野坂昭如の作品一覧

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作品一覧

2022/05/27更新

ユーザーレビュー

  • エロ事師たち

    谷崎潤一郎賞候補に挙がり、純文学とは何か?を考えた一冊。
    性にひたむきなダメ男達が、無い頭を試行錯誤しながら(たまにちょっと頭が良い)馬鹿な事に突き進む会話劇。
    悔しいが終始愉快で話の展開も退屈せず楽しめた。陰毛が落ちてるに違いないと、女子学校に拾いに行く所など頭を抱えたが、他作では絶対に読めない...続きを読む
  • アメリカひじき・火垂るの墓
    1.著者;野坂氏(2015年没)は、作家・作詞家・歌手・政治家。実母の死別後に養子に出され、2人の妹も養子となる。野坂氏は神戸で罹災し、養父母を失い、浮浪児生活を送った。上の妹を病気で、下の妹を栄養失調で亡くす。「エロ事師たち」で作家デビュー。「火垂るの墓」等で直木賞、「同心円」で吉川英治文学賞など...続きを読む
  • アメリカひじき・火垂るの墓
    どれも、悲しかったり、怖かったりするのに、閃光が残るような、話でした。おもろいのに、強いこころが在るなど、なんだか一生忘れないような タマシイですかね。妙に現実的に、残りますね。特に、アメリカひじき が妙に好き。
  • エロ事師たち
    面白かった。
    澁澤龍彦やサドっぽくて好き。
    男性の情けなさ、それも究極の情けなさはやはりあれだったのか。
    登場人物が変な男ばかり!
    そこが良かった。
    ノーマルな男の話ではないので、まあ変態ばかりなのですがエロ事師たちが陰で棲息していてその後どうなるのか気になりページを捲る手が止まらず。
    うまく紡ぎ合...続きを読む
  • アメリカひじき・火垂るの墓
    でもこのように戦闘員以外の子供が悲惨な目に遭っていることを描いた本は、あまり読んだことがなかった。野坂昭如の本で初めてその悲惨さを知った。

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