載だ。ぜひ今後も楽しい便利軒を!

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2022年08月29日

Posted by ブクログ

読み終わった後、人間というものの存在がとても愛おしくなった。多様な人物が登場するこの小説は、その多様さでもって人間の在り方を描きだしている。愛するものに対しての接し方。忘れようと思っても心に有り続ける記憶。決して華美にでなく、自分の周りにある「普通」のことのように、それらは描かれる。前作の終わり、「幸福は再生する」という言葉が出てきたが、それぞれの人間にとっての「幸福」が、再生、というか生み出されていく。そう簡単ではないけれど、着実に、少しずつ。登場人物がどこかにいるような気になる描き方が好き。

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2022年08月13日

購入済み

番外編

多田便利軒の二人の活躍?がまた見られます。
まほろ駅前多田便利軒に出てきた登場人物たちの視点によるオムニバス形式の番外編集です。
最後は行天の心の暗い部分が描写されていて、続編を読むのが楽しみになりました。

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2022年01月03日

Posted by ブクログ

面白くて一気読み。

二人の関係性と、それを取り巻く周りのお客さんの距離感ややり取りのテンポがよくてどんどん読みすすめられる。
最後の終わり方から、続編が気になる。

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2024年05月06日

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前作で登場した人物1人ひとりに焦点を当てた番外編。前では脇役だった人を主人公とした話に、ちょいちょい多田と行天が出てきて、2人のケンカの推移も描かれるから、スピンオフでも楽しんで読めた。

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2024年04月04日

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スピンオフ、とてもよかった。星くんの話と岡さんの話が好きだった。多田と行天がいろんな人と関わりながら、少しずつ過去と向き合っていく様が微笑ましくてよかった。1話ずつの話の中心は前作に出てきたまほろ市の人たちだけど、ちゃんと依頼が終わったあとも関わり合いがあって、ふたりは1人になりたがってそうなのに、やっぱりちゃんと人と繋がってるんだなと思った。まあお互いがいるけどね。良いブロマンスを読んだ。

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2024年03月30日

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「多田便利軒」ではぎこちなく、あっさり描かれていた2人が、本書ではいい意味で人間臭く、重みをもって描かれています。2人の絡ませ方も、逆転しかけている立場や、嫌々言いながらも依存し合う様子も、前作より読み応えがあります。さて、勢いに任せて、「狂騒曲」を読むとしますか。でも、完結編を読んでしまうと、もう彼らには会えなくなると思うと読みたくない。そのくらい活字を通して、彼らに会っているのは楽しい。

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2024年02月06日

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三作目の狂想曲を読む前の段階としては、一作目だけで終わってた方がなんかよかったなという感想。スピンオフ的に脇役たちの背景が描かれているのは読み物としては面白いけど、一作目に描かれていた多田の元夫や元親としての苦悩が印象的だっただけに、二作目でそういったテーマがぼやけてしまった感じがある。文学的なものがエンタメになってしまったような残念感がなきにしもあらず。
でも見方を変えれば、人生とか世の中って当たり前だけど単独のテーマがあって流れているわけではなく、いろんな人の人生模様が絡まり合って紡がれていくものだから、テーマがぼやけることはある意味リアルだよなとも思う。
三作目がどんなようになるのか読み進めてみたい。

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2024年01月01日

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前作をベースに登場人物たちを深堀りしていくのが面白い。
一方、新たな出会い、亜沙子さんとの今後も気になる。

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2023年09月16日

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とても面白い。多田の視点じゃなくて脇役達の視点で描いたスピンオフってのがファン心理わかってるなー。どの話もすごくいいよ。岡夫人とユラコーの話がお気に入り。続きを予感させる展開だし次も楽しみ。

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2023年08月30日

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まほろ駅前多田便利軒 という直木賞受賞作品のスピンアウト作品とのこと。既刊を読んでおけば良かった。過去に含みのある便利屋の多田と行天、この二人に関わるお客の人生模様がコミカルに描かれる。前作を読みたい。

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2023年08月16日

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前作に出てきた登場人物の視点でそれぞれ語られていて、よりまほろ市に入り込めたような気になった。相変わらず各人物の魅力が詰まっていて面白い。

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2023年07月18日

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若干の気になるところを残して終わるから、3冊目も必然的に続けて読みたくなる。
久しぶりに読んだけど、やっぱり面白い。

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2023年03月27日

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 「まほろ駅前多田便利軒」のスピンアウト作品とのことであるらしいが、全くそんなことは露知らずに、前作を読まなかったが、断然楽しめた。その理由は便利屋を営む主人公多田啓介と行天春彦のキャラクター設定だけにとどまらず、出てくる依頼人の設定がしっかり、かつ生き生きとして、それらを包むかの様な、まほろ市の「丁度いい」感が成功の要因であろう。
 便利屋ということで、様々な依頼をされ、勿論苦悩や嫌な仕事もあるのであろうが、あまり重苦しくならないのは、便利屋二人の絶妙な掛け合いで物語が進んでいくからであろう。
 少しの人生訓は内包するものの、さらりとして意識させずに読ませていることは、まさに文章の妙なるところなのであろう。

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2023年03月16日

Posted by ブクログ

息抜き気分で読みましたが、主人公2人を取り巻く人々の目線から見た主人公達の姿が新鮮で、そんなに期待してなかった分、楽しく読めました。
しかも多田に恋愛の予感。。。続編(完結編?)がある事がわかり楽しみが一つ増えました^^

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2023年02月23日

Posted by ブクログ


多田便利軒の番外連作短編。
前作に続き、個性的で魅力的なキャラクターがたくさんでてくる。
今回の作品で岡夫人推しに。
主人公2人のやり取りや夫を客観的に観察している
聡明さと、多田にきゅんっとしているところが推せる。特に夫のカラオケの選曲について、北海道から南下しているというセンスのあるコメントには笑った。

小さな愛とか情とかがいっぱいつまった作品。

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2023年02月01日

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2022年5月にまほろ駅前多田便利軒を読んで、そのスピンオフストーリー
三浦しをんさんの小説に出てくる人々はとても魅力的
こどももお年寄りも人間くさくてチャーミング
スピンアウト小説楽しく読みました
とくに曽根田のばあちゃんと由来公の話しが好き
映画ドラマ観てないけど、瑛太と松田龍平ぴったりと思う

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2023年01月17日

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1巻で出てきた人達や新たなまほろ住民からの依頼をこなしていく短編集。

頑固なおじさんだと思ってた人が実は可愛い目的をもって多田便利軒を読んでいたことがわかったり、認知症のおばあちゃんの若き日の恋だったりを知れて解像度が高まった。

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2022年11月15日

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ネタバレ

『一生、あの気持ちを知らずに過ごすひともいるだろうが、わたしは知ってよかったと思ってるよ。』曽根田のばあちゃんのひと言グッときた。
こんな辛くて悲しい気持ちなんて知りたくなかったって思った時もあるけど、知ったことで人に優しくできる自分になれてる、はずなので結果オーライ!

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2022年09月20日

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まほろシリーズ第二弾。七つの短編からなる本作。東京の外れに位置する都市南西部最大の町「まひろ市」で便利屋を便利屋を営む多田と行天が帰ってきた。

忙しい日常の中で、誰かの手を借りられればな。と思ったりする。

「重いタンスの後ろに年金手帳を落としたとき」
「庭掃除をしなければいけないのに気乗りしないとき」
「買い物に行きたいのにぎっくり腰になってしまったとき」
「なんとなく誰かにそばにいてほしいとき」

そこで登場するのが、多田便利軒だ。なんでも引き受けます。仕事の腕前は「終わり良ければすべて良し」。そんな感じ。

そんな便利屋が過ごす「まほろ市」での平凡(?)な日常を描く作品で安心して読めます。

「だれかに必要とされるってことは、だれかの希望になるってこと」

日常のちょっとしたことに幸せが溢れている。

前作では、「幸福の再生」をテーマに物語は進みましたが、本作では、便利屋の周りの人物にもフォーカスが当てられ、便利軒の世界は一層広く、賑やかで、カラフルに楽しめます。二作目ではありますが、本作だけでも十分楽しめると思います。ただ前作「まほろ駅前多田便利軒」を読んでからであれば、本作を何倍も楽しめると思います。

「あ〜疲れたな〜」って「癒しがほしい〜」って

思う方がいましたら、まほろ多田便利軒に依頼してみてはいかがですか?

あなたの心を軽くしてくれること間違いなしだと思いますよ。

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2022年07月31日

Posted by ブクログ

前に読んだ本の続編というか番外編。短編が集まった感じ。
本編の内容はあまり覚えてなかったけど、それでも楽しめた。本編とは違い、主人公以外の視点が中心となって展開した。解説では「幸福の再生」が全体のテーマとされていた。言われてみれば確かにと思ったが、自分はそこまで読めていなかったので反省。全体のテーマを意識しながら読めるようになりたい。

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2024年02月21日

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まほろ駅前多田便利軒に登場する人物の過去や彼らを育んできた環境が人物像の輪郭をくっきりと際立たせてくれるストーリー。 早く次を読みたい。シリーズ化を強く希望

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2023年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新たな依頼人、星くん、岡夫人、由良公に視点を当てた短編集。もちろん便利屋視点も。最後の「なごりの月」では行天の中にある暗い何かが垣間見える。それは乗り越えられるものなのか。綺麗には終わらせてくれない本作。個人的には「岡夫人は観察する」が好きです。「ねえ。あなた案外、多田便利軒にの二人を気に入っているでしょう」「そうじゃなきゃ、大事な証拠集めの仕事は頼まねえよ」

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2023年01月11日

Posted by ブクログ

まほろ駅前多田便利軒の登場人物の短編。それぞれが個性的で、愛すべきキャラなので楽しんで読める。
最後は少し行天の暗い過去も垣間見える。

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2022年07月08日

Posted by ブクログ

便利屋の多田と行天の元へ舞い込む様々依頼。
お馴染みの依頼者さんたちの背景も少し見えてきて、さらに親しみが持てる。
相変わらず多田さんは貧乏くじを引く感じだし、行天の行動はぶっ飛んでるし。
この二人のつかず離れずな関係も変わらないのかな。
深いところにはお互い触れないような。
不思議な二人。
愛だの恋だの語るイメージはないけど、もう一度そんな幸せがあってもいいのにな。

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2022年06月19日

Posted by ブクログ

まほろシリーズの第二作は、スピンオフ作品。まほろに住む人々が主人公となって物語ることで、キャラクターたちの輪郭がより鮮明に浮かび上がり、息づかいまで伝わってきます。この作品を読むことで、第一作や第三作がより魅力的に感じられること間違いなし!

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2022年06月06日

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