極夜行前

極夜行前

999円 (税込)

4pt

4.2

天測を学び、犬を育て、海象に襲われた
本屋大賞ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞をW受賞した超話題作『極夜行』。その「エピソード1」といえる350日のすべて。

ノンフィクション界の話題をさらった『極夜行』。この旅を遂行するには3年の準備期間があった。何度も北極を訪れ、重ねた試行錯誤。これもまた命懸けの探検だった。この準備行がなければ極夜の探検は成功しなかったのかと思うと、起こった全ての試練が命を繋いだとも言える。『極夜行』と併せて読みたい。 特別寄稿・山口将大


※この電子書籍は2019年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

極夜行前 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    太陽が1日中登らない極夜期間の北極圏冒険の準備段階の話。
    馴染みのない地名ばかりなので、Googleマップで画像を見ながら読み進めた。

    一般人からするとイカれてるしか思えないこも挑戦が、なぜこんなに面白く感じるのか自分でも不思議に思うぐらい夢中になった。

    最後が衝撃、早く極夜行を読みたい

    0
    2024年07月12日

    Posted by ブクログ

    長い時間をかけて読んだ。
    そうするとこの冒険を追体験しているような感じがしてすごく面白かった。本を開けばそこには、何もかもを凍らせる極寒の大地が広がっていて、不思議と児童書を読むようなワクワクがあった。

    「極夜行」が面白くて手に取った本だったが、準備期間でもトラブル続きでヒヤヒヤする。もう、極夜が

    0
    2023年12月20日

    Posted by ブクログ

    素晴らしい行動と 素敵な文章表現能力
    「極夜行」を読んでから読むべき
    あとがき も 特別寄稿 も 最高

    0
    2023年01月28日

    Posted by ブクログ

    少しずつ極夜行に向けての準備が整っていく過程がワクワクさせられた。デポ設置旅行で次々と降りかかってくる問題などノンフィクションならではのリアリティーのある世界で興味深く読み進められた。
    当たり前だがすごい世界を探検してるので、非日常感が小説からも味わえる。これから極夜行を読むのがすごく楽しみ。ここか

    0
    2024年08月03日

    Posted by ブクログ

    文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい ◯
    その他

    本をひらけばそこはもう極地。
    いっきに果ての地に飛び込むことができる。
    絶対に行くことはないであろう世界の人々の息遣いを感じているような没入感は、久しぶり。

    白夜の世界において「われわれの行動を

    0
    2023年05月08日

    Posted by ブクログ

    極夜行の、その準備すら壮大だってことは、本編を読んで十分想像できていたけど、その通りでもあり、それ以上のスケールでもあって、ある意味こちらの方が読み応えがあったかもしれない。

    0
    2023年04月16日

    Posted by ブクログ

    極地にて太陽の出ない季節である極夜を旅された「極夜行」。その準備段階を描かれています。準備段階といっても、しなければならないことが多く、それ自体が旅であり、命の危険にもさらされる大きな物語となることを知ることができます。極夜を旅するための道具にしても、その選び方、入手方法、使い方の訓練など、課題と解

    0
    2023年02月11日

    Posted by ブクログ

    太陽の出ない漆黒の冬季の北極圏を、1匹の犬だけを連れて4か月間にわたり旅をするというプロジェクトを描いた「極夜行」。本書はその準備として著者が実行した北極域での行動を記録したノンフィクションです。
    冒険を「現代システムからの脱却」と位置付ける著者は、冒険において最も重要な”現在位置の確定”をGPSに

    0
    2022年11月11日

    Posted by ブクログ

    凡ゆる事に想像が及ぶというのは所詮幻想だ。寧ろそれは逆に情報が過多になった事による想像力の貧困を示す証拠に他ならない。 身も蓋もない言い方をすれば、極夜等単に暗いだけの世界である。だから極夜の本質は、外界の自然状況より経験する人間の内面に表れる。つまり極夜は客観的事象ではなく主観的経験なのだ。 闇の

    0
    2023年01月20日

極夜行前 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

角幡唯介 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す