裸の華

裸の華

715円 (税込)

3pt

舞台上の骨折で引退を決意したストリッパーのノリカ。心機一転、故郷札幌で店を開くことに。訳ありの凄腕バーテンダーやタイプの違う二人の女性ダンサーと店は軌道に乗り始める。しかし、私も舞台に立ちたい、輝きたいという気持ちは募るばかりで──。ノリカの表現者としての矜持と葛藤。そして、胸が詰まるような踊り子たちの鮮烈な生き様を描く、直木賞受賞作『ホテルローヤル』に連なる一冊。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「ホテルローヤル」の直木賞作家:桜木紫乃の長編。
    舞台上での骨折を機に引退を決意した元ストリッパーが、故郷札幌でダンスシアターを開き、バーテンダーや若い女性ダンサーとの出会いを経て自らの生き方を見つめ直していく様子を描いています。
    「表現者の矜持と葛藤」を絶妙に切り取り、鮮やかに展開していく感じはさ

    0
    2023年09月07日

    Posted by ブクログ

    『ストリップ』『ストリッパー』というものに対しての見方というか考え方が変わる。もちろんこれは小説だから、現実は違うところもあるだろうけど・・・真摯に生きてる人はもうそれだけで美しい。

    0
    2022年07月19日

    Posted by ブクログ

    ホテルローヤルをきっかけに出会った桜木紫乃さんの作品。ストリップもすすきのにも足を踏み入れたことがないけれど、そのきらびやかに見えながらも孤独でもある夜の世界の空気が伝わってきた。
    怪我で踊れなくなって新しい人生を始めようとするノリカ。タイプの違う若い二人に、踊り子として、女として、人生の先輩として

    0
    2022年02月24日

    Posted by ブクログ

    はぁっ、これは良い。桜木さんが元ストリッパーを描いたらこうなるだろうな、という予想を見事に裏切られました。四人の出会いが出来すぎているのと瑞穂さんのオチがソレかぁ・・・っていうガッカリ感も、JINさんの「あの」設定(経歴じゃない方)とみのりさんの師匠愛、そしてなんと言ってもオガちゃんだよね、補って余

    0
    2022年02月14日

    Posted by ブクログ

    この作品は怪我で引退した元ストリッパーノリカが北海道のすすきので再起をかけて奮闘する作品です。ストリッパーなど聞いたことはあるが、どんな職業なのか、そこで生きている人たちの葛藤、生き様はどんなものなのか、この作品で感じると思います。自分が帰る場所はここしかない、ノリカの奮闘劇です。

    0
    2021年08月13日

    Posted by ブクログ

    ストリッパーとかバーレスクとかダンスとか全く無縁で生きてきたけども。。。
    なぜだか興味津々なのです、ウン。
    完全に藤原紀香さんを思い浮かべながら読んでしまいました。

    0
    2021年07月21日

    Posted by ブクログ

    芥川賞読んだ以来、久しぶりに手に取ったけど、こういう本を書く人でしたか。。

    みんな優しくて、一生懸命で、潔くて、なんとも切ない。

    元ストリッパーの話で、時々すごい描写もあるんだけど、艶かしくて下品さが無くて、私も『小屋』に行ってノリカのダンスを見たいし、瑞穂とみのりもダンスも見てみたい。

    オガ

    0
    2020年12月05日

    Posted by ブクログ

    ストリッパーの物語ということで際どいシーンが随所に顔を出すけれどそれもスパイスとして凄みを増してくるのがとても不思議だった。
    札幌の景色の描写がとても素晴らしく地元民としては震えてくるほどに感動。ダンサーふたりと凄腕のバーテンの絡みもたまらないしノリカさんの心意気をどこまでも追いかけていたくなるよう

    0
    2020年09月29日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの桜木紫乃。
    ベストワンと言いそうになるけど なんかもう一冊すごい好きなのあった記憶が。
    でも間違いなく わたしの中の桜木紫乃ベストスリーに入る。
    途中 胸が痛くなるほど切ない場面はいくつかあるものの 全体として明るい仕上がり。こんな明るい桜木紫乃は初めてかも。明るいというか 軽やかさを感じ

    0
    2020年09月10日

    Posted by ブクログ

    足を痛めて北海道に流れてきた元ストリッパーのノリカさん。若いダンサーを集めて、ススキノでダンスバーを立ち上げる。店を手配してくれた不動産店の営業マンは、実は銀座の伝説的バーテンダー。新しい人生は成功するのか? 

    0
    2020年01月24日

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