角幡唯介の作品一覧
「角幡唯介」の「エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014」「43歳頂点論(新潮新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「角幡唯介」の「エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014」「43歳頂点論(新潮新書)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
夏に読めば良かった。
長野の秋は寒い。北アルプスも白くなりました。
ストーブの前から離れたくありません。すでに。
角幡唯介氏と荻田泰永氏がタッグを組み、今から約180年前にジョン・フランクリンという男が率いた探検隊の足跡を辿る為、2011年に103日間かけて約1600キロを徒歩で北極圏を旅したお話。
いやいや、探検家とか冒険家って何?
人?
同じ人間とは思えない…。
でもね、とっても面白かった。途中何度か吹き出した笑
口唇ヘルペスにボラギノールって笑
もうね、ありえない事の連続。
そりゃそうだよね、イヌイットでさえ行かないところを歩いて旅するのだから。
こんなすごい冒険話
Posted by ブクログ
はじめの方はなかなかページをめくる手がすすまなくて、少しずつしか読めないでいたけど、しばらくすすめると話にどんどん惹き込まれて、かわいそうと思ったら、次は笑い、その次は手に汗握るような緊張、同情、読んでる方の感情もいそがしく展開するような作品だった。あとがきでは、泣いちゃいました。そして極夜行に引き続き、私の人生では絶対に見ることのない景色を伝えてくれてありがとうございます、これが読書の醍醐味です!って思うのです。
そしてこんな生活をしてる角幡さんは、日本に帰ってきたときにどのような生活、感情になるんだろう。家族がいて、お風呂に入って、ご飯をたべて、冷暖房のある部屋で暮らすときに何を思うんだ
Posted by ブクログ
先日「バリ山行」と言う面白くない小説を読んだが、同じ感じだと嫌だなーと思いながら手に取ると「チベット・ツアンポー」の人と言うことに気付く、これは間違いないなと期待が高まる。
出会えて、良かった。著者が山行を行い、本書を書いてくれたことに感謝と思うほど良かった。
GPS等機器の発達により未開の地が無くなった今、地図を見ないことで、自分で未開の地を作りそこを冒険したドキュメンタリー。
私も山が好きなので同じ事をやってみようとは思わないが、ワクワクさせられた。冒険に対する意思の表現も素晴らしく、彼の世界に引き込まれる。
計4回の山行が行われているが、準備期間、実際の山行期間。1回終わったあと
Posted by ブクログ
こんなに明瞭に語って大丈夫だろか?と思ったら、後書きで、「こんな本を書いてしまったら、読者は、この人はもう書くことをやめるのだろうか、と受け止めるかもしれない。」と。まんまとそう思ってしまった。
しかもそれがめちゃくちゃわかりやすい。こんな私でも結論へと至る道筋で迷子にならなかった。
自身の冒険と、読書の経験とを混ぜながら、ある種の書評のような部分もあり。
三島由紀夫論は本当に素晴らしかった。めちゃくちゃ腑に落ちた。
内在と関係の話は、先日読んだ最首悟のなぜ障がいのある娘を愛するのか、という話とリンクしており、その解答を披露してくれたかのようで、めちゃくちゃスッキリしたし興奮した。
自と他の境