空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む

空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む

作者名 :
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作品内容

チベットの奥地、ツアンポー川流域に「空白の五マイル」と呼ばれる秘境があった。そこに眠るのは、これまで数々の冒険家たちのチャレンジを跳ね返し続けてきた伝説の谷、ツアンポー峡谷。人跡未踏といわれる峡谷の初踏査へと旅立った著者が、命の危険も顧みずに挑んだ単独行の果てに目にした光景とは─。開高健ノンフィクション賞をはじめ、多くの賞を受賞した、若き冒険作家の野心作。

ジャンル
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文庫
ページ数
320ページ
電子版発売日
2013年03月08日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

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すべての事はもう一度行われている
すべての土地はもう人が辿り着いている
――――― 『マニアの受難』 ムーンライダーズ

今どき探検家ほど活躍が難しい職業もないだろう。マロリー、アムンセン、植村のような英雄の活躍はすでに前世紀の神話。今でも世界は驚きに満ちているが、前人未到の峰や秘境はほとんど残っていない。文中の著者のセリフは、世界中で共通する悩みに違いない。
「いったいどこを探検すればいいのかよくわからない」

そしてようやく見つけたわずか五マイルの、しかしながら人跡未踏の地、チベット・ツアンポー。
Google Earthで下調べして出かける、21世紀の探検の顛末は?
高野秀行さながらのエンタメ冒険譚を予想していたが、いやはや、これほど凄まじい展開になるとは。
名声を伴わない命懸けの行為。現代に生きる探検家の勇気と業に満ちたドキュメンタリーです。

空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2019年06月20日

    面白かったー!自分では1ミリもいってみたいと思わない冒険を(多少なりとも)追体験できる読書って最高だなー、と思う一冊。

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    Posted by ブクログ 2018年05月03日

     冒険家、角幡唯介が学生時代に訪れたのは、チベットの奥地に残された未踏のツァンポー渓谷の五マイルだった。

     英領インド時代の150年ほど前から現代に至るまで、ツァンポー渓谷は様々な冒険家探検家により調査が進んでいた。
     しかし、一番切り立った峡谷部の五マイルだけは未踏の地として残されていた。

     ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年08月19日

    高野秀行氏の著書で本書に興味を持ち積読。同氏との対談本が文庫化されなかったら、未だ積読だったかも知れない。ツアンポー峡谷の探検を、過去の探検家の伝記や早大カヌークラブOBの遭難という外伝を前半に配することで、著者の冒険行に深みを与える考えられた構成だし、その意図は対談で窺い知れる。常にじめじめした密...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月06日

    今の時代に、冒険なんて、、、と失笑されるのを十分本人も知って、
    他人にとってまるで、意味のないことをする。自分はわりかし好きです。

    効果があること、意味があること、原因と結果が予めわかっていること、
    今は、そういうことが、「行動する動機」になります。

    しかし、それでは、真の感動なんて、ないかもし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年03月17日

    チベットの奥地、世界最大と言われるツアンポー峡谷で未踏の区間を単独探検した日本人の 探検記。やはりノンフィクションは面白いし、著者は元新聞記者であり文章も秀逸。なぜ生きるのか、どうやって生きていることを実感するのかという問いは、普段考えることはないが、本当は大切なことを考えさせてくれる。

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    Posted by ブクログ 2017年08月15日

     なぜ本を読むのか。と問われたらどう答えるか。

     人生の指針とするためとか、教養を身につけるためとか、ボケ防止とか。
     いちいち読書の効用なるものを期待する風潮があるが、自分ならこう答える。
     そんなもん、読みたいからに決まってるじゃないか。
     あなたはなぜご飯を食べるのですか?と聞くぐらいおかし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年08月05日

    峠恵子「冒険歌手」のニューギニア探検に参加したユースケこと角畑唯介の著作。

    未踏の地を目指すいわば古いスタイルの探検を、一人で実行するという筆者の自分を追い込む姿に大学時代の友人の姿が重なった。

    『リスクがあるからこそ、冒険という行為の中には、生きている意味を感じさせる瞬間が存在している。』
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月10日

    船戸与一、高野秀行に続く早稲田大学探検部出身者。前者に漏れず、角幡さんの作品も面白かった。アグルーカの行方に続き、どちらも良かったので他の作品もどんどん読んでいきたい。

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    購入済み

    非常に良質なノンフィクション

    たたら 2013年03月19日

    非常に楽しく読めました。

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    Posted by ブクログ 2020年01月25日

    当時大学生の筆者が、チベット奥地にある人類未踏の「空白の五マイル」を2度にわたって探検するノンフィクション探検記。
    これまでの探検家が経てきたルート、探険史と自身の探検記が交互に出てくる構成で、それぞれの探検家がツアンポー発掘に対してもつ目的やモチベーションが違っていたのが面白かった。
    角幡さん自身...続きを読む

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