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植村直己、長谷川恒男、星野道夫――名だたる冒険家やクライマーが、なぜか同じ年齢で命を落とす。背後にあるのは、歳とともに落ちる体力と上がっていく経験値とのギャップ、すなわち「魔の領域」だ。二十代の頃、「体力の衰えは経験でカバーできる」と語る先達を「心中ひそかにバカにしていた」著者が、五十代を前に「その言葉は衰退の言い訳ではなく真理」だと思い至るまで、極地探検家ならではの圧倒的人間論!
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Posted by ブクログ
2026年初めの読書として最適だった。 自分は冒険家ではなく、体力などの点からいって、43歳が頂点かどうかは分からないが、20代、30代、40代、そしてそれ以降と、積み重ねた経験とフィジカルが合致しなくなることは、今年45歳になる自分にはすごく共感。 そして、自分自身がここ数年、なんかつまんないなぁ...続きを読むと思ってた理由も見えてきた気がする。 今年、大きな挑戦をする自分にとって、とても勇気を与えてくれる一冊だった。
2026年1冊目、43歳の現在読むことができた事は幸か不幸か分からないが、共感できる事は非常に多かった、もやもや考えていた事が明文化された事も良かった。 40代に突入し、人生に対する考え方は変わるし、それを肯定か諦めか、よく分からないが後ろ向きに捉える事は無くなってきた。 加齢に対する、恐怖・嫌...続きを読む悪感みたいなものは昔ほど無くなってきた。
自分は新型コロナワクチンで後遺症になったのが42歳の頃だから、本書でいうところの43歳が頂点というのとは少し趣旨が違うのだが、結果的にそれに近い状況であることに間違いはない。 またそのような後遺症があるかないかに関わらず、何かに思い悩んだり迷ったり後悔したりすることがほぼなくなった。もともと自分の...続きを読む思うがままに生きてきたのでそれは以前からそうだったといえばそうだったのだが、やはり10代、20代前半くらいまでは何かにならなくてはいけない、という思いに駆られていたのは間違いない。あのヒリヒリした生に真正面から向き合う姿勢はなぜあの頃にはあって今はなくなってしまったというか平たいものになってしまったのだろうか。それはある程度何かを成し遂げたという気持ち、安心感からくるものなのかもしれない。
同級生のカクハタくんだから、なんとなく同じ感覚で読める。 そして、同じように自分のこれからについて考えるきっかけとなる本。
著者の言う43歳頂点論に初めて接したのは『狩りと漂泊』だった。40代前半で体力と経験のバランスが微妙に齟齬をきたし、冒険家が命を落としてしまうという考察。その時も激しく同意したが、本書はさらにその周辺を深堀りしている。 43歳までの膨張期、43歳の頂点、43歳を過ぎて迎える減退期と、大きく3期...続きを読むに分けて論じているが、どれも面白い。取組んでいるアクティビティや、活動レベル、本業の有無等により、程度の差は大きくなるだろうが、みんな感じてきたことと思う。著者はまた、43歳を過ぎると、今まで考えもしなかった引退後の生活を考えるようになったことも43歳を頂点と考える要因雄一つに挙げている。家庭を持ったことも大きく関わっていることだろう。 最終的に50代を可能性に満ちたものと締めくくっておられるが、実はここにもう一つ視点が持込まれることになる。それは親の老いだ。著者の家族構成を知らないが、一般的に50代に入ると親は80代に入り、認知症があらわれはじめる。介護への関わりの濃淡にもよるが、親の認知能力が落ちていく様子を見ると、自身の将来設計に影響を与えるのは必至だ。 これからも著者の冒険行、作品を継続して読んでいくことになると思うが、一回り年下の著者がどのように50代を生きるのか、また、人生を切り開くのか興味は尽きない。
肉体的な能力は加齢に伴い右肩下がり、経験的能力は逆に加齢とともに右肩上がりで、その均衡点が43歳で、その時に最もパフォーマンスが出るのではないかという論旨。 全く異論はない。でもちょっとくどい。漂流する思考過程を見せられているようだ。確かに仕事でも年を重ねて役割は変わるし、家族など自分の周辺環境や...続きを読む制約条件は変わる。それはそれで面白いなと自分は思う。たぶん肉体的能力を冒険ほど必要としないので角幡さんのような切迫感がないのかもしれない。絶頂かどうかより、イマココを生きたいなと思う。
全力で生きているか、死んでないのは余白があるからだ、そして余白を埋めようとして冒険家は死へ向かう。 私は冒険家ではないが、日々の仕事、生活で、どこか本気を出していないように思え、自分に後ろめたさを感じているのは読んでいて共感した。 そのような思考も40をこえて薄まっているとも思う。 到達ではなく漂泊...続きを読むへ、という思考の変化もよくわかる。何かを成し遂げることよりも、世界を理解し繋がり、自分を更新したい。狭まりつつある可能性に抗って自己を拡大していきたい。 どうせ死ぬのだから。
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43歳頂点論(新潮新書)
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角幡唯介
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