新・冒険論(インターナショナル新書)

新・冒険論(インターナショナル新書)

737円 (税込)

3pt

4.0

チベットで人類未踏の峡谷踏破、北極圏で闇の世界を80日間歩く極夜行……。数々の独創的な挑戦を行ってきた著者による冒険論。真の冒険の例として、ピアリーやナンセンの北極探検を挙げ、マニュアル化されたエベレスト登山やアドベンチャーレースなどを「スポーツ化した疑似冒険」と喝破する。日本人で初めて冒険の本質に迫った、画期的論考!

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新・冒険論(インターナショナル新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年03月12日

    ■メインテーマ
    冒険の本質とは?

    ■著者の主張
    未知の領域に自力で向かうからこそ、見えてくる世界がある。

    ■学んだこと
    冒険は、脱システムするからこそ日常を見直すきっかけになる。

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    Posted by ブクログ 2024年01月26日

    角幡唯介(1976年~)氏は、北海道生まれ、早大政経学部(早大探検部)卒のノンフィクション作家、探検家。
    『空白の五マイル』で開高健ノンフィクション賞(2010年)と大宅壮一ノンフィクション賞(2011年)、『アグルーカの行方』で講談社ノンフィクション賞(2013年)、『極夜行』で本屋大賞ノンフィク...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月01日

    脱システムをし、自由を手に入れることの難しさ。普段意識を全くすることができないが、システムの中で生活をしているということ。一見自由のようだが、管理されている。

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    Posted by ブクログ 2019年08月18日

    角幡くんの冒険、探検の定義がだいぶ深まってきたようで、なかなか読み応えがあった。昨今の著名な冒険家のやってることにも少ししっくりこないものを感じていたところとか色々自分の中のわだかまりをとくのに役立った。

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    Posted by ブクログ 2018年06月15日

    冒険とは脱システム、と言う著者の論展開はそれほど目新しいものではない。旅が日常からの脱出だというのと通底している。それでも、声を上げるのは現代社会があまりにもシステム化され管理されているからにほかならない。分かっているのにそのシステムから抜け出そうとしない、出来ない私であるから、著者の数々の冒険譚を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月28日

     本屋で手に取り目次を見ると、本多勝一さんの名前や彼が展開していたパイオニアワーク論が目に入る。僕も学生のころ熱心に読んでいたので、著者がどう解釈して自身の冒険に投影してきたのか、大いに興味がわいた。
     エベレストが初登頂された後は、ルートを変えたり、無酸素で挑戦したりとバリエーションを変えないと、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月20日

    20190120 著者の行動を説明する為の論文。理屈ではなく行動の裏付けが有るので読めるが理解できるかは各自の主義の問題。作者も理解される事は求めていないようにも思える。さて、この後、自分としてどんな行動を起こせるか。暖かくなったら考えよう。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年08月23日

    2018/4/8 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2020/8/20〜8/23

    角幡さんの冒険とは何か、について、まとめられた本。「探検というのはシステムの外側にある未知の世界を探索することに焦点をあてた言葉であり、冒険の方はシステムの外側に飛び出すという人間の行為そのものに焦点を当てた言葉だ...続きを読む

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