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根室海峡に三姉妹の愛と憎しみの華が咲く。それぞれの愛を貫き、男の屍を越えた先に待つものは。直木賞作家が放つ波瀾万丈エンタメ! 解説は小説家・青山美智子氏! 24年5月から桜木紫乃、4作連続刊行! 第一弾『凍原』、第二弾『氷の轍』、第三弾『起終点駅 ターミナル』、第四弾『霧』と続きます。
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Posted by ブクログ
三姉妹の次女の話、次女。家を出て芸者として生きるその後相羽と知り合う、三浦と言う男の身代わりになって助けていただいた恩があると言い警察に出頭する。珠生は、この男相場を待とうと、心に決め出所後芸者を辞め、相羽組を作り、妻となる。事務の木村は、珠生にとって心強い相手、相羽の骨を海に返す時三浦を殺したのは...続きを読む木村で最後にポツリと話す全ては愛であった。
桜木紫乃さんはホテルローヤルを読んでから気になる著者の一人です。淡いカラーの表紙デザインと女の戦場と書かれた帯に惹かれて、書店で購入しました 主人公は北海道の裕福な家の3人姉妹 次女の珠生 珠生は息が詰まる実家を出てその暮らしを捨て、芸者になりそこで出会った相葉との恋に落ち結婚します。 しかし相...続きを読む葉は稼ぎ出しますが、世の中の裏の仕事をする男でした また沢山の妾までいて、、、 珠生とは対象に姉は政略結婚のように議員を目指す好きでもない男に嫁ぎます 妹も、、、 とのお話です。 珠生みたいな女性のストーリー好きです 女には色々な人生があるなあと感じさせられました どの生き方が正解でも不正解でもないし 好きになった男のために仕事を辞め、どんなに思うことがあっても支えるために頑張る でも強くて芯があって、揺らぎながらも筋が通っていていざという時には一人の足で立っていける珠生の姿に魅力を感じました 姉の智鶴の生き方が正統派かもしれないけど、私は珠生のような生き方がしたい 最後悲しいはずなのになぜか悲壮感が漂いません それは何があっても珠生は自分の気持ちに嘘をつかず生きてるからなんだろうなあて思いました 桜木紫乃さんの本やっぱり好きだなあ♡
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